支援会話集 ヴィオール×ティアモ
支援C
【ティアモ】
あのぉ、ヴィオールさん。
今、お時間よろしいですか?
あのぉ、ヴィオールさん。
今、お時間よろしいですか?
【ヴィオール】
これはティアモくん。
私になにかご用かな?
これはティアモくん。
私になにかご用かな?
【ティアモ】
えっと…ちょっと教えていただきたい
ことがあるんですけど…
えっと…ちょっと教えていただきたい
ことがあるんですけど…
【ヴィオール】
ほう。歴史、占星術、帝王学に剣術、
料理に絵画…なんでもござれだが
イーリス建国以来の才媛ともうたわれる
ティアモくんのお役に立てるだろうか?
ほう。歴史、占星術、帝王学に剣術、
料理に絵画…なんでもござれだが
イーリス建国以来の才媛ともうたわれる
ティアモくんのお役に立てるだろうか?
【ティアモ】
その辺りは今のところ間に合ってます。
実は…その…
その辺りは今のところ間に合ってます。
実は…その…
【ヴィオール】
言いよどむとは
これはティアモくんらしからぬ…
だがその恥じらいの風情もまた
一涙の憐情を催さずにはおられぬ。
言いよどむとは
これはティアモくんらしからぬ…
だがその恥じらいの風情もまた
一涙の憐情を催さずにはおられぬ。
【ティアモ】
いちいち口に出して言わないでください!
それでなくても恥ずかしいのに…
いちいち口に出して言わないでください!
それでなくても恥ずかしいのに…
【ヴィオール】
いや、すまない。君の可憐な姿を
見ていると口に出さずにはおれんのだよ。
では、私がその悩みの元を
当てて見せようか?
いや、すまない。君の可憐な姿を
見ていると口に出さずにはおれんのだよ。
では、私がその悩みの元を
当てて見せようか?
【ティアモ】
そんなことが
わかるんですか?
そんなことが
わかるんですか?
【ヴィオール】
うむ。華麗にして一途なティアモくんは、
その一途さゆえ、つい人に強く当たってしまう。
だが、その後常に悔いがつきまとう。
あーぁ、この性格なんとかならないかしら…
そんなところではないかな?
うむ。華麗にして一途なティアモくんは、
その一途さゆえ、つい人に強く当たってしまう。
だが、その後常に悔いがつきまとう。
あーぁ、この性格なんとかならないかしら…
そんなところではないかな?
【ティアモ】
す、すごい…! どうしてそこまで
わかっちゃうんですか…?
す、すごい…! どうしてそこまで
わかっちゃうんですか…?
【ヴィオール】
なに、簡単なことさ。
少し風に耳を澄ませてやるだけで
たいがいのことは漏れ聴こえてくる。
なに、簡単なことさ。
少し風に耳を澄ませてやるだけで
たいがいのことは漏れ聴こえてくる。
【ティアモ】
え…それって、噂話に聞き耳を
立ててたってことですか?
え…それって、噂話に聞き耳を
立ててたってことですか?
【ヴィオール】
風情のない言い方をすれば、
そうだろうね。
風情のない言い方をすれば、
そうだろうね。
【ティアモ】
…やっぱり、直したほうがいいのかしら。
このなんでもはっきり言っちゃう性格。
…やっぱり、直したほうがいいのかしら。
このなんでもはっきり言っちゃう性格。
【ヴィオール】
そんなことはないぞ。
陰口ばかり言われているわけではない。
むしろ、感謝をしている声の方が…
そんなことはないぞ。
陰口ばかり言われているわけではない。
むしろ、感謝をしている声の方が…
【ティアモ】
はあ…どうしたらいいんだろう…
はあ…どうしたらいいんだろう…
【ヴィオール】
おい、人の話は最後まで…
…行ってしまった。
結構落ち込んでいるように見えたな。
大丈夫だろうか…
おい、人の話は最後まで…
…行ってしまった。
結構落ち込んでいるように見えたな。
大丈夫だろうか…
支援B
【ヴィオール】
ティァモくん。最近、元気がない
ように思えるのだが。
ティァモくん。最近、元気がない
ように思えるのだが。
【ティアモ】
そうですか? あたしは元気ですよ。
戦場ではいつも以上に…
そうですか? あたしは元気ですよ。
戦場ではいつも以上に…
【ヴィオール】
悩み事は、忍ぶれど色に出るもの。
人目にはいつものごとき可憐な花も
人知れず見せるその顔は憂いに満ちて…
悩み事は、忍ぶれど色に出るもの。
人目にはいつものごとき可憐な花も
人知れず見せるその顔は憂いに満ちて…
【ティアモ】
…それも、風の噂ですか?
…それも、風の噂ですか?
【ヴィオール】
まさか。君の心の苦しみは
吹けば飛ぶようなものではないだろう。
まさか。君の心の苦しみは
吹けば飛ぶようなものではないだろう。
【ティアモ】
…だったら、よかったです。
あんまり人に知られたくないですから。
…だったら、よかったです。
あんまり人に知られたくないですから。
【ヴィオール】
なぜだ?
なぜだ?
【ティアモ】
だって、悩んでるのを人に知られるのって
なんだか負けたみたいじゃないですか。
だって、悩んでるのを人に知られるのって
なんだか負けたみたいじゃないですか。
【ヴィオール】
なるほど、負けたみたいか。
勝負に例えるのはティアモくんらしい。
しかし、それならなぜ私に?
なるほど、負けたみたいか。
勝負に例えるのはティアモくんらしい。
しかし、それならなぜ私に?
【ティアモ】
…ヴィオールさんには
大丈夫な気がしたんです。
はっきり言い過ぎるこの性格も
うまく受け止めてくれそうで。
…ヴィオールさんには
大丈夫な気がしたんです。
はっきり言い過ぎるこの性格も
うまく受け止めてくれそうで。
【ヴィオール】
ほほう。
…なるほど、罪作りなものだな、私も。
それは私への秘めたる想いの表れ、
平たく言えば愛の告白……
ほほう。
…なるほど、罪作りなものだな、私も。
それは私への秘めたる想いの表れ、
平たく言えば愛の告白……
【ティアモ】
違います。
違います。
【ヴィオール】
そんな、はっきりと
否定しなくとも……
まあよい。私でよければ、
いつでも話に来たまえ。
その麗しき顔に
かげりは似合わぬからな。
そんな、はっきりと
否定しなくとも……
まあよい。私でよければ、
いつでも話に来たまえ。
その麗しき顔に
かげりは似合わぬからな。
【ティアモ】
はい!
はい!
支援A
【ティアモ】
ヴィオールさん!
ヴィオールさん!
【ヴィオール】
やあティアモくん
今日も変わらず麗しき姿だね。
やあティアモくん
今日も変わらず麗しき姿だね。
【ティアモ】
ふふふ…相変わらずですね。
少しいいですか?
ふふふ…相変わらずですね。
少しいいですか?
【ヴィオール】
君に対して閉じているわが心の扉はないさ。
どうしたのかね?
君に対して閉じているわが心の扉はないさ。
どうしたのかね?
【ティアモ】
今日はちょっとお礼を言いたくて。
今日はちょっとお礼を言いたくて。
【ヴィオール】
お礼?
お礼?
【ティアモ】
はい。最近、けっこう吹っ切れてきたんです。
もう色々と思い悩むのはやめようって。
はい。最近、けっこう吹っ切れてきたんです。
もう色々と思い悩むのはやめようって。
【ヴィオール】
ほう。それは良かった。
だが、私は何もしていないぞ。
ほう。それは良かった。
だが、私は何もしていないぞ。
【ティアモ】
いえ、あたしの話を
色々と聞いてくださいました。
ヴィオールさんに話をしているうちに
自分の中でも整理がつくようになって
そうしたらモヤモヤした感じが
なくなってきて
悪いところは悪いところで改める、
それでいいって思えるようになったんです。
いえ、あたしの話を
色々と聞いてくださいました。
ヴィオールさんに話をしているうちに
自分の中でも整理がつくようになって
そうしたらモヤモヤした感じが
なくなってきて
悪いところは悪いところで改める、
それでいいって思えるようになったんです。
【ヴィオール】
…悩みは人に話せば
その半分は解決するとも言う。
君の麗しい姿に生気を取り戻すことに
私がお役に立てたのならうれしいよ。
…悩みは人に話せば
その半分は解決するとも言う。
君の麗しい姿に生気を取り戻すことに
私がお役に立てたのならうれしいよ。
【ティアモ】
ええ、人に知ってもらえてる。
それだけでも楽になれました。
あたしってバカですね。人に知られたら
負けたみたいなんて言っといて。
ええ、人に知ってもらえてる。
それだけでも楽になれました。
あたしってバカですね。人に知られたら
負けたみたいなんて言っといて。
【ヴィオール】
他の者にも、その素直さで接することだ。
大輪の花は、その姿を多くの者に見せることで
より光り輝くというものだよ。
他の者にも、その素直さで接することだ。
大輪の花は、その姿を多くの者に見せることで
より光り輝くというものだよ。
【ティアモ】
はい、ありがとうございます。
ヴィオールさんに相談してよかったです。
はい、ありがとうございます。
ヴィオールさんに相談してよかったです。
【ヴィオール】
うむ、その気持ち、
やはり私に対する……
うむ、その気持ち、
やはり私に対する……
【ティアモ】
だから違いますって。
だから違いますって。
支援S
【ティアモ】
ふわぁぁぁっ。
ふわぁぁぁっ。
【ヴィオール】
ははは、これは朝から
貴重なものを見てしまったな。
ははは、これは朝から
貴重なものを見てしまったな。
【ティアモ】
はっ! ヴィオールさん…!
い、いたなら言ってくださいよ。
はっ! ヴィオールさん…!
い、いたなら言ってくださいよ。
【ヴィオール】
ふむ…残念。
ふむ…残念。
【ティアモ】
な、ななななんですか…!
な、ななななんですか…!
【ヴィオール】
大あくびをしていたから涙のひとつも
こぼれているかと思ったのだが。
大あくびをしていたから涙のひとつも
こぼれているかと思ったのだが。
【ティアモ】
あくびの涙なんて拭って
うれしいですか?
あくびの涙なんて拭って
うれしいですか?
【ヴィオール】
どんな涙も、君のものならば
千万の宝石に優るよ。
どんな涙も、君のものならば
千万の宝石に優るよ。
【ティアモ】
またそんなことを言って。
誰にでも同じことを言ってるんでしょう?
またそんなことを言って。
誰にでも同じことを言ってるんでしょう?
【ヴィオール】
おやおや、私はどうやらずいぶんと
誤解されてしまっているようだね。
おやおや、私はどうやらずいぶんと
誤解されてしまっているようだね。
【ティアモ】
誤解じゃありません。
昨日もその前も、毎日毎日
違う女性に声をかけてるじゃないですか。
あたし以外の人の悩みも
毎日聞いてあげてるんじゃないですか~?
誤解じゃありません。
昨日もその前も、毎日毎日
違う女性に声をかけてるじゃないですか。
あたし以外の人の悩みも
毎日聞いてあげてるんじゃないですか~?
【ヴィオール】
ほほう。ティアモくん。それは嫉妬かね。
やはりティアモくんは私に……
ほほう。ティアモくん。それは嫉妬かね。
やはりティアモくんは私に……
【ティアモ】
……
……
【ヴィオール】
ん? いつものように
『違います!』と否定しないのかい?
ん? いつものように
『違います!』と否定しないのかい?
【ティアモ】
最近、ちょっと思うようになったんです。
ひょっとしたら…違わないかもって。
え、あれ? 何言ってんだろ…あたし。
ごめんなさい。今のは忘れて……
最近、ちょっと思うようになったんです。
ひょっとしたら…違わないかもって。
え、あれ? 何言ってんだろ…あたし。
ごめんなさい。今のは忘れて……
【ヴィオール】
いや、聞き捨てにはできんよ。
今の言葉で私も決心がついた。
いや、聞き捨てにはできんよ。
今の言葉で私も決心がついた。
【ティアモ】
決心?
決心?
【ヴィオール】
君にこれを渡すべきか否か
ずいぶん迷っていたのだが…。
君にこれを渡すべきか否か
ずいぶん迷っていたのだが…。
【ティアモ】
ゆ、指輪じゃないですか!
ゆ、指輪じゃないですか!
【ヴィオール】
私の心からの想いの表れだ。
私と、結婚して欲しい。
私の心からの想いの表れだ。
私と、結婚して欲しい。
【ティアモ】
……
……
【ヴィオール】
君の想いが私になかったことは
知っている。
君が想いをよせていた相手は
われらが軍の大将、そうだね。
君の想いが私になかったことは
知っている。
君が想いをよせていた相手は
われらが軍の大将、そうだね。
【ティアモ】
ど、どうしてそれを?
ど、どうしてそれを?
【ヴィオール】
私はいつも君を見ていたからさ。
喜べる時も悩める時も。
だから悩みを打ち明けてくれた時は
正直、うれしかった。
私はいつも君を見ていたからさ。
喜べる時も悩める時も。
だから悩みを打ち明けてくれた時は
正直、うれしかった。
【ティアモ】
ヴィオールさん……
知りませんでした。あたしのこと、
そこまで見ててくれてたなんて。
ヴィオールさん……
知りませんでした。あたしのこと、
そこまで見ててくれてたなんて。
【ヴィオール】
…ようやく君の心は私に対して
門戸を開いてくれたようだ。
この指輪、
受け取ってくれるね。
…ようやく君の心は私に対して
門戸を開いてくれたようだ。
この指輪、
受け取ってくれるね。
【ティアモ】
はい…。
これからもずっと
あたしの悩みを聞いてくださいね。
はい…。
これからもずっと
あたしの悩みを聞いてくださいね。
【ヴィオール】
もちろんだとも。前にも言っただろう。
君に対して閉じている扉はないさ。
もちろんだとも。前にも言っただろう。
君に対して閉じている扉はないさ。