支援会話集 リズ×ドニ
支援C
【リズ】
あ、いたいた。
さがしてたんだよ、ドニ。
あ、いたいた。
さがしてたんだよ、ドニ。
【ドニ】
リズさん…
おらになにかご用だべか?
リズさん…
おらになにかご用だべか?
【リズ】
もう、そんな堅苦しい
話し方はしないの。
わたしのことは、お姉さんだと
思ってくれていいんだから。
もう、そんな堅苦しい
話し方はしないの。
わたしのことは、お姉さんだと
思ってくれていいんだから。
【ドニ】
お、お姉さん!?
お、お姉さん!?
【リズ】
わたしより年下の
数少ない仲間だからね。
なんでも頼ってくれていいんだよ。
わたしより年下の
数少ない仲間だからね。
なんでも頼ってくれていいんだよ。
【ドニ】
でも、イーリスの王女様に
そんな気安いことは…。
でも、イーリスの王女様に
そんな気安いことは…。
【リズ】
わたしがいいって言ってるんだから
それでいいの。
わたしがいいって言ってるんだから
それでいいの。
【ドニ】
は、はぁ…。
は、はぁ…。
【リズ】
ふふ、じつを言うとね、
わたし弟が欲しかったんだ。
だからドニが仲間になってくれて
すごくうれしいの!
ふふ、じつを言うとね、
わたし弟が欲しかったんだ。
だからドニが仲間になってくれて
すごくうれしいの!
【ドニ】
こ、光栄だべ。
こ、光栄だべ。
【リズ】
さ、お姉さんになにして欲しい?
なんでもいいんだよ。
さ、お姉さんになにして欲しい?
なんでもいいんだよ。
【ドニ】
そ、そんな期待に満ちた目で
見られても急には出ねえよ…。
ちょ、ちょっと考えさせてくんろ!
そ、そんな期待に満ちた目で
見られても急には出ねえよ…。
ちょ、ちょっと考えさせてくんろ!
【リズ】
あ、こら! ドニ!
あ、こら! ドニ!
支援B
【リズ】
ふふ。今日はふたりで
食糧調達係だね。
なにを採りに行こうか?
きのこ? 野草? 果物?
ふふ。今日はふたりで
食糧調達係だね。
なにを採りに行こうか?
きのこ? 野草? 果物?
【ドニ】
んだな、やっぱりこういう状況だぁ。
獣の肉がいいと思うんだべ…。
んだな、やっぱりこういう状況だぁ。
獣の肉がいいと思うんだべ…。
【リズ】
あ、に、肉ね。そうだよね。
じゃあ、狩り…狩りかぁ…うぅ。
あ、に、肉ね。そうだよね。
じゃあ、狩り…狩りかぁ…うぅ。
【ドニ】
だいじょうぶだぁ。昨日のうちに
罠を作って仕掛けてあるべ。
おらについてくるべさ。
だいじょうぶだぁ。昨日のうちに
罠を作って仕掛けてあるべ。
おらについてくるべさ。
【リズ】
うわ、見て見て、ドニ!
ほんとに獣が罠にかかってるよ!
うわ、見て見て、ドニ!
ほんとに獣が罠にかかってるよ!
【ドニ】
よかっただ…これでリズさんに
危ないことをさせずに済むだ。
よかっただ…これでリズさんに
危ないことをさせずに済むだ。
【リズ】
すごいね、ドニは。
どこでこんなの覚えたの?
すごいね、ドニは。
どこでこんなの覚えたの?
【ドニ】
最初はおっ父に教わっただ。
そのあとは独学で覚えたべさ。
最初はおっ父に教わっただ。
そのあとは独学で覚えたべさ。
【リズ】
そっかぁ。ドニはどこに行っても
食べるものには困らないね。
そっかぁ。ドニはどこに行っても
食べるものには困らないね。
【ドニ】
そうだといいんだべが…。
夢を叶えるためにゃ
どこででも生きられるように
ならなきゃいけね。
そうだといいんだべが…。
夢を叶えるためにゃ
どこででも生きられるように
ならなきゃいけね。
【リズ】
夢…?
夢…?
【ドニ】
んだ。世界中を回って
石の謎、解くことだ。
おらのおっ父は、世界中をめぐって
石の謎、解くことを夢見てただ。
だが、おっ父にはできなかっただ。
だから、おらが代わって夢を果たすだ。
んだ。世界中を回って
石の謎、解くことだ。
おらのおっ父は、世界中をめぐって
石の謎、解くことを夢見てただ。
だが、おっ父にはできなかっただ。
だから、おらが代わって夢を果たすだ。
【リズ】
そうなんだ…偉いね、ドニは。
わたしも夢が叶うように頑張らなきゃ。
そうなんだ…偉いね、ドニは。
わたしも夢が叶うように頑張らなきゃ。
【ドニ】
リズさんにも、夢があるだか?
リズさんにも、夢があるだか?
【リズ】
あー! わたしのこと
馬鹿にしてるでしょ!
あー! わたしのこと
馬鹿にしてるでしょ!
【ドニ】
えぇっ!?
ん、んなことねえだよ!
えぇっ!?
ん、んなことねえだよ!
【リズ】
わたしはね、お姉ちゃんのように
素敵なレディになるのが夢なの。
わたしはね、お姉ちゃんのように
素敵なレディになるのが夢なの。
【ドニ】
な、なれるだよ、きっと。
な、なれるだよ、きっと。
【リズ】
きっと?
きっと?
【ドニ】
いや、ぜ、絶対に。
うん。なれる。間違いないだ。
きれいだろなぁ。
リズさんが素敵なレディになった姿。
きっと、きれいなおべべを着て
ダンスとか踊ったりするんだべなあ。
いや、ぜ、絶対に。
うん。なれる。間違いないだ。
きれいだろなぁ。
リズさんが素敵なレディになった姿。
きっと、きれいなおべべを着て
ダンスとか踊ったりするんだべなあ。
【リズ】
…本当にそう思う?
…本当にそう思う?
【ドニ】
もちろんだべよ。
世界一きれいに違いないべ!
もちろんだべよ。
世界一きれいに違いないべ!
【リズ】
えへへ…ありがとう、ドニ。
えへへ…ありがとう、ドニ。
支援A
【リズ】
はい、ドニ。座って座って。
今日はわたしがお勉強を教えます。
はい、ドニ。座って座って。
今日はわたしがお勉強を教えます。
【ドニ】
べ、勉強だべか…?
おら、そういうのはちょっと…。
できれば、クロム様に
稽古つけてもらうほうが…。
べ、勉強だべか…?
おら、そういうのはちょっと…。
できれば、クロム様に
稽古つけてもらうほうが…。
【リズ】
お姉さんに口ごたえしないの。
はい、じゃあ本を開いて。
お姉さんに口ごたえしないの。
はい、じゃあ本を開いて。
【ドニ】
あの、リズさん。それ、ドラゴン座じゃなくて
ワイバーン座じゃなかっただべか?
あの、リズさん。それ、ドラゴン座じゃなくて
ワイバーン座じゃなかっただべか?
【リズ】
あ、あれ? そうだっけ?
あ、あれ? そうだっけ?
【ドニ】
んだ。で、そっちの星は
アドニスじゃね、トリフィンヌだべ。
んだ。で、そっちの星は
アドニスじゃね、トリフィンヌだべ。
【リズ】
うーっ、もう! 星のお勉強は終わり!
あとは自習にします!!
うーっ、もう! 星のお勉強は終わり!
あとは自習にします!!
【ドニ】
あ…リズさん! いけね。
余計なこと言っちまったな…。
あ…リズさん! いけね。
余計なこと言っちまったな…。
【リズ】
ぷんぷん! ドニなんて知らない!
もうなにも教えてあげないんだから!
あ、痛っ!!
あ…足をくじいちゃったみたい…。
困ったなあ、みんなのいるところから
結構離れちゃったし
どうやって帰ろう……
ぷんぷん! ドニなんて知らない!
もうなにも教えてあげないんだから!
あ、痛っ!!
あ…足をくじいちゃったみたい…。
困ったなあ、みんなのいるところから
結構離れちゃったし
どうやって帰ろう……
【ドニ】
リズさん! リズさんっ!
どこにいるべー!?
リズさん! リズさんっ!
どこにいるべー!?
【リズ】
えっ、ドニ!?
ドニーっ、ここだよーっ!!
えっ、ドニ!?
ドニーっ、ここだよーっ!!
【ドニ】
あぁ、リズさん、見つかってよかったべ。
…足、どうしたんだべ?
あぁ、リズさん、見つかってよかったべ。
…足、どうしたんだべ?
【リズ】
ちょっとくじいちゃったみたい。
ちょっとくじいちゃったみたい。
【ドニ】
ちょっとおらに見せるだよ。
…こらいけねえ。結構ひねってるべ。
さ、リズさん、おらの背中にのるべ。
ちょっとおらに見せるだよ。
…こらいけねえ。結構ひねってるべ。
さ、リズさん、おらの背中にのるべ。
【リズ】
え…でも…
え…でも…
【ドニ】
いいから早く。
このあたりは山賊が多いと聞いたべ。
いつ出くわすかもしれね。
いいから早く。
このあたりは山賊が多いと聞いたべ。
いつ出くわすかもしれね。
【リズ】
う、うん。
う、うん。
【ドニ】
よいしょっと。
さあ、帰るべ。
よいしょっと。
さあ、帰るべ。
【リズ】
…ドニ、わたしのこと
さがしに来てくれたの?
ごめんね、ドニ。
わたし、お姉さん失格だね…。
…ドニ、わたしのこと
さがしに来てくれたの?
ごめんね、ドニ。
わたし、お姉さん失格だね…。
【ドニ】
そんなことないべ。
リズさんがおらなんか気にかけてくれて
すごくうれしかったべ。
これからもよろしくお願いするだよ。
そんなことないべ。
リズさんがおらなんか気にかけてくれて
すごくうれしかったべ。
これからもよろしくお願いするだよ。
【リズ】
…優しいね、ドニは…。
…優しいね、ドニは…。
支援S
【ドニ】
…………。
…………。
【リズ】
ドニ、なにやってるの?
あれ、その手に持ってるのは…指輪?
ドニ、なにやってるの?
あれ、その手に持ってるのは…指輪?
【ドニ】
あ…リ、リズさん!
こ、これは、その…。
あ…リ、リズさん!
こ、これは、その…。
【リズ】
…もしかして、誰かにあげるの?
ドニ、好きな人がいるの?
…もしかして、誰かにあげるの?
ドニ、好きな人がいるの?
【ドニ】
…はい。
…はい。
【リズ】
だ、ダメだよ!
だ、ダメだよ!
【ドニ】
え…?
え…?
【リズ】
その…ほら!
ドニまだ子どもだし…!
その…ほら!
ドニまだ子どもだし…!
【ドニ】
…やっぱり、子ども扱いだべか…。
…やっぱり、子ども扱いだべか…。
【リズ】
あ、えっと、確かに思ったより
ずっと頼りがいがあって
物知りで優しくて、ひとりで
生きてけるくらいたくましくて…
あ、あれ? じゃあ…いいのか。
う、ううん、ダメ! やっぱりダメ!
あ、えっと、確かに思ったより
ずっと頼りがいがあって
物知りで優しくて、ひとりで
生きてけるくらいたくましくて…
あ、あれ? じゃあ…いいのか。
う、ううん、ダメ! やっぱりダメ!
【ドニ】
…そうだべ、ダメだべな。
おらのこと弟としてしか見てくれてねえし
お姫様とただの村人じゃ
身分も違い過ぎるもんなあ。
…そうだべ、ダメだべな。
おらのこと弟としてしか見てくれてねえし
お姫様とただの村人じゃ
身分も違い過ぎるもんなあ。
【リズ】
え、ちょ、ちょっと待って。
…誰のことを言ってるの?
え、ちょ、ちょっと待って。
…誰のことを言ってるの?
【ドニ】
すまねえだ。優しくされて
調子に乗っちまったべ。
おら、あきらめるべ。
それじゃ…!
すまねえだ。優しくされて
調子に乗っちまったべ。
おら、あきらめるべ。
それじゃ…!
【リズ】
ま、待って!
…それってわたしのこと?
ま、待って!
…それってわたしのこと?
【ドニ】
……んだ……。
……んだ……。
【リズ】
もうっ!
ドニのバカバカバカバカバカ!!
もうっ!
ドニのバカバカバカバカバカ!!
【ドニ】
あいたたた。
だからすまねえって…
あいたたた。
だからすまねえって…
【リズ】
なんで簡単にあきらめるのよ!
もらわないなんて言ってないじゃない!
なんで簡単にあきらめるのよ!
もらわないなんて言ってないじゃない!
【ドニ】
えっ、そ、それじゃ……
えっ、そ、それじゃ……
【リズ】
…受け取るよ、指輪。
わたし、ドニと結婚する。
…受け取るよ、指輪。
わたし、ドニと結婚する。
【ドニ】
え、いいんだべか?
弟じゃないだよ?
え、いいんだべか?
弟じゃないだよ?
【リズ】
いいの。
いいの。
【ドニ】
その…おらなんかの嫁になると
素敵なレディになれないべ。
舞踏会ですてきなおべべを着て
ダンスを踊ることもできねえだ。
夢を捨てることになるべ。
それでも、いいんだべか…?
その…おらなんかの嫁になると
素敵なレディになれないべ。
舞踏会ですてきなおべべを着て
ダンスを踊ることもできねえだ。
夢を捨てることになるべ。
それでも、いいんだべか…?
【リズ】
うふふ…おかしいよ、ドニ。
そんなこと言うの。
自分で指輪を持ってきておいてさ。
うふふ…おかしいよ、ドニ。
そんなこと言うの。
自分で指輪を持ってきておいてさ。
【ドニ】
それはそうだども…
それはそうだども…
【リズ】
夢を捨てるんじゃないわ。
新しい夢が増えただけ。
夢を捨てるんじゃないわ。
新しい夢が増えただけ。
【ドニ】
新しい夢……
新しい夢……
【リズ】
そ。新しい夢は
しあわせなお嫁さん。
ドニと2人で作っていく
暖かい家庭。
そ。新しい夢は
しあわせなお嫁さん。
ドニと2人で作っていく
暖かい家庭。
【ドニ】
リズさん……
リズさん……
【リズ】
それに、どこにいたって
素敵なレディにはなれるわ。
綺麗な服なんか無くてもいい。
大事なのは中身だもん。
しあわせなお嫁さんと素敵なレディ、
両方叶うのはドニの傍しかないよ。
…叶えてくれるよね。
わたしの夢。
それに、どこにいたって
素敵なレディにはなれるわ。
綺麗な服なんか無くてもいい。
大事なのは中身だもん。
しあわせなお嫁さんと素敵なレディ、
両方叶うのはドニの傍しかないよ。
…叶えてくれるよね。
わたしの夢。
【ドニ】
も、もちろんだども!
リズさんは、おらが絶対に幸せにするだ!
も、もちろんだども!
リズさんは、おらが絶対に幸せにするだ!
【リズ】
ありがとう、ドニ…。
ありがとう、ドニ…。