「支援会話集 ティアモ×グレゴ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
支援会話集 ティアモ×グレゴ - (2012/08/03 (金) 19:11:22) のソース
&bold(){支援会話集 ティアモ×グレゴ} ---- #contents() ---- ***支援C 【ティアモ】 はぁ… 【グレゴ】 いいねぇ。乙女の溜め息は 愛の女神の吐息に同じ、ってな。 【ティアモ】 ! グ、グレゴさん!? いつの間に…! 【グレゴ】 んーふっふっ、不意討ちは 兵法の基本だぜ。 恋も戦いだ。 兵法なしじゃ立ち向かえねぇだろ。 【ティアモ】 こ、恋って…そんなんじゃありません! あたしはただ… 大切な人と… もっと親しくなれたらって… 【グレゴ】 おんなじことさ。 誰にでも好かれる人間ってのは 好かれるだけの武器があるもんだ。 今の不意討ちも、人間関係に応用すれば 絶大な戦果が期待できるってもんよ。 【ティアモ】 そ、そうなんですか? も、もうちょっと詳しく… 【グレゴ】 不意討ちってのは要するに、 心の隙を衝くってこった。 隙を衝かれた心はもろいからな。 ちょっと押してやれば 簡単に揺れて落ちるだろうさ。 あとはそいつを受け止めて、 心の果実の収穫完了ってわけだ。 【ティアモ】 な、なるほど…勉強になります。 【グレゴ】 これであんたも達人だ。 あとは大切な相手に実践あるのみってな。 【ティアモ】 はい! 行ってきます、師匠! 【グレゴ】 あ、あーあ…ほんとに行っちまった。 ちっと遊びが過ぎたかねぇ… ---- ***支援B 【ティアモ】 グーレーゴーさーん… 【グレゴ】 んー? あぁ、あんたか。 えらい暗い顔で、どうした? 心の不意討ちに失敗したか? 【ティアモ】 ! わ、わかりますか!? さすが師匠… 【グレゴ】 …やっぱり。 【ティアモ】 やっぱり? 【グレゴ】 ん、あー…なんでもねぇ。 人に好かれるってのは難しいからな。 【ティアモ】 そうですよね…あたし、 そういう才能は無いみたいです… 【グレゴ】 いやいや、みんな似たようなもんだ。 下手も上手も恋すりゃ同じ、ってな。 【ティアモ】 そうなんですか? あたしは特別下手な気がしますけど… さっきも不意を討とうとつけ狙ってたら “怖い”って言われちゃいましたし… 【グレゴ】 つけ狙ったか…まぁあんた、 策を弄するのは苦手そうだもんなぁ。 【ティアモ】 正直過ぎて、逆に馬鹿だねって よく言われます… 【グレゴ】 はーいはい、落ち込まない。 あんたはそれでいいんだよ。 真っ正面から馬鹿正直に行って 相手をひれ伏させるだけの すげえものを持ってんだからな。 だいたい不意討ちなんてのは 弱い奴が必死こいてやるもんだ。 そういう意味じゃ、あんたとは 一番縁遠い戦術だったわな。 【ティアモ】 え…でもあたし、他にどうしたらいいか 全然わからないんですけど… 【グレゴ】 ふぅ…しゃあねぇ。乗りかかった船だ。 もうちょいいろはを教えてやるよ。 【ティアモ】 あ、ありがとうございます、師匠! あたし、がんばります!! ---- ***支援A 【グレゴ】 よーし、こんなもんだろ。 もう完璧なんじゃねえか? 【ティアモ】 あのぉ…グレゴさん。いろはを 教えてくれるって言ってたのに あれからずっと、 化粧だとかしぐさだとか服装だとか… 自分をよく見せる方法しか 教わってないんですけど。 【グレゴ】 んー? ほかになにか必要かい? 【ティアモ】 えっと…相手のことを調べて 相手の好みに合わせたりとか… 【グレゴ】 あーいらねぇいらねぇ。いいか、 あんたはいわば生まれながらの珠だ。 ちょいと磨きゃ、きらっきら輝く 宝石になれるようにできてんだよ。 相手の好みなんざ関係ねぇ。 【ティアモ】 そ、そんなことないですよ。 あたしなんてまだまだ全然… 【グレゴ】 そう、その向上心もあんたの 恐ろしい武器のひとつだな。 誰よりも努力する天才なんざ ほとんど反則だぜ。 【ティアモ】 グレゴさんって、 人を乗せるのが上手ですね。 グレゴさんにそんな風に言われると 自分に自信が出てきちゃいます。 【グレゴ】 元々あんたは能力の割に 自信がなさ過ぎたんだよ。 今のあんたはもう満点だ。 どーんとぶつかってきな。 結果は俺が保証してやるぜ。 【ティアモ】 は、はい! あたし、行ってきます! 【グレゴ】 …なーにやってんだかなぁ、俺は。 いつからこんなお人好しになった? ………… …ま、目の前であんだけがんばられると かわいくなっちまうのも道理か。 ---- ***支援S 【ティアモ】 ししょ…じゃなくて、グレゴさん。 【グレゴ】 おーう、ティアモ。 成果報告にでも来たのか? 【ティアモ】 あ…いえ。まだ勝負を挑んでないので ご報告できることはないんですけど… 【グレゴ】 なーにやってんだか。絶対に勝てるから 自信持って行って来いっつーの。 【ティアモ】 駄目だったら… 責任、取ってくれますか? 【グレゴ】 取ってくれんじゃねぇの。 【ティアモ】 じゃあ…行きます。 【グレゴ】 おーう、がんばれよ。 【ティアモ】 ありがとうございます。 では… こほん… あたしは――あなたが好きです。 【グレゴ】 そうそう、それだよ。 それで落ちない男はいねぇって。 【ティアモ】 できれば、その…結婚を前提とした お付き合いをして欲しいと思ってます。 【グレゴ】 おーいおい、そこまで俺に 言わねぇでいいっての。 【ティアモ】 ………… 【グレゴ】 ………… …ん? おい、あんたまさか…! ――俺に言ってんのか? 【ティアモ】 …はい。 【グレゴ】 ちょーっと待て! あんたの大切な相手は俺じゃねぇだろ。 【ティアモ】 今は…グレゴさんです。 あたしに…本当の自信をくれた人… 【グレゴ】 参ったね、こりゃ… そういうつもりじゃなかったんだが… 【ティアモ】 あたし、かわいいですか? 【グレゴ】 ん、あぁ、まぁな。 【ティアモ】 いい奥さんになりそうですか? 【グレゴ】 なる…だろうな、きっと。 【ティアモ】 あたしのこと…嫌いですか? 【グレゴ】 いや…そんなことはねぇよ。 【ティアモ】 じゃあ、お付き合い…してくれますか? 【グレゴ】 そんな顔されたんじゃなぁ… しないわけにもいかねぇだろ。 【ティアモ】 結婚を前提にして…ですよ? 【グレゴ】 あー…まぁ、それも了解だ。 【ティアモ】 誓いの指輪…くださいね? 【グレゴ】 …有り金全部はたいて買ってやるよ。 【ティアモ】 ふふ、やったぁ。