支援会話集 ベルベット×シャンブレー
親子
支援C
【ベルベット】
シャンブレー。
シャンブレー。
【シャンブレー】
うひゃい! な、なに?
うひゃい! な、なに?
【ベルベット】
…今、逃げようとした?
…今、逃げようとした?
【シャンブレー】
え、に、逃げてなんかないって。
ちょっと用事を思い出してさ。
え、に、逃げてなんかないって。
ちょっと用事を思い出してさ。
【ベルベット】
用事? 食料の調達か何か?
それなら私も同行するわ。
用事? 食料の調達か何か?
それなら私も同行するわ。
【シャンブレー】
え…、母ちゃんも来るの…?
え…、母ちゃんも来るの…?
【ベルベット】
なにか不都合でもあるの?
なにか不都合でもあるの?
【シャンブレー】
不都合なんてないけど…
不都合なんてないけど…
【ベルベット】
煮え切らないわね…
あなた、本当に私の息子なの?
煮え切らないわね…
あなた、本当に私の息子なの?
【シャンブレー】
あ、当たり前だろ。
ただ…
あ、当たり前だろ。
ただ…
【ベルベット】
ただ、なに?
ただ、なに?
【シャンブレー】
未来の母ちゃんは俺がまだ
小さい頃に死んじゃったからさ…
その…母ちゃんと息子って
どんな感じなのかわかんないんだよ。
未来の母ちゃんは俺がまだ
小さい頃に死んじゃったからさ…
その…母ちゃんと息子って
どんな感じなのかわかんないんだよ。
【ベルベット】
なるほどね…
言われてみれば、私もタグエルの
親子関係はよくわからないわ。
幼少時に、仲間たちを
人間に奪われてしまったからね。
なるほどね…
言われてみれば、私もタグエルの
親子関係はよくわからないわ。
幼少時に、仲間たちを
人間に奪われてしまったからね。
【シャンブレー】
そっか、母ちゃんもわかんないんだ。
そっか、母ちゃんもわかんないんだ。
【ベルベット】
まぁ、わからないものは仕方がないわ。
これから私たちふたりで
新たなタグエルの親子関係を
作りあげていくことにしましょう。
まぁ、わからないものは仕方がないわ。
これから私たちふたりで
新たなタグエルの親子関係を
作りあげていくことにしましょう。
【シャンブレー】
わ、わかった。
俺、頑張ってみるよ。
わ、わかった。
俺、頑張ってみるよ。
支援B
【ベルベット】
ね~むれ~や♪ ね~むれ~♪
か~わいい、坊~や~の~♪
ね~むれ~や♪ ね~むれ~♪
か~わいい、坊~や~の~♪
【シャンブレー】
あ、あのさ、母ちゃん。
人間の親子を真似してみるのはいいけど
これはちょっと違うんじゃねぇか?
あ、あのさ、母ちゃん。
人間の親子を真似してみるのはいいけど
これはちょっと違うんじゃねぇか?
【ベルベット】
あら、気が合うわね。
私もそう思っていたところなのよ。
そもそもタグエルの親子関係を
模索しようとしているのに、
人間の親子の真似をするのが
いけないと思うわ。
あら、気が合うわね。
私もそう思っていたところなのよ。
そもそもタグエルの親子関係を
模索しようとしているのに、
人間の親子の真似をするのが
いけないと思うわ。
【シャンブレー】
自分が言い出したくせに…
自分が言い出したくせに…
【ベルベット】
…なにか言ったかしら?
…なにか言ったかしら?
【シャンブレー】
に、睨まないでよ母ちゃん!
自分の失敗をごまかすために
そんな怖い顔するのは反則だろ!
に、睨まないでよ母ちゃん!
自分の失敗をごまかすために
そんな怖い顔するのは反則だろ!
【ベルベット】
私、いまそんなに怖い顔
してたかしら?
シャンブレーは見た目に似合わず
小心者ね…
私、いまそんなに怖い顔
してたかしら?
シャンブレーは見た目に似合わず
小心者ね…
【シャンブレー】
しょ、しょうがないだろ。
俺が死んじゃったらタグエルが
絶滅するんだって思ったら
そりゃ小心者にもなるよ。
しょ、しょうがないだろ。
俺が死んじゃったらタグエルが
絶滅するんだって思ったら
そりゃ小心者にもなるよ。
【ベルベット】
シャンブレーは、戦うのが怖いんじゃなくて
タグエルが絶滅するのが怖いの?
シャンブレーは、戦うのが怖いんじゃなくて
タグエルが絶滅するのが怖いの?
【シャンブレー】
そりゃそうだろ。
タグエルの血を引いてることは
母ちゃんから受け継いた
俺の大切な誇りなんだから。
そりゃそうだろ。
タグエルの血を引いてることは
母ちゃんから受け継いた
俺の大切な誇りなんだから。
【ベルベット】
シャンブレー…
シャンブレー…
【シャンブレー】
でも、この世界で母ちゃんと会って
しばらくいっしょに暮らしてみて
タグエルには命よりも大切な誇りが
あるなってこともわかってきた。
それがなんなのかはまだ
はっきりと言葉にできないけど
それがはっきりしたときに、
タグエルの親子のあり方ってのも
わかるんじゃねぇかなって
気がしてるんだ。
だからさ、今はまだタグエルの
風上におけないかもしんねぇけど
もうちょっとだけ待ってくれよ。
でも、この世界で母ちゃんと会って
しばらくいっしょに暮らしてみて
タグエルには命よりも大切な誇りが
あるなってこともわかってきた。
それがなんなのかはまだ
はっきりと言葉にできないけど
それがはっきりしたときに、
タグエルの親子のあり方ってのも
わかるんじゃねぇかなって
気がしてるんだ。
だからさ、今はまだタグエルの
風上におけないかもしんねぇけど
もうちょっとだけ待ってくれよ。
【ベルベット】
…わかったわ。
気が済むまで考えてみて。
…わかったわ。
気が済むまで考えてみて。
支援A
【シャンブレー】
母ちゃん! わかったぜ!
母ちゃん! わかったぜ!
【ベルベット】
どうしたの、騒々しい。
どうしたの、騒々しい。
【シャンブレー】
聞いてくれよ!
タグエルの誇りがわかったんだ!
聞いてくれよ!
タグエルの誇りがわかったんだ!
【ベルベット】
へぇ…
ぜひ聞かせてほしいわ。
へぇ…
ぜひ聞かせてほしいわ。
【シャンブレー】
タグエルはさ、自分を失わないことが
一番大切な誇りなんだよ!
そのために、欲望に惑わされたり、
恐怖に屈したりしない鋼の心を持つ!
そうやって生きてるから、
母ちゃんは強い! そうだろ?
タグエルはさ、自分を失わないことが
一番大切な誇りなんだよ!
そのために、欲望に惑わされたり、
恐怖に屈したりしない鋼の心を持つ!
そうやって生きてるから、
母ちゃんは強い! そうだろ?
【ベルベット】
…それがタグエルすべてに
当てはまる誇りなのかはわからないけど、
少なくとも私が、そうやって
生きてきたのは確かね。
…それがタグエルすべてに
当てはまる誇りなのかはわからないけど、
少なくとも私が、そうやって
生きてきたのは確かね。
【シャンブレー】
純血のタグエルは母ちゃんしか
いないんだから
母ちゃんの生き様が
タグエルの生き様。
母ちゃんの誇りが
タグエルの誇り、だろ?
純血のタグエルは母ちゃんしか
いないんだから
母ちゃんの生き様が
タグエルの生き様。
母ちゃんの誇りが
タグエルの誇り、だろ?
【ベルベット】
うふふ、ものは言いようね。
うふふ、ものは言いようね。
【シャンブレー】
俺、強くなるよ!
母ちゃんに、タグエルの名に
恥じないくらい強く!
俺、強くなるよ!
母ちゃんに、タグエルの名に
恥じないくらい強く!
【ベルベット】
なるほど…言葉を重ねなくても、
背中を見て感じ、育つ…
タグエルの親子関係って
こういうことなのかもしれないわね。
なるほど…言葉を重ねなくても、
背中を見て感じ、育つ…
タグエルの親子関係って
こういうことなのかもしれないわね。
【シャンブレー】
うん、そう思う。
タグエルに言葉はいらないんだ。
うん、そう思う。
タグエルに言葉はいらないんだ。
【ベルベット】
そう。じゃあ、これからは
お互い無言で過ごすことにしましょうか。
そう。じゃあ、これからは
お互い無言で過ごすことにしましょうか。
【シャンブレー】
え? それは…ちょっと
寂しくない?
え? それは…ちょっと
寂しくない?
【ベルベット】
ふふふ、冗談よ。
シャンブレーとは
話したいことがたくさんあるわ。
ふふふ、冗談よ。
シャンブレーとは
話したいことがたくさんあるわ。
【シャンブレー】
へぇ…母ちゃんも
冗談とか言うんだな。
母ちゃんは冗談の通じない
お堅いタグエルって印象だったから、
なんだか意外だけど…
へぇ…母ちゃんも
冗談とか言うんだな。
母ちゃんは冗談の通じない
お堅いタグエルって印象だったから、
なんだか意外だけど…
【ベルベット】
…ひとつ思い出したわ。
タグエルの親子関係には、
一方的な鉄拳制裁が許されているのよ。
…ひとつ思い出したわ。
タグエルの親子関係には、
一方的な鉄拳制裁が許されているのよ。
【シャンブレー】
ちょっ…!
それ、ただの思いつきだろ!
ちょっ…!
それ、ただの思いつきだろ!
【ベルベット】
…………
…………
【シャンブレー】
む、無言で怖い顔は反則だって!
語りたいことが山とあるんだろ?
言葉! 拳じゃなくて、
言葉で語り合おう!
む、無言で怖い顔は反則だって!
語りたいことが山とあるんだろ?
言葉! 拳じゃなくて、
言葉で語り合おう!
【ベルベット】
うふふ、これも冗談よ。
うふふ、これも冗談よ。
【シャンブレー】
また冗談…? もしかして
母ちゃんって意外とお茶目さん…?
ま、全然シャレに
なってないんだけどさ…
また冗談…? もしかして
母ちゃんって意外とお茶目さん…?
ま、全然シャレに
なってないんだけどさ…