本戦3週目2 第21局~第22局

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*kureの24名人戦奮闘記 6級bリーグ 本戦3週目 第18~20局 ---- ***本戦第21局 開始日時:2010/03/07 21:16:58 表題:名人戦6級リーグb 本戦21 棋戦:名人戦対局室 戦型:後手阿久津流急戦矢倉 先手:atsushi+ (R691) 後手:kure90 (R1016) ▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △6二銀 ▲2六歩 △3四歩 ▲6六歩 △4二銀 ▲4八銀 △3二金 ▲7八金 △5四歩 ▲5六歩 △4一玉 ▲5八金 △7四歩 ▲6九玉 △8五歩 ▲7七銀 △5三銀右 ▲6七金右 △5五歩 ▲同 歩 △同 角 ▲2五歩 △3三銀a ▲5七銀 △7三角 ▲4六銀 △4四銀右 ▲9六歩 △3一玉 ▲9七角 △2二玉 ▲7五歩 △同 歩 ▲同 角 △9四歩 ▲7四歩 △8四角 ▲同 角 △同 飛 ▲5八飛 △2七角 ▲5二角b △同 金 ▲同飛成 △8六歩 ▲同 銀 △3八角成 ▲5五銀 △同 銀 ▲同 龍 △4七馬 ▲5八歩 △2九馬 ▲5二龍 △5一歩 ▲同 龍 △4二銀打 ▲6二龍 △8八歩 ▲同 金 △7四飛 ▲7五歩 △4四飛 ▲4一銀 △3一金 ▲5二金 △4九飛成 ▲7八玉 △3五角 ▲7七玉 △7九龍 ▲7八金 △7六歩 ▲同 玉 △7八龍 ▲7七金 △6四桂 ▲6五玉 △同 馬 まで82手で後手の勝ち 本局は相矢倉模様。後手番でのkureはできれば急戦矢倉を狙っていくことが多い。 先手矢倉に普通に追随すると守勢になるのが好きじゃない。 一番好きな急戦は阿久津流。実戦ではなかなかできないことも多いが、久々にその形になった。 #ref(honsen21-a.jpg) a:通常の阿久津流は先手飛車先は切らせるが、△3三銀とそれを拒否するのが渡辺新手だ。 実際、この手での後手勝率は高く、先手をもって積極的に咎める順はまだハッキリないらしい。 #ref(honsen21-b.jpg) b:先手は角を展開して角交換に。そして▲5二飛と中飛車へ変化。が、△2七角と角打ちのスキが生じている。 さらに▲5二角!と角を犠牲に飛車を成り込む勝負手だ。が、いくらなんでもこれは無茶攻めだった。 後手は矢倉に治まっているが先手玉は矢倉は出来ているが玉位置が悪すぎる。とても強く戦うような場面ではなかった。 #ref(honsen21-c.jpg) c:先手は待望の飛車を成り込むがここはガッチリ受ける。その間にこちらの飛車も7四~4四~4九飛車成と活用。 先手陣は金銀が守りにほとんど役に立っていない。▲7八玉に△3五角打が詰めろ竜取りの好手で勝負有り。 と思ったが、後の検討でここは▲5八竜から即詰めがあった模様。とはいえ、20手以上かかるみたいだが。。。 まぁ、優勢なときは分り易く行くのが安全だ。最後は2九馬がよく効いていて、馬すじを見落とした先手の自滅。 ***本戦第22局 開始日時:2010/03/07 21:56:48 表題:名人戦6級リーグb 本戦22 棋戦:名人戦対局室 戦型:居飛車穴熊・三間飛車 先手:kure90 (R1019) 後手:kei-shi (R979) ▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲4八銀 △3二飛 ▲2五歩 △3三角 ▲6八玉 △6二玉 ▲7八玉 △7二玉 ▲7七角 △8二玉 ▲8八玉 △7二銀 ▲9八香 △4二銀 ▲9九玉 △5四歩 ▲8八銀 △5二金左 ▲7九金 △5三銀 ▲8六歩 △6四歩 ▲8七銀 △6三金 ▲8八金 △6五歩 ▲5九金 △7四歩 ▲6九金 △6四銀a ▲7八金上 △5五歩 ▲5九銀 △5二飛 ▲6八銀 △5六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲2四歩 △同 歩 ▲2二歩 △5七歩b ▲2一歩成 △5八歩成 ▲4五桂 △5一角 ▲4四角 △6八と ▲同 金 △5九飛成 ▲7八金右 △5七歩 ▲5二歩 △8四角 ▲8五歩 △7三角 ▲1一と △5八歩成 ▲7七角 △4九龍 ▲5六香 △7九銀 ▲同 金 △同 龍 ▲5一歩成 △同 金 ▲同香成 △同 角 ▲5二銀 △6二角 ▲5八飛 △5三香 ▲同桂成 △同 金 ▲5七香 △5四歩 ▲同 香 △5二金 ▲同香成 △9五桂 ▲6二成香 △8七桂不成▲同 金 △7八金 ▲7一角 △7三玉 ▲7二成香 △同 玉 ▲5二飛成 △7三玉 ▲6二龍 まで95手で先手の勝ち 本局も後手三間飛車。先手の作戦はいつもどおり居飛車穴熊。 いつも通り銀冠穴熊まで組めていけると思ったが、後手も対抗策を用意していた。 結果、苦戦となる。 #ref(honsen22-a.jpg) a:a図まで後手の駒組みは4枚美濃の真部流と呼ばれる形。対居飛車穴熊の三間飛車の作戦だ。6五の位を取っているのがミソだ。 実はkureは真部流は名前は知っていたがほとんど知らなかったし、実戦でも初めてかもしれない。 当時は真部流に対する戦い方を知らず大苦戦したので、後にきっちり研究してやった。 #ref(honsen22-b.jpg) b:2筋の突き捨てから手筋の▲2二歩!が入って先手指せると思っていた。が、単に△5七歩が意外と厳しかった。 5筋のと金は思いのほか強力だった。この後、銀をとられ竜もつくられ完全に後手ペース。 ▲2四飛と走るヒマがなかった。また、走ると飛車の横効きの守備力低下もあり走れなかった。 #ref(honsen22-c.jpg) c:角も守りに引きつけて、▲5六香の勝負手にも後手も強く攻め合い。先手穴熊も薄くなったが、▲5二銀が入ってなんとか持ち直したか。 以下、▲5八飛とと金を払いながら飛車の活用を目指し、最後はこの飛車がようやく成り込めて逆転で寄せきれた。△ -[[kureの24名人戦奮闘記]]
*kureの24名人戦奮闘記 6級bリーグ 本戦3週目 第18~20局 ---- ***本戦第21局 開始日時:2010/03/07 21:16:58 表題:名人戦6級リーグb 本戦21 棋戦:名人戦対局室 戦型:後手阿久津流急戦矢倉 先手:atsushi+ (R691) 後手:kure90 (R1016) ▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △6二銀 ▲2六歩 △3四歩 ▲6六歩 △4二銀 ▲4八銀 △3二金 ▲7八金 △5四歩 ▲5六歩 △4一玉 ▲5八金 △7四歩 ▲6九玉 △8五歩 ▲7七銀 △5三銀右 ▲6七金右 △5五歩 ▲同 歩 △同 角 ▲2五歩 △3三銀a ▲5七銀 △7三角 ▲4六銀 △4四銀右 ▲9六歩 △3一玉 ▲9七角 △2二玉 ▲7五歩 △同 歩 ▲同 角 △9四歩 ▲7四歩 △8四角 ▲同 角 △同 飛 ▲5八飛 △2七角 ▲5二角b △同 金 ▲同飛成 △8六歩 ▲同 銀 △3八角成 ▲5五銀 △同 銀 ▲同 龍 △4七馬 ▲5八歩 △2九馬 ▲5二龍 △5一歩 ▲同 龍 △4二銀打 ▲6二龍 △8八歩 ▲同 金 △7四飛 ▲7五歩 △4四飛 ▲4一銀 △3一金 ▲5二金 △4九飛成 ▲7八玉 △3五角 ▲7七玉 △7九龍 ▲7八金 △7六歩 ▲同 玉 △7八龍 ▲7七金 △6四桂 ▲6五玉 △同 馬 まで82手で後手の勝ち 本局は相矢倉模様。後手番でのkureはできれば急戦矢倉を狙っていくことが多い。 先手矢倉に普通に追随すると守勢になるのが好きじゃない。 一番好きな急戦は阿久津流。実戦ではなかなかできないことも多いが、久々にその形になった。 #ref(honsen21-a.jpg) a:通常の阿久津流は先手飛車先は切らせるが、△3三銀とそれを拒否するのが渡辺新手だ。 実際、この手での後手勝率は高く、先手をもって積極的に咎める順はまだハッキリないらしい。 #ref(honsen21-b.jpg) b:先手は角を展開して角交換に。そして▲5二飛と中飛車へ変化。が、△2七角と角打ちのスキが生じている。 さらに▲5二角!と角を犠牲に飛車を成り込む勝負手だ。が、いくらなんでもこれは無茶攻めだった。 後手は矢倉に治まっているが先手玉は矢倉は出来ているが玉位置が悪すぎる。とても強く戦うような場面ではなかった。 #ref(honsen21-c.jpg) c:先手は待望の飛車を成り込むがここはガッチリ受ける。その間にこちらの飛車も7四~4四~4九飛車成と活用。 先手陣は金銀が守りにほとんど役に立っていない。▲7八玉に△3五角打が詰めろ竜取りの好手で勝負有り。 と思ったが、後の検討でここは▲5八竜から即詰めがあった模様。とはいえ、20手以上かかるみたいだが。。。 まぁ、優勢なときは分り易く行くのが安全だ。最後は2九馬がよく効いていて、馬すじを見落とした先手の自滅。 ***本戦第22局 開始日時:2010/03/07 21:56:48 表題:名人戦6級リーグb 本戦22 棋戦:名人戦対局室 戦型:居飛車穴熊・三間飛車 先手:kure90 (R1019) 後手:kei-shi (R979) ▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲4八銀 △3二飛 ▲2五歩 △3三角 ▲6八玉 △6二玉 ▲7八玉 △7二玉 ▲7七角 △8二玉 ▲8八玉 △7二銀 ▲9八香 △4二銀 ▲9九玉 △5四歩 ▲8八銀 △5二金左 ▲7九金 △5三銀 ▲8六歩 △6四歩 ▲8七銀 △6三金 ▲8八金 △6五歩 ▲5九金 △7四歩 ▲6九金 △6四銀a ▲7八金上 △5五歩 ▲5九銀 △5二飛 ▲6八銀 △5六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲2四歩 △同 歩 ▲2二歩 △5七歩b ▲2一歩成 △5八歩成 ▲4五桂 △5一角 ▲4四角 △6八と ▲同 金 △5九飛成 ▲7八金右 △5七歩 ▲5二歩 △8四角 ▲8五歩 △7三角 ▲1一と △5八歩成 ▲7七角 △4九龍 ▲5六香 △7九銀 ▲同 金 △同 龍 ▲5一歩成 △同 金 ▲同香成 △同 角 ▲5二銀 △6二角 ▲5八飛 △5三香 ▲同桂成 △同 金 ▲5七香 △5四歩 ▲同 香 △5二金 ▲同香成 △9五桂 ▲6二成香 △8七桂不成▲同 金 △7八金 ▲7一角 △7三玉 ▲7二成香 △同 玉 ▲5二飛成 △7三玉 ▲6二龍 まで95手で先手の勝ち 本局も後手三間飛車。先手の作戦はいつもどおり居飛車穴熊。 いつも通り銀冠穴熊まで組めていけると思ったが、後手も対抗策を用意していた。 結果、苦戦となる。 #ref(honsen22-a.jpg) a:a図まで後手の駒組みは4枚美濃の真部流と呼ばれる形。対居飛車穴熊の三間飛車の作戦だ。6五の位を取っているのがミソだ。 実はkureは真部流は名前は知っていたがほとんど知らなかったし、実戦でも初めてかもしれない。 当時は真部流に対する戦い方を知らず大苦戦したので、後にきっちり研究してやった。 #ref(honsen22-b.jpg) b:2筋の突き捨てから手筋の▲2二歩!が入って先手指せると思っていた。が、単に△5七歩が意外と厳しかった。 5筋のと金は思いのほか強力だった。この後、銀をとられ竜もつくられ完全に後手ペース。 ▲2四飛と走るヒマがなかった。また、走ると飛車の横効きの守備力低下もあり走れなかった。 #ref(honsen22-c.jpg) c:角も守りに引きつけて、▲5六香の勝負手にも後手も強く攻め合い。先手穴熊も薄くなったが、▲5二銀が入ってなんとか持ち直したか。 以下、▲5八飛とと金を払いながら飛車の活用を目指し、最後はこの飛車がようやく成り込めて逆転で寄せきれた。 -[[kureの24名人戦奮闘記]]

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