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***支援C
【ドニ】
セルジュさん。
ひとつ質問してもいいべか?
【セルジュ】
えぇ、どうぞ。ご遠慮なく。
【ドニ】
ヴァルム大陸には、飛竜より強い
女の子がいるってほんとだべか?
【セルジュ】
飛竜より強い女の子…?
人間の子どもでかしら?
うーん…そんな豪快な女の子の話は
聞いたことがないわね。
【ドニ】
そうだべか…じゃあ、やっぱり
作り話だったんだべな。
【セルジュ】
そんなお話、誰に聞いたの?
【ドニ】
ヴァルム大陸から来たっていう
行商人のおじさんからだべ。
おらのいた村に、商いで来たときに
教えてくれたお話なんだべが…
そうだべな。飛竜に勝てる
女の子なんているわけないべ。
ましてや九歳の女の子が
ひとりで飛竜の谷に行って
飛竜をぶっ飛ばした上に
その飛竜に乗って家まで帰ったなんて
絶対にあり得ないべ。
それに、そんな情けない飛竜がいたら、
おら笑っちまうべ。
【セルジュ】
…あらあら、どうしたのミネルヴァちゃん。
急に怒り出して。
【ドニ】
も、もしかしておら、
なにかまずいこと言ったべか?
【セルジュ】
そんなことはないと思うんだけど…。
あ…ミ、ミネルヴァちゃん!?
ドニを噛んじゃダメよ!?
【ドニ】
ひ、ひぃぃぃぃぃっ!
お、おらはこれで失礼するべ!
【セルジュ】
こら、ミネルヴァちゃん。
おどかしちゃかわいそうでしょ。
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***支援B
【セルジュ】
あ、ドニ。
このあいだのお話なんだけど…。
私、その女の子のこと
知ってるかもしれないわ。
【ドニ】
えっ! ほんとだべか!?
【セルジュ】
えぇ。たぶんその女の子は…
子どもの頃の私だと思う。
【ドニ】
えぇっ!?
【セルジュ】
ドニのお話を思い返してみると、
私とミネルヴァちゃんの出会いに
すごく似てるって気がついたの。
うふふ。まさかよその大陸にまで
伝わってるなんて、びっくりね。
【ドニ】
はぁ…セルジュさんが、
あのお話の主人公、だべか…。
【セルジュ】
実物を見て、幻滅したかしら?
【ドニ】
まさか! 感動してるべ!
ほら、鳥肌が立ってるべよ。
【セルジュ】
あらあら、大変。
【ドニ】
あ、あの、おら…しばらくセルジュさんの
そばにいさせてもらっていいべか?
【セルジュ】
どうして?
【ドニ】
おらも、セルジュさんみたいに
物語になるくらい強くなりたいんだべ!
だから、ぜひ
そばで勉強させて欲しいべ!
【セルジュ】
そうねぇ…どうしましょう、
ミネルヴァちゃん?
【セルジュ】
…ふふ、かまわないそうよ。
【ドニ】
恩に着るべ!
【セルジュ】
ミネルヴァちゃんとも
仲良くしてあげてね?
【ドニ】
えっ、あ…はい。
が、がんばってみるべ。
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***支援A
【ドニ】
セルジュさん、洗濯と繕いもの、
終わったべー。
【セルジュ】
ご苦労様。次はミネルヴァちゃんに
食事を持って行ってくれる?
【ドニ】
はい!
【ドニ】
…ミネルヴァ、ごはんだべ。
…うーん。それにしてもやっぱり
信じられないべ。
小さな女の子が飛竜に勝つなんて。
なぁ、ミネルヴァ。
あんたはほんとに九歳のセルジュさんと
勝負して負けたんだべか?
【ドニ】
…え、食事の邪魔をするなって?
あはは、ごめんごめん。
【セルジュ】
うふふ。すっかり仲良しさんね。
【ドニ】
あぁ。セルジュさんの真似をしてたら
自然と仲良くなってたべさ。
料理も洗濯も少しはできるようになったし、
お裁縫もばっちり覚えたべ。
【セルジュ】
家事ばかりね。飛竜に勝つ方法は
教えなくていいのかしら?
【ドニ】
…でも、セルジュさんとミネルヴァは
主従関係じゃないべ。
相手が強いから従ってるんじゃなくて、
もっと深いつながりを感じる…。
そういう打算的じゃない絆って
すごくうらやましいと思うべさ。
おらが知りたいのは、そういうつながりを
作る方法なんだって気づいたんだべ。
【セルジュ】
それだったらもう、
あなたは知っているんじゃないかしら。
ミネルヴァちゃんも私も、
あなたとの絆を感じているわ。
【ドニ】
ほ、ほんとだべか?
【セルジュ】
えぇ。
【ドニ】
そっかぁ…えへへ。
なんだか胸がむずむずするべ。
【セルジュ】
ふふ。そうね。
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***支援S
【ドニ】
よいしょ、よいしょ…。
【セルジュ】
あらあら、ずいぶん大きな鉄輪を
運んでいるわね。
ミネルヴァちゃんに言って
手伝ってもらえばいいのに。
【ドニ】
いや、これはミネルヴァへの
贈り物なんだべ。
だから自分で運ばないと…。
【セルジュ】
ミネルヴァちゃんへの贈り物?
【ドニ】
あぁ。ふたりの絆の証に
指輪を贈ることにしたんだべ。
【セルジュ】
あら。ひどいのね、ドニ。
私にはいただけないのかしら?
【ドニ】
え、えっと…セルジュさんの分も
じつは用意してあるんだべが…
女の人に指輪を贈るのは、
その…そういう意味になるべから…。
受け取ってもらえるかどうか不安で、
ずっと言い出せなかったんだべ。
【セルジュ】
よかった。私だけ仲間外れに
されたわけじゃなかったのね。
【ドニ】
そ、そりゃもちろんだべさ!
えっと、これがこの指輪…だべ。
【セルジュ】
まぁ、かわいらしい指輪ね。
はめていただけるかしら?
【ドニ】
は、はい。
【セルジュ】
うふふ、ありがとう。
【ドニ】
おら、今…すごくしあわせだべ。
かけがえのない絆をふたつも…。
【セルジュ】
ふふ。私たちふたりだけが
しあわせを感じているのは不公平だから
ミネルヴァちゃんにもしあわせを
お裾分けしに行きましょうか。
【ドニ】
あぁ!
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