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59 名前: 星の都 [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 22:39:32 ID:fatIanKa

星が夜空に瞬き、双月が優しくルイズの部屋を照らす、そんな夜。 既に大半の人は眠りの世界へと落ちている時間、この部屋の主たるルイズはむくりと起き上がった。 「……さむ」 寝ぼけ眼でポツリと呟く。どうやら体が冷えてしまったらしい。 そうはいっても既に浴場は閉まっているし、温かい飲み物を飲もうにも作る人がいない。更に彼女は四大系統魔法が使えないので今まで火を扱ったことすらほとんどなかった。 「ん」 寝ぼけた頭で暫く思案していた彼女であったが、何を思いついたのか、おもむろにカーディガンを羽織ると部屋を後にした。 おぼつかない足取りでルイズは裏庭を歩いてゆく。秋の夜風が寝起きの体には少々きつく、自分の体を抱くようにして目的地へと向かう。 時折強く吹く風に身体を震わせる。さすがにカーディガンだけじゃまずかったかな、と彼女は己の思慮の足りなさを悔やんだ。 「でも、もうすぐだし……」 部屋に戻るのも億劫だと彼女は考え、そのまま歩を進める。目的地も近いのか彼女の足取りも軽くなったようであった。 足早に建物の角を曲がり、ルイズは目的のものを発見した。 「あった…………あれ?」 ルイズの目的は、裏庭にあるサイト制作のお風呂。お風呂に入って体を温めようと思っていた彼女なのだが、何やら様子がおかしいようだ。 「火がついてる」 遠すぎてルイズには見えないが、どうやら先客がいるらしい。こんな時間にいったい誰が、とルイズは頭をひねる。 しかし考えたところで埒があかない。ルイズは闇夜に紛れるようにそっと、その先客の方へと近づいていった。 「……で、あんただったと」 「あら、ミス・ヴァリエール。起きていらしたんですか」 先にお風呂に入っていたのは、なんということはない、シエスタであった。 ルイズは寝ぼけていたので、彼女のいつもいるベッドの反対側まで気がまわらなかったのであろう。まったく気がつかなかった。 「むぅ」 「入りま……あ、お湯も取り替えましょうか?」 ここに来たということはお風呂に入りに来たのだろう、と考え、シエスタは聞いてみる。 貴族と平民が同じ風呂に入ることなど本来あり得ないし、ましてや一緒になどもってのほかである。 だがシエスタはルイズならば入るのかもしれない、と思っていた。 長く彼女のそばにいて、シエスタにとってルイズは友達と思えるほどに気さくな存在になっていたのである。

60 名前: 星の都 [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 22:40:56 ID:fatIanKa それでもさすがに一緒には入らないだろうとシエスタは風呂からあがろうとした。 「いい」 しかしルイズはそう言うと服を脱ぎはじめる。 「あの、ミス?」 「一緒に入る」 もう貴族と平民とで差別をしなくなったのか、シエスタだけ対等にみているのか、それともただ少し眠いだけなのか。 とにもかくにもルイズはどうやらシエスタと一緒に入るつもりらしい。 「そ、それなら少々薪を足していただけますか? ぬるくなってしまうので」 「ん」 慌て気味のシエスタに、ルイズは短く返事をすると脇に置いてある薪を全部放り込んだ。そして服を脱ぎおわるとシエスタがよけたスペースにスルリと入る。 「ふぁ……」 この世の極楽、と言わんばかりの表情でルイズは、ふぅ、とため息を漏らした。 いつもの貴族用の浴場と違い香りをつけているわけでもないが、寒いときに入るお風呂はやはり格別の心地よさがあったのだろう。 風呂に映し出された双月を眺めながら、暫しの間その心地よくさに浸っていた。 「……」 「あによ」 「い、いえ。べつに……」 一方、長いことシエスタはルイズを見ていたらしい、特に胸の辺りを。指摘されて初めてそれに気付いたシエスタは慌ててぷいとそっぽを向いた。 何気なく胸の辺りを腕で隠して。 「誰も取って食べたりなんかしないわよ」 「す、すいません」 今日のルイズはさりげなく鋭かった。彼女にはティファニアの胸を鷲掴みにしたという前科がある。 何かにかこつけて自分の胸も鷲掴みにされてしまうのではないか、というシエスタの本能的な反射をルイズは見破ったのである。 「さすがにそんなことしませんよね。はは……」 「食べたら私のも大きくなるかしら」 「ひっ―――!!」 「冗談よ」 眠そうな眼で言うルイズ、しかし見ようによれば眼が据わっているともいえる。そんな彼女の迫力に少々圧されぎみのシエスタであった。 「そうといえば……」 御返しです、とばかりにシエスタの反撃が始まる。特に胸の辺りの話で。 「おじいちゃんから聞いた話なんですが、女性の乳房って吸収されてしまうらしいんですよ」 「吸収?」 かかった、とシエスタは内心ニヤリとする。

61 名前: 星の都 [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 22:44:14 ID:fatIanKa 「はい。ある年頃になると女性は乳房、おっぱいが大きくなりはじめるんですが、その時に同年代の女の子と一緒にいることが多いと、  その女の子かどちらかの胸ばっかり大きくなって、もう片方の人が小さいままなんですって。なんだか性格まで両極端になるとか」 「そんな、ほんと?」 「ほんとです。私の村にとても仲良しなお姉さんが二人いたんです。ちょうど先日村で久しぶりにお二人に会ったんですが……」 「ま、まさか」 「そうなんです。一人はかなり大きかったんですが、もう一人は……」 絶句と共にルイズの動きが止まる。そして数秒の間、目を宙に泳がせていたかと思うと次第に震えだした。 「あの、ミス?」 内心、してやったり、と思っているシエスタであったが、ルイズの動揺っぷりには少し驚いた。 「ど、どどどどうしよう、シエスタ……?」 「どうしたんです?」 ルイズは急にザバッと立ち上がった。 「あの、ミス・ヴァルリエール、み……見えてますけど」 「ひ、ひ、ひひひひひひひ」 「落ち着いて下さい! ミス!」 いつぞやの虚無が使えなかった時に及ぶのではないかと思うほど、ルイズは傍目から見て明らかに泣きそうであった。 風呂に入っていたので涙か水滴かの見分けはつかないが、ルイズは目から溢れそうになるそれを堪えながら、必死に何かをシエスタに訴えかける。 ━━━そ、そんな眼で私を見ないで下さい ルイズの視線にシエスタは一瞬自分がしたことを悔やんだ。その眼には人を改心させることはおろか、同姓の保護欲をもかきたてるような可愛らしささえ備えていたのだ。 さすがは公爵家の末っ子といったところである。 「ひっ……ひぅっ……」 「ミ、ミス……?」 「ひっ、ひめさまにとられた〜〜〜〜〜〜〜!!」 そう言うなりルイズはシエスタに抱きついた。風呂に多少の波がたつ。最初はおろおろとしていたシエスタだったが、やがてルイズをしっかりと抱きとめる。 「ひっ……うぅ……」 「大丈夫ですよ、ミス。今からでも大きくなります」 「ホント?」 ルイズの声色が一瞬でかわる。どことなく目もキラキラしているようにシエスタには映った。 「えぇ、ホントです」 優しく応える。シエスタは何か当初の目的を見失ったような気がしたが、あえて気にしないことにした。 無邪気で可愛らしいルイズを見ているうちにどうでもよくなったのである。 「どうするの?」 62 名前: 星の都 [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 22:46:24 ID:fatIanKa ルイズの質問にシエスタの目がキッとしたものに変わる。それはですね……、と前置きした後に彼女は方法を語った。 「えっちぃことをします」 瞬間、ルイズがキラキラした表情のまま固まった。 「は?」 「えっちぃことをするんです」 聞き間違いかと思ったルイズだったがそうではないようだ。 「冗談よね?」 「真面目です。いやん、ばかぁんです」 言ってることは阿呆らしいが、彼女の目は真剣そのものである。 「でもそういうのって、好きな人同士が」 「ミス・ヴァリエールは私のことが嫌いなんですか?」 「そうじゃなくて、これは男女で」 「その準備なんですから!」 サイトのことに関してはいつも若干強気なところを見せるシエスタであったが、ルイズに対しては初めてであった。 思わずたじろいでしまうルイズ。 「その、やっぱり……」 「私はミス・ヴァリエールのことが好きです!」 シエスタの濡れた髪から水滴がひとつ、お湯へと落ちた。その音さえはっきり聞こえる程の静寂。 「わ、わたしも……きらいじゃ、ないわ」 以前、身投げしようとしたところを助け、励ましてくれた恩もあったが、何よりルイズにとってシエスタは、本音を打ち明けられる数少ない友人の一人であった。 好きか嫌いかでいえば、勿論“好き”である。 「それなら、いいじゃないですか」 シエスタはニコリと微笑む。 「目を閉じてください」 ルイズは何か釈然としなかったものの、あまり考えずに指示に従った。 ルイズが瞳を閉じたことを確認するとシエスタはゆっくりとルイズの方へと近づく。そのときに起きるちょっとした波で、ルイズにもシエスタが接近していることがなんとなくわかった。 少し体が強張る。 「ミス、力を抜いて下さい」 言われて抜ける力ならば最初から抜いているだろう。ルイズはガチガチに固まったままである。 シエスタはひとつ溜め息をつくと、彼女の脇を指先でなぞった。 「ひゃっ―――んむっ!」 思わぬ不意打ちにルイズが目を見開いたとき、すでにシエスタは彼女の唇をうばっていた。 二人の間に挟まれたシエスタの胸がルイズに押し付けられる形になる。 「んく……んっ」 ルイズは突然のことに呆気にとられて口が半開きになっていたので、シエスタは安々と彼女の口へと舌を侵入させることに成功する。 63 名前: 星の都 [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 22:47:52 ID:fatIanKa 彼女の舌はルイズのそれと幾度かの絡みを経て、頬の内側や歯の裏側など余すことなくその矛先を向けルイズの口内を味わう。 ルイズも最初は戸惑っていたものの、舌を交える口付けの甘美な心地よさに身を委ね、拙いながらも彼女自身の意思でシエスタの行為に応えた。 二人の口許から洩れるくちゅくちゅ、といった唾液の絡み合う淫靡な音と、 体勢をかえたりするときに起こる風呂の水音とのコントラストが絶妙なハーモニーを奏で、二人の脳へと染み込んでゆく。 最初のうちはシエスタがルイズを押し倒すような体勢だったが、いつの間にかルイズも彼女の背へと手をまわし抱き合うようなものへと変わっていた。 暫く二人は互いを味わっていたが、やがてどちらからともなくゆっくりと口を離す。 名残惜しむかのように二人の間には滑らかな曲線を描く銀色の橋がかかっていた。 「はぁ……はぁ……」 「どうでした? 初めての舌を交わすキスは?」 口付けの余韻に浸っていたルイズの頬が更に赤く染まる。 「ご馳走さまでした」 「なっ、な……」 茶目っ気たっぷりにそう言うシエスタに何も返せないルイズ。しかし態度からも彼女の感想は明らかであった。 「もう一回しますか?」 「え?」 「気持ちよくなかったなら、効果があんまりないので、もう終わりにしますけど」 今更のように今までの行為の理由を思い出すルイズ。口付けの気持ちよさに理由を忘れてしまっていたのだ。 ―――口付けだけでこんなに我を忘れちゃうのに、これ以上のなんて。 彼女は口付けの魔力に多少の恐怖を覚えた。しかし少しの恐怖は往々にして好奇心をそそるスパイスにもなる。 「そ、その、悪くは……なかったわ」 「ふふっ」 「なっ、なによ」 「いえいえ、なんでもありませんよ」 正直じゃないんですから、とシエスタは心の内で苦笑する。彼女にはルイズが気持ちいいと感じていることがバレバレであった。 ただ彼女の口からその言葉を聞きたくて悪戯をしただけ。 そして余りにも予想通りな反応に、思わず笑いが溢れたのである。

64 名前: 星の都 [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 22:48:54 ID:fatIanKa

「じゃあ、もう一度」 シエスタの言葉にルイズの表情が明るくなる。 ―――だ、だめです、ミス。か、顔が正直すぎます。 「どうかした?」 「い、いえ」 どうにか笑いを堪えようと顔に力を入れていたら、どうやら彼女が気付かぬうちに変な表情をしていたらしい。慌てて取り繕う。 シエスタは気を取り直し、ルイズの手を取ると今度はゆっくりと彼女を引き寄せ、優しくその唇を合わせた。 今回は不意打ちではないので、まずシエスタはルイズの上唇を舌でなぞる。それに応えるかのようにルイズも唇を開き舌を交える。 「ん……ちゅむ……んむ」 シエスタがルイズを抱きかかえる形となったので、ルイズの方が体勢は有利になる。馴れない彼女のたどたどしい舌が、シエスタの様子を伺うように優しく誘う。 シエスタはそのもどかしさに自分が一層高まっていくのを感じた。もちろんそんな状況に甘んじている彼女ではない。腕を無防備なルイズの背中へとまわすと、 中指を背骨に沿ってなぞりあげた。 「んぷはっ! ひああああああああ!」 効果は抜群だった。ルイズの背中を、暖かい湯の中にいるにもかかわらず、冷たい電流が走ったかのような感覚がした。 ━━━な、な、なにこれ!? 彼女はおもわずその刺激を弱めようと腰をくねらせる。 だがシエスタに抱かれているために逃げ道がなく、結果シエスタにより強く抱きつき秘処をすりつけるという、どうみても誘っているようにしか見えない行動をとってしまっていた。 「もう、ミス・ヴァリエールったら、そんなにシテほしいなら言ってくださればいいのに」 自分の行動を指摘され、彼女は顔が熱くなるのを感じる。 「ち、ちがっ━━━!」 「あら? 違うのですか。それは残念」 心底残念そうな顔をするシエスタ。 「あんたがやったんでしょうが!」 「なんの話ですか?」 彼女はとぼけながらルイズの臀部の方から手をまわし、ルイズが生まれてこの方触れたことのない未開の秘苑へと進めた。 「ひゃあっ!?」 それだけでルイズは、はしたない声をあげてしまう。 シエスタは途中まで指をすすめると、直接触ることはせずに周りの柔らかい部分を周回しはじめた。 まるでルイズに、自分はいつでも貴女の大事なトコロに触れられるんですよ、と言わんばかりに。 そして彼女の思惑通りに、ルイズは未だ自分でも直接は触れたことのない未知の領域を意識せざるを得なかった。 「だ、だめだめだめだめ……」

65 名前: 星の都 [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 22:50:15 ID:fatIanKa 小声で呟くルイズ。小声なのは彼女が本当は触れてほしいと思っているからなのかもしれない。 現に彼女はシエスタの手を払おうともしないで、ただ呟き続けるだけだった。 「本当に、ダメなんですか?」 未だシエスタの指は直接触れようとはせず、ルイズの肌の感触を楽しむ。 「っ――――――!!」 彼女の指は時折周回する半径を狭めて、あと少し、というところでまた離れてしまう。 「はぁ……」 既にルイズの足は力が入らずカクカクと震え、お湯の中でなければ座りこんでしまっていたであろう。 幸運にもシエスタの肩に添えた腕の助けもあってなんとか彼女は姿勢を保っていた。 「ひっ!」 「気持ちいいのになぁ」 シエスタはルイズの常時なら下着で隠れるギリギリのところに二本の指をあてると、ふにふにと力を入れたり抜いたりする。 それによってルイズの秘苑は間接的に開いたり閉じたりと、まるで何かを欲しているかのような動きになる。 そしてそこからはお湯とは違った液体が溢れてきていた。 「ん……んぁ」 ―――そろそろよさそうですね。 シエスタはそう結論づけると、ついにルイズの秘苑に指をあてた。最初はできるだけ優しく、その形をなぞる。 ―――初めての時はゆっくりと、優しく、焦らすぐらいで。 誰に教わったのか、ともかく敏感なルイズに過剰な刺激を与えないように、とシエスタは存分に触れたくなる自分の衝動をなんとか抑え、丁寧に愛撫する。 「いや、ふぅ、ん、くぅ」 ルイズはただ声を可能な限り我慢することしかできない。 今、彼女の頭の中ではシエスタに手を止めてほしいと思う理性と、どこか嫌いになれない刺激のその先を体験してみたいという欲望との葛藤が渦巻いていた。 「や、ら、め、だめ……」 最早ろれつも回らなくなってきたのだが、どうにか彼女に、拒否しているという体裁だけでもと理性が口を動かす。 だがそれは興奮を冗長させるスパイスの役割しかなしてはいなかった。 シエスタの指にルイズの興奮の証が絡み付く。 「あら、ミス・ヴァリエールのそこからなにか出てきてますね」 「し、知らない。知らないもん」 なにせ彼女にとって全てが初体験にあたるのだ。いままで知らなくても無理はない。 それでも出てくる理由には心当たりがあるらしく、必死に口を閉じて次々と襲ってくる悦楽を堪えていた。

66 名前: 星の都 [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 22:51:39 ID:fatIanKa 「ん……んむ……んっ」 一方シエスタの指は徐々にルイズの中に埋まっていく。 見るものさえいないが、彼女の指がルイズの秘処に隠れていく様は明らかに卑猥であった。 ―――は、入って……くるぅ。 埋まれて初めての異物が入ってくる感覚にルイズは身悶えする。 だがシエスタが念入りに愛撫をかさねたおかげか、初めてのわりに容易くそれをのみこんでいった。 「ふっ、ふぅ、ぅあ」 「さすがに初めてだけあって、締め付けがきついですね」 「や、あ、あぁぁぁ」 指でルイズの内側を一周なぞる。もう一周。さらにもう一回。 「は、あ、あぁ、ふぁん」 そして徐々にそのスピードをあげた。 「やぁぁ」 「淋しそうな此処にもキスしてあげましょうね」 「んんっ!!」 シエスタの唇がルイズの右胸に落ちる。 「あら? ミスったら体が冷えてしまっているじゃないですか」 実は二度目のキスのときの体勢のために、上半身が夜風にさらされ冷えてしまったのだ。 そして冷たさと快感の二つの意味で、ルイズの胸に慎ましくさえあった桃色がかった粒は、精一杯の自己主張をしている。 「暖めませんとね」 シエスタは舌全体を使ってルイズの胸を舐める。 「あ、あったかぁい……」 ルイズは冷えた体に突如訪れた温もりに光忽とした表情を浮かべた。 「片方だけじゃダメですよね」 シエスタの舌が、今度は左の胸へと降り、その頂きを犯す。 その感触のなかにルイズの胸のそれとおぼしきものを見つけたシエスタは入念に舌の中で転がす。 「ひゃっ……」 冷たく敏感になった体に優しく暖かい舌が絡む。それに秘処を堪能するかのような指の動きに、もうルイズは全く嫌悪感を示さなくなっていた。 「きもち、いぃ……」 するとその言葉を待っていたかのようにシエスタの指がスタッカートを刻むかのような動きに変わった。 「あっ、やっ、あ、あ、あ、ひゃっ、やぁ、あ」 意味を成さない声だけがこぼれる。そしてルイズのそこはその度にひくっ、とシエスタの指を締め付けた。 胸への、ルイズを包み込むような気持ちよさと、秘処への、彼女を高みへと押し上げる刺激的な快感が同時にせめる。 「や、あぁ、あっ、あ、あ、あっ」 また風呂の中であることがシエスタの秘処への愛撫が過度になるのを防ぎ、ルイズの初体験を甘美なものにする。

67 名前: 星の都 [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 22:53:29 ID:fatIanKa ―――もう逃げる心配をする必要はありませんね。 そう考えたシエスタはルイズの腰にまわしていた左手を離し、この時空いていたルイズの右胸へと置くとフルフルと震わせた。 「んんんっ!」 それはルイズのような、胸に描く曲線が少々流麗な女性にかなり効果的な方法であった。 ルイズにその典型をみるスレンダーな体型の女性には、揉むと刺激が強すぎる。それよりは振動を与える方がより快感を与えられた。 「ん……く……」 さらに胸をせめる舌の動きが荒々しいものに変わり、ルイズは最早限界に近かった。 「ら、だめ、なんか……くるぅ」シエスタの指を締め付ける頻度も増してきていた。 「それでは、とどめです。盛大にイッちゃってください」 「い……く……?」 言うや否や、シエスタは左手でルイズの胸の桃色の粒をギュッと挟み、口で他方の粒を吸いあげ、右手で今まで触れなかった淫蕾に触れた。

「ひっ! っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

音にならぬ声に、ただ口をパクパクとさせ、ルイズは初めての絶頂を体験する。 凄まじい快感の奔流に、身体全体に力が入り手足が震える。

―――な、なに、これぇ!!

体の奥を駆け巡る何か、頭の中に響くような衝撃にただただ驚く

「はふっ」 全てが終わった時、彼女の体の力が抜けた。 張っていた腕がふにゃりと折れて、ルイズはシエスタの、潤った白桃のような魅惑の果実へと沈む。

68 名前: 星の都 [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 22:55:03 ID:fatIanKa

「ふみゅ。んむふむぁ〜〜」 「ひぁっ?み、ミス、喋らないでくださいぃっ!」 シエスタにとっては誤算である。 突然支えを失ったルイズは、胸の中で窒息しそう、という世の男性の殆どが羨む状況の中に陥った。 今彼女たちが入っている風呂は元々それ用に作られたものではないため、ともすると滑りやすい構造である。 「もごもご……」 「あっ…あん…んっ、だめ……」 それ故にルイズの腕や足は風呂の面を捉えきれずに水音をたてるばかり。落ち着いていればなんということはない深さなのだが、彼女にはそれができなかった。 なぜなら現在ルイズの視界は病み付きになるような驚異のクッションに埋めつくされていたからである。 視界不良のなか彼女はたかだか風呂の中であるということを忘れ、無我夢中でもがいた。 「もごもご……」 「ひゃふっ!?」 だが、それがよくなかった。わけもわからず頭を動かしていると、それ自身の重みとお湯の浮力とで絶妙な刺激となってシエスタを襲う。 「ぶくぶくぶく」 「あ、や、んぁ、だ、だめぇ……」 「ぶぐぼっ!?」 更に、刺激を避けようとシエスタは胸を守ろうとしたことが、ルイズごと抱いてしまった。 ルイズは必死に手足をばたつかせてどうにか助けを求める。 ―――シエスタ、助けて!! しかしルイズの手足は水の抵抗を受け、絶妙な力加減となり本人の意思とは全く関係のないところでシエスタを蹂躪していた。 脇腹をなぞりあげ、 「ひゃふ!?」 臀部を揉みしだき、 「んぁん!」 鎖骨をなぞり、胸を荒々しく掴む。彼女としてはバタバタしてるだけなのだが、さすがは貴族、意識しなくてもメイドの相手ぐらい余裕、といったところか。 一方のシエスタも気が動転していた。ルイズが突然自分の双子の果実へと顔を埋めてきたのだ。 まさか自分が引き起こしたとは露知らず、ルイズの“無我の境地”が与える甘美な刺激に、じわりじわりと高みに誘われていく。 「きゃっ……ひっ…やんっ…」 「こぽ」 シエスタにヘッドロックされたルイズは、これまた思いと裏腹に、とどめとばかりにメイドの胸を思いきり鷲掴みにした。 「っ――――――!!」

69 名前: 星の都 [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 22:56:17 ID:fatIanKa シエスタは音にならない声をあげる。最初に感じたのは激痛。 当然である。ルイズの手に彼女を気持ちよくさせてあげようという意思などひとかけらもなく、ただ助かりたかっただけなのだから。 しかし揉みこまれたままの果実がもたらしたのは痛みだけではなかった。 「はふ……少しだけいっちゃいました」 体を刺すような痛みに隠れ、奥にじんわりと届く快楽が追い詰められていた彼女にとどめをさした。 ―――とんだ、伏兵ですね。 腕の力を抜いてルイズの方へ向く。 「あれ? ミス?」 浴槽には桃色がかったブロンドのワカメが浮いていた。 何気に命の危機である。

「し、しっかりしてください! 死んじゃいやですっ」 確かに死因が『胸の中で窒息死』では、死んでも死にきれないであろう。 「え、え、えっとこういうときは……」 まさかメイジ達を呼ぶわけにもいかず、シエスタは思案したあげく村に伝わる応急処置を施すことにした。 「心臓マッサージとっ、人口呼吸ですっ」 ちなみにこれより前に脈拍と呼吸の有無を確認しなければならないのだが。 「すぅー」 シエスタは思いきり息を吸い込み、 「んむ」 ルイズの唇を塞ぎ、 「ふぅーーーーーーー」 ルイズへと息を送りこもうとした。そしてルイズの鼻孔から抜けていった。

俗にいう、“失敗”である。

「えぇと、つぎは」 心臓マッサージをしようと思ったのだが、風呂の中にいるため習ったとおりにできそうもない。 「でも、要はマッサージできればいいんですよね」 彼女はルイズを抱えながら、なんとかマッサージをしようとした。 もみもみ、 「こんな感じでしたか?」 もみもみ、 「えぇと、もうすこし下だったかも」 もみもみ、 「あ、こうだったかな?」 もみもみ、とまったく心臓マッサージになっていない。

俗にいう、“おっぱい”である。

70 名前: 星の都 [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 22:57:43 ID:fatIanKa

「んぁ?……けほっけほっ」 「ミスっ、気づきましたか」 偶然にも、ルイズは意識を取り戻した。肺に入ってしまった水分にむせてしまう。 「よ、よかったぁ」 シエスタは胸をなでおろす。 一方ルイズは暫く現状の整理をしていた。 シエスタによって赤子のように抱き抱えられ、シエスタのどこか温かみのある顔が自分の目の前にある。 彼女は肩で息をしながら、体をシエスタへと完全に預けていた。心なしか胸の鼓動も速い。 ―――あれ?何か胸がドキドキして…… 「―――って、死ぬところよ!! 助けなさいっ」 当初こそ気づいていなかったものの、シエスタはルイズを助けようとしたことは明記しておくべきであろう。 「えぇと、萌死に?」 「溺死よっ!」 なんとも、噛み合わない会話である。 「ふんとに、もう」 のらりくらりとかわすシエスタに肩透かしをくらったルイズはむすっと膨れたままシエスタへ身を預ける。 ちゃぽん―――。 ルイズは指で水面を叩いた。 そしてシエスタの胸のなかで先ほどの絶頂について思いをはせる。 ―――あんなにすごいなんて。 「ふふ、お気に召して頂けましたか」 シエスタはルイズの背中に手を回しながら、今度は優しくルイズを抱きしめた。 ルイズは暫しの逡巡の後にポツリと答える。 「溺れるのはいやだわ」 「そ、そうですね」 シエスタは苦笑するしかない。 「でも」 と、ルイズは付け加える。

「もう一回ならやってもいいかな……」

シエスタの肩に頭を乗せる。彼女の胸の中の柔らかさと暖かさは、ルイズにどこか母親や姉を思い出させる。 貴族としての矜持から、できる限り人との肌と肌の触れ合いを避けてきた彼女だったが、どうやら考えを改める必要がありそうだった。 ―――たまにはこういうのも。 落ち着く友人の体に抱かれそんなことを思う。 ―――私には知らないことが多いわね。 若干の決意をにじませながら少女はその温もりに身を委ねる。 シエスタもただ暖かく、ルイズの少々冷えてしまった肩にお湯をかけてあげていた。

71 名前: 星の都 [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 22:59:17 ID:fatIanKa お湯の暖かさがじんわりと体に染み込んでいくのを感じながら、ただゆったりとする。それだけのことが、嬉しいと少女は思った。 思えばこの一年は少女にかなりの変化をもたらし、それだけに急ぎ足できていたのだろう。 このメイドと出会ったのも――それより前から何度か見ていたはずではあるが――そのころだった。 ―――ところで、私はシエスタを暖めることができるのかしら。 自分だけではずるい。そんな気がして少女はシエスタの背中へと腕をまわす。 「え……?」 ちょっとした驚きの声。だが何も言わずにそのままシエスタを抱きついた。 自分の顔が恥ずかしさに赤くなっているのがわかる。シエスタに見られないのに少し安心するルイズ。 抱きしめてより一層、彼女は気持ちいいな、と思う。そのまま寝てしまいたいとさえ思った。 そして抱きしめてみて初めて、ルイズは少女の肌の綺麗なことに気づく。 ―――いいなぁ。 貴族と比べても引けをとらない、キメの細かい肌。自分よりも綺麗かも、と素直に感嘆した。 ―――なんかどんどん自分が不利になっているような。 彼女のいいところを見つける度に比べてしまう。だからといって人のあら探しをするのは信条に反する。 ルイズは、自分がもっと頑張ればいいんだ、と心に念じた。 ―――サイトのためにも、シエスタのためにも。 余りの心地良さに瞼が重くなってきた。全身の力がほどよく抜けている状態で、長い時間いたからであろう。 時間帯もある。極上の布団もあった。 ―――黒髪か……。 眠気のために少しまどろみながら眼前に映るシエスタの髪を見てルイズはそんなことを思う。 ―――私は何かと黒髪に縁があるらしいわね。 「私、小さい頃この髪あまり好きじゃなかったんですよ」 「え……?」 知らないうちに声になっていたのか、シエスタはそんなことを語りだす。 「ほら、この世界にあまり黒髪の人いないじゃないですか。茶髪や金髪は多いですけど。  それで周りの人からいじられる種になっていたんです。周りの子は何となくやってたんでしょうけど、私には辛かった。」 遥か昔を思うかのようにシエスタは空を眺める。

72 名前: 星の都 [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 23:00:41 ID:fatIanKa 「でもこの学院で友達もできて、何より同じ髪をもつ人が来てくれた」 シエスタは平民なのに貴族に立ち向かい、そして勝った。偶然にも同じ髪の色の少年を思い浮かべる。 「だから、今では結構好きなんですよ。この髪」 最後に好敵手たる彼女に、 「だって大好きな人とお揃いなんですから」 言って暫し待っていた。相手からの反論を。 「ミス……? ……寝ちゃいましたか」 ふと首を傾け彼女の顔をのぞく。いつもシエスタといる時には見せない、安らかな寝顔であった。 ―――こんな顔を、するんですね。 大切に育てられた末っ子らしい無邪気な甘えるような表情。恐らくは使い魔の前でも見せないのではないか。 双月に照らされたルイズの表情は見るものを和ませた。シエスタはそっと、ルイズが眠り易いように体勢を帰る。 そして満天の星空を見上げる。 ―――私にもこんな友達ができました。 誰にいうでもなく、心の内で呟く。まさか貴族の方と友達のように接するようになるとは、誰が想像できただろうか。 彼女は友人の細く頼りなげな体をしっかりと抱く。 ―――お人形さんみたい。 シエスタは微笑みを浮かべ、村に伝わる子守唄を歌い始めた。 ゆっくりと、優しく、夜空に吸い込まれる歌声は、ルイズに届いているのかはわからない。 だが少女もまた微笑んでいたのは確かだった。

〜fin〜