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「支援会話集 ルフレ(男、俺)×レンハ」(2014/02/07 (金) 13:06:00) の最新版変更点
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#contents()
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**支援C
【ルフレ】
レンハさん、よろしいですか?
【レンハ】
ルフレ殿か。…なにか用か?
【ルフレ】
はい…なんだか、俺の知っている
レンハさんとは別人というのが不思議で。
できれば、未来から来たレンハさんと
もっとお話したいと思っていたんです。
【レンハ】
…大して話すようなことはない。
過去でも未来でも、私は亡霊にすぎぬ。
【ルフレ】
ぼ、亡霊だなんて、そんな…
でも未来であったこと、レンハさんは
心の中にちゃんと刻んでいるのでは?
戦争、国政、使命…
何か俺に話して下さいませんか?
【レンハ】
…使命、か。
…使命と言えるかはわからないが、
私はひたすらに墓を守っていた…
【ルフレ】
守る…お墓を?
【レンハ】
ああ。私の未熟ゆえに亡くなった
我が最愛の妹の墓をな…
【ルフレ】
…あ…す、すみません。
…俺、なんと言ったらいいのか。
【レンハ】
…ルフレ殿が気にする必要はない。
妹は、あの世界の運命に殉じただけだ。
それに私は、人から気遣われるような
器ではない…
ただ、自らもいつか墓に入る日までの
時間を潰していただけだ…
【ルフレ】
…そんなことは…言わないで下さい!
あなたはこの過去へとやってきて
運命が変わったはず!
そして世界の運命もきっと変わるんです!
俺はそう信じています。
【レンハ】
…ルフレ殿。
それは…私のような者には
あまり意味を為さぬ励ましやもしれぬ。
だが、その優しさだけは、
私の枯れた心にも刻んでおくとしよう…
【ルフレ】
レンハさん…
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**支援B
【レンハ】
はっ! …はっ!
【ルフレ】
レンハさん、剣の稽古ですか?
【レンハ】
ルフレ殿か…
ああ…そうだ。
この命、少しでもルフレ殿たちの
役に立たねばならんからな…
【ルフレ】
…ありがようございます。
でも、無理はしないでください。
【レンハ】
いや…少しくらい無理をしてでも
私は強くあらねばならん…
この肉体が少しでも人の役に立つなら、
この荒んだ心も救われるというものだ…
【ルフレ】
………
…レンハさんは未来で、
ただお墓を守っていたんですか?
【レンハ】
…ぬっ? どういう意味だ?
【ルフレ】
あ、いえ…すみません、
ただあなたの言葉を聞いていたら、
あなたは未来でも、人々を守るために
生きていたんじゃないかって思えて…
【レンハ】
…ルフレ殿の
推察力には恐れ入る。
確かに私は…時折、人々の集落を
屍兵から守っていた。
生きる屍と同様の私とはいえ、
食わなければ生きていけないからな。
食糧と引き換えに戦っていた…
それだけのことだ。
【ルフレ】
…そうでしょうか?
レンハさんは、困っている人々を
見過ごせなかったのでは?
【レンハ】
…買い被りだ。あの頃の私に、
もうそのような強い意志はない。
【ルフレ】
…そうですか。
でも、俺はレンハさんを信じています。
あなたは今も昔も変わらず、
人々を守るために戦い続けているんだと。
【レンハ】
…否定してもルフレ殿は
聞く耳を持たぬだろうな。
【ルフレ】
あははっ、そうかもしれません。
それじゃ、俺はこのあたりで失礼します。
また話しましょう、レンハさん。
【レンハ】
………
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**支援A
【ルフレ】
レンハさん…どうして軍の野営地から
こんなに離れた所にいるんですか?
【レンハ】
…私は、仲間たちと気安く
語り合えるような立場にはない…
私は、もっと…もっと厳しく、
自分を追い込まなければ…
でなければ、私のせいで命を落とした
サイリに申し訳が立たん…
【ルフレ】
…レンハさんが言っているのは、
未来のサイリのことですね。
【レンハ】
…ああ。ふがいないこの兄のせいで
サイリを…妹を死なせてしまった…
兄妹として、愛する者を
守らなければならなかったのに…
【ルフレ】
………
…でも、未来のサイリだって、
同じようにレンハさんのことを
想っていたんじゃないですか?
【レンハ】
…!?
【ルフレ】
未来のサイリは
きっと思っていたはずです。
レンハさんに生き続けて欲しい…
そして幸せになって欲しいって…!
【レンハ】
…そうかもしれんな。
あれは昔から、優しい子だった…
だからこそ私は、サイリを…
そう、家族として心から愛していたのだ…
【ルフレ】
…だったら余計に、レンハさんのこんな姿を
サイリだって望んでいないはず。
【レンハ】
確かに…そうかもしれぬ。
サイリが生きていれば、
今のこの覇気の失せた私を
叱りつけてくるやもしれん…
【ルフレ】
…だったら、
もう少し俺たちに歩み寄って下さい!
未来のサイリはもういないけれど、
この時代には
俺たち仲間がいるじゃないですか!?
【レンハ】
ルフレ殿…そう言ってくれるか。
いや…かたじけない。
私は、あなたにどれほどの気苦労を
かけてしまっているのだろうか…
【ルフレ】
そんな! これは気苦労じゃありません。
仲間の事を考えているだけなんですから!
【レンハ】
そうか…。ふふっ…なるほどな。
【ルフレ】
レンハさん…。みんなの所へ行きませんか?
【レンハ】
…そうだな。和の中に入らせていただこうか。
…ルフレ殿。
あなたの優しさと友情に感謝する。
【ルフレ】
いえ、こちらこそ!
あらためてよろしくお願いします。
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