支援会話集 デジェル×ジェローム
支援C
【デジェル】
さてと…槍の稽古は
そろそろ終わりにしようかしら。
…私はあらゆる武器を
使えるようになりたい。
それが本当の…強さに繋がるはず!
さてと…槍の稽古は
そろそろ終わりにしようかしら。
…私はあらゆる武器を
使えるようになりたい。
それが本当の…強さに繋がるはず!
【ジェローム】
………
………
【デジェル】
ジェローム…? 何見てるのよ。
人の稽古を覗き見るなんて、
趣味が悪いわね。
ジェローム…? 何見てるのよ。
人の稽古を覗き見るなんて、
趣味が悪いわね。
【ジェローム】
覗き見たつもりはない。
たまたま通りかかっただけだ。
覗き見たつもりはない。
たまたま通りかかっただけだ。
【デジェル】
そう、ならどこかへ行ってくれるかしら?
稽古に集中できないじゃない。
そう、ならどこかへ行ってくれるかしら?
稽古に集中できないじゃない。
【ジェローム】
…わかった。
…わかった。
【デジェル】
………
………
【ジェローム】
…そうだ、一つ言っておく。
…そうだ、一つ言っておく。
【デジェル】
…なに?
…なに?
【ジェローム】
槍で突く時は、脇は締めろ。威力が増す。
いつも開いているのはお前の悪い癖だ。
今のうちに直しておけ。
槍で突く時は、脇は締めろ。威力が増す。
いつも開いているのはお前の悪い癖だ。
今のうちに直しておけ。
【デジェル】
…! そ、そんな事わかっているわ!
今から直すところだったのよ!
それにあなた…やっぱり見ていたんじゃない!
…! そ、そんな事わかっているわ!
今から直すところだったのよ!
それにあなた…やっぱり見ていたんじゃない!
【ジェローム】
…邪魔したな。
…邪魔したな。
【デジェル】
もう…ジェロームの奴!
もう…ジェロームの奴!
支援B
【ジェローム】
デジェル…今日も稽古をしているのか?
デジェル…今日も稽古をしているのか?
【デジェル】
…当たり前よ。常に身体を鍛えないと、
男に遅れを取ってしまうもの。
鍛錬を怠るなんてことはできないの。
その油断が命とりになってしまうわ…
…当たり前よ。常に身体を鍛えないと、
男に遅れを取ってしまうもの。
鍛錬を怠るなんてことはできないの。
その油断が命とりになってしまうわ…
【ジェローム】
…………
…………
【デジェル】
あ、それよりもジェローム…
今の私の突きはどうだった?
言われたところは、直っていたかしら?
あ、それよりもジェローム…
今の私の突きはどうだった?
言われたところは、直っていたかしら?
【ジェローム】
うむ…腕の動きは良くなったようだな。
うむ…腕の動きは良くなったようだな。
【デジェル】
でしょう?
これくらい自分でちゃんと直せるのよ。
でしょう?
これくらい自分でちゃんと直せるのよ。
【ジェローム】
しかし、腕に気を遣っているせいか、
今度は踏み込みが甘くなっていたな。
しかし、腕に気を遣っているせいか、
今度は踏み込みが甘くなっていたな。
【デジェル】
え…!? 嘘…!!
え…!? 嘘…!!
【ジェローム】
嘘なものか。あと脇を締めたせいで
姿勢が悪くなっている。
あれでは動きも鈍るだろう。
…まあ、それも稽古で直す事だな。
嘘なものか。あと脇を締めたせいで
姿勢が悪くなっている。
あれでは動きも鈍るだろう。
…まあ、それも稽古で直す事だな。
【デジェル】
………
………
【ジェローム】
…どうした?
…どうした?
【デジェル】
…いいわよね、ジェロームは。
…いいわよね、ジェロームは。
【ジェローム】
? …何が?
? …何が?
【デジェル】
私と同じくらいの腕力を持ちながら、
素早さでは圧倒的に優れている…
それじゃ私が勝てるわけない…!
私と同じくらいの腕力を持ちながら、
素早さでは圧倒的に優れている…
それじゃ私が勝てるわけない…!
【ジェローム】
…何を突然怒っているんだ?
…何を突然怒っているんだ?
【デジェル】
なによ! とぼけた振りをして!
私が女だから見下してるんでしょう!?
上から目線でいちいち
口出さないでくれる!?
なによ! とぼけた振りをして!
私が女だから見下してるんでしょう!?
上から目線でいちいち
口出さないでくれる!?
【ジェローム】
…心外だな。私は見たままを言ったまで。
…心外だな。私は見たままを言ったまで。
【デジェル】
…もういいわ! 稽古を再開するから、
どこかに行ってくれるかしら!
…もういいわ! 稽古を再開するから、
どこかに行ってくれるかしら!
【ジェローム】
…わかった。
稽古…頑張れよ。
…わかった。
稽古…頑張れよ。
【デジェル】
い、言われなくても頑張るわよ!
覚えておきなさい!
今度こそ、
あなたには何も指摘させないわ!
い、言われなくても頑張るわよ!
覚えておきなさい!
今度こそ、
あなたには何も指摘させないわ!
支援A
【デジェル】
あ、ジェローム…
あ、ジェローム…
【ジェローム】
…なんだ、今は通りかかっただけだ。
お前の稽古の様子は…見ていないぞ?
…なんだ、今は通りかかっただけだ。
お前の稽古の様子は…見ていないぞ?
【デジェル】
…わ、わかっているわ!
今姿を見つけたのは私の方が先だもの!
…わ、わかっているわ!
今姿を見つけたのは私の方が先だもの!
【ジェローム】
…いや、嘘だ。
…いや、嘘だ。
【デジェル】
えっ…?
えっ…?
【ジェローム】
すまない…
あの日以来少し気になっていたのでな。
お前の様子を見に来たところだった。
すまない…
あの日以来少し気になっていたのでな。
お前の様子を見に来たところだった。
【デジェル】
そ、そう…でもちょうどいいわ。
見て欲しかったから。突きの動作!
………
せいっ!
どう? 今回こそ完璧だったでしょ?
そ、そう…でもちょうどいいわ。
見て欲しかったから。突きの動作!
………
せいっ!
どう? 今回こそ完璧だったでしょ?
【ジェローム】
そうだな…私から言うところは何もない。
そうだな…私から言うところは何もない。
【デジェル】
本当? やったわ!
ついにジェロームに認められたわ!
本当? やったわ!
ついにジェロームに認められたわ!
【ジェローム】
…私に認められることが
そんなに嬉しいのか?
随分と買いかぶられたものだ…
…私に認められることが
そんなに嬉しいのか?
随分と買いかぶられたものだ…
【デジェル】
買いかぶってなんかいないわ。
武術に関しては、昔からあなたの事を
ライバルだと思っていたのよ?
そのライバルにこれまで差を付けられて、
ようやくこうして認められたんだから、
…嬉しいに決まっているわ!
買いかぶってなんかいないわ。
武術に関しては、昔からあなたの事を
ライバルだと思っていたのよ?
そのライバルにこれまで差を付けられて、
ようやくこうして認められたんだから、
…嬉しいに決まっているわ!
【ジェローム】
そ、そうか。そうだったのか…
私も、うかうかしてはいられないな。
そ、そうか。そうだったのか…
私も、うかうかしてはいられないな。
【デジェル】
ジェローム…どういう意味?
ジェローム…どういう意味?
【ジェローム】
武術の稽古に行く。お前を見ていたら、
まだまだ修練が足りない事に気づいた。
もう一稽古してくる。
武術の稽古に行く。お前を見ていたら、
まだまだ修練が足りない事に気づいた。
もう一稽古してくる。
【デジェル】
ジェローム…さすがね。それでこそ、
私のライバル!
張り合いがあっていいわ!
なら私ももう一頑張りさせてもらうわよ?
ジェローム…さすがね。それでこそ、
私のライバル!
張り合いがあっていいわ!
なら私ももう一頑張りさせてもらうわよ?
【ジェローム】
張り切り過ぎて、怪我はするなよ…
張り切り過ぎて、怪我はするなよ…
【デジェル】
そっちこそ!
そっちこそ!
支援S
【ジェローム】
はぁ…はぁ…よし。…これでいい。
はぁ…はぁ…よし。…これでいい。
【デジェル】
ジェローム、稽古に精が出るわね。
ジェローム、稽古に精が出るわね。
【ジェローム】
デジェルか…
デジェルか…
【デジェル】
ごめんなさい。
今日は私が覗かせてもらったわ。
ごめんなさい。
今日は私が覗かせてもらったわ。
【ジェローム】
いや…それくらいは構わない。
傍から見ていて、
気になった点はあったか?
いや…それくらいは構わない。
傍から見ていて、
気になった点はあったか?
【デジェル】
いえ、なかったわ…
相変わらず見事なものね。
差を縮めたと思ったのに、
また広げられた気がするわ。
いえ、なかったわ…
相変わらず見事なものね。
差を縮めたと思ったのに、
また広げられた気がするわ。
【ジェローム】
そうか。それを聞いて安心した。
弱くては…守る事もできないからな。
そうか。それを聞いて安心した。
弱くては…守る事もできないからな。
【デジェル】
えっ…?
えっ…?
【ジェローム】
お前よりも弱いのに、
お前を守ることはできない。
…そう言ったのだ。
お前よりも弱いのに、
お前を守ることはできない。
…そう言ったのだ。
【デジェル】
き、急に何を言いだすのよ…!
き、急に何を言いだすのよ…!
【ジェローム】
私の武術の腕は全て、
お前を守るために磨いてきたものだ。
だからこそ、お前より強くなくてはならない。
弱くては、逆に守られてしまう。
そんなのは――ごめんだ。
私の武術の腕は全て、
お前を守るために磨いてきたものだ。
だからこそ、お前より強くなくてはならない。
弱くては、逆に守られてしまう。
そんなのは――ごめんだ。
【デジェル】
…!
…!
【ジェローム】
デジェル、私はこれからも
お前よりも、強いままで、いる。
そしてずっとお前の事を、守り続ける。
デジェル、私はこれからも
お前よりも、強いままで、いる。
そしてずっとお前の事を、守り続ける。
【デジェル】
……そ…それは嫌!
……そ…それは嫌!
【ジェローム】
…?
…?
【デジェル】
私も守られているだけじゃ、嫌なの…
私だって守るんだから…強くなって、
ジェロームの事を守る…!
一緒に稽古して、一緒に強くなって、
お互いの事を守るの。
私はそうしていきたい。
…それじゃダメかしら?
私も守られているだけじゃ、嫌なの…
私だって守るんだから…強くなって、
ジェロームの事を守る…!
一緒に稽古して、一緒に強くなって、
お互いの事を守るの。
私はそうしていきたい。
…それじゃダメかしら?
【ジェローム】
…そうだな。
デジェルが望むなら、そうしよう。
…そうだな。
デジェルが望むなら、そうしよう。
【デジェル】
ジェローム…ありがとう…!
そうと決まったら、私も稽古しないと!
ジェローム…ありがとう…!
そうと決まったら、私も稽古しないと!
【ジェローム】
そうか。
そうか。
【デジェル】
ええ、一緒に強くなるって
言ったばかりでしょ。
ええ、一緒に強くなるって
言ったばかりでしょ。
【ジェローム】
なら、ここでやればいい。
二人で強くなろう。
なら、ここでやればいい。
二人で強くなろう。
【デジェル】
ええ、二人でお互いを守れるように、ね?
ええ、二人でお互いを守れるように、ね?
【ジェローム】
ふっ…そうだな。
ふっ…そうだな。