囲い辞典

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**相居飛車 ---- ***矢倉 #ref(yagura.JPG ) 有名な囲い。上部からの攻めに強い。横からの攻め、端に弱い。 加藤一二三が対振り飛車戦でも使えると自著で推奨している。 舟囲いよりは堅いという意味で使えるという事だろう。 主な攻略法、攻略手:▽6九銀打、端攻め ---- ***銀矢倉   #ref(ginyagura.JPG ) 金矢倉に比べ横からに強い。組みあがるのに手数がかかる。 主な攻略法、攻略手:▽6九銀打、▽5七金など ---- ***天野矢倉(片矢倉) #ref(amano.JPG ) 角交換したときに打ち込みが少ない。 金矢倉と比べてバランスが良く、玉の広さは天野矢倉の利点。 主な攻略法、攻略手:▽8六歩(8七の地点) ---- ***銀立ち矢倉    #ref(gintdati.JPG ) 相手の攻めを封じる囲い。守りは薄い。 入玉感覚が必要。 主な攻略法、攻略手:▽6四桂など ---- ***雁木       #ref(gangi.JPG ) 上部からの攻めに強い。飛車の打ち込みに弱い。 主な攻略法、攻略手:飛車の打ち下ろし、角頭(棒銀) ---- ***雁木右玉     #ref(gangiugyoku.JPG ) 戦場から遠い、玉側の端を破られると脆い。 主な攻略法、攻略手:1筋を破る、玉側の桂頭(▽3五歩)など。 ---- ***カニ囲い     #ref(kani.JPG ) 二枚落ち下手がよくする囲い。早い段階で完成できる。 主な攻略法、攻略手:飛車の打ち下ろし。 ---- ***菊水矢倉    #ref(kikumizu.JPG ) 桂馬を跳ねて玉を低くする。 矢内矢倉、英春矢倉、しゃがみ矢倉と色々別名がある。 主な攻略法、攻略手:飛車の打ち下ろし、桂頭(▽7五歩)など。 ---- ***中原囲い #ref(nakaharagakoi.JPG )   横歩取りでよく使われる。5筋を突けるのがメリット。 元は相掛かりの囲いで、中原誠が横歩取り、相掛かりで連採して高勝率を上げた事から「中原囲い」と呼ばれている。 ---- ---- 中住まい    #ref(nakazumai.JPG )  玉の広さが長所。玉の広さは中住まいが最高。 バランスが良く、玉の逃げ道を確保しやすい。 玉を5八(5二)に上がり、バランスを取る。金や銀の位置に決まりはなく、状況に応じて臨機応変に対応する。金開き、アヒル囲いなどは中住まいの一種。 大駒を捌きあった後に打ち込みが少ない。 横歩取りを指す人には必須の囲い。 ---- ***右玉 #ref(ugyoku.JPG )    戦場から遠い、玉側の端をやぶられると脆い。 玉の広さで戦う。 ---- ***ボナンザ囲い  #ref(bonanza.JPG )  角打ちを消す駒組み。コンピュータプログラムボナンザが使う。 ---- ***一手囲い   #ref(ittekakoi.JPG )  相掛かりや角換わりでよくある形。急戦ではこのまま戦うこともある。 ---- ***居玉  #ref(igyoku.JPG )  相掛かりや角換わりでは居玉もある。囲いではなく、一番危険な形。 ---- **居飛車対振り飛車 ---- ***穴熊 #ref(anaguma.JPG )  振り飛車の天敵。王手がかからなく、端攻めで攻略することが多い。 ---- ***松尾流穴熊  #ref(matuo.JPG ) 6六歩を突いた後の穴熊。振り飛車の急戦を封じながら囲う。 松尾流の大きな花を咲かせよう。 ---- ***ビッグ4 #ref(big4.JPG )  最強の穴熊囲い。4枚で組みあがる。 ---- ***銀冠 #ref(ginkan.JPG ) 美濃から発展して組みあがる。 上部に厚く、穴熊との相性も良い。 玉頭での戦闘向き。 ---- ***箱入り娘 #ref(hakoiri.JPG ) 振り飛車に対して一手様子を見ての急戦で使う。 舟囲いと比べ、横からの攻めに若干の耐性がある。 ---- ***早囲い #ref(hayagakoi.JPG ) 江戸時代の振り飛車はこれが主流。 振り飛車側から動いていくときに使う。 ---- ***左美濃 #ref(hidarimino.JPG ) 7六の地点が傷になっている。 穴熊よりは固さに劣るが、急戦に対応しやすい面も。 ---- ***舟囲い #ref(hunagakoi.JPG ) 居飛車が急戦を狙うときに、この形から戦う。 ---- ***木村美濃 #ref(kimura.JPG ) 故木村義雄が愛用していたとされて名がついた。 左辺の金銀と、この囲いでバランスをとる。 ---- ***串カツ囲い #ref(kusikatu.JPG ) 穴熊囲いの玉と香の位置を入れ替えた形。 端からの攻めに弱いが、穴熊と比較すると手数を一手省略できる。 ---- ***美濃 #ref(mino.JPG ) 容易に組めて固い。端からの攻めに弱い面も。人気のある囲い。 主な攻略法、攻略手:▽5五角の形で▽3六桂、端攻めなど ---- ***elmo囲い コンピュータの将棋ソフトが多用したことで注目を集めた。主に居飛車が対振り飛車用の急戦で採用している。 ---- ***大住囲い、大隅囲い 4八玉〜3八玉〜4八金の3手で完成する。片美濃囲いやelmo囲いの弱点をカバーしている面もあり、レパートリーに加えておくと戦略の幅が広がる。 ---- ***ミレニアム #ref(mireniamu.JPG ) 藤井システムに有効で一時期流行る。 玉が敵角のラインにいないメリット。 ---- ***高美濃 #ref(takamino.JPG) 美濃囲いから発展した形。 若干横からの攻めに弱くなる。 ---- ***天守閣美濃 #ref(tensyukaku.JPG ) 左美濃に比べ玉頭戦に弱いが、 敵角のラインに玉がいないメリットがある固い囲い。 振り飛車の天敵でもある。 ---- 米長玉 #ref(yonenaga.JPG ) 銀冠の端に玉を寄った版。戦場から一路遠い仕組み。 桂馬は跳ねないこと。 ---- ***チョコレート囲い #ref(choco.JPG ) 銀冠の玉と銀を入れ替えた形。7八金の形が不安定。 普通に左美濃、天守閣や穴熊のほうが固い。 銀冠と比べ玉頭が著しく弱くなるが、終盤▲9八玉と逃げたり▲7七桂を捌いて広さで戦う『銀冠の小部屋』の特性を囲いにした形。 扱うのは難しい。 ---- **相振り飛車 ***金無双 #ref(kinmusou.JPG ) 相振り飛車の戦型のみで使用する。 上部からの攻めには強いが、横からに弱い。 ---- ***右矢倉 #ref(migiyagura.JPG ) 右にある矢倉囲い。浮き飛車に対して有効。 相振り飛車戦でこの囲いは基本的に受けが主体となる。 [[超☆初心者のための将棋講座]]
**相居飛車 ---- ***矢倉 #ref(yagura.JPG ) 有名な囲い。上部からの攻めに強い。横からの攻め、端に弱い。 加藤一二三が対振り飛車戦でも使えると自著で推奨している。 舟囲いよりは堅いという意味で使えるという事だろう。 主な攻略法、攻略手:▽6九銀打、端攻め ---- ***銀矢倉   #ref(ginyagura.JPG ) 金矢倉に比べ横からに強い。組みあがるのに手数がかかる。 主な攻略法、攻略手:▽6九銀打、▽5七金など ---- ***天野矢倉(片矢倉) #ref(amano.JPG ) 角交換したときに打ち込みが少ない。 金矢倉と比べてバランスが良く、玉の広さは天野矢倉の利点。 主な攻略法、攻略手:▽8六歩(8七の地点) ---- ***銀立ち矢倉    #ref(gintdati.JPG ) 相手の攻めを封じる囲い。守りは薄い。 入玉感覚が必要。 主な攻略法、攻略手:▽6四桂など ---- ***雁木       #ref(gangi.JPG ) 上部からの攻めに強い。飛車の打ち込みに弱い。 主な攻略法、攻略手:飛車の打ち下ろし、角頭(棒銀) ---- ***雁木右玉     #ref(gangiugyoku.JPG ) 戦場から遠い、玉側の端を破られると脆い。 主な攻略法、攻略手:1筋を破る、玉側の桂頭(▽3五歩)など。 ---- ***カニ囲い     #ref(kani.JPG ) 二枚落ち下手がよくする囲い。早い段階で完成できる。 主な攻略法、攻略手:飛車の打ち下ろし。 ---- ***菊水矢倉    #ref(kikumizu.JPG ) 桂馬を跳ねて玉を低くする。 矢内矢倉、英春矢倉、しゃがみ矢倉と色々別名がある。 主な攻略法、攻略手:飛車の打ち下ろし、桂頭(▽7五歩)など。 ---- ***中原囲い #ref(nakaharagakoi.JPG )   横歩取りでよく使われる。5筋を突けるのがメリット。 元は相掛かりの囲いで、中原誠が横歩取り、相掛かりで連採して高勝率を上げた事から「中原囲い」と呼ばれている。 ---- ***中住まい #ref(nakazumai.JPG )  玉の広さが長所。玉の広さは中住まいが最高。 バランスが良く、玉の逃げ道を確保しやすい。 玉を5八(5二)に上がり、バランスを取る。金や銀の位置に決まりはなく、状況に応じて臨機応変に対応する。金開き、アヒル囲いなどは中住まいの一種。 大駒を捌きあった後に打ち込みが少ない。 横歩取りを指す人には必須の囲い。 ---- ***右玉 #ref(ugyoku.JPG )    戦場から遠い、玉側の端をやぶられると脆い。 玉の広さで戦う。 ---- ***ボナンザ囲い  #ref(bonanza.JPG )  角打ちを消す駒組み。コンピュータプログラムボナンザが使う。 ---- ***一手囲い   #ref(ittekakoi.JPG )  相掛かりや角換わりでよくある形。急戦ではこのまま戦うこともある。 ---- ***居玉  #ref(igyoku.JPG )  相掛かりや角換わりでは居玉もある。囲いではなく、一番危険な形。 ---- **居飛車対振り飛車 ---- ***穴熊 #ref(anaguma.JPG )  振り飛車の天敵。王手がかからなく、端攻めで攻略することが多い。 ---- ***松尾流穴熊  #ref(matuo.JPG ) 6六歩を突いた後の穴熊。振り飛車の急戦を封じながら囲う。 松尾流の大きな花を咲かせよう。 ---- ***ビッグ4 #ref(big4.JPG )  最強の穴熊囲い。4枚で組みあがる。 ---- ***銀冠 #ref(ginkan.JPG ) 美濃から発展して組みあがる。 上部に厚く、穴熊との相性も良い。 玉頭での戦闘向き。 ---- ***箱入り娘 #ref(hakoiri.JPG ) 振り飛車に対して一手様子を見ての急戦で使う。 舟囲いと比べ、横からの攻めに若干の耐性がある。 ---- ***早囲い #ref(hayagakoi.JPG ) 江戸時代の振り飛車はこれが主流。 振り飛車側から動いていくときに使う。 ---- ***左美濃 #ref(hidarimino.JPG ) 7六の地点が傷になっている。 穴熊よりは固さに劣るが、急戦に対応しやすい面も。 ---- ***舟囲い #ref(hunagakoi.JPG ) 居飛車が急戦を狙うときに、この形から戦う。 ---- ***木村美濃 #ref(kimura.JPG ) 故木村義雄が愛用していたとされて名がついた。 左辺の金銀と、この囲いでバランスをとる。 ---- ***串カツ囲い #ref(kusikatu.JPG ) 穴熊囲いの玉と香の位置を入れ替えた形。 端からの攻めに弱いが、穴熊と比較すると手数を一手省略できる。 ---- ***美濃 #ref(mino.JPG ) 容易に組めて固い。端からの攻めに弱い面も。人気のある囲い。 主な攻略法、攻略手:▽5五角の形で▽3六桂、端攻めなど ---- ***elmo囲い コンピュータの将棋ソフトが多用したことで注目を集めた。主に居飛車が対振り飛車用の急戦で採用している。 ---- ***大住囲い、大隅囲い 4八玉〜3八玉〜4八金の3手で完成する。片美濃囲いやelmo囲いの弱点をカバーしている面もあり、レパートリーに加えておくと戦略の幅が広がる。 ---- ***ミレニアム #ref(mireniamu.JPG ) 藤井システムに有効で一時期流行る。 玉が敵角のラインにいないメリット。 ---- ***高美濃 #ref(takamino.JPG) 美濃囲いから発展した形。 若干横からの攻めに弱くなる。 ---- ***天守閣美濃 #ref(tensyukaku.JPG ) 左美濃に比べ玉頭戦に弱いが、 敵角のラインに玉がいないメリットがある固い囲い。 振り飛車の天敵でもある。 ---- 米長玉 #ref(yonenaga.JPG ) 銀冠の端に玉を寄った版。戦場から一路遠い仕組み。 桂馬は跳ねないこと。 ---- ***チョコレート囲い #ref(choco.JPG ) 銀冠の玉と銀を入れ替えた形。7八金の形が不安定。 普通に左美濃、天守閣や穴熊のほうが固い。 銀冠と比べ玉頭が著しく弱くなるが、終盤▲9八玉と逃げたり▲7七桂を捌いて広さで戦う『銀冠の小部屋』の特性を囲いにした形。 扱うのは難しい。 ---- **相振り飛車 ***金無双 #ref(kinmusou.JPG ) 相振り飛車の戦型のみで使用する。 上部からの攻めには強いが、横からに弱い。 ---- ***右矢倉 #ref(migiyagura.JPG ) 右にある矢倉囲い。浮き飛車に対して有効。 相振り飛車戦でこの囲いは基本的に受けが主体となる。 [[超☆初心者のための将棋講座]]

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