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「支援会話集 ジェローム×マーク(女)」(2014/02/27 (木) 01:06:21) の最新版変更点
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&bold(){支援会話集 ジェローム×マーク(女)}
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#contents()
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//マー子・ザ・フリーダム、お気に入り支援
//マーク 「これで私たち、お揃いの仮面を着けた恋人ですね?」
//ジェローム「あぁ、そうだな…」
//アズール 「さて、今日はここで踊りの練習をしようかな…
// ………!?」
//マ&ジェ 「!?」
***支援C
【マーク】
ふんふんふーん、
今日はなにかいいことあるかな~。
まあ無くてもいいか~。
自分で見つければいいんだし!
【ジェローム】
………
【マーク】
あれ、ジェロームさん、
どうしたんですか?
私の事じーっと見て。
私が素敵で見とれちゃいました?
【ジェローム】
…違う!
記憶がない割には、お前は妙に明るいと
思っていただけだ。
【マーク】
そうですかね…?
まあ、暗いよりはマシですよ!
それに、考えようですから。
見るもの全てが新鮮だって考えたら、
記憶がないのもどうって事ないですよ!
【ジェローム】
そんなものか…?
【マーク】
逆に訊きたいんですけど、
ジェロームさんは記憶があって、
自分ってものが
あるじゃないですか?
なのになんで
仮面で自分を隠すんですか?
【ジェローム】
………
…そ、それは。
【マーク】
それは?
【ジェローム】
…お前には関係のないことだ!
【マーク】
えっ?
…って、あれぇ?
ジェロームさん…
行っちゃいました…
何か余計なこと
訊いちゃったんでしょうか…?
----
***支援B
【マーク】
ねぇねぇ、ジェロームさん!
【ジェローム】
なんだ…?
【マーク】
私、考えたんですけど…
仮面外した方がいいと思うんですよ!
【ジェローム】
…なんだと?
【マーク】
だって仮面は仮の面、
仮の顔じゃないですか?
つまりジェロームさんは、
自分に正直になれていないと思うんです!
【ジェローム】
うまい事でも言ったつもりか?
何を言われようが仮面を外す気はない。
【マーク】
えー、どうしてですか?
理由を教えて下さいよ~。
【ジェローム】
…断る。
【マーク】
あれ? もしかして~ふむふむ。
なるほど、そういうことか~。
そりゃ外したくないですよね~?
【ジェローム】
…おい、何を言っている。
【マーク】
ジェロームさんは、
恥ずかしがり屋さんなんですね!?
人と目を合わせたら
顔が真っ赤になっちゃうとか!?
【ジェローム】
ち、違う!
…なんでそうなるんだ!
【マーク】
そうですか、そうですか!
ジェロームさんって
案外可愛い所あるんですね!
【ジェローム】
話を聞け!
違うと言っているだろ!
【マーク】
え、じゃあ、
どうして外さないんですか?
【ジェローム】
それは…
【マーク】
じゃあやっぱりそうなんですね!
私ってば、冴えてます!
【ジェローム】
だから違うと言っているのに…
こいつ…!
いや、もういい…
もう、知らん!
【マーク】
んもうっ! 否定してても
私にはわかっているんですよ?
心配しなくても誰にも言わな…
…ハッ!
ジェロームさんがいない!?
----
***支援A
【マーク】
あ…ジェロームさん! うりゃっ!
【ジェローム】
な、なんで飛びついてくる!?
こらっ! 離れろ!?
【マーク】
今日はジェロームさんのために
プレゼントがあるんですよ?
【ジェローム】
プレゼント…?
【マーク】
はーいっ! これこれ、新しい仮面!
ジャジャーン! 作ってきました。
【ジェローム】
なっ…!?
【マーク】
いきなり外すのは難しいですよね?
だから着け替えるのはどうでしょう?
それで感情を表現してみて下さい!
【ジェローム】
仮面で、感情を表現…?
お前は何を言っているんだ…?
【マーク】
色々な仮面を作ってきたから、
ぜんぶ試して着けてみるといいですよ!
遠慮なんかしないで、さあっ!
【ジェローム】
いや、別に遠慮している訳じゃ…
【マーク】
ヒラヒラ~、
この蝶々柄は浮ついた気分の時!
ドキドキ! ハート柄の可愛いのは
浮かれている時ですね!
【ジェローム】
それって同じ意味だろう…?
【マーク】
いえいえ、
厳密には同じじゃないですよ!
これで微妙な気持ちの時にも
対応可能なんです!
これから物凄い量に
増やしていきますよ~!
ふふふー、すごい勢いでジェロームさんが
仮面を着け替えていくさまが
目に浮かびます~!
楽しみですね~!
…はい、着けてみて?
【ジェローム】
………
【マーク】
さあ、着けてみましょう!
【ジェローム】
…無理だ!
【マーク】
あ、逃げた! 待って下さいよー!
せっかく作ったのにー!
【ジェローム】
まったく…
あいつにも困ったものだ。
でもあいつはあいつなりに、
私の事を考えてくれているのか?
あの仮面は…絶対に嫌だがな…
----
***支援S
【ジェローム】
マーク、ちょっといいか?
【マーク】
………
【ジェローム】
…もしかして怒っているのか?
【マーク】
ジェロームさんの事を想って
せっかく仮面作ったんですよ?
逃げるなんて酷いです…!
もう…口を利いてあげません!
【ジェローム】
マーク…そう怒るな、悪かった。
着けるのはさすがに抵抗があったんだ。
だが…
代わりに私は仮面を外すよ。
【マーク】
えっ…!
【ジェローム】
マークは言っただろう。
仮面は自分の本当の顔を隠すと。
お前と接しているうちに
やっぱり気持ちを正直に伝える時は、
…仮面は外すべきだと思ったんだ。
【マーク】
本当に外しちゃってもいいんですか?
【ジェローム】
お前だけに…特別だ…
【マーク】
あっ…
【ジェローム】
どうだ?
俺の顔がよく見えるか?
【マーク】
はい…素顔、
カッコいいですね…
あと…
言ってたとおり、
顔真っ赤ですね…
【ジェローム】
そ、そんなに…赤いか!?
【マーク】
はい…まるでリンゴみたい…
それだけ、恥ずかしいんですか?
【ジェローム】
あ、ああ…だがな。
それは…お前の前だからだ。
お前のことが好きだから、
こうして顔が赤くなってしまうんだ…
【マーク】
……ジェロームさん。
私、正直に言いますね。
…私もね、
ジェロームさんの事好きです。
【ジェローム】
そ、そうか…
【マーク】
へへ…なんか照れますね。
【ジェローム】
…なんだ、よく見たら、
お前の顔も真っ赤じゃないか?
【マーク】
そ、そうですか…?
どうしよう…
…そうだ、ジェロームさんの仮面、
私に貸してくれますか?
それならこの顔を見られなくてすみます。
【ジェローム】
自分で作ったのがあるだろ?
【マーク】
じ、じゃあジェロームさんは
浮ついた気分だから蝶々ですね、
それで私は
浮かれているからハートですかね?
【ジェローム】
えっ?
…お、俺もか?
【マーク】
はい!
この機会を逃したらジェロームさんは
二度と着けないような気がします!
【ジェローム】
ほ…本気か?
ま…まあ、いいか。
今日くらいはな…
【マーク】
これで私たち、
お揃いの仮面を着けた恋人ですね?
【ジェローム】
あぁ、そうだな…
&bold(){支援会話集 ジェローム×マーク(女)}
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#contents()
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//マー子・ザ・フリーダム、お気に入り支援
//マーク 「これで私たち、お揃いの仮面を着けた恋人ですね?」
//ジェローム「あぁ、そうだな…」
//アズール 「さて、今日はここで踊りの練習をしようかな…
// ………!?」
//マ&ジェ 「!?」
**通常
***支援C
【マーク】
ふんふんふーん、
今日はなにかいいことあるかな~。
まあ無くてもいいか~。
自分で見つければいいんだし!
【ジェローム】
………
【マーク】
あれ、ジェロームさん、
どうしたんですか?
私の事じーっと見て。
私が素敵で見とれちゃいました?
【ジェローム】
…違う!
記憶がない割には、お前は妙に明るいと
思っていただけだ。
【マーク】
そうですかね…?
まあ、暗いよりはマシですよ!
それに、考えようですから。
見るもの全てが新鮮だって考えたら、
記憶がないのもどうって事ないですよ!
【ジェローム】
そんなものか…?
【マーク】
逆に訊きたいんですけど、
ジェロームさんは記憶があって、
自分ってものが
あるじゃないですか?
なのになんで
仮面で自分を隠すんですか?
【ジェローム】
………
…そ、それは。
【マーク】
それは?
【ジェローム】
…お前には関係のないことだ!
【マーク】
えっ?
…って、あれぇ?
ジェロームさん…
行っちゃいました…
何か余計なこと
訊いちゃったんでしょうか…?
----
***支援B
【マーク】
ねぇねぇ、ジェロームさん!
【ジェローム】
なんだ…?
【マーク】
私、考えたんですけど…
仮面外した方がいいと思うんですよ!
【ジェローム】
…なんだと?
【マーク】
だって仮面は仮の面、
仮の顔じゃないですか?
つまりジェロームさんは、
自分に正直になれていないと思うんです!
【ジェローム】
うまい事でも言ったつもりか?
何を言われようが仮面を外す気はない。
【マーク】
えー、どうしてですか?
理由を教えて下さいよ~。
【ジェローム】
…断る。
【マーク】
あれ? もしかして~ふむふむ。
なるほど、そういうことか~。
そりゃ外したくないですよね~?
【ジェローム】
…おい、何を言っている。
【マーク】
ジェロームさんは、
恥ずかしがり屋さんなんですね!?
人と目を合わせたら
顔が真っ赤になっちゃうとか!?
【ジェローム】
ち、違う!
…なんでそうなるんだ!
【マーク】
そうですか、そうですか!
ジェロームさんって
案外可愛い所あるんですね!
【ジェローム】
話を聞け!
違うと言っているだろ!
【マーク】
え、じゃあ、
どうして外さないんですか?
【ジェローム】
それは…
【マーク】
じゃあやっぱりそうなんですね!
私ってば、冴えてます!
【ジェローム】
だから違うと言っているのに…
こいつ…!
いや、もういい…
もう、知らん!
【マーク】
んもうっ! 否定してても
私にはわかっているんですよ?
心配しなくても誰にも言わな…
…ハッ!
ジェロームさんがいない!?
----
***支援A
【マーク】
あ…ジェロームさん! うりゃっ!
【ジェローム】
な、なんで飛びついてくる!?
こらっ! 離れろ!?
【マーク】
今日はジェロームさんのために
プレゼントがあるんですよ?
【ジェローム】
プレゼント…?
【マーク】
はーいっ! これこれ、新しい仮面!
ジャジャーン! 作ってきました。
【ジェローム】
なっ…!?
【マーク】
いきなり外すのは難しいですよね?
だから着け替えるのはどうでしょう?
それで感情を表現してみて下さい!
【ジェローム】
仮面で、感情を表現…?
お前は何を言っているんだ…?
【マーク】
色々な仮面を作ってきたから、
ぜんぶ試して着けてみるといいですよ!
遠慮なんかしないで、さあっ!
【ジェローム】
いや、別に遠慮している訳じゃ…
【マーク】
ヒラヒラ~、
この蝶々柄は浮ついた気分の時!
ドキドキ! ハート柄の可愛いのは
浮かれている時ですね!
【ジェローム】
それって同じ意味だろう…?
【マーク】
いえいえ、
厳密には同じじゃないですよ!
これで微妙な気持ちの時にも
対応可能なんです!
これから物凄い量に
増やしていきますよ~!
ふふふー、すごい勢いでジェロームさんが
仮面を着け替えていくさまが
目に浮かびます~!
楽しみですね~!
…はい、着けてみて?
【ジェローム】
………
【マーク】
さあ、着けてみましょう!
【ジェローム】
…無理だ!
【マーク】
あ、逃げた! 待って下さいよー!
せっかく作ったのにー!
【ジェローム】
まったく…
あいつにも困ったものだ。
でもあいつはあいつなりに、
私の事を考えてくれているのか?
あの仮面は…絶対に嫌だがな…
----
***支援S
【ジェローム】
マーク、ちょっといいか?
【マーク】
………
【ジェローム】
…もしかして怒っているのか?
【マーク】
ジェロームさんの事を想って
せっかく仮面作ったんですよ?
逃げるなんて酷いです…!
もう…口を利いてあげません!
【ジェローム】
マーク…そう怒るな、悪かった。
着けるのはさすがに抵抗があったんだ。
だが…
代わりに私は仮面を外すよ。
【マーク】
えっ…!
【ジェローム】
マークは言っただろう。
仮面は自分の本当の顔を隠すと。
お前と接しているうちに
やっぱり気持ちを正直に伝える時は、
…仮面は外すべきだと思ったんだ。
【マーク】
本当に外しちゃってもいいんですか?
【ジェローム】
お前だけに…特別だ…
【マーク】
あっ…
【ジェローム】
どうだ?
俺の顔がよく見えるか?
【マーク】
はい…素顔、
カッコいいですね…
あと…
言ってたとおり、
顔真っ赤ですね…
【ジェローム】
そ、そんなに…赤いか!?
【マーク】
はい…まるでリンゴみたい…
それだけ、恥ずかしいんですか?
【ジェローム】
あ、ああ…だがな。
それは…お前の前だからだ。
お前のことが好きだから、
こうして顔が赤くなってしまうんだ…
【マーク】
……ジェロームさん。
私、正直に言いますね。
…私もね、
ジェロームさんの事好きです。
【ジェローム】
そ、そうか…
【マーク】
へへ…なんか照れますね。
【ジェローム】
…なんだ、よく見たら、
お前の顔も真っ赤じゃないか?
【マーク】
そ、そうですか…?
どうしよう…
…そうだ、ジェロームさんの仮面、
私に貸してくれますか?
それならこの顔を見られなくてすみます。
【ジェローム】
自分で作ったのがあるだろ?
【マーク】
じ、じゃあジェロームさんは
浮ついた気分だから蝶々ですね、
それで私は
浮かれているからハートですかね?
【ジェローム】
えっ?
…お、俺もか?
【マーク】
はい!
この機会を逃したらジェロームさんは
二度と着けないような気がします!
【ジェローム】
ほ…本気か?
ま…まあ、いいか。
今日くらいはな…
【マーク】
これで私たち、
お揃いの仮面を着けた恋人ですね?
【ジェローム】
あぁ、そうだな…
----
**兄弟
***支援C
【マーク】
5の月の5の日が誕生日…
好きな食べ物はたぶん干し肉…
【ジェローム】
…マーク。
何をブツブツ言っている。
【マーク】
嫌いな食べ物はたぶん野菜…
うーんでも今は特に嫌いってわけでも…
【ジェローム】
マーク!
【マーク】
あっ!! ジェロームさん!
私としたことが兄の接近に
気付かないとはうかつでした!!
私に何の用でしょう?
【ジェローム】
別に用は無いが…
そんなにブツブツ言っていたら
気になって声ぐらいかける。
何をしていたんだ? 魔法の練習か?
【マーク】
いえ! 以前ジェロームさんから教わった、
ここに来る前の私の情報をひたすら読んで
何か思い出せないか
模索していたところなんですよー!
いやー、さすが兄だけあって
私のことをよくご存じですよね!
小さい頃は1日に最高5回も鼻血を
出したことがある、とか
全く身に覚えが無いですし…!
ていうか全部身に覚えがないんですけどね。
あはははは…
【ジェローム】
そのよく喋るところは、
前のままなんだがな…
【マーク】
そうなんですか!
そう言われると、そうだったような気がして
なんか変な感じです…
というか私、未だにジェロームさんが私の
兄だということが変な感じなんですよね…
【ジェローム】
それはこっちのセリフだ。
妹にいきなり敬語と『さん』付けで話される
私の身にもなってみろ。
慣れるまでは、お前にどう接したらいいのか
真剣に悩んだのだからな。
【マーク】
えへへ、すみません。
でも、ジェロームさんにこれ以上
そんな思いをさせないためにも
マークちゃんはこうして日々、記憶を
取り戻そうと励んでいるわけですよ!
どうです!?
けなげな妹でしょう!?
【ジェローム】
本当に健気な妹は
そんなことは言わんと思うが…
しかし、記憶を取り戻すことは応援しよう。
…早く2人で、
思い出話ができるといいな。
【マーク】
はい!
----
***支援B
【ジェローム】
そろそろミネルヴァの世話をしに
行ってやらんとな…
…む。向こうに誰か倒れている…?
あれは…マーク!?
【マーク】
う…うーん…
【ジェローム】
おい、マーク! 平気か!?
【マーク】
はっ!!
ジェ、ジェロームさん!?
わ、私どうして
こんなところで寝てるんでしょう!?
すっごく眠かった覚えは
無いんですけど…!!
…あ、そうだそうだ!
魔道書の角で頭をゴンゴンやってたら
いつのまにか意識が飛んでたんでした!
そういえば頭がとっても痛いです…!
【ジェローム】
魔道書で頭をゴンゴン…!?
それは、もしかして
記憶喪失を治すためか…!?
【マーク】
もちろんじゃないですか!
趣味でゴンゴンやってたら
それはもう全力で止めてください!
【ジェローム】
…趣味じゃなくても全力で止める。
いいかマーク、記憶を取り戻そうとするのは
いいが、危ないことはするな。
【マーク】
うぅ…でも私、早くジェロームさんと
思い出話がしたいですし…
【ジェローム】
その気持ちは嬉しいが、
もしケガでもしたらどうする。
お前は私を覚えていないが、
私にとってお前は大切な家族だ。
父さんも母さんもいない未来で、
お前とミネルヴァだけが私の家族だった。
お前に何かあったら、ミネルヴァと私が悲しむ。
もっと自分を大事にしろ。
【マーク】
わ、わかりました…
ごめんなさい…
【ジェローム】
わかったのなら、良い。
【マーク】
…あ。なんか今の、
すっごく兄妹っぽくなかったですか?
こう…私が悪いことしちゃって、
ジェロームさんが叱ってくれる感じが…!
これを続ければ何か
思い出せるかもしれません!
【ジェローム】
…そうなのか?
【マーク】
はい。何だかそんな気がします!
さぁジェロームさん、
もっと私を叱って下さい!
記憶を忘れた妹を
厳しく叱りつけてください!
【ジェローム】
………
【マーク】
どうしたんですか?
あ、何ならこの魔道書使いますか?
これで思いっきり叩きながら叱れば
肉体と精神への同時刺激になって、
記憶が戻る可能性も
なんと驚きの2倍に…!
【ジェローム】
全然分かっていないようだな…
----
***支援A
【ジェローム】
マーク、
今から町に行かないか?
【マーク】
あ、いいですねー! ぜひ行きましょう!
何かお買い物でもするんですかー?
【ジェローム】
そうだな、それもあるが…
きっとこれが
マークに必要なことだと思ってな。
【マーク】
私に必要なこと…?
まさか、記憶を取り戻すために
何か良い方法があったんですか!?
【ジェローム】
…いや、その逆だ。もう無理に
記憶を取り戻そうとするのはやめろ。
【マーク】
…えっ!?
で、でも、それじゃ…!
【ジェローム】
確かにお前に忘れられたままなのは
辛いが…
記憶を思い出すために時間を使うより、
記憶を作るために時間を使ったほうが
お前のためには
良いのではないかと思ってな…
【マーク】
ジェロームさん…?
【ジェローム】
私はずっと考えていた。
お前が記憶を無くしてしまった理由を。
それで…ひとつ考えが浮かんだ。
もしかしたら未来のお前には、
何か思い出したくないような
嫌な記憶があったのかもしれない、と。
私にも…あるからな。
忘れてしまいたいぐらい辛い記憶が…
助けることができなかった奴らの顔を…
今でも思い出す…
【マーク】
………
…ごめんなさい。
私だけが、辛い記憶から
逃げてしまったんですね…
【ジェローム】
謝る必要はない。お前は好きで
忘れたわけではないのだから。
ただ、無理に記憶を戻すことが
必ずしも正しいとは限らんと思ってな。
【マーク】
…私のためにそこまで考えてくれて、
ありがとうございます。
でも、私は記憶を取り戻したいんです。
何年、何十年かかったとしても…必ず。
例え辛い思い出ばかりだったとしても、
思い出すことで壊れてしまいそうな記憶でも、
その中に…忘れたくなかった
大切な記憶だってあるはずですから…
【ジェローム】
…マーク…
…わかった。
そこまで言うなら私も協力しよう。
お前が思い出すまで、
とことん付き合ってやる。
【マーク】
…ジェロームさん…
気持ちはとっても嬉しいですけど、
さっきも言った通り、思い出すまで
いつまでかかるかわかりません。
ううん、いつまでもずっとずっと
思い出せないままかもしれません。
それにジェロームさんを
付き合わせるわけには…
【ジェローム】
何を言っている。
私はお前の兄だぞ。
お前が例え一生思いだせずとも、
妹を見捨てるようなことはしない。
記憶があろうが無かろうが、
私たちは家族なのだからな。
家族が助け合うのは当然のことだろう。
【マーク】
う…うっ…ありがとうございます…
ジェロームさん…!
私、頑張りますね…!!
【ジェローム】
では、まずは町に行くぞ。
【マーク】
え? でもそれって、
記憶を取り戻すこととは関係ないんじゃ…
【ジェローム】
お前はわかっていないな。
記憶を取り戻すのに、楽しいことをしては
いけないなどという決まりは無いだろう。
それに、新しい思い出を
作ってはいけないという決まりもな。
さぁ、ミネルヴァに乗れ。
これも何かのきっかけになるかもしれん。
【マーク】
は、はい…!
ジェローム…兄さん。
表示オプション
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