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「支援会話集 リズ×マリアベル」(2012/06/27 (水) 05:20:40) の最新版変更点
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#contents()
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***支援C
【リズ】
マリアベル、
この紅茶美味しいね!
【マリアベル】
そうですわね。
リズの好きな柑橘系の香りを
茶葉に移してありますから、
きっと気に入って頂けると思っていましたわ。
【リズ】
へ…?
わたし、柑橘系の香りが好きなの?
【マリアベル】
自分で気付いていなかったんですの!?
もう何度もお茶をご一緒していますけど、
リズが美味しいと言うのはいつも
柑橘系の香りのするお茶でしたから、
わたくしはてっきり…
【リズ】
へぇ、そうだったんだ。
わたし、こういう香りが好きだったんだね…
すごいね、マリアベルは。
わたしよりわたしのことよく知ってるみたい!
【マリアベル】
そりゃそうですわ。
だってわたくしは、リズの親友なんですもの。
【リズ】
えへへ、そうだよね。
あ…でも、わたしはマリアベルの
好きなお茶がどんなのか知らないや。
【マリアベル】
あら、残念ですわね。
では当ててみてくださいまし。
【リズ】
うーん、そうだなぁ…
薔薇の花が入った紅茶とか?
【マリアベル】
外れですわ。
【リズ】
じゃあ、ミルクの入った紅茶!
【マリアベル】
それも外れですわ。
【リズ】
えー…わたし、あんまり
お茶のこと詳しくないから
他に何があるのかわかんないよー。
【マリアベル】
ふふ、仕方ないですわね。
それでは正解を教えて差し上げますわ。
わたくしが好きなお茶は…
【リズ】
好きなお茶は?
【マリアベル】
熊の生き血が入ったお茶ですわ。
【リズ】
ぶーーーーーーーっ!!
げほっ、げほっ、げほっ!
【マリアベル】
リズ! お茶を吹き出すなんて
はしたないですわよ!?
【リズ】
だ、だって、そんなお茶があるなんて
知らなかったから…!!
【マリアベル】
今のはただの冗談ですわよ!
ほら、早く口の周りを拭いて下さいまし!
【リズ】
えぇー!? 冗談だったの?
わたし、うっかり信じちゃったよ…!
じゃ、じゃあマリアベルの好きなお茶って
ほんとは何なの…?
【マリアベル】
わたくしの好きなお茶は、
リズが好きなお茶と一緒ですわよ。
わたくし、リズが喜んでくれるのが
何よりうれしいんですの。
好みの茶葉がありましたら、
わたくしに何でも言ってくださいな。
【リズ】
う、うん…ありがとう…
なんかうまくごまかされたような気がする…
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***支援B
【マリアベル】
ふぅ。今日の戦いは今までになく
激しいものになりましたわね。
リズ、怪我はしていません。
【リズ】
うん。だいじょうぶ。
マリアベルは?
【マリアベル】
わたくしも問題ありませんわ。
【リズ】
そっか、良かった。
…………
【マリアベル】
リズ? どうしましたの?
まさか、本当は怪我を!?
【リズ】
う、ううん。
ほんとに怪我はしてないよ。
ただ、いつまでこんなことが
続くのかな…と思って。
人が人を傷つけて、
みんなが怖い顔になっちゃって…
わたし、あの怖い顔をみると
足が震えて動けなくなっちゃう。
【マリアベル】
安心して、リズ。あなたのことは
わたくしが守りますわ。
【リズ】
だ、駄目。それでマリアベルが
傷ついたら…わたし、そんなの嫌だよ。
【マリアベル】
だいじょうぶ、わたくしは
そんなヘマはしませんから。
【リズ】
そんなこと言って、ペレジアの人に
捕まってなかったっけ…?
【マリアベル】
あ、あれはやむにやまれぬ
事情があったのですわ。
と、とにかく、わたくしは
リズを守ると決めていますの。
これはわたくしの中で
なによりも優先する正義ですから。
【リズ】
どうしてそこまでわたしを
優先しようとしてくれるの?
いつものお茶だって、いつもわたしの
好きな物ばっかり淹れてくれるし…
わたしはもっと、マリアベルのことを
優先してほしいよ?
マリアベルがケガしたら嫌だし、
好きなお茶を我慢するのも嫌だな。
【マリアベル】
リズ…
お言葉はありがたいですけれど、
どうか気になさらないで下さいな。
これはわたくしが好きでやっていることですから。
それ以上の理由はありませんの。
【リズ】
…でも…
【マリアベル】
ほら、そんな顔を
なさらないで下さいな。
それより、水浴びに行きましょう。
土ぼこりと汗で、体がベトベトですの。
一刻も早くさっぱりしたいですわ。
【リズ】
あ! 待ってよぉ、マリアベル!
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***支援A
【リズ】
マリアベル! 怪我!
怪我はだいじょうぶ!?
【マリアベル】
リズったら、そんなに取り乱して
はしたないですわよ。
【リズ】
だ、だってわたしをかばって…!
【マリアベル】
だいじょうぶですわ。
ヘマはしないと言ったでしょう?
【リズ】
う、うん…それならいいんだけど…
ありがとうね、マリアベル。
【マリアベル】
どういたしまして。
【リズ】
…ねぇ、マリアベル。そこまで
わたしを守ろうとしてくれるのって…
もしかして自警団に入る前のことが
理由だったりする?
【マリアベル】
!!
【リズ】
やっぱりそうなんだ…
【マリアベル】
ふぅ…気づかれてしまったのなら
無理に隠しても仕方ありませんわね。
そうですわ。自警団に入る前のわたくしは、
この性格が災いして、友人ができませんでした。
同じ年頃の子たちからは陰口を叩かれ、
社交界でもいつもひとりぼっち。
そんな中、リズだけが唯一
わたくしの友達になってくれましたわよね。
あの時の…孤独なわたくしを
救ってくれたのが、リズだったんですの。
それが…わたくしがリズを守ると決めた
理由ですわ。
【リズ】
そんな何年も前のこと、
わたし忘れちゃってたのに…
【マリアベル】
わたくしは忘れませんわ、一生。
あの時のリズの優しさを。
孤立無援だったわたくしにとっては
太陽の光にも等しい輝きでしたもの。
【リズ】
そんな…。ただわたしはマリアベルと
仲良くなりたいと思っただけだよ。
【マリアベル】
周りに陰口を叩かれて、
いつも一人でいるような子と?
【リズ】
周りの人が何を言ってるかなんて関係ないよ!
どう思うか決めるのはわたしだもん!
マリアベルはすっごくいい子だよ!
だから自分を悪く言わないで…!
【マリアベル】
ふふふ。全く…
底抜けのお人好しですわね、リズは。
でも、だからこそ誰よりも信じられるし、
絶対に守りたいと思えるのですわ。
【リズ】
マリアベル…
ありがとう…でもわたし、
守られてばっかりは嫌だから
これからはわたしも
マリアベルのことを守るよ!
いつものお茶の時間だって、
次からはわたしも、
マリアベルの好きなお茶を用意する!
お互いにお互いを思い合ってこそ、
ほんとの親友だと思わない?
【マリアベル】
ふふ、そうですわね…
わたくし、リズと友達になれて、
本当に良かったですわ。
貴方だけは絶対に、
死なせたりしません…
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