支援会話集 ロンクー×ブレディ
親子
支援C
【ブレディ】
さぁ、紅茶が入ったぞ、父さん。
えーと…これは何とかいう地方で採れた
何とかいう茶葉だな。まぁ、高いやつだ。
さぁ、紅茶が入ったぞ、父さん。
えーと…これは何とかいう地方で採れた
何とかいう茶葉だな。まぁ、高いやつだ。
【ロンクー】
……おい。
……おい。
【ブレディ】
なんだ、何か足りないのか!?
茶菓子か!? スコーン的なアレか!?
ちっ…あいにく今日はそこまで
用意できていない。すまないな、父さん。
なんだ、何か足りないのか!?
茶菓子か!? スコーン的なアレか!?
ちっ…あいにく今日はそこまで
用意できていない。すまないな、父さん。
【ロンクー】
…いや。それよりもだな…
…いや。それよりもだな…
【ブレディ】
なんだよてめぇは! 早く飲めよ!
紅茶は冷めるとおいしくないんだぞ!!
なんだよてめぇは! 早く飲めよ!
紅茶は冷めるとおいしくないんだぞ!!
【ロンクー】
す…すまない。
いただくぞ…
………あの、ブレディ。
す…すまない。
いただくぞ…
………あの、ブレディ。
【ブレディ】
あぁ?
あぁ?
【ロンクー】
なぜ俺たちは、こんなところで
優雅に茶なんかしているんだ。
なぜ俺たちは、こんなところで
優雅に茶なんかしているんだ。
【ブレディ】
なんでって…父さんの日課なんだろ?
昼下がりに紅茶を飲むの。
なんでって…父さんの日課なんだろ?
昼下がりに紅茶を飲むの。
【ロンクー】
…何だその日課は。
俺は普段そんなことはしていないぞ。
…何だその日課は。
俺は普段そんなことはしていないぞ。
【ブレディ】
なにぃ!? じゃあさっき母さんが
『お父さんの日課に付き合ってきて
差し上げなさい』って言ったのは嘘かよ!
なにぃ!? じゃあさっき母さんが
『お父さんの日課に付き合ってきて
差し上げなさい』って言ったのは嘘かよ!
【ロンクー】
俺に紅茶を飲む日課がない限り、
そういうことになるな。
俺に紅茶を飲む日課がない限り、
そういうことになるな。
【ブレディ】
あの野郎ーーー!
俺で遊びやがったなーーー!
あの野郎ーーー!
俺で遊びやがったなーーー!
【ロンクー】
マリアベルのやつ、何を言ったんだ?
マリアベルのやつ、何を言ったんだ?
【ブレディ】
…いや、父さんは気にしなくていい。
俺は今から母さんに話をつけに行く。
父さんはゆっくり茶でも飲んでいてくれ。
じゃあな!!
…いや、父さんは気にしなくていい。
俺は今から母さんに話をつけに行く。
父さんはゆっくり茶でも飲んでいてくれ。
じゃあな!!
【ブレディ】
…忘れてた。ポットにはこれをかぶせておけ。
紅茶が冷めにくくなる。
…忘れてた。ポットにはこれをかぶせておけ。
紅茶が冷めにくくなる。
【ロンクー】
何だったんだ…
何だったんだ…
支援B
【ブレディ】
この前は悪かったな、父さん。
この前は悪かったな、父さん。
【ロンクー】
この前って…あぁ、先日の茶のことか。
別に謝ることではない。
お前と話ができて、
俺は楽しかったぞ。
この前って…あぁ、先日の茶のことか。
別に謝ることではない。
お前と話ができて、
俺は楽しかったぞ。
【ブレディ】
なら良かったけどよ…
結局一人で茶をさせちまったからな。
今日は詫びの気持ちを込めて、
バイオリンを演奏しようと思う。
なら良かったけどよ…
結局一人で茶をさせちまったからな。
今日は詫びの気持ちを込めて、
バイオリンを演奏しようと思う。
【ロンクー】
…なに!?
…なに!?
【ブレディ】
父さんに謝る時はバイオリン演奏が
必須だと聞いたんだが…
父さんに謝る時はバイオリン演奏が
必須だと聞いたんだが…
【ロンクー】
何なんだ、その謝罪方法は。
何なんだ、その謝罪方法は。
【ブレディ】
バイオリンで立て続けに三曲演奏したのち
その場で宙返りをすれば
父さんは手を叩いて大喜びする、と…
バイオリンで立て続けに三曲演奏したのち
その場で宙返りをすれば
父さんは手を叩いて大喜びする、と…
【ロンクー】
それが本当なら
俺はとんでもない阿呆だな…
…ブレディ、よく聞け。
目を覚ませ。
俺はそんな謝罪を受けたことは無いし、
宙返りを見て大喜びしたことも無い。
またマリアベルに遊ばれたんだ、お前は。
それが本当なら
俺はとんでもない阿呆だな…
…ブレディ、よく聞け。
目を覚ませ。
俺はそんな謝罪を受けたことは無いし、
宙返りを見て大喜びしたことも無い。
またマリアベルに遊ばれたんだ、お前は。
【ブレディ】
はぁあ!? またかよ!!
あの野郎、一度ならず二度までも…!
はぁあ!? またかよ!!
あの野郎、一度ならず二度までも…!
【ロンクー】
ブレディ、待った。
ブレディ、待った。
【ブレディ】
…んだよ、父さん。
…んだよ、父さん。
【ロンクー】
せっかく俺のところに来たんだ。
今日はゆっくり話でもしないか。
こんなことでもないと、お前は
俺と話しになんか来なかっただろう?
せっかく俺のところに来たんだ。
今日はゆっくり話でもしないか。
こんなことでもないと、お前は
俺と話しになんか来なかっただろう?
【ブレディ】
……ちっ。母さんのやつ、
こうなることを読んでやがったな…
ふん。あいつの思惑どおりなのは
気に食わねぇが…
父さんと話すのは、悪くない。
……ちっ。母さんのやつ、
こうなることを読んでやがったな…
ふん。あいつの思惑どおりなのは
気に食わねぇが…
父さんと話すのは、悪くない。
【ロンクー】
…そうか。
…そうか。
支援A
【ブレディ】
…それでな、母さんの奴
他のことでも俺をおちょくりやがって…
…それでな、母さんの奴
他のことでも俺をおちょくりやがって…
【ロンクー】
ふっ…
ふっ…
【ブレディ】
んだよ、父さん。
今のはまだ笑うトコじゃねぇぞ。
んだよ、父さん。
今のはまだ笑うトコじゃねぇぞ。
【ロンクー】
…いや、お前と親しくなれて
良かったと思ってな。
初めてお前を見た時は、正直
『こいつが俺の息子か?』と思うほど
怖い顔をしていたからな。
…いや、お前と親しくなれて
良かったと思ってな。
初めてお前を見た時は、正直
『こいつが俺の息子か?』と思うほど
怖い顔をしていたからな。
【ブレディ】
悪かったな。こんな怖い息子で。
ま、本当に気に入らねぇんだったら
『本物』をもっと上手く教育してやるこった。
悪かったな。こんな怖い息子で。
ま、本当に気に入らねぇんだったら
『本物』をもっと上手く教育してやるこった。
【ロンクー】
本物…この時代のお前のことか?
本物…この時代のお前のことか?
【ブレディ】
あぁ、そうだよ。
俺はあんたの本物の息子じゃねーからな。
あぁ、そうだよ。
俺はあんたの本物の息子じゃねーからな。
【ロンクー】
………
…ブレディ。
………
…ブレディ。
【ブレディ】
…何だお前、なんつー顔してんだよ。
俺に気ぃ遣う必要なんかねぇよ。
俺は他の奴みたいに
この時代の自分に嫉妬なんかしない。
所詮は別物だ。本物が産まれたら、
俺のことを忘れちまっても恨まねぇよ。
…何だお前、なんつー顔してんだよ。
俺に気ぃ遣う必要なんかねぇよ。
俺は他の奴みたいに
この時代の自分に嫉妬なんかしない。
所詮は別物だ。本物が産まれたら、
俺のことを忘れちまっても恨まねぇよ。
【ロンクー】
お前…それは本気で言っているのか?
息子が産まれたから忘れるなど、
俺は絶対にしないぞ。
確かにお前は俺の本当の息子ではない。
でも、他人だなんてことはもっとない。
お前は俺の友人で、
俺が決めた最初の息子…なのだからな。
お前…それは本気で言っているのか?
息子が産まれたから忘れるなど、
俺は絶対にしないぞ。
確かにお前は俺の本当の息子ではない。
でも、他人だなんてことはもっとない。
お前は俺の友人で、
俺が決めた最初の息子…なのだからな。
【ブレディ】
………父さん。
…んだよ、泣かないでおこうと思ったのに。
何てこと言いやがんだ…
父さん…忘れてくれって言ったのは嘘だ。
…覚えててくれよ。俺のこと。
俺と友達になったこと。
俺みたいな奴がいたこと。…いいよな?
………父さん。
…んだよ、泣かないでおこうと思ったのに。
何てこと言いやがんだ…
父さん…忘れてくれって言ったのは嘘だ。
…覚えててくれよ。俺のこと。
俺と友達になったこと。
俺みたいな奴がいたこと。…いいよな?
【ロンクー】
…当たり前だ。
忘れられるわけがない。
覚えている、ずっと。未来で死んでしまった、
お前の本当の父の分まで…な。
…当たり前だ。
忘れられるわけがない。
覚えている、ずっと。未来で死んでしまった、
お前の本当の父の分まで…な。
【ブレディ】
…あぁ。
…もし俺より先に死にやがったら、
墓に嫌というほど紅茶をかけた上に
バイオリンで三曲演奏して
宙返りをしてやるからな。覚悟しろ。
…あぁ。
…もし俺より先に死にやがったら、
墓に嫌というほど紅茶をかけた上に
バイオリンで三曲演奏して
宙返りをしてやるからな。覚悟しろ。
【ロンクー】
…それは、
絶対に死ぬわけにいかないな。
…それは、
絶対に死ぬわけにいかないな。