ゼロの保管庫 別館

9-11

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だれでも歓迎! 編集

11 名前:二度目の夜は。 ◆mitty.ccnw [sage] 投稿日:2006/12/07(木) 17:06:09 ID:y3O6w0rD 昨日のルイズは可愛かったなぁ…。 拝啓、地球のお母さま。不肖平賀才人は、はれて男になりました! 最初は犬とか蔑まれてたけれど、ついに昨日は…っ。 しかし…あれが女の子だったんだなぁ…。なんてすばらしいんだっ。 「…にやにやして気持ち悪いわよ」 あ、いつの間に。 記憶の中でルイズの肢体を堪能していると、ホンモノが帰ってきていた。 「お、お帰り」 椅子から立ち上がろうとして、生理現象に気づく。しまった、今立ち上がったら確実に気づかれる。でも、座ったままなのも変だしルイズの気を逸らさないと。 「きょ、今日は調子はどうだった?」 こういうとき必ずどもってしまうのはどうにかして欲しい。ほら、ルイズも変な目で見てるし…。切ない。 「ほ、ほら。昨夜のことがあるから…。体なんとも無い?」 はっとした風に赤くなる。多分俺の顔も。 「もうあんまり痛くは無いけど…。ちょっと何かが挟まったような感じは残ってるかしら」 「そうなんだ。…ごめんな?」 「…謝るようなことをしたと思ってるの?」 「や、そういうわけじゃないけど」 そこまでいうとルイズはふっと笑う。あ、からかったな。 「それより、夕飯食べに行きましょ」 「お、おう」 息子もおとなしくなったことだし。

12 名前:二度目の夜は。 ◆mitty.ccnw [sage] 投稿日:2006/12/07(木) 17:06:41 ID:y3O6w0rD 「ツェルプストーのやつぅぅっ!」 「そ、そんなに怒るなよ…」 サイトはそう言ってなだめようとするけど、怒ってるというより恥ずかしいという気持ちのほうが強かった。 そ、そりゃサイレント掛けるのを忘れて睡眠の邪魔をしたのは悪かったとは思うけど…よりにもよってみんなの前で言うこと無いじゃないのー!! しかもなによあの言い草。「サカリのついた」って、あ、あんた自身のことでしょー!! 「…俺はどっちかって言うと誇らしかったんだけどな」 「どーゆーことよ!」 矛先をサイトに向ける。 「や、だって名実ともにルイズは俺のものだーってみんなに…ゲフッ」 「どっちの立場が上なのかもう一度その体に教えないといけないのかしらね、犬?」 「ちょ、そこまずいって、待てよルイズっ」 股間をかかとでぐりぐりすると、しばらくしてサイトはおとなしくなった。 「はぁっはぁっ、お前はいっつも俺の切ないところを…」 「ふ、ふんだ。ふざけたことを言った罰よ」 もう他人でもない関係なのに、どうしても素直になれないのがわたし。きっともうずっとそうなのかもしれない。 「おまえなぁ…」 半分あきれた目でサイトが見ている。素直なときは可愛いのに…なんて聞こえたけれど、はっきり言ってくれないから聞こえないふりをする。 「誰が立ち上がって良いなんて言ったの?」 「ちょっおいっ!」 起き上がろうとしたサイトをそのまま足で押さえる…って、なんかさっきと感触が違うんだけど。 「…犬?」 「しょ、しょうがないだろ…」 「あ、足蹴にされて大きくするなんてほんと変態なんだから」 「ご、ごめんなしゃい」 あ、落ち込んだ。もう、仕方ないわねぇ…。 「…昨日あれだけしたのに、まだ足りないの?」 男の子は毎日でもしたいものらしい。モンモランシーがそういってた。わたしだって気持ち良いのは好きだし、昨日だって入れるまではその…ってなに考えてるのよわたし! 「し、仕方ないだろっ。昨日のことを思い出したらその…」 じーっと熱い視線を注がれる。もう、その目は反則だって言ってるでしょっ! 「わ、分かったわよ。ほら、さっさとベッドに行きなさいよ」 …ほんとは、わたし自身もちょっとは期待していたのかもしれない。

13 名前:二度目の夜は。 ◆mitty.ccnw [sage] 投稿日:2006/12/07(木) 17:07:17 ID:y3O6w0rD 「まだ痛いんだろ?」 「そのうち慣れるわよって、モンモランシーは言ってたけど…」 そういえば、モンモランシーはなんであんなに詳しいんだろう。…結婚するまで許さないとか言ってたけれど、そう思うとすごく怪しい。 サイトに頼んでギューシュから聞き出してもらおうかしら…って、それじゃ噂好きのモンモランシーと変わらなくなっちゃうわ。 「ルイズ?」 「う、うん。多分まだ入れると痛いと思う…」 「そっか…」 あ、残念そう。そんなに気持ち良いのかな…わたしの中。昨日は痛みでそれどころじゃなかったから、サイトがどんな様子だったかまではよく覚えていない。一生懸命な声でわたしの名を呼んでいたことだけが印象に残っている。 「うーん。なぁルイズ」 「なぁに?」 「その…とりあえず、脱がしていい?」 そう言って太股に手を置く。 「…恥ずかしい」 肌を重ねたとは言っても、あまつさえサイトの…おっきいので…されてたりはするけど、急に恥ずかしくなくなるわけじゃない。 「いやその、大丈夫なのか確認しないと」 そんなことを言ってはいるけれど、鼻息を荒げて視線を揺らしているから単に見たいだけなんじゃないかって気がする。 けれど、口を開こうとしたら先を越されてしまった。 「それに、…見たいんだ。昨日は焦ってて、あんまりルイズのこと見れなかったから…。全部知りたいんだ」 ずるい。サイトって、いつもは頼りない癖にこういうときだけはわたしの逃げ道をふさぐのが本当にうまい。 キスされたり、抱き締められただけで「ま、いっか」って思ってしまうわたしもわたしだけど。 「…いい?」 押し黙っているわたしを肯定と受け取ったのか、サイトはショーツのふちに指をかけて下ろし始める。 「ルイズ、腰を上げて」 どうしても恥ずかしいからそっぽを向くけれど、ひんやりしたシーツの感触がもう何も隠してくれるものが無いことをわたしに知らせる。 突き刺さるようなサイトの視線を感じる。 「綺麗だ…」 今日はランプが付いたまま。そう思うともうどうしようもなく恥ずかしくて、両手で顔を覆ってしまう。 「顔見せてよ、ルイズ」 サイトは残酷だ。わたしが恥ずかしがっているのを知っているのに…。 「ルイズの、可愛い顔を見せて」 そう言いながらわたしの手をのけると、サイトは優しくキスしてきた。

14 名前:二度目の夜は。 ◆mitty.ccnw [sage] 投稿日:2006/12/07(木) 17:08:06 ID:y3O6w0rD 昨日の痕跡が特に残っている風も無く、そこはランプの光を受けて妖しく光っていた。 こんな綺麗なところに俺のが…。 甘美な感触の記憶が、指をそこに引き寄せる。 「サ、サイト?」 ルイズが不安げな声を上げる。でも、ちょっと意地悪して返事をせず指を動かす。 「あっサイトぉっ。恥ずかしいよ…」 触り続けると、ルイズが可愛い声を上げる。それが嬉しくて、もっと声を聞かせてと言うと逆に黙ってしまった。 さて、どうしよう。 だいぶ湿ってきているし、ほんとならもう張り裂けそうになっている自分自身をすぐにでも入れたいところだけれど、慣れてないルイズにそんなことは出来ない。…昨日はルイズのことまで気にかける余裕が無かったけれど、多分相当痛かったと思うし。 今日は幾分余裕のある頭でそんなことを考えていると、ひとつ天啓がひらめいた。 いいぞ、これなら痛くないだろうし。…それに、ルイズがどんな風に乱れてくれるか、見てみたいし。 急に頭をもたげてくる、ぞくぞくするような誘いのままに俺は添えた両手でそこをゆっくり広げて…。 そして、そっと口づけた。

「ひゃぅっ!」 な、なに今の…。サイトが一体何をしたのか確認しようと下を向くと、サイトはわたしのあそこに顔を…。 「あうぅっ、ああっ!」 なぁ…なあにこれぇっ…舌っ!? ぬるっとした何かが、這うようにしてわたしのあそこを嬲る。 視界の端にサイトの頭をとらえながらも、わたしからはどんどんそれを認識する力が無くなっていった。 背中をびりびりしたものが昇ってきては、頭の中を白く染めていく。靄が掛かったように、だんだんと何も考えられなくなっていく。 それなのに…あそこを優しく愛撫するサイトの舌の感触だけはますます鋭くはっきり感じ取れるようになって、まるで楔でも打ち込んだかのようにわたしの意識をつかんで放さなかった。

15 名前:二度目の夜は。 ◆mitty.ccnw [sage] 投稿日:2006/12/07(木) 17:09:01 ID:y3O6w0rD むにむにとした柔らかい肉の感触が堪らない。吸い付くように唇を動かすと産毛がしょりしょりと当たってきたけれど、それすらも不思議と心地良かった。 本能の赴くままに、唇全体で女の子を堪能する。割れ目に沿って舌を上下させるとルイズの嬌声はますます大きくなって、俺の燃え盛る劣情に薪をくべた。 「あっ、やあっ、サ、サイトだめえ、お願いやめてっ…んう」 何で女の子の声って、聞いているだけでこうも切なくなるんだろう。もっと聞きたい。 「だめっ、だめぇ…。あ、あああああっ!!」 気づけば、ルイズのそこは唾液ではない別の「なにか」で洪水の様を呈していた。 次から次に溢れてくるその分泌液を、つい音を立てて啜ってしまう。

針のように鋭い快感が体を貫いて、ますますわたしから思考力を奪おうとする。 でも、それと同時に耳に届いた何かを啜る音が、今サイトが何をしたのかをわたしに認識させる。 「や、やああ」 サイトがわたしのを吸っている。身を焦がすような羞恥から発したその声は、しかしサイトの動きを止めることは無かった。 ただ、さっきから遠くに聞こえている誰かの喘ぎ声が、他でもなくわたしの口から発せられていることに気づかせてくれただけだった。 もう声を上げているという意識すらなかったのだ。

音を立てて愛液を啜っていると、ルイズがだんだんと体を強張らせてきた。両膝が少しずつ閉じようとしている。 でも、まだまだこんなところで許すつもりは無い。二回目にしてはやけに落ち着いている自分にちょっと驚きつつ、次の手を考える。 月並みな表現だけど、ルイズを天国に連れて行くまで止めないつもりだ。 閉じようとする両膝を手で押さえると、逆に上に向かって押し上げる。何だっけ、M字とかいうんだっけ。 頭の中に変に冷静な部分があって、要らぬ解説を加えようとする。…日本に居たときに、年相応にそういうの観てたからなぁ…。昨日はあんまり役に立たなかった気がするけどっ。 ルイズを膝立てさせたまま、一度顔を上げる。果たして、目の前には絶景が広がっていた。 息が苦しい。ルイズの呼吸も、かなり荒い。ひくひくと震える入り口が目に入る。次はそこか…。 少し息を整えると、今度はもっと深く責めるために入り口に向かって顔を寄せていった。

16 名前:二度目の夜は。 ◆mitty.ccnw [sage] 投稿日:2006/12/07(木) 17:09:34 ID:y3O6w0rD 何かが入ってくる感触に、本能的に身構える。でも、昨日のサイトのとは違う。もっと柔らかい…。 そこまで意識したところで、それがうねる様に蠢いた。 「はぁっ!?ら、らっめぇええっ。そこらめなのぉぉ」 入り口の浅いところで何かが這うような、ぬめぬめとした快感がわたしを責め立てて、思わず膝を思いっきり閉じてしまう。 間に挟まれたサイトから抗議の声が上がった気がするけれど、それを確認する余裕はもうとっくに無かった。 入っている部分は昨日よりずっと浅い。快感もさっきよりも少し薄くなったような気もするけれど、それ以上に体の内側を舌で舐められているという事実が、深くわたしの心を焼いた。

舌だからそんなに深いところまで入れることは出来ないけれど、それでも動かすたびに締め付けてくる感触がぞくぞくして堪らない。 ルイズが何か言っているけれど、呂律が回っていないからもうほとんど何を言っているのか分からない。まぁ、限界が近そうだということだけは分かるけど。 足に挟まれて顔を動かすのが難しい。太股の感触自体はとっても気持ち良いけどね。 …そろそろとどめかな。 両手を鼻の辺りに持ってくると、顔を覗かせていた突起を完全に開放させる。 「んんーっ!!」 ルイズの腰が跳ねる。閉じようとする足により強く力が入る。と、今度は両手で頭を押さえられた。 「むぐっ」 幸い、顔の角度を変えることは出来たから問題なかったけれど、ちょっとばかし息が出来なくなって窒息しかける。こんなところで死ぬなんて嫌だぞ。 …まぁ、ルイズの両足に挟まれてるこの状況も、この世の天国といえるかもしれないけど。 そして、仕返しとばかりにとどめのそれに吸い付いた。

もう訳が分からなかった。反射的に手を伸ばしてサイトの動きを止めようとしたけれど、送り込まれる快感は収まらなかった。 そして次の瞬間…。息が止まるかと思った。何なのこれ。何なのっ? 遠くのほうに何か見える。ちかちかして…お星様みたい…。そっか、わたし星になっちゃうんだ…。 「あ、ああっ、あああああああっ!」 絶叫のように響き渡る声を残して、わたしは気を失った。

17 名前:二度目の夜は。 ◆mitty.ccnw [sage] 投稿日:2006/12/07(木) 17:11:25 ID:y3O6w0rD ルイズの体が波打ったかと思うと、急に押さえつけていた手の力が抜ける。 …逝ったのかな? 見ると、荒い息をしながら、揺り返しなのか時たま体を震わせている。 「ルイズ?」 返事が無い…。どうやら失神してしまったみたいだ。 「…そんなに良かったなんてなんだか嬉しいなぁ」 呟いてみるけれど、やっぱり反応が無い。普段のルイズなら何かしらの文句があるところだけど…。 「おーい、大丈夫か?」 揺すってみると漸く目を開いた。目のピントがだんだんと合ってくる。 「!!!」 そばにあった枕で顔を隠してしまう。でも、隠しきれてない耳が細かく震えているところをみると、怒っているというより恥ずかしいだけのようだ。良かった。 「気持ちよかっただろ?またしてやるよ」 「し、知らない。知らないんだからっ!」 「お、おい…」 ぼす、ぼすっと枕で殴ってくるけど、全然力が入ってないから痛くないし。しばらくそうしていると、そのまま枕を抱えてむーっと膨れている。 よしよし、そうむくれるなって。 「もう…。信じらんない。あんなところ舐めるなんて…。き、汚いわよっ」 「ルイズに汚いところなんて無いよ」 ごめんなさい、言ってみたかったんですこれ。 「ば、馬鹿…」 真っ赤になってる。うう、可愛いなぁ…。ぎゅーっと抱きしめると、ルイズはちょっと苦しそうに身じろぎして、はたと動きを止めた。 「サイト?」 「うん?」 「サイト、まだ出してないよね?」 えっと、…股間のあれを気づかず当ててしまったようです。 「わたし我慢するから、…サイトも気持ちよくなって?」 「う、うーん…」 その申し出は願ったり叶ったりではあるんだけど…、まぁ、慣らすって意味でも…。 「!!!サ、サイトっ!」 「な、何だよ!」 何だか嫌な予感が…。 「その、今度はわたしが…舐めてあげるって言うのは?」 ぐはっ。

蛇足

「あらヴァリエール。…ふふ、聞いたわよ、昨夜もお楽しみだったみたいね」 「なっ!?ななな、なんで知って…」 「残念ね、いくらサイレントを使ってもねぇ…当人がばらしてたんじゃ、どうしようもないわね」 「えええっ?」 「水精霊騎士隊のみんなにサイトが連行されていたから、なんだろうと思ってあとで聞いてみたら…。いやねぇルイズ、一体どこで覚えてきたの?」 「い、犬ー!!」 「あ、ちょっと!…まったく、いい加減隠すことも無いと思うんだけど。ねぇ、フレイムー」 続かない。(多分)

18 名前: ◆mitty.ccnw [sage] 投稿日:2006/12/07(木) 17:13:19 ID:y3O6w0rD 口淫好きなんです、嫌いな人ごめんなさい〜。 それにしても、才人がやっぱり才人じゃなくなってしまうのはどうしたもんだろうか。やけに手馴れてる感があるし。

サイレントは風魔法なのでルイズは使えるはず無いのですが、後になってそのことに気づいて削るのも勿体無い気がしたので。

#ってか、サイレントって自分の周囲の音が全て聞こえなくなるんかな…。音が漏れなくなるとかじゃなくて。

お目汚し失礼しました〜。ではでは。

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