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#contents()
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***支援C
【マリアベル】
紅茶が入りましたわよ、リヒトさん。
【リヒト】
いただきまーす!
うーん、おいしいや…
ありがとう、マリアベル。
【マリアベル】
それはこちらの台詞ですわ。
先日はペレジアに捕まったわたくしを
助けて下さって、
ありがとうございました。
【リヒト】
そんなこと、もういいのに。
【マリアベル】
ですが貴方がいなければ
きっと逃げられませんでしたもの。
それに、今でこそ疎遠になっていますけど
貴方とわたくしの家は共に
イーリスに古くからある名門同士。
何か相談があれば乗りますわよ。
【リヒト】
…………
【マリアベル】
あら、どうかなさって?
【リヒト】
マリアベルがそう思ってたのが
ちょっと意外だったんだ。
【マリアベル】
まぁ。どういう意味ですの?
わたくしが、助けていただいた恩を
すぐに忘れるとでも思いまして?
【リヒト】
そっちじゃなくて、家の話!
だってさ、僕の家って
正直ちょっと落ちぶれてるじゃない?
【マリアベル】
…まぁ、正直そうですわね。
【リヒト】
だから、その…名門同士って
言われたのに驚いちゃって…
それに僕、全然名門っぽくないし…
【マリアベル】
ふふ、なにをおっしゃいますの?
貴族の誇りを支えるのは、
財産の多い少ないではありませんもの。
危険を顧みずにわたくしを
助けて下さった、貴方の心こそ、
名門貴族として誇れるものだと
わたくしは思いますわ。
【リヒト】
…えへへ。ありがと。
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***支援B
【マリアベル】
リヒトさん…足をお見せになって。
【リヒト】
え? な、なんで?
【マリアベル】
いいですから。
【リヒト】
うっ…はい…
【マリアベル】
やっぱり怪我をしていたんですのね。
どうして何も言いませんでしたの?
【リヒト】
これくらいなんてことないと
思って…あはは。
【マリアベル】
無茶をしてはいけませんわ。
化膿でもしたら…。
いえ…そもそも貴方が戦うこと自体が
無茶だったのかもしれませんわね。
【リヒト】
えっ! なんでそんなこと言うの?
【マリアベル】
本来、子どもの貴方に無茶をさせる
状況自体、反省すべきことなのです。
わたくしを助けに来てくださったときだって、
失敗したら貴方まで危なかった。
わたくし、貴方が戦いに
参加しなくても済むようにできないか
クロムさんに相談してきますわ。
【リヒト】
やめてよ!
僕は立派に戦える!
この前はがんばってるって
褒めてくれたじゃないか!
【マリアベル】
えぇ、貴方は素晴らしいですわ。
助けていただいて感謝もしています。
でもやっぱり…
貴方はまだ子どもなんですのよ?
リヒトさんにもしものことがあったら
ご両親がどんなに悲しむか…
【リヒト】
マリアベル…僕は確かに
子どもだけど、戦う力を持ってるんだ。
僕らの国が…家族が…友だちが
危ないのに、おとなしくしてられない。
僕に、みんなを守らせてよ!
【マリアベル】
…わかりました。貴方がそこまで
言うのなら、もう何も言いませんわ。
けれど、怪我をした時はすぐ、
わたくしに治療をさせて下さいまし。
自分の体を粗末にする人は
なにも守れませんわよ。
【リヒト】
…うん、わかった。
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***支援A
【マリアベル】
激しい戦いが続いておりますわね…
貴方は大丈夫ですの、リヒトさん?
【リヒト】
うーん…正直きついけど…
僕らがここで倒れたら
イーリスが大変なことになっちゃう。
だから…くじけてられないよ。
【マリアベル】
…貴方はこの戦いの重みを
きちんと理解しておりますのね。
先日は余計なことを言ってしまって
申し訳ありませんでした…
【リヒト】
ううん。この前はマリアベルの
言う通りだったと思う。
僕が未熟だったのが
いけなかったんだ。
これからは怪我をしないように
もっと注意するよ。
【マリアベル】
怪我をしたらわたくしに
ちゃんと言うんですのよ?
貴方にもしものことがあったら…
【リヒト】
あはは、それは前に聞いたよ。
両親が悲しむって言うんでしょ?
わかってるよ。
僕も痛いのは嫌だもん。
【マリアベル】
えぇ、そういうことですわ。
そうそう、わたくし最近
おいしい茶葉を手に入れましたのよ。
二人とも無事でないと
おいしい紅茶は飲めませんわ。
ですから今日も、共に無事でいましょう?
【リヒト】
うん! 僕も気をつけるから、
マリアベルも気をつけてね!
マリアベルになにかあったら、
僕…すごく悲しいから!
【マリアベル】
…ふふ。ありがとうございます、
リヒトさん。
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***支援S
【マリアベル】
…リヒトさん。
【リヒト】
なになに、紅茶の時間?
【マリアベル】
紅茶の話ではなくて…
提案があるのですけれど。
貴方の家の復興のために…
わたくし、援助いたしますわ。
【リヒト】
えーっ? そんなのいいよ。
生活に困ってるほどじゃないんだから。
それに、こういうのって
自分の力でがんばらなくっちゃね!
【マリアベル】
そ…それもそうですわね。
【リヒト】
あのね、マリアベル。
僕も提案…っていうか、話があるんだ。
【マリアベル】
あら、なんですの?
【リヒト】
これ、マリアベルに
受け取って欲しいんだ。
【マリアベル】
…指輪? 貴方の家の紋章が
刻まれておりますわね。
贈り物はうれしいですけれど、これは
求婚の際に取っておくものですわよ。
【リヒト】
だから、求婚してるんだよ!
【マリアベル】
えっ? では、先ほどの
わたくしの話と同じなのでは…
【リヒト】
えぇっ!? さっきのって
そういう話だったの!?
【マリアベル】
えぇ。わたくしたちが結婚すれば、
堂々と援助できるかと…
【リヒト】
そんなのはどうだっていいんだよ!
…ねぇマリアベル、僕のこと好き?
【マリアベル】
そりゃ…あえて申し上げれば…
好きですわよ。
【リヒト】
よかった! じゃあ援助のためだけに
結婚しようって言ったんじゃなかったんだね?
【マリアベル】
うっ…! わ、わたくし、好きでもない殿方に
そのようなことは申し上げませんわ…!
【リヒト】
そっか…うん、嬉しいよ。
僕もマリアベルが大好き!
絶対に幸せにするから、
結婚しよう!
【マリアベル】
えぇ…、その申し出
喜んでお受けいたしますわ。
でも、まさか貴方もわたくしと
同じ気持ちだとは思いませんでしたわ。
【リヒト】
実は僕、ずっと前から君のことが
好きだったんだよ。
だから君がペレジアに捕まった時は
何としてでも助けなきゃと思った。
クロムさんが…みんなが止めても、
何をしてでも助けに行くつもりだった。
もう君をあんな目には遭わせない。
これからは僕が君を守るからね!
【マリアベル】
リヒトさん…
ありがとうございます…
貴方、なんだかずいぶん頼もしく
なりましたわね…
変わっていく貴方を見ることは
わたくしの幸せですわ…
これからもずっと、ふたりで
紅茶を共にしましょう…
【リヒト】
うん、約束…だね。
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