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64 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/07(木) 23:50:32 ID:JXKAwJlz 朝目が覚めると、そこに才人はいなかった。 バカメイドとピクニックに行って、昨夜は帰ってこなかった。 まあ、大雨が降っていたし、帰れないのは仕方ないのかもしれないけど。 帰ってこないってどういうことよ。 もう私を置いてどっかいっちゃったりしないんじゃなかったの。 バカサイト。バカサイト。バカ…。 枕を抱きしめ、ルイズは才人を想う。 才人の温もりを思い出す。 才人の肌の感触を思い出す。 才人の、匂いを思い出す。

「サイトぉ…」

甘い声が、自然と口から漏れる。 口からついて出たその名前は、薄闇の中で幻影を結ぶ。 それは、ルイズにしか見えない「イリュージョン」だった。 ルイズの横には、見えない「サイト」がいた。

「どうして、何もしてくれないの…?」

指が、淫らに自分の胸を撫で回す。 サイトがしてくれないなら、自分でするしかないから。

「どうして、見てるだけなの…?」

擦り付ける太股の内側が、湿った音をたてはじめる。 見て。触って。襲ってもいい。ちゃんとしてくれるなら、知らないフリ、してるから…。

「お願い、サイトぉ…」

はぁ、とため息が漏れ、股間に手が伸びる。 そこは確かに、濡れていた。 想像の中では、ルイズは才人に犯されていた。 まるでルイズの意思を無視するように、乱暴に腰を打ちつけ、犯す。 しかし想像の中のルイズは、それを全て受け入れ、娼婦のように乱れている。 ホントウハ、アアサレタインデショ…? ルイズの中の何かがそう囁く。 違うもん。サイトはあんなことしないし、私もあんな…。 デモアナタハ、シテホシインデショ…? 違う、違う、違う。 デモ、ユビハトマラナイノネ。イケナイコ…。 心の中の声に嬲られるように、ルイズの指は止まらない。 ショーツをずらし、秘所をかき回し、快楽を得ようと蠢く。

「サイト、サイト、サイトぉ…!」 「おー。呼んだかー?」

がちゃっ。 いきなりドアが開き、才人が帰ってきた。

「え?」 「えっ…」

今まさに才人の名を呼び、絶頂に達しようとしていたルイズの動きが止まる。

「あ、あの、ルイズサン…?」 「いやああああああああああああああああああああああ!!」

ルイズは、抱えていた枕を全力で才人に投げつけた。

65 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/09/07(木) 23:51:38 ID:JXKAwJlz 一応「森の中」の続編ですが、単体でもOKなように仕上げます。 すいません続きはまた後日になりましゅorz 明日早番…(汗

110 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 18:52:22 ID:Gvsu6/Gw 見られた。サイトに見られた。 羞恥の余り泣きそうになりながら、ルイズはベッドの上でシーツに包まっていた。 少し開いた部屋のドアをちらちら気にしながら、思い切り後悔する。 恥ずかしい。死んじゃいたい。 しかも、自分は思い切り才人の名前を呼んでいた。 そういう風に見てたって、思われちゃう…。 ハシタナイ女の子だって、思われちゃう…。 サイトに、嫌われちゃう…。 ルイズの頭の中は、すでにぐちゃぐちゃだった。

当の才人といえば、ドアの外で所在なげに枕をいじっていた。 な、なんだったんだアレ…。 当然ルイズのオナニーである。 し、しかも、お、オカズはひょっとして、オレ…? ひょっとしなくてもルイズは才人の名前を呼んでいた。 混乱しながら才人はルイズの投げつけた枕に顔など埋めてみる。 ルイズの匂いがした。

どの位そうしていただろう。 充満した気まずい空気を払ったのは、ルイズの声だった。

「入って、サイト」

言われるままに、才人は部屋に入る。枕を抱えたまま。 ルイズは相変わらずベッドの上で、シーツに包まっている。 気のせいか、その顔は今にも泣きそうだった。

「キライになった…?」

シーツの中から、ルイズが上目遣いでサイトに尋ねる。

「…え?」

なに覗き見してんのよ変態、死んじゃえ犬、とか罵倒の台詞とか、足か魔法の一撃くらいは覚悟していた才人だったが、ルイズの言動は才人の予想の遥か上を行っていた。

111 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 18:53:32 ID:Gvsu6/Gw 「こ、こんなはしたない事する子、サイトきらいでしょ…」

言ったルイズの頬に、涙が一筋、流れる。 自分で言った言葉に、じぶんで傷つけられているのだ。 サイトは私が嫌い。 キライ。キライ。キライ。 頭の中で反芻される言葉に、ルイズの心が切り裂かれていく。

「え、えっと」

突然泣き出したご主人様に、才人は言葉を失う。 ここは、慰めないとイカンのだろう、男としては。

「き、嫌いになんかならないよ」 「…え」

どん底に落ちかけていたルイズの心を、才人の言葉が救い出す。 しどろもどろになりながら、才人は続ける。

「そ、その、オレだって自分でする事あるし、ルイズオカズにしたことだって何度も…あ」

しまった口が滑った。 二人の間に流れる妙な空気。

「……」

ああ、ルイズの目が冷たい。 このヘンタイ!死んぢゃえ!とか思ってるんだ。 ああ、死にます。犬めは死ねといわれれば、死んでしまいます…。

「サイト、私でシタことあるの…?」

きゃあああああああ。告死天使が舞い降りたぁぁぁぁぁぁ。 絶望のどん底で、才人は応える。

「は、はい」 「何回くらい?」 「えっと、覚えてません」 「覚えてないくらい、し、シタの?」 「は、はい」

どどどどどどどどうしよう。 サイトもしたことあるって。それも私で。 つ、つまり、想像の中で二人はシちゃってるわけで。 混乱したルイズは、次の瞬間とんでもないことを口走っていた。

「ね、ねえ」 「はい?」 「男の子って、どうやってするの…?」

なんですと?

「私のも見たんだから、今度は、サイトが、し、シテみせてよ…」

117 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 20:57:34 ID:Gvsu6/Gw とんでもないルイズの要求に、サイトは思わず反論する。

「むむむ、無理だって!できるわけないだろ!」 「で、でも、一人の時はシテるんでしょ?」

二人とも相当頭が沸きあがっている。 お互いにとんでもないことを口走っているのに気づいていない。

「一人の時はそうだけどさ!今ルイズいるし!」 「わ、私がいたらどうだっていうのよ?」 「恥ずかしいだろ!」 「私だって、私だって、死ぬほど恥ずかしかったんだから!  嫌われるかと思ったんだから!ばか!」

言ったルイズの目尻から涙の筋が一筋、走った。 卑怯。ルイズさんソレ卑怯。

「わ、わかったよ」

言って才人は立ち上がり、ルイズに背を向けてズボンに手を掛ける。

「お、お前がしろって言ったんだからな!」

そしてズボンと一緒にパンツを降ろすと、ルイズの方に向き直る。 ルイズのオナニーを見て完全に勃起した才人自身が、そこで脈打っていた。

「あ…」

こんなおっきいんだ。 こんなのが入るんだ。 そのテの本で得た知識だと、コレをいじると、殿方はとってもキモチがいいらしい。

「な、なんだよ」

あまりにルイズがまじまじと凝視するので、思わず才人は引いてしまう。 ルイズはふといたずら心に唆され、ソレを指先でつついてみる。

「えい」 「うひゃっ」

思わず声を上げ、腰を引く才人。

…なんかカワイイ。

今度は、持ちやすそうな竿の部分を握ってみる。 予想外の不意打ちに、逃げるのが遅れる才人。

「わ、なんかビクビクしてる」 「ちょ、ダメだってルイズ!」

それが刺激を与える最良の手段とも知らず、、ルイズは無意識に、握った指を前後にグラインドさせる。

「うわ、ちょ、ダメだって!」

118 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 20:58:27 ID:Gvsu6/Gw 予想外の刺激に、才人は身じろぎひとつできなくなってしまう。 そして、惚れた相手の送り込む快感に、才人は即座に限界を迎えた。

ビュビュッ!

才人の肉棒から白い液体が迸り、ルイズの顔を汚す。

「きゃぁっ」

ルイズは思わず顔を背けるが、間に合わない。

…あ、こんなに熱いの…。

強烈な牡の匂いと温度に、ルイズは驚く。 それと同時に、下腹部に点る、熱い何か。 夢の中の才人を求めるときに感じていた、何か。

「ご、ごめんルイズ!こんなつもりじゃ」

慌てて才人は拭くものを探す。 しかしここで拭くものといえば、今ルイズが抱え込んでいるシーツくらいしかない。 当のルイズは、惚けたように才人を見つめている。

「サイトぉ」

少し怒ったような声で、ルイズが呟く。

「は、はひっ」

今度こそ、終わった。 さようならオレ。そしてありがとうオレ。 しかし覚悟を決めた才人の目の前で、信じられない光景が展開していった。

「サイト、自分ばっかり、ズルい」

そう言いながら、ルイズはシーツを手放し、腰に手を伸ばす。 するすると濡れたショーツを脱ぎ去り、ころん、とベッドの上に仰向けに寝転がった。

マテ。まさか。

「わ、私もキモチよくして…」

126 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 22:39:02 ID:Gvsu6/Gw 桃色の核弾頭が降ってきた。 母さん…オレ、星になります。

「い、いいの?ルイズ」

爆発しそうな心臓の鼓動とともに、才人は尋ねた。

「う、うん。サイト、ちゃんと見せてくれたし。  そ、それに私も、なんかガマンできない…し」

言いながら、ルイズは閉じられた足を自分で開いた。 そこは、先ほどの自慰行為と、才人の精を浴びたことによる興奮で、濡れていた。

「は、恥ずかしいんだから、早くしてよね…」

真っ赤になった顔を背け、ルイズは言う。 開いた足は閉じないまま。

では遠慮なく。 才人、イキまーす!

才人は、いきなりルイズの割れ目を舌で舐めあげた。

「ひゃあっ」

ルイズの背中に電流が奔る。 それは自分一人では決して得られない快感。 想像の中の、才人に抱かれている自分だけが、知っている快感。 今度は、舌先でルイズの中をこね回す。

「ふぁんっ」

悪寒にも似た強烈な快感に、ルイズの声と背筋が踊る。

キモチよすぎて、ヘンになるっ…!!

今度はあふれ出る液体をすすり上げ、全体を舐めまわす。

「だ、だめえ」

ギュっとシーツを握り締め、ルイズは快感に震える。 次の瞬間、ルイズの体を電流が駆け抜け、ばね仕掛けのようにルイズの背筋がビクンっ、と撥ねる。 才人が、充血して膨らんだルイズの肉芽を吸い上げたのだ。

「ーーーーーーーーーーーー!!」

目の前がホワイトアウトし、意識が飛ぶ。 ほんの少しのタイムラグのあと、ルイズが見たのは、自分に覆いかぶさる才人。

「ル、ルイズっ」

127 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 22:39:45 ID:Gvsu6/Gw 熱い吐息がルイズの顔にかかる。 次の瞬間、ルイズの唇は塞がれていた。

「ん、んんー!」

突然のキスに、驚くルイズ。 そして、股間に当たる熱い何かに、ルイズの意識が覚醒する。

あ、サイトが、当たってる…! しちゃうつもりなんだ、サイト。 で、でも大丈夫だよね、今なんか腰から下痺れてるし。 痛くないよね、たぶん。

そんなはずはなかった。 才人に引き裂かれたルイズは、激痛で、思わず才人の首筋に爪を立ててしまった。

「いた…いぃっ!」 「くっ…!」

才人も、その痛みに理性が少し、戻る。

ヤバ。勢いでしちゃった。 ルイズ、怒ってないかな…?

「ご、ごめんルイズ。でもその、止まらなくて…」 「うう、痛いぃ…」

自分の言葉に応じることもせず、ただ痛みを訴えるルイズに、才人の心が痛む。

「ごめん…」 「はぁ、はぁ、はぁ…」

才人が動きを完全に止めているせいで、だんだん痛みが治まってきた。 しかし才人はそうもいかない。 キュウキュウと締め付けてくるルイズのそこは、まさに快感の坩堝だった。 首筋を削られる痛みに戻ってきていた理性も、だんだんその快楽に押しやられていく。

「うっ…だ、だめだ、抜いていい?ルイズ」 「…ダメ、絶対ダメ」

やっと痛みが治まってきたのに、今動かれたら水の泡だ。

128 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 22:40:30 ID:Gvsu6/Gw しかし、才人はそれどころではなかった。

ヤバい。抜かないとマズい。絶対まずい。

それが証拠に、才人のソレはだんだんルイズの中で大きくなって…。

「ご、ごめんルイズっ!!」

それは爆発の兆候だった。 ルイズがそう気づいたときには、才人はルイズの中に精液を吐き出していた。

「あ、や、出てる、出てるよぉ…」

サイトの迸りは、ルイズの中から溢れるほど続いた。

129 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 22:41:01 ID:Gvsu6/Gw

「…バカ犬」

ベッドの上で小さくなって丸まっている才人の背中に、ルイズは怒ったように言い放つ。

「すいましぇん」

才人が情けない声で謝る。 どっちが悪いとか言い出すと泥沼化しそうなので、才人はひたすら謝ることにした。 ルイズの指が、才人の首筋にそっと触れる。 そこには、自分が削った、爪の跡。 ルイズの細い指がそこに触れると、才人の体がビクっと震える。

ちょっと、悪いことしたかな。

少し反省しながら、ルイズは疑問を才人にぶつけてみる。

「ねえサイト」 「はひ」 「えと、その、男の子は週に何回くらい、しなきゃいけないの…?」

何を聞いてくるんだこのご主人様は。

でも、今応えないと、なんか飛んできそうな気がして、才人は応えた。

「さ、三回くらい、かな」

希望を言えば毎朝なんですが。

「じゃ、じゃあ」

ルイズは、丸まった才人の背中を抱きしめながら、言った。

「週に三回、しよ。  そ、そのうち、痛くなくなるよね…?」

その言葉と背中に当たる柔らかい小さい何かに、才人の理性が再び吹っ飛ぶ。

「ルイズっ、もうしんぼうたまらんっ!」

しかし飛んできたのは甘い言葉ではなく蹴りだった。

「週三回だって言ったでしょ、犬っ!!」

でも、キモチよくなったら、週に何回でも、してもいいと思う。 とりあえず、戦勝報告をメイドにしてやるべきかしら。 ベッドの下で目を回している才人を見ながら、そんなことを思うルイズであった。 〜fin