支援会話集 ルフレ(女、あたし)×セレナ
支援C
【ルフレ】
ふむ…味付けはこれでいいわね。
我ながら、なかなかの出来だわ。
ふむ…味付けはこれでいいわね。
我ながら、なかなかの出来だわ。
【セレナ】
ルフレさん。
そんなところで何してるの?
ルフレさん。
そんなところで何してるの?
【ルフレ】
あっ、セレナ。
今、ちょうどみんなと夕食を作ってたの。
今日はあたしも当番だからね。
あっ、セレナ。
今、ちょうどみんなと夕食を作ってたの。
今日はあたしも当番だからね。
【セレナ】
わ、おいしそうー!
ルフレさんって、料理も得意なの?
わ、おいしそうー!
ルフレさんって、料理も得意なの?
【ルフレ】
そ、そうかしら?
これくらい誰でもできるわよ。
そ、そうかしら?
これくらい誰でもできるわよ。
【セレナ】
そんなことないわ。
あたしにだって、この料理が
なんか手の込んだものだってことぐらい
わかるもの!
見た感じ色んなスパイス使ってるし…
長い間煮込んだ感じもするわ。
そんなことないわ。
あたしにだって、この料理が
なんか手の込んだものだってことぐらい
わかるもの!
見た感じ色んなスパイス使ってるし…
長い間煮込んだ感じもするわ。
【ルフレ】
ふふふ、今日はたまたまうまくいっただけよ。
いつも作る料理は鋼の味がするし。
ふふふ、今日はたまたまうまくいっただけよ。
いつも作る料理は鋼の味がするし。
【セレナ】
な…なんで、そんなに謙遜するの!?
な…なんで、そんなに謙遜するの!?
【ルフレ】
えっ…?
えっ…?
【セレナ】
すごいことをやってるんだから、
ちゃんと認めなさいよ!?
でないとできない人間が惨めになるでしょ?
大変なことが普通で常識になっちゃったら、
居心地悪くなる人もいるってわかんないの?
すごいことをやってるんだから、
ちゃんと認めなさいよ!?
でないとできない人間が惨めになるでしょ?
大変なことが普通で常識になっちゃったら、
居心地悪くなる人もいるってわかんないの?
【ルフレ】
どうしたの、セレナ…
どうしたの、セレナ…
【セレナ】
…そもそも、なんでルフレさんが
そんなことするわけ!?
料理なんかしてるヒマがあったら、
作戦のひとつでも練るべきじゃないの!?
…そもそも、なんでルフレさんが
そんなことするわけ!?
料理なんかしてるヒマがあったら、
作戦のひとつでも練るべきじゃないの!?
【ルフレ】
…ぐ、軍師としての仕事が忙しい時は
確かに他の人に任せてるけど…
…ぐ、軍師としての仕事が忙しい時は
確かに他の人に任せてるけど…
【セレナ】
軍師にはいつでも
ヒマな時間はないでしょ!?
クロム様たちと戦略を立てたり、
行軍の状況を確認したり
各隊の様子をうかがったり、
輸送隊や補充物資の
確認だってあるじゃない!
軍全体のために動くのが軍師でしょ!?
何を嬉々として、料理なんてしてるのよ!
もっとその立場に対する緊張感を持ってよ!
軍師にはいつでも
ヒマな時間はないでしょ!?
クロム様たちと戦略を立てたり、
行軍の状況を確認したり
各隊の様子をうかがったり、
輸送隊や補充物資の
確認だってあるじゃない!
軍全体のために動くのが軍師でしょ!?
何を嬉々として、料理なんてしてるのよ!
もっとその立場に対する緊張感を持ってよ!
【ルフレ】
ご、ごめんなさい。確かにセレナの
言うとおりだわ…で、でもね。
みんなに栄養のあるものを
食べてもらいたくて…
ご、ごめんなさい。確かにセレナの
言うとおりだわ…で、でもね。
みんなに栄養のあるものを
食べてもらいたくて…
【セレナ】
…な、なによ! すぐ話をすり替えて!
ちゃんとあたしの言葉の意味わかってるの!?
…もう知らない!!
…な、なによ! すぐ話をすり替えて!
ちゃんとあたしの言葉の意味わかってるの!?
…もう知らない!!
【ルフレ】
…あっ、ちょっと、セレナ!?
ああ、行っちゃった…
…あっ、ちょっと、セレナ!?
ああ、行っちゃった…
支援B
【ルフレ】
あっ、いたいた。
セレナ、ちょっとお話したいんだけど。
あっ、いたいた。
セレナ、ちょっとお話したいんだけど。
【セレナ】
ルフレさん…
な、なによ。おしゃべりなんかしてる
ヒマがあったら、作戦でも練りなさいよ!
ルフレさん…
な、なによ。おしゃべりなんかしてる
ヒマがあったら、作戦でも練りなさいよ!
【ルフレ】
そう…その話なのよ。この間セレナは
軍師としての立場をもっと意識する
ようにって教えてくれたじゃない?
そう…その話なのよ。この間セレナは
軍師としての立場をもっと意識する
ようにって教えてくれたじゃない?
【セレナ】
な…何よ。いまさら文句でもあるの?
な…何よ。いまさら文句でもあるの?
【ルフレ】
文句…じゃないとは思うんだけど、
あたしの考えも一応聞いて欲しいの。
あたしがみんなと仲良く
料理していたのはね…
いざという時、味方同士お互いに
意思疎通がちゃんとできて、
協力していけるようにするためなのよ。
文句…じゃないとは思うんだけど、
あたしの考えも一応聞いて欲しいの。
あたしがみんなと仲良く
料理していたのはね…
いざという時、味方同士お互いに
意思疎通がちゃんとできて、
協力していけるようにするためなのよ。
【セレナ】
えっ…? どういうこと?
えっ…? どういうこと?
【ルフレ】
自分が相手を知って、相手にも自分のことを
知ってもらう。そして信頼関係を築いた時こそ、
潜在能力を発揮できると思うのよ。
だからこそ仲間たちとの交流は重要だと
思っているわ。これも軍師として…
大切な務めなんじゃないかって思うのよ?
自分が相手を知って、相手にも自分のことを
知ってもらう。そして信頼関係を築いた時こそ、
潜在能力を発揮できると思うのよ。
だからこそ仲間たちとの交流は重要だと
思っているわ。これも軍師として…
大切な務めなんじゃないかって思うのよ?
【セレナ】
…そ、それは、そうかもしれないけど。
…そ、それは、そうかもしれないけど。
【ルフレ】
一応あたしの考えもあるってことを
知って欲しかった…それだけなの。
一応あたしの考えもあるってことを
知って欲しかった…それだけなの。
【セレナ】
ふん、わかったわよ…
ふん、わかったわよ…
【ルフレ】
セレナ…何か言いたいことがあるなら、
遠慮なく言ってね。こうしてお互いに
腹を割って話し合うことだって、
大切な仲間同士の交流だと思うわ。
セレナ…何か言いたいことがあるなら、
遠慮なく言ってね。こうしてお互いに
腹を割って話し合うことだって、
大切な仲間同士の交流だと思うわ。
【セレナ】
あたしは…ルフレさんを
見てて、腹が立ったのよ…
あたしは…ルフレさんを
見てて、腹が立ったのよ…
【ルフレ】
えっ…どうして?
えっ…どうして?
【セレナ】
だって歳もあたしと同じくらいなのに、
軍師としても頭脳も戦闘技術も全然上で、
みんなからの信頼も厚くて、
料理だってできる…
そんなルフレさんが、
…うらやましかったんだと思うわ。
だって歳もあたしと同じくらいなのに、
軍師としても頭脳も戦闘技術も全然上で、
みんなからの信頼も厚くて、
料理だってできる…
そんなルフレさんが、
…うらやましかったんだと思うわ。
【ルフレ】
セレナ…。あたしはそんなに
立派な人間じゃないわ…
みんなに助けられながら、
どうにかやっているだけよ。
セレナ…。あたしはそんなに
立派な人間じゃないわ…
みんなに助けられながら、
どうにかやっているだけよ。
【セレナ】
その遠慮した態度も、
なんか腹立つのよね…
その遠慮した態度も、
なんか腹立つのよね…
【ルフレ】
…! もしかしてあなた、あたしに
誰かを重ねているんじゃないかしら?
…! もしかしてあなた、あたしに
誰かを重ねているんじゃないかしら?
【セレナ】
…! ど、どうしてそれを…!
…! ど、どうしてそれを…!
【ルフレ】
あっ…ごめんなさい。今のは何となくよ?
あっ…ごめんなさい。今のは何となくよ?
【セレナ】
さすがだわ。あんたの言うとおりよ…
でも今は…これ以上は…
ちょっと混乱してるの。
落ち着いて考えさせて。
さすがだわ。あんたの言うとおりよ…
でも今は…これ以上は…
ちょっと混乱してるの。
落ち着いて考えさせて。
【ルフレ】
あ…うん、わかったわ。
あ…うん、わかったわ。
【ルフレ】
セレナ…あなたの憧れている人って…
セレナ…あなたの憧れている人って…
支援A
【セレナ】
ルフレさん…
ルフレさん…
【ルフレ】
セレナ…どうしたの?
セレナ…どうしたの?
【セレナ】
前に話していたあたしの
憧れてる人の話なんだけど…
前に話していたあたしの
憧れてる人の話なんだけど…
【ルフレ】
あ、ああ…あれね?
でも無理に話す必要はないのよ?
あ、ああ…あれね?
でも無理に話す必要はないのよ?
【セレナ】
ううん…ルフレさんには
聞いて欲しいの。あたしが憧れてる人。
ルフレさんにも予想がついてる
かもしれないけど…あたしの母さんよ。
ううん…ルフレさんには
聞いて欲しいの。あたしが憧れてる人。
ルフレさんにも予想がついてる
かもしれないけど…あたしの母さんよ。
【ルフレ】
ティアモね…。うん…
何となくは察しがついてたわ。
ティアモね…。うん…
何となくは察しがついてたわ。
【セレナ】
だってずるいじゃない…
あなたも母さんもあたしとは違って、
何でもできるんだもん…
だってずるいじゃない…
あなたも母さんもあたしとは違って、
何でもできるんだもん…
【ルフレ】
…セレナはティアモが嫌いなの?
…セレナはティアモが嫌いなの?
【セレナ】
そ、そんなわけないわ!
でも母さんを見てると、なんだか…
自分がすごく惨めな気がしてきて…
強く、凛々しく、そして頭脳も明晰…
美人で誰からも好かれるし、
いつでも誰に対しても、すごく優しい。
そんな人を母親に持ってしまった娘の
気持ちなんて、すごくみっともなくて…
いつも本心とはかけ離れた事を言ったり、
仲良くしたいのに突き放したり…
嫌な子、もう自分が嫌で仕方ないわ…
そ、そんなわけないわ!
でも母さんを見てると、なんだか…
自分がすごく惨めな気がしてきて…
強く、凛々しく、そして頭脳も明晰…
美人で誰からも好かれるし、
いつでも誰に対しても、すごく優しい。
そんな人を母親に持ってしまった娘の
気持ちなんて、すごくみっともなくて…
いつも本心とはかけ離れた事を言ったり、
仲良くしたいのに突き放したり…
嫌な子、もう自分が嫌で仕方ないわ…
【ルフレ】
でもセレナはすごく…優しいわ。
でもセレナはすごく…優しいわ。
【セレナ】
えっ?
えっ?
【ルフレ】
だってそのことを、この前あたしに
言わないようにしたのは、
…あたしのためでしょう?
だってそのことを、この前あたしに
言わないようにしたのは、
…あたしのためでしょう?
【セレナ】
え、えと…
え、えと…
【ルフレ】
あたしには記憶もないから、
もちろん母親も父親も知らない。
子供時代の両親との思い出だってない…
そんなあたしに自分の親との話をしたら、
あたしが傷つくかもしれないと思った…
そうなんじゃないの?
あたしには記憶もないから、
もちろん母親も父親も知らない。
子供時代の両親との思い出だってない…
そんなあたしに自分の親との話をしたら、
あたしが傷つくかもしれないと思った…
そうなんじゃないの?
【セレナ】
そ、そんなことまで考えないわよ!
そ、そんなことまで考えないわよ!
【ルフレ】
うふふ、嘘ね。
目が泳いでるわよ、セレナ?
うふふ、嘘ね。
目が泳いでるわよ、セレナ?
【セレナ】
ええっ!? …そ、そんなことないわ!
ええっ!? …そ、そんなことないわ!
【ルフレ】
ホントよ。セレナは心にも無いことを言う時、
目がキョロキョロするの。
気づいちゃったんだから。
ホントよ。セレナは心にも無いことを言う時、
目がキョロキョロするの。
気づいちゃったんだから。
【セレナ】
うううっ…!
うううっ…!
【ルフレ】
…ありがとうね、セレナ。
あたしは知ってるよ。
セレナがとても優しい子だって。
だからこれからはもうちょっとあたしにも
気を許して、仲良くして欲しいな。
…ありがとうね、セレナ。
あたしは知ってるよ。
セレナがとても優しい子だって。
だからこれからはもうちょっとあたしにも
気を許して、仲良くして欲しいな。
【セレナ】
わ、わざわざ言うと恥ずかしいから、
止めなさいよ! そんなのわかってるわよ!
わ、わざわざ言うと恥ずかしいから、
止めなさいよ! そんなのわかってるわよ!