本戦2週目1 第09局~第12局

kureの24名人戦奮闘記 6級bリーグ 本戦2週目 第09~12局


24名人戦6級リーグ本戦、第一週は7勝1敗と好調。というのも、kureはリーグ内ではTOP Rだったので、まぁ普通にやれば勝ち越すはずである。
メンバーはR500台から800台と幅広い。そもそも6級といえばR950~1050なのだから本来kureが適性Rのはずなのだが、どうもこの最高Rでのリーグ振り分けというのは問題な気もする。R500台で6級に入れられるのはある意味可哀想。
とはいえ、これほどR差がある相手だと負けるとRをごっそり持っていかれるのでこちらもツライ。油断せずにいこう。

本戦第09局

開始日時:2010/02/26 21:50:56
表題:名人戦6級リーグb 本戦09
棋戦:名人戦対局室
戦型:居飛車・四間飛車
先手:kure90 (R964)
後手:tsawada (R760)

▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲4八銀 △3二銀
▲5八金右 △3三角 ▲6八玉 △4二飛 ▲7八玉 △9四歩
▲9六歩 △6二玉 ▲5六歩 △7二玉 ▲2五歩 △8二玉
▲3六歩 △7二銀 ▲5七銀 △4三銀 ▲7七角 △5四銀
▲6六歩 △6四歩 ▲6七金 △7四歩 ▲8八玉 △7三桂
▲7八金 △4五歩 ▲8六角 △6二飛 ▲9八玉 △6五歩
▲5三角成a △6六歩 ▲同 銀 △6五銀 ▲同 銀 △9五歩b
▲7四銀 △9六歩 ▲8八銀 △9七歩成 ▲同 桂 △9六歩
▲6三歩 △9七歩成 ▲同 銀 △同香成 ▲同 玉 △9九角成
▲6二歩成c △8五桂打 ▲8六玉 △9八馬 ▲7二と △同 金
▲8五銀 △同 桂 ▲7四桂 △9二玉 ▲9三歩 △同 玉
▲9四歩 △8四玉 ▲7五銀
まで69手で先手の勝ち

後手はノーマル四間飛車。kureは先手なら居飛車急戦で対抗することが多いが、最近勝率がよくないので慣れない穴熊を目指してみた。
しかし途中、後手にスキがあったため穴熊まで組まずに動いてみた。そのスキをとがめることができるかどうか、さて。

a:後手のスキとは6四歩が浮いていたこと。これを角で取りにいった。後手は飛車で受けてきたが、△6三銀と引くほうがよかった。
結局この飛車の小ビンがキズのままとなり、馬をつくって優勢。事前に角筋から玉をそらす矢内玉(米長玉ともいう)はkureの十八番。

b:△6五銀▲同銀と後手も仕掛けた所に、△9五歩。角筋で先手玉をしばって端攻めという筋だが、ここは素直に△6五同飛と銀を取り返すべきだった。
馬も効いていて△9六歩と取り込まれてもたいしたことがないので、以下▲7四銀と急所にかわし先手だけ銀得。当然先手有利だ。

c:▲6三歩と飛車を抑えて後手の攻めを完封する。以下、飛車取りを放置して△9九角成ときたがさすがに無理。
先手飛車は全く使わず、玉頭戦を反撃で制することができた。藤井システムと違い、入玉した美濃側から玉頭攻めはさすがに難しいだろう。



本戦第10局

開始日時:2010/02/26 22:16:59
表題:名人戦6級リーグb 本戦10
棋戦:名人戦対局室
戦型:三間飛車・居飛車穴熊
先手:hiraiken (R727)
後手:kure90 (R972)

▲7六歩 △8四歩 ▲7八飛 △8五歩 ▲7七角 △3四歩
▲6六歩 △6二銀 ▲6八銀 △4二玉 ▲4八玉 △3二玉
▲5八金左 △3三角 ▲3八銀 △2二玉 ▲3九玉 △1二香
▲2八玉 △1一玉 ▲6七銀 △2二銀 ▲5六銀 △3一金
▲7五歩 △9四歩 ▲1六歩 △5一金 ▲4五銀 △8四飛a
▲4六歩 △4一金右 ▲9八香 △3二金右 ▲9六歩 △1四歩
▲3六歩 △2四歩 ▲3七桂 △2三銀 ▲4七金 △2二金上
▲2六歩 △6四歩 ▲5六銀 △6三銀 ▲4五歩 △5四銀
▲6八飛 △7四歩b ▲同 歩 △同 飛 ▲6七銀 △6五歩
▲7六歩 △6六歩 ▲同 角 △同 角 ▲同 銀 △6七歩
▲7八飛 △8六歩 ▲同 歩 △8七角 ▲8八飛 △7六角成
▲7五歩c △6六馬 ▲7四歩 △8八馬 ▲5一飛 △8九馬
▲8一飛成 △9八馬 ▲9一龍 △7八飛 ▲4八香 △5五桂
▲4六金 △6八歩成 ▲4四歩 △5八と ▲4三歩成 △同 銀
▲4四歩 △同 銀 ▲5五金 △同 銀 ▲6七角 △8八飛成
▲5八角 △4七歩 ▲同 銀 △4六歩 ▲3八銀 △4七香
まで96手で後手の勝ち

先手は三間飛車。kureは後手番ではたいてい飛車先をつくので、先手三間にも△8五歩とついて石田を阻止できる。
先手が石田への組み換えに手間取るスキに穴熊に組むのがいつもの方針。

a:角道を開けたまま居飛穴に組むと、振り飛車は銀を繰り出して角頭の歩をかすめとりに来る相手が多い。
が、これは△8四飛で何でもないのだ。いつもいつもこのパターン。渡辺竜王の本にも載っている確かな受けだ。

b:先手がモタモタしていれば、銀冠穴熊へ組み替えるのもいつものkureのパターン。ここまで組み上がればほぼ負けない。
穴熊からの攻めはやはり一歩交換で歩を手持ちにしてからだ。右桂の活用も視野に入れている。

c:歩の手筋を使って細い攻めから馬を作って後手優勢に。先手は仕方なく▲7五歩と飛車の取り合いを催促するが、以下△6六馬と銀得からの飛車交換。
さらに桂香を拾って馬を活用して大差。ここはつらいが▲5六金としてタダで銀を取らせるべきではなかった。



本戦第11局

開始日時:2010/02/26 22:57:24
表題:名人戦6級リーグb 本戦11
棋戦:名人戦対局室
戦型:相横歩取り
先手:snowbird2002 (R718)
後手:kure90 (R978)

▲7六歩 △8四歩 ▲2六歩 △3四歩 ▲7八金 △3二金
▲2五歩 △8五歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8六歩
▲同 歩 △同 飛 ▲3四飛 △8八角成 ▲同 銀 △7六飛
▲6九玉a △2五角 ▲3六飛 △同 角 ▲同 歩 △7二金
▲5九金 △3六飛 ▲3七桂 △同飛成 ▲1五角 △3三飛b
▲4八銀 △3八龍 ▲6六角 △4四桂 ▲3七歩 △4二銀
▲3三角成 △同 銀 ▲7四歩 △3六歩 ▲7三歩成 △同 金
▲7四歩 △7二金 ▲8四角 △6二銀 ▲同角成 △同 玉
▲4一飛 △3七歩成 ▲同 銀 △9五角 ▲7七桂 △7六歩
▲8一飛成 △7七歩成 ▲同 銀 △7六歩 ▲7三銀c △同 金
▲同歩成 △同 玉 ▲7一龍 △7二桂 ▲7四歩 △6四玉
▲6八銀 △3七龍 ▲8九桂 △4八銀 ▲8六歩 △同 角
▲7二龍 △5九銀成 ▲7九玉 △6八角成 ▲同 金 △8八銀
▲同 玉 △8七歩 ▲同 玉 △8六歩 ▲同 玉 △7五銀
▲8七玉 △8六歩 ▲7八玉 △8七金
まで88手で後手の勝ち

本局は名人戦初の横歩取りに。kureは居飛車党だが先手で横歩取りにはしない。が、先手で横歩を取る相手もいるので、後手横歩はそこそこ勉強したつもり。
8五飛戦法は変化が複雑すぎて憶え切れないので、△4五角戦法を使っていたが、ぶっちゃけ勝てない・・・。(つい先日にも負けたばかりだった)
何か新しい策を講じねばならないと先日の負けから新戦法の研究をしていた所なのだ。さっそくその研究が生かせそうだ。さて、その新戦法は・・・。

a:新しく手を出したのは相横歩取りである。横歩の中で最も激しい戦いになり、わずかなミスで即決着がつくスリルある戦型。
さっそく新戦法の実戦デビューと△7六飛と横歩を取ると▲6九玉! 定跡では▲7七銀(もしくは▲7七歩か▲7七桂)の所。
さすがにこの手は全く研究に入っていない・・・。後手が相横歩を仕掛けてくるからには自信があるからだが、先手はそれをうまく外してきた。
これは先手のちょっとした作戦勝ちである。以後はお互い力将棋でいくしかない。

b:手探りで慎重にお互い差し回していったが、途中kureが単純な王手飛車にかかってしまった。
△3三飛と受けるしかなかったが、以下▲3七角△同飛成▲1五角で先手優勢。のはずが、何故か先手は▲4八銀と緩手。
つづく▲6六角も悪手で後手逆転。

c:お互い敵陣に飛車を置いて一直線の攻め合い。7筋が互いの玉の急所となり、お互いここを激しく攻め合う。
先手の中原囲いと後手の広さ、どちらが勝るか? この攻め合いは後手がわずかに良かったようだ。なんとか勝利。



本戦第12局

開始日時:2010/02/27 21:37:40
表題:名人戦6級リーグb 本戦12
棋戦:名人戦対局室
戦型:矢倉早囲い・雁木右四間飛車
先手:bokoboko (R756)
後手:kure90 (R984)

▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀
▲4八銀 △4二銀 ▲5八金右 △3二金 ▲5六歩 △5四歩
▲7七銀 △7四歩 ▲6七金 △5三銀右 ▲5七銀 △1四歩
▲1六歩 △4四歩 ▲6八玉 △4三銀 ▲7八玉 △4一玉
▲7九角 △6四歩 ▲8八玉 △4五歩 ▲7八金 △6二飛
▲4六歩 △同 歩 ▲同 銀 △6五歩a ▲同 歩 △7三桂
▲5五歩 △同 歩 ▲5八飛 △5四銀直 ▲6六銀 △6五桂
▲5五銀右 △同 銀 ▲同 飛 △同 角 ▲同 銀 △6六歩
▲同 銀 △2八飛 ▲1七角b △2九飛成 ▲6二角成 △同 金
▲7一飛 △6一歩 ▲6五銀 △1九龍 ▲6三歩 △4四角
▲5五歩 △同 角 ▲6六桂 △5二金 ▲6一飛成 △5一金
▲7一龍 △6一歩 ▲5三歩 △5四桂 ▲同 銀 △同 銀
▲5二銀c △同 金 ▲同歩成 △同 玉 ▲6一龍 △4三玉
▲4四歩 △同 角 ▲5六桂 △5五角 ▲4四歩 △3三玉
▲2一龍 △4六歩 ▲2五桂 △2四玉 ▲3二龍 △1六龍
▲2六金 △同 龍 ▲同 歩 △1五玉 ▲3四龍 △2七銀
▲4三歩成 △1六玉 ▲5四龍 △6六角 ▲同 金 △7五歩
▲4六角 △7六歩 ▲同 金 △7五歩 ▲同 金 △8五桂
▲8四龍 △7七歩 ▲同 桂 △4五歩 ▲9一角成 △7七桂成
▲同 玉 △9四金 ▲5四龍 △8三桂 ▲6五金 △7六歩
▲同 玉 △7五香 ▲同 金 △同 桂 ▲同 玉
まで125手で先手の勝ち

本局は先手の矢倉早囲い。先手の上に早囲いで一手得を狙うとはいかにも図々しい作戦。
なんとしても咎めなければならない。雁木右四間でいくが、やはり雁木に組むと出足が遅い。。。

a:先手早囲いなので後手ものんびりできない。雁木は手数がかかるので、右金を保留したまま仕掛け開始。
しかし、以後、逆に5筋から動かれて難解に。

b:飛車角交換から△2八飛と攻め合いを目指したが、▲1七角が絶好の反撃だった。
玉型の差がひどいので飛車を取られると苦しい。

c:以下、受けたり攻めたり色々粘ったが、差を縮めることはできずジワジワ劣勢に勢いづく。
この▲5二銀の厳しい手で玉を丸裸にされ、完敗。・・・実は早囲いを咎めるのは苦手だったりする。