「支援会話集 リズ×ソール」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「支援会話集 リズ×ソール」(2012/06/27 (水) 05:13:50) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
&bold(){支援会話集 リズ×ソール}
----
#contents()
----
***支援C
【ソール】
あ…楽になってきた。
【リズ】
よかった。治癒の杖が効いたみたい。
【ソール】
ごめん…ただの腹痛に
わざわざ杖を使ってもらって…。
胃薬も、荷物に紛れただけで
どこかにあると思うんだけど…。
【リズ】
ソールってしょっちゅう
誰かに振り回されてるよね。
今回の腹痛は誰のせいなの?
【ソール】
誰のせいっていうか…
なかなか探し物が見つからなくてさ。
町に着くたび、今度こそと思っては
空振りで…気が滅入っちゃった。
【リズ】
探し物って?
【ソール】
薬の材料になる、特殊な蝶の鱗粉だよ。
兄さんに頼まれてるんだ。
イーリスではなかなか見つからないから
旅先で見かけたら買って来てくれって。
町に寄るたび市場を探してるんだけど
これがなかなか見つからなくてさ…。
【リズ】
えー! お使いを頼まれてるの?
そんな呑気な旅じゃないのに?
【ソール】
うーん…まぁ、そうなんだけど…。
【リズ】
ソールもソールだよ。
そんなの、断っちゃえばいいのに!
【ソール】
はは…でも、兄貴のためだから。
【リズ】
もう、お人好しなんだから…。
じゃあその鱗粉、わたしも探すから
名前を教えてよ。
【ソール】
え…いいよ、僕ひとりで探すから。
【リズ】
遠慮なんかしてたら
またおなか痛くなっちゃうよ!?
それに、ふたりで探したほうが
早いでしょ?
【ソール】
そうだね…ありがとう。
じゃあ、お願いしようかな?
【リズ】
うん! まかせてよ!
----
***支援B
【ソール】
鱗粉が見つかってよかった。
付き合ってくれてありがとう。
【リズ】
ううん、わたしもお使いに
付き合ってもらっちゃったもん。
お兄ちゃんったら、香水なんて
誰にあげるつもりなんだろう?
“俺には良し悪しがわからんから
お前が欲しいものでいい”って…。
その人に合うかどうかわからないのに、
ずいぶん適当だよねー?
【ソール】
まぁ、いいじゃない。
気持ちはわからなくもないよ。
男がひとりで買いに行くのは
ちょっと気恥ずかしいだろうからね。
【リズ】
優しいね、ソールは。
わたしは、まだ腑に落ちないよ。
だいたい、お兄ちゃんってみんな
弟や妹のこと軽く見過ぎだよね?
わたしもソールも
使いっ走りじゃないんだからー!
【ソール】
はは、まぁまぁ。
【リズ】
わたしはいいけど…ソールが
そんな扱いされてるの、なんか嫌だな。
ソールはいつもみんなを支えて
頑張ってるのに…。
【ソール】
いいんだよ。僕が引き受けることで
周りのみんなが助かるなら、それで。
僕のことは、誰かが見てくれてるなら、
じゅうぶん満足だよ。
【リズ】
ソール…。
うん! ソールが頑張ってるのは
わたしがばっちり見てるからね!
【ソール】
ははは、ありがとう。リズ。
----
***支援A
【ソール】
…………。
【リズ】
ソール、なに読んでるの?
【ソール】
兄さんからの手紙。鱗粉を送ってくれて
ありがとうって書いてある。
【リズ】
へぇ…わっ、ごつい文字だね。
ソールとは大違い。
【ソール】
兄さんは僕と違って男らしくてさ。
文字のも性格が出てるね。
あ、そうだ…ほらこれ、新しい胃薬。
手紙といっしょに送られてきたんだけど
前の胃薬より効果があるらしいんだ。
鱗粉はこれの材料だったんだよ。
【リズ】
じゃあ…あのお使いは
ソールのためだったの…?
【ソール】
うん、そうだったみたい。
…兄弟って、距離が近いから
素直になれないところもあるよね。
でも、心の奥底ではお互いを気にかけて
思いやってるものだと思う。
【リズ】
お兄ちゃんも、わたしのこと
そんな風に気にかけてるのかな?
いっつも『ちんまい』とか
『子供っぽい』とか言ってくるからさ。
とてもそうは思えないんだよね…。
【ソール】
クロムだって、ちゃんとリズのこと
大切に思ってるはずだよ。
リズみたいなかわいい妹がいたら、
誰だって放っておけないもの。
【リズ】
か、かわいい…?
【ソール】
あ、なんか僕、変なこと言った?
【リズ】
ううん! わたし、褒められ慣れてないから
どう反応したらいいか困っちゃって。
でも嬉しいよ! ありがとう!
【ソール】
どういたしまして。
----
***支援S
【リズ】
あのね、ソール。
お兄ちゃんから、これもらっちゃった。
【ソール】
それって、この前買った香水?
【リズ】
去年渡し損ねた誕生日祝いだって。
直接渡すのが照れ臭かったみたい。
そういえば香水が欲しいって
言ったこと、あったんだよね…。
【ソール】
やっぱり兄さんって、なんだかんだで
弟や妹を気にかけてるものだね。
【リズ】
ふふっ、やっぱりお兄ちゃんは
わたしの自慢だなぁ。
【ソール】
はは、上機嫌だね。
これは今が好機かな。
【リズ】
え? なにが?
【ソール】
僕の告白を聞いてもらおうと思ってさ。
【リズ】
…告白?
【ソール】
うん。実は僕、前からずっと
リズのことが好きだったんだ…。
【リズ】
…えぇぇぇっ!?
そ、そうなの…!?
【ソール】
でも、リズは王女様だし
軽々しく口にすべきじゃないと思ってね。
ずっと我慢してたんだけど…。
もう抑えきれなくなっちゃって。
実はここに指輪も用意してあるんだ。
リズさえ迷惑じゃなかったら…
僕と…結婚してくれないかな。
【リズ】
…………。
う…うん。いいよ…。
わたしも…ソールのこと
前からずっと好きだったから…。
【ソール】
ほんとに…!?
【リズ】
嘘でこんなこと言わないよ!
ゆ、指輪…はめてもいい?
【ソール】
うん、もちろん!
……よく似合ってるね。
【リズ】
えへへ…ありがとう!
ソールがいつもみたいに気持ちを
我慢しなくて、良かった…。
だって、そのおかげでわたしたち、
こうやって家族になれるんだもんね!
【ソール】
そうだね。ふぅ…思い切って
打ち明けて良かったよ。
僕の兄さんにも報告しないとな…。
【リズ】
あ、わたしもお兄ちゃんに報告しないと!
というか…これからソールは
お兄ちゃんの弟になるんだよね?
ふふ…なんか変な感じ。
【ソール】
そ、そっか…。
僕も変な感じだよ…。
【リズ】
不思議だね…結婚前のふたりって
言ってみれば他人同士なのに
心がつながることで家族になる…。
ちょっとした奇跡だね。
【ソール】
リズと僕も、奇跡でつながったんだね。
【リズ】
ふふっ。つながった心も、手も…
ずっと離さないでね?
【ソール】
もちろん。ずっとずっと…
離さないでいるよ。
表示オプション
横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: