89 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/06(日) 17:35:51 発信元:58.88.230.139

ブーン系図書館スレ:anchorage.2ch.net/siberia/1265870220/480-
まとめ:http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-160.html

【('A`)はカード発行人になったようです】

ここはシベリアカード発行所。訪れた観光客にヲッカと記念カードを手渡して歓迎する村営の施設だ。


通常ここでは、現役を引退したような村の職員が応対するのだが、最近は若い人もいるとのことだった。

その若者の名はドクオ。若いのに雰囲気だけは年寄りくさい、との定評があった。


       ,,,,,,,,,,,,,,, ハッハッハ
       [,|,,★,,,|,]___
     ミ('A` 彡 / |     < よく来てくれた
  日⊂ へ  ∩)/ .|          歓迎する、ヲッカでも飲んでゆっくりしていってくれ
   i'''(_) i'''i ̄,,,,,,/ 
    ̄ (_)|| ̄.              

なんとなくぎこちなさは残るが、でもこれでもかなり慣れた方なのだ。

彼がカード発行人というある意味特殊な職業についたのにはいきさつがある。



90 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/06(日) 17:49:28 発信元:58.88.230.139

ブーン系図書館スレ:anchorage.2ch.net/siberia/1266856205/207
まとめ:http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-180.html

【( ^ω^)は開拓使になるようです】

***

('A`)「私はVIPとシベリア、両方好きです。片方なんて決められません」

('A`)「このシベリアの良さをもっとVIPにいる人に知ってもらいたいんです。もっと気軽にシベリアに遊びに来れるように」

('A`)「この図書館をその橋渡しに少しでも役立つようにしたいんです」

('A`)「もちろん、最低限のマナーは守って貰いますがね」

( ^ω^)「……もの凄い時間がかかるお」

('A`)「承知の上、です。シベリア図書館を続けることで、みんなが幸せになれる、と信じています」



91 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/06(日) 18:04:29 発信元:58.88.230.139

ブーン系図書館スレ:anchorage.2ch.net/siberia/1266856205/266
http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-182.html

【(・∀・)デジタルリマスターして発売されるそうです】

***

('A`)
まあシベリアの飲み屋で歌ってただけなんだけどな。シベリアってのは住民は穏やかだけど、
抑留されたり、凶悪犯が追放されて来る場所でもあるんだ。おまけにこの厳しい気候にうんざりしてる人も多い。
そういう奴等相手に演奏するわけさ。かなり鍛えられたな。

だいたい、クレムリン(中央)への不満がすごくある場所だから、党の指導者を揶揄したような歌を歌うと大ウケした。
ち○ちーた死ね とか 削○ェンヌ死ねとかね。恐れ、抑圧、不安、こうしたものを声高に歌うと人は共感するって分かった。

それをブルースと呼ぶってのは、もっと後になってから知った。


92 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/06(日) 23:22:01 発信元:58.88.230.139

ブーン系図書館スレ:anchorage.2ch.net/siberia/1268241242/166
http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-204.html

【('A`)シベリアキョセイクラブのようです 】

*

ある朝配達されたシベリア新聞を見て、ドクオは仰天した。

小さな見出しであったが、そこにはあの団体名があった。

「小学校の謝恩会で異色の前衛劇

     "シベリアキョセイクラブ"とは何か」

シベリア新聞社の編集長がデレーニャの言葉を真に受けて記事にしたのである。


ζ(゚ー゚*ζ「どーすんのこれ....」

o川*゚ー゚)o「訂正してもらうしかないでしょ」

('A`)「アサピーが知ったら事だな」

ζ(゚ー゚*ζ「それは大丈夫。『新聞を見ただろう。我々の思想教育は、学校にも及んでいる』と書いてポストに入れておいたから」

ドクオは女は恐ろしいとの思いを強くした。



93 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/06(日) 23:37:39 発信元:58.88.230.139

ブーン系図書館スレ:anchorage.2ch.net/siberia/1268241242/577
http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-216.html


【( ^ω^)図書館で講座が開講されるようです 】

シベリアの地にブーン系小説図書館が設立されてから、もうずいぶん経ったけれども、
この頃は来客数の減少が目立ってきたし、ヴィップグラードからの移民が
利用者のほとんどという現状のことを考えると、館長も一計を案じないわけにはいかなかった。

('A`)「え? ここでブーン系小説講座を開くんですか?」

( ^ω^)「そうだお。生粋のシベリアンを対象にした、小説講座だお!」

幸薄そうな唇のこの男――ここの館長は、息まいた様子で言い放った。

('A`)「はぁ……それは構いませんけど、経費は自分で払ってくださいね」

( ^ω^)「えっ」



95 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/10(木) 23:32:38 発信元:123.198.1.181

興味深いですね


96 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/13(日) 21:37:07 発信元:124.146.175.48

93
来客数が減ったのは規制民が元の板に戻ったからでしょう。

でも、ブーン系図書館は完全にシベリアに定着しましたね。しかも安定しています。


97 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/17(木) 01:36:50 発信元:182.169.112.24

続けることは大変なことです
がんばってください


98 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/20(日) 03:17:34 発信元:124.146.174.165

ブーン系、かなり続いてるし、定着したね





250 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/08(火) 01:06:47.63 発信元:111.217.193.206
【シベリア図書館戦争のようです】
http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-371.html

ここは最果ての地、シベリア。

けっして解けることのない凍土の上で、様々な命が息づく地。

やってくる人々は、追放された者、過去に色々ある者、開拓しようと意気込む者。

どんな人でも分け隔てなく迎えてくれる、冷たくも暖かなこの地。

そして、この真新しい立派な建物はブーン系シベリア図書館。

新しいシベリアの文化として、海の向こうからやって来た。

開設当初は人も疎ら、しかし今では受け入れられ多少の賑わいを見せている。

これはそんな図書館の、誇りをかけた戦いの記録である。

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最終更新:2011年11月16日 01:10