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「支援会話集 ルフレ(男、俺)×スミア」(2012/06/28 (木) 12:47:13) の最新版変更点
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***支援C
【ルフレ】
スミア、こんなにたくさんの本、
どうしたんだ?
【スミア】
まぁ…ごきげんよう、
ルフレさん。
輸送隊の中から出てきたんです。
私、その場に偶然居合わせたものですから
せっかくなので何冊かお借りして
読んでみようと思って。
【ルフレ】
へぇ…面白そうなのもたくさんあるな。
【スミア】
では何冊かお読みになりますか?
一人では一気に読み切れませんから…
【ルフレ】
いいのか?
【スミア】
もちろんです。どれがいいですか?
【ルフレ】
うーん、どれも面白そうだから迷うな…
【スミア】
じゃあこれなんかどうですか?
『本当は怖い、村訪問』
【ルフレ】
んー…すまない。
できれば怖くない話がいい…かな?
【スミア】
す、すみません!じゃあこの
『ペガサスみたいなものの飼育法』なんか…
【ルフレ】
んー…。動物を飼う気はないし…
【スミア】
これも違いました!? えっと…
『昼下がりのならず者』は…
【ルフレ】
うぅーん……。
あの…他のも全部こんな感じなのか?
【スミア】
はい…すみません…
私、本を選ぶセンスまで落ちこぼれで…!
本当に…すみませ…。うぅ…!!
【ルフレ】
あぁー泣くなよ!
じゃ、じゃあ借りようかなこれ!
昼下がりに何が起こるのかなー!
すっごく面白そうだなー。
【スミア】
良かった…喜んでいただけて…
【ルフレ】
ほっ…
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***支援B
【ルフレ】
スミア、この前借りた本返すぜ。
意外に面白かったよ、ありがとう。
まさか昼下がりにあんなことがね…!
ならず者同士の愛憎劇が泣けて泣けて…!
【スミア】
まぁ…!面白そうですね。
私も今度読んでみます。
【ルフレ】
ちなみに、スミアは何を読んだんだ?
【スミア】
私は…これです。
『聖戦の系譜』
【ルフレ】
お…初めてのまともな題名。
これは物語なのか?
【スミア】
はい、実際にあった戦争を元にした
物語だそうです。
【ルフレ】
面白そうだな。
【スミア】
ルフレさんは…物語が
お好きなのですか?
【ルフレ】
あぁ、好きだよ。
【スミア】
私もです! 物語はいいですよね。
その世界の中にぐんぐん引き込まれていって…
本を読んでいる間だけは、
私、落ちこぼれの女の子じゃないんです。
かっこいい英雄にも、世界一の魔法使いにもなれる。
素敵なことだと思います…
【ルフレ】
そうだな。その世界に浸ってしまうと、
読み終わるのが寂しくなったりして…
【スミア】
はい…。でも、また次の物語を読めば
その寂しさもなくなります。
また新しい世界が待ってると思うと、
何だかわくわくしますよね。
【ルフレ】
次は何を読むんだ?
【スミア】
えっと…これです。
『狂気のファルコンナイト・上巻』
【ルフレ】
大丈夫なのか…? それ。
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***支援A
【スミア】
あなた、私が狂っているとでもお思い?
【ルフレ】
…は?!
【スミア】
いいわ…その奇妙な物を見るような目…。
私だけのものにしたくなる…!!
【ルフレ】
え…? え!? 急にどうした!?
変だぞスミア、普通に話してくれ!
【スミア】
…あ、すみません。
今のは物語のヒロインのセリフなんです。
この前読んだ物語に出てきた女性が
とても素敵な人で…
私も…あんな風になれたらいいなって
思っただけなんですけど…
あの…そんなに変でしたか?
【ルフレ】
ああ、変だった。
すごーく変だった。
【スミア】
す、すみません…。
やっぱり私みたいな落ちこぼれじゃ…
【ルフレ】
そういう意味じゃない。
スミアはそのままで十分なんだよ。
スミアはこの前から
別の誰かになりたがってるみたいだけど
スミアはスミアにしかできない事があるんだから
他の誰かになったらもったいないぞ?
【スミア】
そう…ですか。
ルフレさんに言われると
何だかそんな気がしてきました。
【ルフレ】
よしよし。
【スミア】
では、次は私と同じ、冴えない女の子が
主人公の物語を読みますね。
【ルフレ】
ちがーう!
【スミア】
この『二軍落ちのプリンセス』なんか
良さそうだと思いませんか?
きっと面白いと思うんです…!
【ルフレ】
も…もうその本でスミアは
好きにしていてください…
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***支援S
【ルフレ】
スミア、最近はもう物語を読まないのか?
【スミア】
はい、自分に自信が持てるまで、
物語は読まないことにしました。
【ルフレ】
なぜだ?
【スミア】
私…今まで物語に逃げていたみたいです。
本当の自分は落ちこぼれだから、
自分とは別の、特別な誰かになりたくて。
でも、それじゃダメだって気付いたんです。
本の中で特別な誰かになるんじゃない。
この世界で、自分の現実でそうならないと
いつまでも落ちこぼれのままだって。
だから…
【ルフレ】
…スミアは、もう十分特別な存在だ。
【スミア】
ふふ、わかりやすい嘘を
つかないで下さい。
【ルフレ】
嘘じゃない。
俺にとって、スミアは特別だ。
スミアを見てると放っておけなくて…
守ってあげたい気持ちになるんだ…
俺は他の誰でもない、
スミアのことが、好きなんだよ…
【スミア】
え…?
【ルフレ】
これ…指輪。
スミアのために用意したんだ。
俺は…クロムみたいに
どこかの国の王子様じゃないし
スミアを物語に出てくるような
お姫様にしてあげることはできない。
でも…スミアのことが特別で、
大好きな気持ちは誰にも負けないから…
俺と、結婚して欲しい。
【スミア】
…ルフレさん…!
わたし…私…
お姫様になんかなれなくても…
他の誰になれなくても…いい。
このままの私で…あなたの特別になれるなら…
喜んで…お受けします…!
【ルフレ】
ありがとう…スミア…。
一緒に幸せになろう…
大好きだ…
【スミア】
嬉しい…ルフレさん…。
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