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「支援会話集 ヴェイク×ウード」(2014/02/28 (金) 00:33:06) の最新版変更点
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#contents()
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**親子
***支援C
【ウード】
はぁ…今日は空気が悪い…。
朝から体が疼いて仕方ないぜ…
……くっ!? この感じは何だ…!?
血の騒ぎ方が…いつもと…違う!?
【ヴェイク】
ウード、何やってんだ?
【ウード】
父さん…! 来るな!
今の俺に近づくんじゃない…!!
【ヴェイク】
はぁ!? ど、どうしたんだよ!?
【ウード】
俺の中に眠る英雄の血が、
獲物を求めているんだ…!
今の俺に近づいたら…相手が例え
父さんでも、手加減ができない…っ!!
お願いだ、これ以上来ないでくれ!
俺は父さんを…傷つけたくない!!
【ヴェイク】
どういうことだ!?
もしかして…誰かに操られてんのか!?
【ウード】
あぁ…。この俺が自らの血如きに
踊らされるなど…なんたる不覚…!
ぐ…うっ! 静まれ…!
静まってくれ、俺の血よ……!!
【ヴェイク】
!? 何だよ、苦しいのか!?
よ…よし! すぐにリズを呼んでくるぜ!
それまで頑張って我慢しろよ!!
【ウード】
えぇっ!? 母さんを!?
えっと……。えぇっとー…
【ウード】
…ふっ。それには及ばない。
この程度の身体の疼きなど…
あと数刻もすれば消え去るだろう…。
俺はこのようなことには慣れている…って、
…ちょっと父さん!?
本当に母さん呼びに行っちまったのか!?
あー…。どうしよう。
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***支援B
【ウード】
あのー…。
父さん、まだ怒ってるか?
【ヴェイク】
あったりめーだろ!
お前がいきなり苦しみ出すから、
俺様もリズも、すっげー心配したんだぞ!?
ま、お前が無事なら良かったけどよ…。
何なんだあの妙な設定の芝居は!?
【ウード】
妙な設定って何だよ! 俺が頑張って
考えたみたいに言うのやめろって!
俺は正真正銘、英雄の血を宿した
選ばれし希望の戦士、なんだからな!
【ヴェイク】
だから何なんだよ! その聞いてる方が
恥ずかしくなるような肩書きはよ!
【ウード】
ふん…恥ずかしいとは心外だな!
まぁ父さんは、俺から見れば
十数年も昔の人だから、
わかんないのかもな~…この感覚が。
【ヴェイク】
へいへい、わからなくて結構…
…!! ウード、伏せろ!!
【ウード】
へっ!?
【ヴェイク】
…ぐっ!!
【ウード】
父さん! 肩に矢が…!!
【ヴェイク】
くそっ…! 敵兵の奇襲か…!
よくもウードを狙いやがったな…
とにかく逃げるぞ!
まだ伏兵がいたら厄介だ!
【ウード】
……っ!!
【ヴェイク】
ここまで来れば平気だろ。
いやー、逃げ足速い俺様さすが!!
【ウード】
……して……だ…
【ヴェイク】
あんだぁ?
【ウード】
どうして…どうして俺なんか庇ったんだよ!!
死んだらどうするんだ!
父さんはいつもそうだ! あの時だって、
俺のことさえ気にしなければ…!!
【ヴェイク】
…あの時? 何のことだよ、ウード。
また何かの芝居なのかよ?
【ウード】
うっ…うぅっ…!!
【ヴェイク】
おい! ウード、泣いてる…のか?
どうしたんだ、何があった…
【ウード】
……………何でもない。
今のも妙な設定の芝居だから。
だから…気にするなよ。
それより、その傷治さないとな。
すぐに母さんを呼んで来るから、待っててくれ。
【ヴェイク】
お、おう…
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***支援A
【ウード】
父さん、肩の傷…大丈夫か?
【ヴェイク】
あぁ、もうかなり良くなった。
元々そんなに大きな傷じゃねーしな。
【ウード】
そうか…良かった。
また俺のせいで父さんが死んだら
どうしようかと思ったぜ…
【ヴェイク】
また? お前、この前もそう言ってたけど、
あれ、やっぱり芝居じゃなかったんだな。
もしかして、未来の俺様は…
お前を庇って死んだのか…?
【ウード】
………そうだ。父さんは俺のせいで…
俺が屍兵の攻撃を避けられなかったせいで、
死んじまったんだ…!
【ヴェイク】
…やっぱ、そうだったのかよ。
【ウード】
だから、この前はつい取り乱しちまった。
父さんが未来で死んだときと、
この前の状況が、あまりにも似てたから…
【ヴェイク】
…そっか。俺様としたことが、
辛いことを思い出させちまったんだな。
それに…未来でお前に寂しい思いもさせて
その…、悪かったな…
【ウード】
……!! 父さん…!
…あ、安心してくれよ!
俺は寂しいなんて思ったことないぜ!?
何たって俺の中には父さんと母さんがいる。
大切な二人がくれた血が流れてるから。
俺を産んでくれた英雄と、
俺を生かしてくれた英雄の血がな。
【ヴェイク】
ウード…。……あれ!?
それじゃお前が言う英雄の血って…
俺様とリズの血のことだったのかよ!?
俺様たちの血ってそんなに騒ぐのか!?
【ウード】
……まぁ、騒ぐって言うのは
かっこいいから言ってるだけなんだけど…
【ヴェイク】
へっ?
【ウード】
い、いや! 何でもない!
とにかく、俺はこの血に誇りを持ってる。
この血がある限り、俺は無敵だ。
なんでもできるっていう気分になるんだ。
両親が果たせなかった願いだって、
俺が代わりに果たしてみせる!
俺がこの世界に来たからには
今度こそ死なせないぜ、父さん!
【ヴェイク】
そっか…。ありがとな。
お前は、未来の俺様の想いを
受け継いでくれてるんだな…
【ウード】
あぁ、そうだぜ…!
くっ…また血が騒いできた…!
どうした父さん…! 過去の自分を
前にして、感情がたかぶっているのか…!?
【ヴェイク】
あのー…。いつもの調子に
戻ったのはいいんだけどよ、
あんまり俺様とリズの血で
遊ばないでくれよな…
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