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***支援C
【ベルベット】
つっ!!
…なに?
これは…狩猟用の罠…?
【ドニ】
あ、それは…。
【ベルベット】
…この罠をここへ仕掛けたのは
あなたなの、ドニ?
【ドニ】
そうだべ。すまねえだ。
まさか人間がかかるなんて…。
これまで人間が罠にかかったことは
一度もなかったべが…。
【ベルベット】
私は人間じゃない。タグエルよ。
間違えないで。
【ドニ】
す、すまないべ!
【ベルベット】
…でも、この私が
人間の作った罠にかかるなんて…。
腹が立つけど、
よくできた罠のようね。
【ドニ】
おら、貧しい山育ちだ。
獣を獲らねえと生きていけねえ…。
【ベルベット】
つまり、あなたの生きるための知恵に
私は敗れたというわけね。
【ドニ】
いや、その…すまないべ。
悪気はなかったんだべ。
もう罠を仕掛けるのはやめるべ。
だから許してほしいだ…。
【ベルベット】
やめる必要はないわ。
私が二度と人間の仕掛けた罠に
引っかからなければいいだけの話よ。
【ドニ】
そ、そうだべか…。
じゃあ、また仕掛けてもいいべか?
【ベルベット】
望むところよ。
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***支援B
【ベルベット】
…………。
【ドニ】
ん? ベルベットさん、
なにをしてるべ?
その辺りにゃおらが仕掛けた罠が
埋まってる。危ねえべ。
【ベルベット】
…………。
【ドニ】
あ…も、もしかして、
罠にかかっただべか?
【ベルベット】
…見ての通りよ。
【ドニ】
す、すまねえだ!
すぐに外すべ!
………。
よし、外れたべ…
あ! 怪我を…
【ベルベット】
こんなものは舐めておけば治るわ。
それよりも…この罠よ。
前に罠にかかってからは
細心の注意を払ってきたつもりよ。
それなのに、この結果よ。
ほかの者はかかっていないというのに。
それがどうしても納得いかないわ。
【ドニ】
えっと…どんな動物でも、
行動に独自の特徴があるんだべ。
本能的なものとか、反射的なものとか。
それを利用して罠に誘い込めば…
【ベルベット】
この通りというわけね…
【ドニ】
んだ。だからこの罠って、
実はここにあるひとつだけじゃないんだべ。
もっと先のほうから
いくつも仕掛けてあるだ。
で、最後にここにたどり着くように
工夫がしてあるんだべ。
【ベルベット】
…私は知らないうちに本能的なもので
まんまと罠にはめられたわけね。
【ドニ】
んだ。結果的にはそう言えるべ。
【ベルベット】
まさか、こんなところに
私の天敵になり得る人間がいるとは…。
あなたのおかげで、
私の誇りは傷だらけよ。
【ドニ】
す、すまないべ。
【ベルベット】
誇りを取り戻すためにも、
あなたに挑戦を申し込むわ。
もう一度、罠を仕掛けて。
今度こそ私はそれを見破ってみせるわ。
【ドニ】
だ…だども…。
【ベルベット】
断れば、ただでは済まさないわよ。
私が罠を見破った場合も。
痛い目にあいたくなかったら
心してかかってくることね。
【ドニ】
そ、そんなぁ…
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***支援A
【ベルベット】
…なぜなの…
【ドニ】
す、すまないべ!
【ベルベット】
なぜ、また罠にかかってしまったのかしら…
しかも落とし穴なんていう古い罠に。
【ドニ】
そ、それはその、今度の罠は
ベルベットさん専用に作っただから…。
ずっとベルベットさんを観察して
罠にもいっぱい工夫したべ…。
【ベルベット】
…私を観察していたことは
もちろん知っているわ。
だからこそ私は、普段とは
違う行動をとり続けたつもりよ。
【ドニ】
えっと、おらが大事にしているのは
そういう上辺のことじゃねえべ。
その人が気づかねえ“無意識”を
じっくり観察することなんだべさ。
無意識を知れば、その人の本質が見えるだ。
そうなりゃ罠の作り方も決まるだ。
【ベルベット】
…私は自分ですら気づかないことを
ドニに見透かされているというわけね。
【ドニ】
す、すまねえだ…
【ベルベット】
どうやら認めるしかないようね…
人間に敗れたというこの事実を。
【ドニ】
ベルベットさんが
おらに負けたわけじゃねえだよ。
たまたま、罠については
おらの方が上手かっただけで、
おらがベルベットさんにかなわねえことは
山ほどあるべ。
【ベルベット】
なぐさめのつもり?
【ドニ】
違うだ!
おらはただ真実を…
【ベルベット】
でも、私が思いあがっていたことは
間違いないわ。
いい経験になったわ。
ありがとう。ドニ。
これからは、戦場で
おたがいの腕を競いましょう。
いいライバルができて
これから先が楽しみだわ。
【ドニ】
お、おらをライバルと
言ってくれるべか。
【ベルベット】
ええ、これからは負けないわよ。
【ドニ】
お、おらも負けないべ!
【ベルベット】
ふふふ…
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***支援S
【ベルベット】
…ドニ、これはどういうこと?
【ドニ】
どうしたべ?
【ベルベット】
どうして、私はまた
落とし穴に落ちているのかしら。
【ドニ】
そりゃ、おらが仕掛けたからだべ。
【ベルベット】
あの挑戦は終わったはずよ。
しかも自力で登れない深さに
掘るのは度が過ぎているんじゃない?
【ドニ】
だから、ちゃんとこうやって
縄を下ろしてるべ。
【ベルベット】
…じゃあ聞くけど、縄の先端に
結んであるこれはなにかしら?
【ドニ】
指輪だべ。ベルベットさんが
嫌がらないように木で作ったべ。
【ベルベット】
そういう問題じゃないわ。
なぜ指輪が結んであるの!?
【ドニ】
もちろん、受け取って欲しいからだべ。
おらと、結婚してほしいべ。
【ベルベット】
…なぜ?
そのために、どうしてこんなことを?
【ドニ】
このくらいはしねえと
相手にしてもらえねえと思っただ。
おらの本気を
見てほしかっただ。
【ベルベット】
…普通、こういうことをしたら
相手に嫌われると思うわよ。
【ドニ】
すまないべ。
でも、この形がおらにとっては
一番思いを伝えやすかったべ。
おらは初めて出会っただ。本質が見えて、
それでもきれいだって思える人に…。
【ベルベット】
…私の心は憎しみに囚われてるわ。
仲間を殺した人間達が憎い。
きれいだと思っているのは
あなたの勘違いよ。
【ドニ】
それは
ベルベットさんの本質じゃねえべ!
ベルベットさんをそんな風にした
人間が悪いんだべさ!
そんな悪い人間は、
おらが代わりに退治してやるべ!
【ベルベット】
ドニ…。
【ドニ】
…ほんとは、こんなことで
結婚してもらえると思ってねえだ。
ただ、気持ちが伝われば、
それでよかっただ。
【ベルベット】
…そう。じゃあ、
この縄で登らせてもらうわよ。
【ドニ】
んだ…あっ!
うわーーーーー!
【ベルベット】
ちょっと!!
あなたが落ちてきてどうするの!
【ドニ】
だって、ベルベットさんが
急に縄を引っ張っただから…。
【ベルベット】
ふう…まあいいわ。
それを拾って。
【ドニ】
え?
【ベルベット】
…その指輪よ。
あなたの手で直接渡してちょうだい。
【ドニ】
え? え?
【ベルベット】
何度も言わせないで。
私の気が変わっても知らないわよ。
【ドニ】
あ…はい!
…良かった、ぴったりだべ。
【ベルベット】
そうね。うまくはまってよかったわ。
【ドニ】
あの、でもなんでだ?
【ベルベット】
理由が必要?
【ドニ】
いや…こうしてふたりでいられりゃ、
それだけでいいだ。
【ベルベット】
…このままこうしていれば、
飢えて死ぬことになるわよ。
【ドニ】
それでも、おらはしあわせだべ。
【ベルベット】
ふふ…まぁそれもいいかしら。
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