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「支援会話集 フレデリク×ミリエル」(2012/06/27 (水) 23:06:03) の最新版変更点
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***支援C
【兵士】
とぉりゃぁぁぁっ!!
【フレデリク】
むんっ!
【兵士】
くっ…!
ま、参りました…!
【フレデリク】
まだまだ力の使い方がなっていません。
より一層、鍛錬に励んで下さいね。
【兵士】
はっ! ありがとうございました!
【フレデリク】
ふぅ…
【ミリエル】
…………
【フレデリク】
ミリエルさん。
どうしたのですか、そんなところで。
【ミリエル】
今…兵士の斬撃がフレデリクさんに
触れると見えた瞬間…
逆に…兵士の体が吹き飛びました。
フレデリクさんは軽く右腕を
払っただけに見えましたが…
あれは…なんだったのでしょう?
私には物理法則を無視した
動きに見えたのですが…
【フレデリク】
ミリエルさん、
あの動きが見えたのですか?
いい目をしていらっしゃいますね。
私が最初にあの動きを見た時は、
腕が動いたことにすら
気づかなかったものですよ。
【ミリエル】
観察眼だけは、
自信がありますから。
【フレデリク】
目がいいというのは
それだけで立派な武器になります。
どうでしょう、ミリエルさん。
私と手合わせする気はありませんか?
【ミリエル】
先ほどの技の正体も
教えていただけるのでしょうか?
【フレデリク】
そうですね…
身につけるのは大変ですけれど。
【ミリエル】
…かまいません。
【フレデリク】
そうですか。
では、さっそく始めましょう。
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***支援B
【フレデリク】
そのまま槍を真っ直ぐ構えて、
動かないでくださいね。
【ミリエル】
はい…
【フレデリク】
…はぁぁぁっ!!
【ミリエル】
!!
【フレデリク】
…大した度胸ですね。
ぴくりとも動かないでいらっしゃるとは。
【ミリエル】
動かなかったのではありません。
動けなかったのです。
それにしても…木の棒で
私の槍の柄を両断するなんて。
しかも、私の手にはなんの衝撃も
伝わってきませんでした。
【フレデリク】
速さ、呼吸、筋肉の動き、力の流れ、
さまざまな要素が重なった結果です。
以前、兵を吹き飛ばした技も
実はこれと同じなんですよ。
【ミリエル】
速さ、呼吸、
筋肉の動き、力の流れ…
それらのことを…すべて一瞬で
思考しているのですか?
【フレデリク】
考えているというのとは違いますね。
感じている、というのが正しいでしょうか。
【ミリエル】
感じる? 人間は思考の生き物だと
思うのですが…
【フレデリク】
もちろん、考える力は重要です。
ですが、感じる力も同じように重要。
気配、流れ、空気…
すべては感じるものですからね。
【ミリエル】
特殊な…能力ですね。
【フレデリク】
そ、そんなことはありません!
誰にでも、
感じる力というのはあるものですよ。
【ミリエル】
私にも…あるのでしょうか。
【フレデリク】
もちろんですよ。
ミリエルさんは特に、観察眼に
長けていらっしゃいますから
私なんかよりもずっと、
その力はあるはずです。
【ミリエル】
それは…嬉しい評価ですね。
【フレデリク】
よろしければ後日、
私が昔行なっていた
感覚を研ぎ済ます訓練でも
教えて差し上げましょうか?
【ミリエル】
はい、ぜひお願い致します。
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***支援A
【ミリエル】
フレデリクさん。
まだ続けるのですか?
【フレデリク】
はい。もしかして…
何かお気に召しませんでしたか?
【ミリエル】
いえ…ただ、訓練という割には
随分とほのぼのしているというか…
野で花を愛で…川で魚を釣り…
森でハチに追いかけられ…
今のところ、ただの遊びとも
取れる内容なのですが…
次はなにをするつもりですか?
【フレデリク】
ゆらめく炎を一晩中
見つめ続けるつもりでした。
感じる力を養うには、色々な物に
触れるのが大切ですからね。
【ミリエル】
あの、フレデリクさん。
私はもう十分色々な物に
触れられたと感じています。
それに…感じるということの意味も、
少しわかったような気がしています。
【フレデリク】
そうですか…ならばもう私の教えは
必要ないということですね。
今日は気合いを入れて火起こしをしようと
思っていたのですが…残念です。
【ミリエル】
そう…ですね。
当初の目的は、達成されました。
不思議な現象の答えはわかりましたし、
感じるということも知りました。
ただ…まだ、感じるということには
続きがあるような気がしています…
【フレデリク】
それは…どういうことでしょうか?
【ミリエル】
私はフレデリクさんに
友情、というべきものを感じています。
今までは自警団の仲間として
つかず離れずの関係でしたが、
色々な経験を共にすることで、
情が移ってしまったようです。
貴方とは友人として、より仲を
深めたいと感じるようになりました。
できれば…この感情の行き着く先を
観察したいと考えています。
【フレデリク】
そうですか…
私も、ミリエルさんと仲良くなれるのは
嬉しいです。
自警団の仲間…いえ、友人として
とことんお付き合い致しますよ。
【ミリエル】
ありがとうございます。
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***支援S
【フレデリク】
どうですか、ミリエルさん。
友情の観察は順調ですか?
【ミリエル】
はい。ただ、少し困ったことが
起こり始めています…
【フレデリク】
困ったこと…ですか?
【ミリエル】
えぇ…どうやらこの感情は
欲を高める作用があるようで…
あなたを独占したいという…不思議な
欲求に囚われてしまっています。
フレデリクさんが他の方と
仲良くしていると、気分が悪いというか…
これは仲の良い友人に対しては
普通に抱く感情なのでしょうか?
【フレデリク】
…!!
ミリエルさん、その感情というのは…
私がクロム様と話している時にも
起こるものですか?
【ミリエル】
…いえ。
【フレデリク】
では、リズ様とは?
【ミリエル】
それは…はい。
他にも、マリアベルさんやソワレさん、
スミアさんと話されている時にも…
【フレデリク】
そうですか…
ふふ、それは重症ですね。
【ミリエル】
なぜ…そんなに嬉しそうなのですか。
【フレデリク】
ミリエルさんのその症状に、
ぴったりの薬を差し上げられるからですよ。
【ミリエル】
?
これは…指輪、に見えますが。
薬ということは…
これを飲めばいいのですか?
【フレデリク】
飲むのではありません。
左手の薬指にはめるのですよ。
【ミリエル】
…婚姻の儀とよく似た治療法ですね。
【フレデリク】
似ているのではありません。
婚姻の儀、そのものですよ。
【ミリエル】
あ…そういう…ことなのですか?
では…私のこの気持ちは、
もしかして…
【フレデリク】
はい。ミリエルさんは私のことを
好きだと思って下さっているのですよ。
友情が愛情に変わることは、
男女の間ではよくあることです。
そして、嫉妬という
感情が生まれるのも…
【ミリエル】
嫉妬…
【フレデリク】
えぇ。困ったことに、私も
かなりの重症のようです。
ミリエルさんが他の男性と話していると、
嫌な気分になりますからね。
【ミリエル】
これはもしや…
不治の病なのでしょうか。
【フレデリク】
そうかもしれません。
でも、人はそれを
しあわせと呼ぶのですよ。
【ミリエル】
しあわせ…なるほど。私は今…
しあわせを感じているのですね。
【フレデリク】
そのしあわせ、私が生涯を懸けて
守り抜くことを誓いますよ。
【ミリエル】
ありがとう…ございます。
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