支援会話集 ヴェイク×ミリエル
支援C
【ヴェイク】
うりゃっ! うりゃっ!
おらぁーっ!!
うりゃっ! うりゃっ!
おらぁーっ!!
【ミリエル】
あの…もう少し
静かに訓練していただきたいのですが。
向こうにいても声が届いて、
読書に集中できないもので。
あの…もう少し
静かに訓練していただきたいのですが。
向こうにいても声が届いて、
読書に集中できないもので。
【ヴェイク】
そう言われても、この技は
声を出さねぇと締まらねぇんだよ。
そう言われても、この技は
声を出さねぇと締まらねぇんだよ。
【ミリエル】
それは…はい。
ひとつの真実でしょう。
発声が…無意識に抑制されている
肉体の枷を外す…そういうことですね。
それは…はい。
ひとつの真実でしょう。
発声が…無意識に抑制されている
肉体の枷を外す…そういうことですね。
【ヴェイク】
ん? そうなのか?
ん? そうなのか?
【ミリエル】
…回転しながら武器を横に薙ぐ、
遠心力を利用した攻撃…
なるほど。一連の運動も
よく計算されています。
…回転しながら武器を横に薙ぐ、
遠心力を利用した攻撃…
なるほど。一連の運動も
よく計算されています。
【ヴェイク】
え、えんしんりょく…?
難しい言葉を使うなよ。
え、えんしんりょく…?
難しい言葉を使うなよ。
【ミリエル】
…貴方は遠心力も知らずに
その技を編み出したのですか?
…貴方は遠心力も知らずに
その技を編み出したのですか?
【ヴェイク】
ややこしい計算なんてねーよ。
こういうのは直感だろ、直感。
ややこしい計算なんてねーよ。
こういうのは直感だろ、直感。
【ミリエル】
あまりにも非論理的…
しかし動作は理に適っている…
まさに直感のなせる技です。
実に興味深い…
あまりにも非論理的…
しかし動作は理に適っている…
まさに直感のなせる技です。
実に興味深い…
【ヴェイク】
理屈じゃねーんだよ、戦いってやつは。
ま、次の戦場で俺様の活躍を見とけ!
理屈じゃねーんだよ、戦いってやつは。
ま、次の戦場で俺様の活躍を見とけ!
【ミリエル】
そうですね…
観察させていただきます。
そうですね…
観察させていただきます。
支援B
【ミリエル】
…ヴェイクさん。
…ヴェイクさん。
【ヴェイク】
おう。俺様の活躍はどうだった?
おう。俺様の活躍はどうだった?
【ミリエル】
はい。技を繰り出す際の発声に
意外な効果が発見できました。
貴方の大声に敵が一瞬ひるみ、
動作が遅れたところに攻撃が命中…。
大声が相手の心理へ及ぼす影響を
私は見落としていたようです。
はい。技を繰り出す際の発声に
意外な効果が発見できました。
貴方の大声に敵が一瞬ひるみ、
動作が遅れたところに攻撃が命中…。
大声が相手の心理へ及ぼす影響を
私は見落としていたようです。
【ヴェイク】
お前、変なところに目をつけるな…。
お前、変なところに目をつけるな…。
【ミリエル】
貴方の妙な動きの技だけに目を向け、
相手側の視点に立てていませんでした。
発想を転換し、別の対象に考察の
視点を向ける…重要な思考法です。
そう…たとえば貴方を地面として
敵を太陽としましょう…。
貴方の妙な動きの技だけに目を向け、
相手側の視点に立てていませんでした。
発想を転換し、別の対象に考察の
視点を向ける…重要な思考法です。
そう…たとえば貴方を地面として
敵を太陽としましょう…。
【ヴェイク】
なんだって? 俺様が地面?
なんだって? 俺様が地面?
【ミリエル】
太陽が天を巡るのではなく、
地面が回転しているとしたら…?
確か母の本にそのような記述が…。
この仮説は検証が必要ですね…。
太陽が天を巡るのではなく、
地面が回転しているとしたら…?
確か母の本にそのような記述が…。
この仮説は検証が必要ですね…。
【ヴェイク】
地面が回転って…お前、
地面は止まってるじゃねーか。
地面が回転って…お前、
地面は止まってるじゃねーか。
【ミリエル】
知覚できていないだけかもしれません。
その理由が問題になりそうですね…。
知覚できていないだけかもしれません。
その理由が問題になりそうですね…。
【ヴェイク】
それによ、地面が回ってたら
俺様たち吹っ飛ばされるんじゃねーの?
それによ、地面が回ってたら
俺様たち吹っ飛ばされるんじゃねーの?
【ミリエル】
それについては、先日お話しした
遠心力も関係してきそうですね…。
…貴方と話していると
考えがまとまってきそうです。
お引止めして申し訳ないですが、
少し付き合っていただけますか?
それについては、先日お話しした
遠心力も関係してきそうですね…。
…貴方と話していると
考えがまとまってきそうです。
お引止めして申し訳ないですが、
少し付き合っていただけますか?
【ヴェイク】
ん? いいぜ。
お前の話、突拍子がなくて面白いしな。
ん? いいぜ。
お前の話、突拍子がなくて面白いしな。
支援A
【ヴェイク】
お前、いつも難しいこと考えてるよな。
俺様と違って相当頭いいんだろうな。
毎回俺様を話し相手にしなくても
ほかにいい奴がいるんじゃねぇの?
お前、いつも難しいこと考えてるよな。
俺様と違って相当頭いいんだろうな。
毎回俺様を話し相手にしなくても
ほかにいい奴がいるんじゃねぇの?
【ミリエル】
いえ…貴方には私にない
直感があります。
貴方と話すと…
新たな発見が多くて助かります。
いえ…貴方には私にない
直感があります。
貴方と話すと…
新たな発見が多くて助かります。
【ヴェイク】
まぁ、俺様もお前と話すのは
退屈しなくて楽しいけどな。
で? 強く今度はなにについて
考えてるんだよ?
まぁ、俺様もお前と話すのは
退屈しなくて楽しいけどな。
で? 強く今度はなにについて
考えてるんだよ?
【ミリエル】
絆、ですね。
絆、ですね。
【ヴェイク】
き…絆?
き…絆?
【ミリエル】
人の心ほど、複雑で
解明の難しいものはありません。
そして絆は、人の心同士が
強く結びついた時に発生するもの。
どこから発生し、どう変化するのか…
それを突き止めてみたいですね。
人の心ほど、複雑で
解明の難しいものはありません。
そして絆は、人の心同士が
強く結びついた時に発生するもの。
どこから発生し、どう変化するのか…
それを突き止めてみたいですね。
【ヴェイク】
絆…絆なぁ。絆なんて
気づけば生まれてるもんじゃねーか?
たとえばこの軍のみんななんかは
絆ってやつで結ばれてると思うし…。
俺様とお前にも、
絆はあると思うんだけどな。
俺様はお前のことをダチだと思ってるけど
お前は俺様をそう思ってんだよ?
絆…絆なぁ。絆なんて
気づけば生まれてるもんじゃねーか?
たとえばこの軍のみんななんかは
絆ってやつで結ばれてると思うし…。
俺様とお前にも、
絆はあると思うんだけどな。
俺様はお前のことをダチだと思ってるけど
お前は俺様をそう思ってんだよ?
【ミリエル】
…興味深い観察対象ですね。
…興味深い観察対象ですね。
【ヴェイク】
えっと…つまりダチ以下か!?
お前なぁ…それじゃお前と俺様には
薄っぺらい絆しか期待できねぇよ!
でもまぁ、興味はあるってことだよね。
よし、ならいっしょに出かけようぜ。
えっと…つまりダチ以下か!?
お前なぁ…それじゃお前と俺様には
薄っぺらい絆しか期待できねぇよ!
でもまぁ、興味はあるってことだよね。
よし、ならいっしょに出かけようぜ。
【ミリエル】
出かける? なぜですか?
出かける? なぜですか?
【ヴェイク】
いっしょに話して楽しく町を歩けば、
仲良くなって絆が強まるだろうが。
絆の変化を見たいんだろ?
だったら俺様に付き合えよ。
いっしょに話して楽しく町を歩けば、
仲良くなって絆が強まるだろうが。
絆の変化を見たいんだろ?
だったら俺様に付き合えよ。
【ミリエル】
なぜそうなるのか、
私にはわかりませんが…
貴方の直感的な行動に従って、
新たな可能性を探ってみましょう。
なぜそうなるのか、
私にはわかりませんが…
貴方の直感的な行動に従って、
新たな可能性を探ってみましょう。
【ヴェイク】
えぇと…つまり、
いっしょに来るってことだな?
えぇと…つまり、
いっしょに来るってことだな?
【ミリエル】
はい。よろしくお願いします。
はい。よろしくお願いします。
支援S
【ヴェイク】
よう、ミリエル。
よう、ミリエル。
【ミリエル】
こんにちは、ヴェイク…さん。
こんにちは、ヴェイク…さん。
【ヴェイク】
さんはいらねーって言っただろ?
俺様たちはダチなんだからよ!
馴れ馴れしく呼び捨てで
呼びやがれってんだよ。
さんはいらねーって言っただろ?
俺様たちはダチなんだからよ!
馴れ馴れしく呼び捨てで
呼びやがれってんだよ。
【ミリエル】
そう言われましても…
さんを付けてしまいます。
そう言われましても…
さんを付けてしまいます。
【ヴェイク】
なんだよー! もしかして
お前、恥ずかしがってんのか?
なんだよー! もしかして
お前、恥ずかしがってんのか?
【ミリエル】
まさか、貴方に対してそのような…
いえ、そうかもしれません…。
まさか、貴方に対してそのような…
いえ、そうかもしれません…。
【ヴェイク】
はぁ!? 今日のお前…変だぞ。
なんか変なものでも食ったか?
はぁ!? 今日のお前…変だぞ。
なんか変なものでも食ったか?
【ミリエル】
いえ、何も。というか…貴方と出かけてから
食事がのどを通らないのです。
貴方のことを思い出すと
胸のあたりが痛んで…
これが、絆というものなのでしょうか。
いえ、何も。というか…貴方と出かけてから
食事がのどを通らないのです。
貴方のことを思い出すと
胸のあたりが痛んで…
これが、絆というものなのでしょうか。
【ヴェイク】
お、お前…! それは絆じゃなくて…!
えっと…その…もっと他のものだよ。
お、お前…! それは絆じゃなくて…!
えっと…その…もっと他のものだよ。
【ミリエル】
!! 何なのですか?
ぜひ教えてください…!
貴方に分かって私に分からないなど、
屈辱以外の何物でもありません…。
!! 何なのですか?
ぜひ教えてください…!
貴方に分かって私に分からないなど、
屈辱以外の何物でもありません…。
【ヴェイク】
なんか今腹立つこと言われたけど、
まぁ気にしないでいてやる…。
いいか、ミリエル。それは愛だ!
つまりお前が俺様を好きってことだ!
なんか今腹立つこと言われたけど、
まぁ気にしないでいてやる…。
いいか、ミリエル。それは愛だ!
つまりお前が俺様を好きってことだ!
【ミリエル】
……!! 愛、ですか…。
それもまた興味深いものです。
絆の確認には失敗しましたが、
代わりに愛の観察ができるのなら満足です。
そのためには…貴方の協力を
ぜひいただきたいのですが…。
……!! 愛、ですか…。
それもまた興味深いものです。
絆の確認には失敗しましたが、
代わりに愛の観察ができるのなら満足です。
そのためには…貴方の協力を
ぜひいただきたいのですが…。
【ヴェイク】
はぁ…お前も素直じゃねぇなー。
ま、俺様もお前のことは嫌いじゃねぇし、
お前の観察とやらに付き合うのも
悪くないと思ってる。
なんならこのまま結婚しちまうか?
はぁ…お前も素直じゃねぇなー。
ま、俺様もお前のことは嫌いじゃねぇし、
お前の観察とやらに付き合うのも
悪くないと思ってる。
なんならこのまま結婚しちまうか?
【ミリエル】
結婚…ですか。私と貴方が…。
この事象の観察には好都合ですね。
結婚…ですか。私と貴方が…。
この事象の観察には好都合ですね。
【ヴェイク】
ははっ、お前らしい言い方だな。
ま、俺様はとことん付き合うぜ。
そんじゃ、指輪でも買いに行くか!
結婚には指輪が付き物だろ?
ははっ、お前らしい言い方だな。
ま、俺様はとことん付き合うぜ。
そんじゃ、指輪でも買いに行くか!
結婚には指輪が付き物だろ?
【ミリエル】
それは絆の証としてですか?
愛の証としてですか?
それとも女性に指輪をつけさせることで
己の支配欲を満たすのですか?
それは絆の証としてですか?
愛の証としてですか?
それとも女性に指輪をつけさせることで
己の支配欲を満たすのですか?
【ヴェイク】
お前なぁーーー!
なんつーこと言うんだよ!
俺様の指輪はなぁ、
愛と絆と正義の証なんだよ!!
お前なぁーーー!
なんつーこと言うんだよ!
俺様の指輪はなぁ、
愛と絆と正義の証なんだよ!!
【ミリエル】
正義…? それは何故唐突に
今出てきたのですか? 興味深い…。
正義…? それは何故唐突に
今出てきたのですか? 興味深い…。
【ヴェイク】
て、適当に言ったこと掘り下げられても…。
もういい! 早く指輪買いに行くぞ!
て、適当に言ったこと掘り下げられても…。
もういい! 早く指輪買いに行くぞ!
【ミリエル】
はい…。
はい…。