注意点として載せてみます。
以下の事を心がけてみてください。勝負のコツです。
まず駒の特性
王将:一番大切な駒。位置、逃げ場所を選ぶなど使い方が難しい。
飛車:攻めに使う。竜の威力は駒の中で一番。十字飛車などの両取りに使う。
角 :序盤の主役。攻防の角などがある。(自陣に利かしながら敵陣に利かすなど)
金 :守りの主役、終盤は詰めの主役。
銀 :基本、一枚は攻め、もう一枚は守りに使う。
桂 :よく桂馬の両取りが頻繁にある。持ち駒になる可能性が高い。
香 :香車を二枚重ねて打ったり攻めを増強したり。いろいろ使い方があるが。下段から打つことに好手が多い。
心得
1 玉は囲いましょう。(初心者には特に重要。居玉はすぐに詰んでしまう)※囲い辞典参照
2 駒損はしないように、基本、駒はぶつかったら取りましょう。(将棋は駒が多いほうがおおむね有利です。)
3 持ち駒があれば、なるべく相手玉(又は自玉)の近くに打ちましょう。
4 大駒だけをやたらに何度も動かしてはいけません。
(大駒だけぶんぶんと振り回す人がいますが、大駒は単独では何も出来ません。)
5 飛車と角は価値の高い駒です。取られるのはあまりよくありません。
(超がつく初心者は、何も考えずに捨てたりするのでいけません。慣れれば逆に捨てることを重要視します。)
6 持ち駒の金はすぐに使わず、詰ますとき(受けるときも)にとっておきましょう。
7 盤上の金はむやみに敵陣に向かって行かない。自陣で守りに使うのがいいでしょう。
7 銀は元の場所が一番いけません。動かして活用しましょう。
(相手に取られる駒になりかねない。ならば、むしろ最初からないほうが良い。)
8 桂はなるべく高飛びしないようにしましょう。(桂頭は歩に弱いので歩ですぐに取られやすいのです。)
8 香車はなるべく下から打ちます。(前縦方向しか行けないのでなるべく下から打ったほうが利きが多く得です)
9 攻めは飛車、角、銀、桂の4枚でいきましょう。(大駒と小駒のコンビネーションが大切。項目4と同じ)
10 初心者ほど無理(強引)な攻めをします。その結果、駒損で一気に不利になるのがほとんどです。
開戦は駒の突き捨てからですが、極力駒損しないような攻めを心がけてください。
最終更新:2010年01月17日 15:08