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***支援C
【フレデリク】
ヴィオールさん、
美しい短剣をお持ちですね。
【ヴィオール】
おや、さすがフレデリクくんは
目ざといね。
本当に美しい短剣だろう?
私に相応しく、華麗で、優雅で…
【フレデリク】
その短剣に刻まれているのは
クレーヴ家の紋章、ですね。
【ヴィオール】
なんと! 私の言うことを
最後まで聞いてくれないとは!
【フレデリク】
あ、すみません…。
でも少し気になってしまいまして。
イーリスの名門貴族の短剣を
なぜ貴方が持っているのですか?
【ヴィオール】
ふふん。ちょっとした
文化交流のようなものだよ。
クレーヴ家のご息女から、
友情の証として賜ったのだ。
【フレデリク】
友情…。いつの間にそのような
友情を育まれたのですか?
【ヴィオール】
フレデリクくんはお堅いねぇ。
心を通い合わせるのに、
必ずしも長い時間がいるとは
限らないだろう?
特に…男女の間ではね。
【フレデリク】
…………
【ヴィオール】
ちょっ…汚らわしい物を見るような目で
見つめないでくれたまえ!
わかった、わかった!
正直に話すよ!
実は、ご婦人方との他愛ない
恋の駆け引きが私の道楽でね。
なに、貴国の誇りを汚すような
振る舞いはしていないよ。
【フレデリク】
…あ、その点に関しては
微塵も心配しておりませんので。
貴方の道楽程度では
イーリスの誇りは汚れません。
【ヴィオール】
くっ…! 爽やかな笑顔で
なかなか辛辣なことを言ってくれる…。
とにかく、この短剣はそういう経緯で
手に入れたのだよ。
それではこれで失礼するよ、
誇り高いイーリスの騎士、フレデリクくん。
【フレデリク】
…道楽、ですか。
その道楽を生かして
どれほどの繋がりを築いているのでしょう。
なかなか底の知れない方ですね。
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***支援B
【フレデリク】
…先ほどの男性は
帰って行きましたよ、ヴィオールさん。
【ヴィオール】
そ…そうか!
ふぃー。助かったよ。
これでひと安心だな。
君には手間を取らせてしまったね。
あの男もご苦労なことだ。わざわざ
ここまで借金の督促に来るとはね。
【フレデリク】
額を聞いて少々驚きました…。
どうすればあんな借金ができるのです?
【ヴィオール】
ふふん。
方法はいろいろとあるのだよ。
【フレデリク】
そこは訊かないでおきますよ…。
もっと気になることがあったので。
【ヴィオール】
なんだね?
【フレデリク】
あの男性が、我々に金銭面での
援助を申し出てきたのですよ。
もちろん、
丁重にお断りしましたが。
【ヴィオール】
ははーん、なるほどね。
【フレデリク】
驚かないのですね。
借金している相手に対して、
さらに金を渡すなんて
私には不可解なのですが…。
【ヴィオール】
いやいや、なにも
不思議なことはないよ。
私に万一のことがあれば
借金は返済されず、共倒れしてしまう。
私がこの戦で生き延びられるよう
あの男なりに手を打とうとしたのだよ。
【フレデリク】
…大きすぎる借金が
互助関係を生んでいるということですか?
全く、常識外れもいいところです。
やはり貴方は底が知れませんね…。
【ヴィオール】
はは、それはどうも。
【フレデリク】
…ひとつ忠告しておきますが、
貴方のその、得体の知れない行動で
クロム様にご迷惑をおかけする
ような事があれば……
【ヴィオール】
わわわかっているよ!
そうなれば君は私を消しにかかるだろう!?
誓ってそのようなことはしないよ!
だから命だけは助けてくれたまえ!!
【フレデリク】
…その言葉、
信じさせてもらいますよ。
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***支援A
【フレデリク】
ヴィオールさん。
【ヴィオール】
ごきげんよう、フレデリクくん。
今度はなにを詮索してくれるのかな?
【フレデリク】
先日届いた
匿名の支援物資のことですよ。
あれはヴィオールさんが
手を回したものですね?
どれも行軍中には
ありがたい品々でした…。
クロム様に代わり、
感謝の意を述べさせていただきます。
【ヴィオール】
ふふん、どういたしまして。
君なら気づいてくれると思っていたよ。
なにせあれは、
裏の世界から得た物資だからね。
正面から贈ったのでは、クロムくんに
受け取ってもらえない可能性があった。
【フレデリク】
だからこその匿名、ですか…
【ヴィオール】
その通りだよ! 美しい話だろう!?
私に相応しい貴族的なやり方で…!
【フレデリク】
しかし、この方法では誰も
貴方の好意だと気づかないままです。
【ヴィオール】
また話を聞いてくれない…!
…まぁいい。いい加減この扱いにも
慣れてきたのだよ…。
【フレデリク】
あ、すみません。つい…。
しかし、なんの見返りも求めないとは
ヴィオールさんらしくないように思いますが。
【ヴィオール】
ずいぶんな言い草だね。
見返りならあるのだよ。
言っただろう、フレデリクくん?
君なら気づいてくれると思った、と。
これで私は
君にひとつ貸しを作れたというわけだよ!
【フレデリク】
なるほど…狙いは私でしたか。
それで、何が望みなのですか?
【ヴィオール】
戦いが終わったあかつきには、
私の国にも平和が訪れるだろう。
その際、我が領地の復興に
イーリスの協力を仰ぎたいんだよ。
クロムくんであれば、このような
回りくどい手を使わずとも
協力してくれるとは思うが、
念には念をというわけだ。
君が口添えしてくれれば万全だろう?
【フレデリク】
貴方という人は…。
もう勝った時のことを考えているのですか?
【ヴィオール】
何を気弱なことを
言ってるんだね。
私ほどの策士と君ほどの武人がいて
負ける道理がないだろう?
【フレデリク】
はぁ…。さすが、人を持ち上げるのも
お上手なのですね。
ですが、この戦いに負けられないことに
変わりはありません。
今後も協力して参りましょう。
【ヴィオール】
しっかり頼むよ、フレデリクくん。
【フレデリク】
…それはこちらのセリフですよ。
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