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「支援会話集 ルフレ(男、俺)×ギャンレル」(2014/02/07 (金) 12:52:13) の最新版変更点
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#contents()
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**支援C
【ルフレ】
ん? ギャンレル?
【ギャンレル】
…ルフレかよ。
【ルフレ】
どうしたんだ、神妙な顔して?
【ギャンレル】
…少し昔のことを、考えてたのさ。
【ルフレ】
昔のことって…国王だった頃のことか?
【ギャンレル】
そうだ…
…あの頃のオレはまあ
かなりあくどい真似をやったよなあ。
【ルフレ】
ああ、そうだな。
【ギャンレル】
へっ…ハッキリ言うねえ。
【ルフレ】
だってひどかったから、
俺たちはお前を倒したんじゃないか。
【ギャンレル】
…まあ、そうなんだけどよ。
だが、あれはよ…オレらの大陸を
ヴァルム帝国から守るためなんだぜ?
【ルフレ】
大陸って…
イーリスやフェリア、ペレジアを?
【ギャンレル】
ああ。あの当時のヴァルム帝国は、
留まるところを知らねえ勢いだったからなあ。
奴らに対抗するには…
三国が食い合って、強い一つの大国を作る。
そうするしかねえのさ。
【ルフレ】
だがお前の恐怖政治は…あまりにも強引過ぎた。
隣国を恐喝したり…あれじゃあ、
野盗の横暴と変わらない。
【ギャンレル】
んなこた言われなくたってわかってんだよ!
オレが正しかったなんて言うつもりはねえ!
だが、オレは馬鹿野郎だからよ…
ほかに方法なんて思いつかねえ。
ちっ…なんでお前に
こんな話してやがんだ、くそっ…
【ルフレ】
ギャンレル…
【ギャンレル】
すまねぇな…くだらねえこと言った。
とっとと忘れろや。
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**支援B
【ルフレ】
ギャンレル?
【ギャンレル】
…ルフレか。
【ルフレ】
どうした、こんな所で一人でいるなんて?
【ギャンレル】
な、何でもねぇよ…
【ルフレ】
元気がないな。もしかして、
また昔のことを考えていたのか?
【ギャンレル】
…まあな。オレはオレなりの狙いがあって
あの戦争を仕掛けたが…
結局、ヴァルムの侵攻は
クロムやお前たちが食い止めちまった…
【ルフレ】
そうだな。
【ギャンレル】
あ~あ。なんだよ、それっ!
胸クソわりいったら、ありゃしねぇ!
オレは…ただの道化だったってことか?
しかも大勢の人間を巻き込んじまってさ…
どんだけ殺してきたと思ってんだよ!
それが全部無駄ってか!?
【ルフレ】
そうだな。お前のしたことは、
決して許されることじゃない。
【ギャンレル】
相変わらず、容赦ねーなあ。
【ルフレ】
でも、それが決して自分のためじゃなくて、
民を思ってやったことだと言うのなら、
…卑下したり自嘲したりする暇すら、
お前には与えられていないと思った方がいい。
【ギャンレル】
へっ。じゃあ…どーすりゃ
いいってんだよ?
【ルフレ】
王であることを捨てたお前にできることは、
俺たちと共に平和のために戦い続けることだ。
お前には退くことも後ろを振り向くことさえも、
許されていない。
【ギャンレル】
…なるほどな。
だがそんな背中を槍で突かれるような
お前の言葉ですら、
今のオレにゃあ、気休めに聞こえるぜ。
【ルフレ】
…気休め?
【ギャンレル】
ああ、物思いに耽っちゃいたが、
オレはオレでこの立場に満足してんのさ。
国王っていう重圧から解放されて、
一人のギャンレルってクズに戻った。
ああん!?
立ち止まることが許されない?
おうよ!
それはこっちがむしろ望んだことだぜぇ!
ルフレよぉ!
【ルフレ】
はははっ! それくらいの元気があれば、
心配はいらないな。
【ギャンレル】
ああ…ありがとよ! 見てやがれ!
オレはやってやるぜぇ~!!
【ルフレ】
ああ、頼んだぞ、ギャンレル!
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**支援A
【ギャンレル】
ようよう、ルフレじゃねぇかよ!
【ルフレ】
ギャンレル。
【ギャンレル】
んなトコでボケーッと突っ立ってたら、
オレが尻を蹴飛ばすぜぇ!
【ルフレ】
なんだ、ギャンレル。
最近はずいぶんと元気みたいだな。
【ギャンレル】
おうよっ! なにせオレには立ち止まることは
許されていないんだからな! って、
どっかの軍師様に
尻叩かれたからよっ!
【ルフレ】
ははっ…
そういえば、ギャンレル。
【ギャンレル】
んー? なんだぁ?
【ルフレ】
ひとつ聞きたかったんだが…
ギャンレルはギムレー教徒だったのか?
【ギャンレル】
いや、オレ自身は違ったぜ。まぁ国教だったし、
教義くらいは知っちゃいたがな。
その有用性を利用したのは否定しねぇが、
別に教えを信じていたわけじゃないぜ。
【ルフレ】
確かに、大勢の人間をひとつにまとめるには
宗教がいちばん手っ取り早いだろうな。
それで、インバースを使って国民の目を
一つの方向に向けていたってわけだ。
【ギャンレル】
…まあ、利用されていたのは
オレの方だった、というオチが付くがな。
【ルフレ】
宗教に対して、ペレジア国民はどういう
風に考えていたんだ?
【ギャンレル】
考え方なんてあったもんじゃねぇ。
オレの恐怖政治とインバースの宗教洗脳…
つくづく、ひどいことをしたと思うぜ…
もう言ってもしょうがねえことだがよ。
【ルフレ】
恐怖政治が鞭なら、ギムレーを崇拝する
宗教への傾倒を飴に見立てたってわけか。
【ギャンレル】
ああ、実際には飴なんてもんじゃねぇけどな。
【ルフレ】
そうか…でも、ありがとう。ギャンレル。
【ギャンレル】
へっ? なんでお前に礼を言われるんだよ?
【ルフレ】
だってペレジア国民の心がわからなければ
救うことだってできないからな。
俺たちは世界を救うために戦っている。
それは今ギムレー教によって苛まれている
ペレジアを救うことも、
もちろん含まれているからさ。
【ギャンレル】
ルフレ…
お前はあんだけ自分のことを苦しめたオレら、
ペレジアの民のことも、考えてるわけか…
すまねぇ…な。
【ルフレ】
お前の気持ちはわかっているつもりだ。
だが突き放すようだけど、
感謝している時間なんてやっぱりないぞ。
俺たちは一刻も早く
ペレジアの民を…
そして世界中の人々を
救わなければならないんだ!
【ギャンレル】
…へっ!
泣かせる話の後にすぐそれかよ!
やっぱお前みたいなのが、
本当に『飴と鞭』って言うのかもな!
【ルフレ】
ははっ。そうかもな!
【ギャンレル】
だが…オレにもわかっているさ!
絶対に過去は繰り返さねぇ!
そしてそれを払拭するくらいの働きで、
ペレジアの仲間たちを救い出してやるぜ!!
見てろよ、ルフレ!!
【ルフレ】
ああ、その意気だ! ギャンレル!
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