支援会話集 フレデリク×ロラン
親子
支援C
【ロラン】
父様。これ、父様の物ですよね?
向こうに落ちていましたよ。
持ち物の管理は
きちんとしてくださいね。
父様。これ、父様の物ですよね?
向こうに落ちていましたよ。
持ち物の管理は
きちんとしてくださいね。
【フレデリク】
あ…ありがとうございます、ロランさん。
貴方は本当に、ミリエルさんそっくりですね。
あ…ありがとうございます、ロランさん。
貴方は本当に、ミリエルさんそっくりですね。
【ロラン】
親子なのですから、当然です。
親子なのですから、当然です。
【フレデリク】
ま…まぁそうなんですけれど。
あんまりにも母親似ですので…こう、
私に似ているところも探したくなりますね。
ま…まぁそうなんですけれど。
あんまりにも母親似ですので…こう、
私に似ているところも探したくなりますね。
【ロラン】
ありますよ、父様に似ているところ。
ありますよ、父様に似ているところ。
【フレデリク】
えっ、どこですか?
えっ、どこですか?
【ロラン】
髪の色です。
髪の色です。
【フレデリク】
あぁ…。まぁそれは見ればわかりますが。
それ以外には何かないのですか?
火起こしと石拾いが好きだとか…
あぁ…。まぁそれは見ればわかりますが。
それ以外には何かないのですか?
火起こしと石拾いが好きだとか…
【ロラン】
…そのようなことはありませんね。
というか、その点に関しては
似なくて良かったとさえ思いますよ。
…そのようなことはありませんね。
というか、その点に関しては
似なくて良かったとさえ思いますよ。
【フレデリク】
つ、冷たいですね、ロランさんは…。
もう少し子供らしくしてもいいのでは…
つ、冷たいですね、ロランさんは…。
もう少し子供らしくしてもいいのでは…
【ロラン】
…戦時に子供らしく振舞っても、
他人の邪魔になるだけでしょう。
それに…僕はおそらく、
ルキナよりも年上になっていますから。
もう子供のようにはしゃぐような
年齢ではないのですよ。
…戦時に子供らしく振舞っても、
他人の邪魔になるだけでしょう。
それに…僕はおそらく、
ルキナよりも年上になっていますから。
もう子供のようにはしゃぐような
年齢ではないのですよ。
【フレデリク】
ロランさんがルキナさんより…年上?
それはあり得ませんよ。
ルキナさんはもう赤ん坊として
存在していますが、貴方はまだ…
ロランさんがルキナさんより…年上?
それはあり得ませんよ。
ルキナさんはもう赤ん坊として
存在していますが、貴方はまだ…
【ロラン】
…少し話しすぎましたね。
すみません父様、僕はこれで失礼致します。
…少し話しすぎましたね。
すみません父様、僕はこれで失礼致します。
【フレデリク】
あっ、ロランさん!
…どういうことなのでしょう。
あっ、ロランさん!
…どういうことなのでしょう。
支援B
【フレデリク】
ロランさん!
ロランさん!
【ロラン】
あぁ父様、こんにちは。
僕に何か用でしょうか?
あぁ父様、こんにちは。
僕に何か用でしょうか?
【フレデリク】
この前の、貴方がルキナさんより
年上だとか言ってらした件…
あれは、どういうことなのですか?
この前の、貴方がルキナさんより
年上だとか言ってらした件…
あれは、どういうことなのですか?
【ロラン】
…まったく父様は、こういうことだけ
記憶力が良いんですから。
簡単な話ですよ。
飛ばされる時間にズレがあったんです。
ルキナがこの時代に来たのは
ペレジアとの戦争が始まった約二年前。
それに対して、僕がこの時代に来たのは
もう五年ほど前になるでしょうか…
…まったく父様は、こういうことだけ
記憶力が良いんですから。
簡単な話ですよ。
飛ばされる時間にズレがあったんです。
ルキナがこの時代に来たのは
ペレジアとの戦争が始まった約二年前。
それに対して、僕がこの時代に来たのは
もう五年ほど前になるでしょうか…
【フレデリク】
そんなにズレがあったのですか!?
そんなにズレがあったのですか!?
【ロラン】
…はい、ですから僕は…
ルキナよりも三年、多くの時を
ここで過ごしていることになります。
歳の差など、その間に
すっかり追い越してしまっているでしょうね。
…はい、ですから僕は…
ルキナよりも三年、多くの時を
ここで過ごしていることになります。
歳の差など、その間に
すっかり追い越してしまっているでしょうね。
【フレデリク】
ロランさん…五年間も…
この時代に、たった一人で…?
ロランさん…五年間も…
この時代に、たった一人で…?
【ロラン】
はい。だから言ったでしょう。
もう子供のようにはしゃぐ年齢ではないと。
これで父様の疑問は解けましたよね。
それでは、僕はこれから用があるので…
はい。だから言ったでしょう。
もう子供のようにはしゃぐ年齢ではないと。
これで父様の疑問は解けましたよね。
それでは、僕はこれから用があるので…
【フレデリク】
ちょっと待ってください!
なぜ今まで言わなかったのですか…
五年間も仲間と離れ離れで…
寂しくなかったのですか…?
ちょっと待ってください!
なぜ今まで言わなかったのですか…
五年間も仲間と離れ離れで…
寂しくなかったのですか…?
【ロラン】
…寂しくなんかありませんよ。
僕はもう、大人なんですから…
…寂しくなんかありませんよ。
僕はもう、大人なんですから…
【フレデリク】
…………
ロランさん…
…………
ロランさん…
支援A
【フレデリク】
ロランさん。
ロランさん。
【ロラン】
父様…どうしたのですか?
まだ何か疑問でも残っているのですか?
父様…どうしたのですか?
まだ何か疑問でも残っているのですか?
【フレデリク】
はい。今日は貴方に……。
……こちょこちょこちょ…
はい。今日は貴方に……。
……こちょこちょこちょ…
【ロラン】
あ、あはははっ! ちょ、ちょっと父様!
何でいきなりくすぐるんですか…!
あ、あはははっ! ちょ、ちょっと父様!
何でいきなりくすぐるんですか…!
【フレデリク】
ふふ。ロランさんは、やはり
笑っていらした方がいいですよ。
ふふ。ロランさんは、やはり
笑っていらした方がいいですよ。
【ロラン】
…は!?
…は!?
【フレデリク】
貴方はずっと大人っぽく振舞っていますが、
何処か無理しているように見えますので…
そうやって笑っていらっしゃる方が
子供らしくてずっといいですよ。
貴方はずっと大人っぽく振舞っていますが、
何処か無理しているように見えますので…
そうやって笑っていらっしゃる方が
子供らしくてずっといいですよ。
【ロラン】
…何を言うかと思えば…。
言ったでしょう、僕はもうそんな歳じゃ…!
…何を言うかと思えば…。
言ったでしょう、僕はもうそんな歳じゃ…!
【フレデリク】
歳なんか関係ありませんよ。
ロランさんがルキナさんより…
例え私より年上でも…貴方は、
大事な…私の子供なのですから。
歳なんか関係ありませんよ。
ロランさんがルキナさんより…
例え私より年上でも…貴方は、
大事な…私の子供なのですから。
【ロラン】
…………!!
…………!!
【フレデリク】
それに、ロランさんはもう一人ではありません。
仲間も…父さんもいます。
少しぐらい甘えたって、
誰も貴方を咎めたりしませんよ。
それに、ロランさんはもう一人ではありません。
仲間も…父さんもいます。
少しぐらい甘えたって、
誰も貴方を咎めたりしませんよ。
【ロラン】
…………
…………父様。
僕、本当は…寂しかったんです。
何年も何年も、たった一人で…
知っている人も誰もいない時代で…
会えるのかどうかも分からない
仲間たちを待って………
だれにも頼れなくて、
弱音を吐ける相手もいなくて……
…辛くて死にそうだったんですよ!
うっ…ううっ……!
…………
…………父様。
僕、本当は…寂しかったんです。
何年も何年も、たった一人で…
知っている人も誰もいない時代で…
会えるのかどうかも分からない
仲間たちを待って………
だれにも頼れなくて、
弱音を吐ける相手もいなくて……
…辛くて死にそうだったんですよ!
うっ…ううっ……!
【フレデリク】
えぇ…そうですね…。見つけてあげられず、
申し訳ありませんでした…
これからは、ずっといますから。
もう、一人には…させませんから…
えぇ…そうですね…。見つけてあげられず、
申し訳ありませんでした…
これからは、ずっといますから。
もう、一人には…させませんから…