支援会話集 ルフレ(女、私)×サイリ
支援C
【ルフレ】
サイリさん、どこにいるのですか~?
剣術の訓練について相談したいんだけど。
サイリさん、どこにいるのですか~?
剣術の訓練について相談したいんだけど。
【サイリ】
ああ、ルフレ殿か。
私なら天幕の中だ。入ってきていいぞ。
ああ、ルフレ殿か。
私なら天幕の中だ。入ってきていいぞ。
【ルフレ】
あ、ここにいたのですね…って、きゃあ!?
さ、サイリさん…それって、下着姿…!?
ご、ごめんなさい!
着替え中だったのですね!
私…外で待っていますから!
あ、ここにいたのですね…って、きゃあ!?
さ、サイリさん…それって、下着姿…!?
ご、ごめんなさい!
着替え中だったのですね!
私…外で待っていますから!
【サイリ】
…女同士なのだ。
別に私は構わんのだが…まあいい。
すぐに着替えるから待っていてくれ。
…女同士なのだ。
別に私は構わんのだが…まあいい。
すぐに着替えるから待っていてくれ。
【サイリ】
待たせたな、ルフレ殿。
訓練のことで私に用とか言っていたが…?
待たせたな、ルフレ殿。
訓練のことで私に用とか言っていたが…?
【ルフレ】
は、はい…でも、それより、
サイリさんのさっきの格好って…?
胸やお尻に包帯みたいなのを
巻いていましたけど。
…まさかあれがサイリさんの
下着なのですか?
は、はい…でも、それより、
サイリさんのさっきの格好って…?
胸やお尻に包帯みたいなのを
巻いていましたけど。
…まさかあれがサイリさんの
下着なのですか?
【サイリ】
えっ…? ははっ、そうか。
私の故郷は文化や習慣の独自性がかなり強い。
当然ながら、下着の形も違うというわけだ。
えっ…? ははっ、そうか。
私の故郷は文化や習慣の独自性がかなり強い。
当然ながら、下着の形も違うというわけだ。
【ルフレ】
そ、そうなんですか…ずいぶん…何というか、
危うい感じの下着なのですね…
そ、そうなんですか…ずいぶん…何というか、
危うい感じの下着なのですね…
【サイリ】
私の故郷ソンシンの文化に
興味を持ってくれたのなら嬉しいぞ。
よければ今度、訓練の合間にでも
我が故郷の文化についてお教えしよう。
私の故郷ソンシンの文化に
興味を持ってくれたのなら嬉しいぞ。
よければ今度、訓練の合間にでも
我が故郷の文化についてお教えしよう。
【ルフレ】
そうですね…。行軍時に備えて、
いろいろな場所の知識を知っておいた方が
いいかもしれませんし…。サイリさん、
ソンシンの話を聞かせてもらえますか?
そうですね…。行軍時に備えて、
いろいろな場所の知識を知っておいた方が
いいかもしれませんし…。サイリさん、
ソンシンの話を聞かせてもらえますか?
【サイリ】
うむ、任された。我が故郷の文化について、
存分にお教えしよう。
楽しみにしていてくれ!
うむ、任された。我が故郷の文化について、
存分にお教えしよう。
楽しみにしていてくれ!
支援B
【ルフレ】
あっ、サイリさん。
あっ、サイリさん。
【サイリ】
おお、ルフレ殿。
おお、ルフレ殿。
【ルフレ】
よかったら、ソンシンの文化について
お話を聞かせてもらえますか?
よかったら、ソンシンの文化について
お話を聞かせてもらえますか?
【サイリ】
ああ、もちろんだ。
では、今日はどんな話をしようか…
そうだ、ちょうどいいから我が故郷の
お茶でも淹れて差し上げよう。
ああ、もちろんだ。
では、今日はどんな話をしようか…
そうだ、ちょうどいいから我が故郷の
お茶でも淹れて差し上げよう。
【ルフレ】
お茶? 私たちの飲んでいる
お茶とは違うものなのですか?
お茶? 私たちの飲んでいる
お茶とは違うものなのですか?
【サイリ】
似てはいるが、飲み方や淹れ方が異なる。
ソンシンでは茶を入れる作法を極めるための道、
『茶道』というものも存在する。
似てはいるが、飲み方や淹れ方が異なる。
ソンシンでは茶を入れる作法を極めるための道、
『茶道』というものも存在する。
【ルフレ】
へえ…なんだか難しそうですね。
へえ…なんだか難しそうですね。
【サイリ】
そうでもないさ。ルフレ殿は
お客様なのだから、気楽に飲んでくれ。
では、さっそく茶を淹れよう。
そうでもないさ。ルフレ殿は
お客様なのだから、気楽に飲んでくれ。
では、さっそく茶を淹れよう。
【ルフレ】
………
………
【サイリ】
さあ、できたぞ。飲んでみてくれ。
さあ、できたぞ。飲んでみてくれ。
【ルフレ】
はい。じゃ、いただきます。
ずずずーっ。
…って、に、苦いです~!
ソンシンのお茶って
こんなに苦いのですか!?
はい。じゃ、いただきます。
ずずずーっ。
…って、に、苦いです~!
ソンシンのお茶って
こんなに苦いのですか!?
【サイリ】
そうか? 慣れればこの苦味が
クセになるのだが…
特に、甘い菓子とはよく合うぞ。
そうか? 慣れればこの苦味が
クセになるのだが…
特に、甘い菓子とはよく合うぞ。
【ルフレ】
あ、あの~! これって、紅茶みたいに
お砂糖を入れちゃダメなのですか~?
あ、あの~! これって、紅茶みたいに
お砂糖を入れちゃダメなのですか~?
【サイリ】
私の国では、そういう飲み方をする者は
少ないな。このままで飲むことが多い。
私の国では、そういう飲み方をする者は
少ないな。このままで飲むことが多い。
【ルフレ】
そ、そうなんですか…国によって
いろいろな文化や習慣があるのですねぇ。
そ、そうなんですか…国によって
いろいろな文化や習慣があるのですねぇ。
【サイリ】
…ふむ、不味かったか?
…ふむ、不味かったか?
【ルフレ】
え…えっと、最初は苦いって思いましたけど、
それでいてどこか深みがあるといいますか…
すこしだけ癖になりそうな気もしますね。
え…えっと、最初は苦いって思いましたけど、
それでいてどこか深みがあるといいますか…
すこしだけ癖になりそうな気もしますね。
【サイリ】
そうか、そうか。
楽しんでいただけたなら幸いだ。
では、また時間がある時にでも
ソンシンの文化をお教えしよう。
そうか、そうか。
楽しんでいただけたなら幸いだ。
では、また時間がある時にでも
ソンシンの文化をお教えしよう。
【ルフレ】
ええ。また今度よろしくお願いします。
サイリさん。
ええ。また今度よろしくお願いします。
サイリさん。
支援A
【ルフレ】
あ、サイリさん。
この間は、お茶をごちそうさまでした。
よかったら今日も、独自の文化について
お話を聞かせてもらえませんか?
あ、サイリさん。
この間は、お茶をごちそうさまでした。
よかったら今日も、独自の文化について
お話を聞かせてもらえませんか?
【サイリ】
ああ、もちろんだ。だが何をお教えしよう?
驚きのある話をしたいのだが…
…そうだ! 『侘びと寂び』の
文化についてお教えしよう。
我が国のみに伝わる風習のはずだ!
ああ、もちろんだ。だが何をお教えしよう?
驚きのある話をしたいのだが…
…そうだ! 『侘びと寂び』の
文化についてお教えしよう。
我が国のみに伝わる風習のはずだ!
【ルフレ】
『ワビトサビ』…ですか?
『ワビトサビ』…ですか?
【サイリ】
うむ…そうだな。説明がすごく難しいのだが、
独特な美意識とでも言えばいいのだろうか?
うむ…そうだな。説明がすごく難しいのだが、
独特な美意識とでも言えばいいのだろうか?
【ルフレ】
美意識?
…煌びやかなものが好きとかですか?
美意識?
…煌びやかなものが好きとかですか?
【サイリ】
いや…その逆だな。もともと『ワビ』とは、
侘しいという言葉を語源としている。
『サビ』も寂びれたという言葉が語源だ。
つまり『貧しい』…とも言い換えられる。
いや…その逆だな。もともと『ワビ』とは、
侘しいという言葉を語源としている。
『サビ』も寂びれたという言葉が語源だ。
つまり『貧しい』…とも言い換えられる。
【ルフレ】
えっ?
貧乏が美意識…なのですか?
えっ?
貧乏が美意識…なのですか?
【サイリ】
はは…貧乏は言い過ぎだな。
ただ、そういった貧しくあることを、
逆に美しいと感じる風習があるのだよ。
はは…貧乏は言い過ぎだな。
ただ、そういった貧しくあることを、
逆に美しいと感じる風習があるのだよ。
【ルフレ】
ですが美術品とかって、基本的には
派手だったり色鮮やかな物でしょう?
ですが美術品とかって、基本的には
派手だったり色鮮やかな物でしょう?
【サイリ】
それらを印象づける言葉がもう一つある。
清貧…という言葉だ。
清く貧しく…と書いて清貧と呼ぶ。
それらを印象づける言葉がもう一つある。
清貧…という言葉だ。
清く貧しく…と書いて清貧と呼ぶ。
【ルフレ】
ここでも『貧しい』なのですね。
ここでも『貧しい』なのですね。
【サイリ】
もはや美意識というよりも精神論だな。
たとえ貧しい境遇にあったとしても、
心穏やかに、そして気持ちだけは邪にならず、
前向きに生きていこうという
…心意気にも似た感覚と言えるだろう。
もはや美意識というよりも精神論だな。
たとえ貧しい境遇にあったとしても、
心穏やかに、そして気持ちだけは邪にならず、
前向きに生きていこうという
…心意気にも似た感覚と言えるだろう。
【ルフレ】
あ…でも、その感覚はわかります。
お金を持ちすぎてしまったり、
富を得てしまったせいで、
欲に目がくらんでしまうことも
ありますものね。
あ…でも、その感覚はわかります。
お金を持ちすぎてしまったり、
富を得てしまったせいで、
欲に目がくらんでしまうことも
ありますものね。
【サイリ】
侘び寂び、そして清貧という言葉には、
自らを戒めるという意味もあるからな。
どんな状況にあっても背筋を伸ばし、
心だけでも清く生きる姿…という感じか。
侘び寂び、そして清貧という言葉には、
自らを戒めるという意味もあるからな。
どんな状況にあっても背筋を伸ばし、
心だけでも清く生きる姿…という感じか。
【ルフレ】
なんと言うか
今、すごく納得してしまいました…
…ここでまっすぐ背を伸ばしている
サイリさんを見ていて
すごく美しいと思ったんです。
それは…お兄さんがどうだったとか、
あなたが人々にどう思われてきたとか、
そんなことは関係ないですから…
そう考えた時に、あぁこれが清貧という
美しさなのかな…って思ったのですよ?
なんと言うか
今、すごく納得してしまいました…
…ここでまっすぐ背を伸ばしている
サイリさんを見ていて
すごく美しいと思ったんです。
それは…お兄さんがどうだったとか、
あなたが人々にどう思われてきたとか、
そんなことは関係ないですから…
そう考えた時に、あぁこれが清貧という
美しさなのかな…って思ったのですよ?
【サイリ】
と、突然褒めるな…て、照れるだろう!
と、突然褒めるな…て、照れるだろう!
【ルフレ】
ふふ…。でもあなたの故郷で
その美意識が生まれたことに
妙に納得してしまったのです。
ふふ…。でもあなたの故郷で
その美意識が生まれたことに
妙に納得してしまったのです。
【サイリ】
そうか…そんな風に故郷を
褒めてくれると、私も嬉しいな…
そうか…そんな風に故郷を
褒めてくれると、私も嬉しいな…
【ルフレ】
いつか…
あなたの故郷を見てみたいですね。
いつか…
あなたの故郷を見てみたいですね。
【サイリ】
ああ、戦争が終わったらぜひルフレ殿も
ソンシンに来てくれ。
ああ、戦争が終わったらぜひルフレ殿も
ソンシンに来てくれ。
【ルフレ】
はい、行きます!
その時は絶対案内してくださいね?
はい、行きます!
その時は絶対案内してくださいね?
【サイリ】
ああ、もちろん。
だがこの約束を叶えるためにも、
まずは急ぎ、世界を平定するとしようか!
ああ、もちろん。
だがこの約束を叶えるためにも、
まずは急ぎ、世界を平定するとしようか!
【ルフレ】
そうですね!
そうしましょう!
そうですね!
そうしましょう!