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「支援会話集 ヴィオール×ウード」(2013/12/29 (日) 15:21:23) の最新版変更点
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**親子
***支援C
【ウード】
はぁ…今日は空気が悪い…。
朝から体が疼いて仕方ないぜ…
……くっ!? この感じは何だ…!?
血の騒ぎ方が…いつもと…違う!?
【ヴィオール】
ウードくん、何をしているのかね?
【ウード】
父さん…! 来るな!
今の俺に近づくんじゃない…!!
【ヴィオール】
ど、どうしたんだい!?
【ウード】
俺の中に眠る英雄の血が、
獲物を求めているんだ…!
今の俺に近づいたら…相手が例え
父さんでも、手加減ができない…っ!!
お願いだ、これ以上来ないでくれ!
俺は父さんを…傷つけたくない!!
【ヴィオール】
なんと”? もしかして君は…
誰かに操られているのかい!?
【ウード】
あぁ…。この俺が自らの血如きに
踊らされるなど…なんたる不覚…!
ぐ…うっ! 静まれ…!
静まってくれ、俺の血よ……!!
【ヴィオール】
!? 苦しいのかい?
では、すぐにリズくんを呼んでこよう!
それまで華麗に辛抱するのだよ!!
【ウード】
えぇっ!? 母さんを!?
えっと……。えぇっとー…
【ウード】
…ふっ。それには及ばない。
この程度の身体の疼きなど…
あと数刻もすれば消え去るだろう…。
俺はこのようなことには慣れている…って、
…ちょっと父さん!?
本当に母さん呼びに行っちまったのか!?
あー…。どうしよう。
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***支援B
【ウード】
あのー…。
父さん、まだ怒ってるか?
【ヴィオール】
至極当たり前だろう!?
君がいきなり苦しみ出すから、
私もリズくんも、心配したのだよ!?
まぁ無事なら良かったんだが…。
あの妙な設定の芝居は何だね!?
【ウード】
妙な設定って何だよ! 俺が頑張って
考えたみたいに言うのやめろって!
俺は正真正銘、英雄の血を宿した
選ばれし希望の戦士、なんだからな!
【ヴィオール】
なんと…聞いている方が
恥ずかしくなるような肩書きだね…
【ウード】
ふん…恥ずかしいとは心外だな!
まぁ父さんは、俺から見れば
十数年も昔の人だから、
わかんないのかもな~…この感覚が。
【ヴィオール】
むぅ…それは心外だな…
…!! ウードくん、伏せたまえ!
【ウード】
へっ!?
【ヴィオール】
…ぐっ!!
【ウード】
父さん! 肩に矢が…!!
【ヴィオール】
ぐっ…。敵兵の奇襲だね…!
なんと卑怯な真似を…
悔しいが、ここは逃げよう!
まだ伏兵がいたら厄介だからね。
【ウード】
……っ!!
【ヴィオール】
ふふん。ここまで来れば平気だろう。
我ながら賢明な判断だったようだ…
【ウード】
……して……だ…
【ヴィオール】
何だね?
【ウード】
どうして…どうして俺なんか庇ったんだよ!!
死んだらどうするんだ!
父さんはいつもそうだ! あの時だって、
俺のことさえ気にしなければ…!!
【ヴィオール】
…あの時、とは何のことかな?
また何かのお芝居なのかい?
【ウード】
うっ…うぅっ…!!
【ヴィオール】
なんと! 泣いているのかい?!
一体どうしたんだねウードくん…
【ウード】
……………何でもない。
今のも妙な設定の芝居だから。
だから…気にするなよ。
それより、その傷治さないとな。
すぐに母さんを呼んで来るから、待っててくれ。
【ヴィオール】
そ、そうか…
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***支援A
【ウード】
父さん、肩の傷…大丈夫か?
【ヴィオール】
もちろんだよ。これしきの傷。
三日も経てば優雅に治ってしまうよ。
【ウード】
そうか…良かった。
また俺のせいで父さんが死んだら
どうしようかと思ったぜ…
【ヴィオール】
また? 君はこの前もそう言っていたね。
やはり、お芝居ではなかったようだ。
もしかして、未来の私は…
君を庇って死んだのかい…?
【ウード】
………そうだ。父さんは俺のせいで…
俺が屍兵の攻撃を避けられなかったせいで、
死んじまったんだ…!
【ヴィオール】
…やっぱり、そうであったか。
【ウード】
だから、この前はつい取り乱しちまった。
父さんが未来で死んだときと、
この前の状況が、あまりにも似てたから…
【ヴィオール】
…そうか。私としたことが、
辛いことを思い出させてしまったね。
それに…未来で君に寂しい思いもさせて
申し訳なく思うよ…
【ウード】
……!! 父さん…!
…あ、安心してくれよ!
俺は寂しいなんて思ったことないぜ!?
何たって俺の中には父さんと母さんがいる。
大切な二人がくれた血が流れてるから。
俺を産んでくれた英雄と、
俺を生かしてくれた英雄の血がな。
【ヴィオール】
ウードくん…。……おや!?
それじゃ君の言う英雄の血とは…
私とリズくんの血のことだったのかい!?
私たちの血はそんなに騒ぐのか…!
【ウード】
……まぁ、騒ぐって言うのは
かっこいいから言ってるだけなんだけど…
【ヴィオール】
何だね?
【ウード】
い、いや! 何でもない!
とにかく、俺はこの血に誇りを持ってる。
この血がある限り、俺は無敵だ。
なんでもできるっていう気分になるんだ。
両親が果たせなかった願いだって、
俺が代わりに果たしてみせる!
俺がこの世界に来たからには
今度こそ死なせないぜ、父さん!
【ヴィオール】
そうか…。感謝するよ。
君は、未来の私の想いを
受け継いでくれているのだね…
【ウード】
あぁ、そうだぜ…!
くっ…また血が騒いできた…!
どうした父さん…! 過去の自分を
前にして、感情がたかぶっているのか…!?
【ヴィオール】
えぇと…。いつもの調子に
戻ったのはいいのだけれど、
あまり私とリズくんの血で
遊ばないでくれたまえよ…
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