ゼロの保管庫 別館

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だれでも歓迎! 編集

275 名前:220 1/2[sage] 投稿日:2006/12/15(金) 22:29:24 ID:+Cit14MA 最初の頃が嘘みたい…初めての時はドキドキして、これからサイトとしちゃうんだ…って思って…何故か泣きそうになって、そんな私を抱きしめてくれてて。

今は… 「はぁっ…はぁ」 「ルイズ…くっ!」 「きて…サイト…きてぇ…」 はっきり…言えるようになっちゃった… サイトだけに見せて、サイトだから聞かせてる。頭の中が真っ白になるまでサイトは私を愛してくれる。 …こんな時くらい素直になったっていいじゃない。アンタもわかってるでしょ?私はそういう風にしかできないんだから… 「サ…サイト…」 「な…んだ?」 「キ…キスぅ…」 だから、私はこの時は目一杯、サイトに甘える。サイトにしてもらいたい事を叶えてもらう。 当然よね。私もそれだけサイトに色々あげてるんだから。 …全部…あげてるんだから… 「ま、また…サイト」 「ゴメン…キスしたら…たまらなくなって…」 「…い、いいけど…ひゃんっ!」 本当は少しくらい休ませて欲しい。 欲しがってきたサイトの顔を見ると…ね。 私の体を「一応」気遣ってたような目。珍しくサイトが遠慮がちな目をしたとき、私は受け入れてあげる事にしている。

276 名前:220 2/2[sage] 投稿日:2006/12/15(金) 22:30:27 ID:+Cit14MA 私は女の子なんだから、受け入れる事しか出来ないもの。 サイトがして、私が受け止める。…納得いかない気もするけど。

「サイト…サイト、…もっと近くに…」 「ああ…」 抱き寄せて、胸を貸してくれる。大抵、私はサイトにしがみつきながらイってしまう。 爪を立てて、首筋にキスして、沢山抱きしめてもらう。 そうするとサイトの動きが激しくなって、私は何も考えられなくなっちゃう。

「あっ…あんっ!」 「ルイズ…好きだ…お前が好きだ…」 「わかってる…わかってるわよ…」 「柔らかいんだ…優しいんだ…凄く可愛いんだ…」 「サイト…」 「守りたいんだ…」 「私もサイトが良い…だから好きなだけ…して…」 切羽詰まったような荒い息。サイトだけじゃない。私もだ。完全にサイトに体を預けて、サイトにされ放題。 でも今はいい。サイトはちゃんと言ってくれた。「好きだ」って。 ちっちゃな胸をいっぱい押しつけて、私の肌に触ってもらって、数え切れないくらいのキスをして、やっと私はサイトで一杯になれる気がする。 …欲張りだけど…サイトがいいから…

「はぁ…ん」 「ルイズ…疲れたか?」 「いいのよ…アンタは満足…?」 「…うん」 「…私も」 「…」 「…」 「でも」 「え?」 「満足とかじゃなくて…ルイズだから…」 「…ありがと」 今だけは…素直になれる。

「サ〜イ〜ト〜?」 「な、なんでしょうか?」 腰がガクガクで…立てない。原因は解ってる。 「昨日はがっつきすぎよね?」 「そ、それはお前も」 「今から私は講義があるんだけど?」 「…」 「貴族の私がそんな事を、使い魔と、寮でしてたからこうなってるって、先生に言うの?」 「ムリだと…」 「なら…」 とりあえず、一撃。一応サイトにも責任はあるもの。

普通の私。 いいじゃない。ちゃんと「本当」の私を見せてるんだから。 どっちも私よ?サイトだけの…ね?

純愛では無く甘いものが書きたいと気づいた…orz

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