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「支援会話集 ソール×ティアモ」(2012/07/07 (土) 17:20:10) の最新版変更点
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***支援C
【ティアモ】
あら、ソール。
【ソール】
さっき音楽が聴こえてきたけど、
ティアモが演奏してたの?
【ティアモ】
あ、聴こえちゃった?
ごめんね、下手な演奏で。
【ソール】
ううん、いい音色だった。
その曲、イーリスで流行してた曲だね。
【ティアモ】
えぇ、この前、市場で
楽器を見つけて…
長いあいだ弾いてないなって思って、
つい勢いで買っちゃった。
【ソール】
クロムの生誕祭でもその曲を弾いてたよね。
自警団のみんなと聴いてたんだよ。
君の演奏はすごかったよ…
なんかこう、想いがこもってる感じで。
今度みんなの前で弾いてみたら?
きっと喜ばれるよ。
【ティアモ】
でも、それほどの腕前じゃないわよ。
さっきも何回も失敗しちゃったし。
ちゃんと楽譜を見ながらなら、
少しは違うかもしれないけど。
【ソール】
えっ。楽譜も見ずに弾いてたの?
やっぱりすごいな…
【ティアモ】
ちょっとソール、
そんなに褒めないでよ。
こんなのフィレインさんに比べれば、
まだまだなんだから。
【ソール】
あぁ、フィレインさんは上手だったね。
楽団に入れる腕前だったと思う。
【ティアモ】
うん。あたし、あの域に
到達するのが目標なのよ。
【ソール】
そうなんだ、でもティアモならきっと
すぐに上手くなれるよ。
【ティアモ】
うふふ、ありがとう。
…あ、まずい!
このあと頼まれてる仕事があるんだった。
それじゃあまたね、ソール。
【ソール】
さすがにティアモの目標は高いな…
並大抵じゃ納得できないんだろうな。
僕の目標は…ティアモだな。
僕も、なにかひとつくらいは
人並み以上にこなせる人間に
ならないとね…
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***支援B
【ソール】
今日も演奏の練習をしてるの?
【ティアモ】
あら、ソール。
…その楽器は?
【ソール】
僕も市場で買ってきちゃった。
あとはほら、楽譜も。
【ティアモ】
ふふ、準備がいいわね。
せっかくだし、あたしと合奏してみない?
【ソール】
それは将来の目標ってことで…
まずは指南してもらおうと思ってさ。
演奏の仕方なんて、僕はもう
ずいぶん昔に忘れたきりだから。
【ティアモ】
あたしで良ければ喜んで。
【ソール】
ありがとう。ティアモに追いつけるよう
頑張って努力するよ。
【ティアモ】
早くふたりで合奏したいわね。
やっぱり目標があると真剣になるわ。
【ソール】
ティアモはどんなことだって
真剣に取り組んでると思うよ?
【ティアモ】
うふふ、ありがとう。
でも今はソールの指南役として
真剣に取り組まないとね。
じゃあ曲の出だしの弾き方を
お手本として見せるわね。
【ソール】
うん、よろしくお願いします。
【ティアモ】
最初はゆっくり弾くから見てて…
………
【ソール】
…さすがティアモだ。
音色がすごく澄んでる…
【ティアモ】
…あ、ダメだわ。
【ソール】
え、何が? 音色も綺麗だったし、
ちゃんと楽譜通りに弾けてたよ?
【ティアモ】
ううん、出だしの拍間隔が少しずれたの。
それに、ここの音程…半音低かった。
【ソール】
じ、自分でわかるの!?
【ティアモ】
えぇ。こんな演奏じゃ
人に教えるなんておこがましいわ。
ごめんなさい、ソール。
少し練習する時間をくれるかしら。
次までには必ず完璧にしてくるから。
【ソール】
ちょっと、ティアモ?!
ものすごい完璧主義だ…
僕も…頑張らないと…!
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***支援A
【ティアモ】
ソール、この前はごめんね。
今日こそは…って
この曲…この前の…
…すごいじゃない、もうそんなに
弾けるようになったの!?
【ソール】
うん。ティアモが頑張ってるの見て、
僕も頑張らないとなーと思って。
まだまだ下手くそなんだけどね。
音程とか拍の感じとかもわからないし。
【ティアモ】
でも、驚くぐらい上手くなってるわ。
いつの間にそんなに上達したの?
【ソール】
…君と同じ練習量だと
絶対に追いつけないからね。
ちょっとした合間に
こつこつ自主練してたんだ。
【ティアモ】
そうなんだ。
努力家なのね、ソールは。
あ…そうだ。さっきの演奏を
聴いてて思ったんだけど…
この曲、少し速めにしたほうが
明るい曲調になって、いいかも。
【ソール】
あ…君もそう思う?
じつは僕もそうなんだ。
速めに弾いちゃう癖が
いい方向に働いたね。
【ティアモ】
そうね…すごいわ。
あたしは今まで気付けなかったもの。
【ソール】
はは…偶然だよ。ティアモを目標に
頑張った成果が出たんだ。
【ティアモ】
あたしを目標にしなくても、
もっと上手な人はいっぱいいるわよ?
【ソール】
ううん、技術だけじゃない。君は
どんなことも鮮やかにこなしていく。
僕は努力してこつこつ
積み上げていくしかないからさ…
君に憧れてるんだよ。
僕、君みたいになりたいんだ。
【ティアモ】
…なんでも鮮やかにこなすのって
そんなにいいことかな?
【ソール】
えっ?
【ティアモ】
確かに、ソールはゆっくりと
物事を身につけていく人かもしれない。
でも、その分あたしには見つけられない
色々なことを見つけられる。
さっきの発見がいい例じゃない。
【ソール】
ティアモ…
【ティアモ】
そのうえ最後は努力して
目標にも到達しちゃうんだから…
憧れちゃうのは、あたしのほうよ。
【ソール】
えっ!? な…なんか照れくさいな。
僕たちお互いに憧れてたんだね…。
【ティアモ】
そうね。こうやってお互いを認めて
高め合うのは良いことだわ。
…じゃあソールも演奏できるように
なったことだし、
早速、合奏の練習を始めましょうか。
【ソール】
うん!
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***支援S
【ティアモ】
…ふぅ。
【ソール】
…いい合奏だったね…
【ティアモ】
そうね。お互いの音色が
調和した、美しい演奏だったわ。
これならみんなにも
聴かせられると思う。
【ソール】
良かった。
…あのさ。
僕、決めてたことがあるんだ。
この曲がちゃんと弾けたら
ティアモと向き合おうって。
【ティアモ】
向き合う…?
【ソール】
この指輪が…
僕の、君への気持ち。
【ティアモ】
えっ…!
【ソール】
君が好きな人が僕じゃないのは…
わかってる。
君がクロムのことしか
見てないってことも、知ってる。
それでも…どうしても
この気持ちだけは伝えたくて…
【ティアモ】
ソール…
知ってたんだ…あたしの片思い…
【ソール】
うん。最初はなんとなくだったんだけど。
クロムの生誕祭での、君の演奏を聞いて
あぁ、本当に好きなんだなって…
でも、努力を積み上げて、僕はいつか
君の中の一番になってみせる!
だからそのとき、あらためて
この指輪を、君に…
【ティアモ】
…今、受け取ったら駄目なの?
【ソール】
えっ、でも…
【ティアモ】
ううん。いいの。
もう…いいのよ。
さっきの言葉でじゅうぶんよ。
あたしの中の一番は…ソールだから。
【ソール】
ティアモ…!
【ティアモ】
さっきの演奏のときみたいな
しあわせな時間…たくさん欲しいな。
そしたらあたし、生誕祭の時よりずっと
想いのこもった演奏を
あなたに聴かせることが
できると思う…
【ソール】
うん…うん! 約束する!
絶対にしあわせにするよ…!
【ティアモ】
ありがとう、ソール。
…だいすきよ。
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