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「支援会話集 ヴィオール×アズール」(2014/02/26 (水) 21:02:23) の最新版変更点
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#contents()
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**親子
***支援C
【アズール】
はぁ…もうちょっとでお姉さんと
お茶の約束ができたのにー。
父さんったら何で止めに来るのー?
【ヴィオール】
もうすぐ行軍の時間だからね。
もう諦めたまえ。
時間を忘れて女性に声をかけていた
君が悪いのだよ?
【アズール】
あ、そうだったね。ごめんなさーい。
よーし、今日もいっちょ頑張るかぁー!
【ヴィオール】
…………
【アズール】
ん? どしたの、父さん。
僕の顔に何かついてる?
【ヴィオール】
…いや。君は未来にいた時から
そんな感じだったのかと不思議に思ってね。
【アズール】
そんな感じ、って?
【ヴィオール】
絶望に支配されていたという未来から
来た割には、悩みが無さそうというか…
ルキナくんが持っている
強い使命感や決意のようなものが、
君からは微塵も感じられないのだよ。
【アズール】
えー!? ちょっと何それ!
僕だってちゃんとした使命ぐらいあるよ!
【ヴィオール】
なんと! それは失礼した。
君はどんな使命を持っているんだい?
【アズール】
えへへ。そりゃもちろん、
大勢の女の子たちにモテることだよー!
【ヴィオール】
じょ、女性にモテること!?
…それがアズールくんの使命かね?
それがわざわざ過去に来てまで、
成し遂げる使命なのかね!?
【アズール】
やだ。父さんったら僕の使命を
そんな大声で…恥ずかしいよ。
【ヴィオール】
急に恥じらわないでくれたまえ。
気持ちが悪いではないか!
【アズール】
気持ち悪いだなんてひどいなー。
母さんが恥じらったら喜ぶくせにー。
【ヴィオール】
うっ…
そ…それとこれとは話が別だ!
あぁ…君の相手をしていると疲れるね…。
私は先に行かせてもらうよ…
【アズール】
…………
…はは。悩みが無さそう、ねぇ…
父さんもなかなかキツいこと言うなぁー…
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***支援B
【アズール】
いたたた…参ったなぁ…これ。
こんなんじゃ戻れないよ…
【ヴィオール】
アズールくん、どうしたんだね?
【アズール】
うわっ!? と、父さん!?
えーと…ちょっと可愛い子見かけちゃってさ!
【ヴィオール】
ふむ…嘘だね。明らかに傷を庇っている。
この辺りに、怪我をしているだろう?
【アズール】
いっ…! 痛い痛い! 痛いよ…!
もう、父さんったら乱暴なんだから…
【ヴィオール】
なんと…酷い傷ではないか…!
どうしてすぐに言わなかったのだい!?
【アズール】
えー。だってそんなかっこ悪いところ、
女の子に見られたらまずいじゃない?
【ヴィオール】
…いい加減にしたまえよ!!
【アズール】
父さん…?
【ヴィオール】
君は、こんな時にまで女性の話かね!?
ふざけるのも大概にしたまえ!
本当に、何のためにこの時代に来たんだね!?
ルキナくんは必至で戦っているというのに…
…正直、見損なったよ。
君は戦争というものをわかっていないようだ。
【アズール】
………
知った風な口きかないでよ…
わかってないのは、父さんの方だよ…!
【ヴィオール】
なんだね…?
【アズール】
僕が本当に、女の子にモテたいだけなら、
こんなところまで来てないよ。
毎日毎日、明日死んじゃうんじゃないかって
思いながら…戦ったりなんかしてないよ!!
【ヴィオール】
…アズールくん?
【アズール】
僕、これでも未来では期待されてたんだよ。
毎日毎日、屍兵を倒し続けてたから。
皆の期待を背負ってるのに、
弱いところなんて、見せられない。
あの世界で…辛いのはみんな同じなのに、
僕だけ弱音を吐くなんて、できない。
父さんがいなくても、
母さんが死んじゃっても、大丈夫だって…
いつも笑って、何でもないよって顔して
戦い続けるしかなかったんだよ…!!
【ヴィオール】
…………
【アズール】
…父さんは僕に
悩みが無さそうだって言うけど、
今だって…苦しいとか辛いとか
まったく思わないなんてこと、無い。
ただ、それを見せたくない…ううん、
見せられなかっただけなんだ。
それが父さんの気に障ったのなら
謝るよ…ごめんなさい。
【ヴィオール】
…いや…
【アズール】
あと…心配してくれて、ありがと。
この傷、ちゃんと治してもらってくるから…
【ヴィオール】
………
…悪いことを言ってしまったようだね。
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***支援A
【ヴィオール】
アズールくん。少し話が…
【アズール】
あっ、父さん! 見て見て、この前の傷。
ちゃんと治してもらったんだよー。
【ヴィオール】
なんと…それは良かったね。
【アズール】
うん、心配かけてごめんねー。
【ヴィオール】
いや…私も、この前は無神経なことを
言ってしまって、すまなかったよ。
君は立派に戦っていたのに、
何も分かっていないなどと言ってしまって…
【アズール】
あぁ、なんだそんなこと。
いいんだよ、僕も悪かったんだし。
【ヴィオール】
だがね…
【アズール】
…笑ってよ、父さん。
【ヴィオール】
ん?
【アズール】
そんな神妙な顔してたら、暗くなっちゃうよ。
笑って笑ってー。ほらほらー。
【ヴィオール】
あはは…!
く、くすぐらないでくれたまえ…!
【アズール】
ははは! さすが父さん。いい笑顔だね。
父さんにはずっと笑ってて欲しいなー。
僕、みんなが笑顔でいられるような
世界を取り戻すために、ここに来たんだから。
【ヴィオール】
…それが君の、本当の使命なのかい?
【アズール】
そうだよー。この前は嘘ついてごめんね。
でも…これからは、
父さんに本音を話すって決めたから。
【ヴィオール】
そうかい…それは良かったよ。
【アズール】
でも、僕が本音を話だすと
うっとうしいかもよー?
こう見えて僕、すぐに落ち込むし。
かなり後ろ向きだし、すぐ泣くし。
特にナンパに失敗した時なんかは
目も当てられない感じになるし、なんてね。
【ヴィオール】
…アズールくん、そうやってもう無理に
私を笑わせようとしなくても良いのだよ。
【アズール】
笑いを取ろうとしたわけじゃないよー。
僕が女の子を好きなのは本当だし!
【ヴィオール】
…それなら良いんだがね。
女性が好きな点については私も同意するよ。
とにかく、私も…君が強がらずに
いられる世界を取り戻すよ。華麗にね。
未来で死んだ私の分まで、君を守ろう。
だから辛い時は私に頼るといい。
【アズール】
…父さん…
…ありがとう! 父さんったら
そんなに僕のこと考えてくれてるんだ…!
【ヴィオール】
わっ…首にしがみつかないでくれたまえ…!
く、苦しいではないか…!
【アズール】
だって、父さんがそんなこと言うなんて
思わなかったんだもん…
僕も父さんを守るよ。今度こそ…
父さんを死なせたりなんかしない。
だから…もう僕を置いていかないでね…
【ヴィオール】
わ、わかったから…手を緩めてくれ…
今まさに置いて逝きそうではないか…!
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