ゼロの保管庫 別館

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617 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/06(水) 22:00:21 ID:fLztxYgL 「ねえ?お母様?」 覗き込んで来た瞳は黒かった。サイト譲りだろうか? でもこの髪の色と顔の作りは私と同じ。将来、私似になるかしら? 父親に似た方が娘は美人と言うけれど、私に似た方が美人の筈。多分。 今は好奇心が旺盛な時期で、こうやって私がゆっくりしていると、この子はひっきりなしはやってくる。 何気ない、子供の一言だと思って身構えていた。

「なぁに?」 「あのね?お母様はお父様にいじめられてるの?」 「どうして?」 「あのね?この前、夜中におトイレに行こうと思ったら…」 …ピシッ 「お母様とお父様のお部屋の扉がね、少し開いてて…」 …ピシピシッ 「よく見えなかったんだけど、なんかお母様とお父様がバタバタしてて…」 鍵…閉め忘れてたわ… 「それでね、お母様がビクッてしたと思ったら、動かなくなっちゃって、お父様も動かなくなっちゃった」 「…よ、よく見えなかったのに、何で私とお父様って分かったの?」 「お母様の髪の色だけ分かったの。桃色の髪はお母様と私だけだし…」 「そ、そう」 「それでね、他の人に聞いても教えてくれないの。お父様かお母様に教えてもらいなさいって」 …話したのね。見たこと… 「あ、でも」 「うん?」 「お父様のお友達って言ってるのは、「お母様はお父様に泣かされてるんだよ」って教えてくれたの…」 …ヤツね。やっぱり溶かすべきだったわ。

「だから、お母様が心配で…」 「大丈夫よ」 「え?」 「いつも私がお父様に言うことを聞かせてるじゃない。それと同じで、私がお父様に命令してるのよ」 「…でも」 「私を信じなさい。じゃないと、今度から色々な事を教えてあげないわよ?」 「…はぁい。じゃあ、お父様に何をさせてたの?」 … 「そ、それはまた今度よ。今度」 「えぇ〜?」 「ちゃんと今度話してあげるから、私を休ませて。眠くなっちゃった」 「…じゃあ、また今度ね。お母様?」 「ええ」

あの子が離れていく。 …危なかったわ。サイトに注意しなくちゃ。ヤツは…取りあえず溶かす。それからドアノブにでも…

明日には忘れてるだろうからあの子は良いとして、

性教育って、どうするのかしら?

…サイトと実演?

まだ早いとは思うけど…サイトと「練習」しようかしら?

な、何事も練習は必要よね?

俺の頭がおかしいんです…デレも書いてないorz

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