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#settitle(OBS Studioの詳しい使い方(1/2) - VIPで初心者がゲーム実況するには) [[トップ>https://www18.atwiki.jp/live2ch/]] > [[ライブ配信カテゴリ概要]] > [[配信ソフトの使い方]] > &font(#0080FF){OBS Studioの詳しい使い方(1)} / &lastmod() ---- #center(){{{ &size(20px){配信初心者にもわかる!無料配信ソフトOBS Studioの詳しい使い方} }}} -&font(#0080FF){OBS Studio}は、各種ライブ配信サイトで使用できる無料の配信ソフトです。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss64.jpg) :便利で豊富な機能を搭載| -&font(#0080FF){ライブ配信で必要な機能をすべて搭載}しています。 :さまざまなライブ配信サイトに対応| -&font(#0080FF){各種ライブ配信サイトに対応}しています。ニコニコ生放送(以下ニコ生)、ツイキャス、Twitch、YouTube Liveなど、あらゆるサイトで配信できます。 :マルチプラットフォームに対応| -Windowsはもちろん、MacやLinuxにも対応しています。当サイトの解説は、基本的に&font(#0080FF){Windows版}を対象としています。 :無料| -OBS Studioは&font(#0080FF){完全に無料}です。 >目次 #contents() *ダウンロード・インストール -OBSのインストール方法は以下のとおりです。 +&blanklink(公式サイト){https://obsproject.com/ja}にアクセスし、「Windows」をクリックする。 +ダウンロードしたファイルをダブルクリックして実行する。 +画面を順に進めていく。 +「自動構成ウィザード」を実行するかどうか質問されたら、「いいえ」がお薦め((この自動構成ウィザードというのは、自動で設定を行ってくれる機能です。ここで「いいえ」を選択しても、あとで「ツール」→「自動構成ウィザード」の順にクリックすれば設定画面を再度呼び出せます。))。 +OBSのインストールが完了する。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/youtube_live/youtube_live22.jpg,https://obsproject.com/ja,blank) &br()&size(small){▲OBSの公式サイト} -OBSをベースに開発された&font(#0080FF){Streamlabs OBS}もありますが、これと&font(#0080FF){OBSを混同しないように注意}しましょう。Streamlabs OBSは「新しいOBS」といわれることがありますが、OBSと完全に同じものというわけではありません。また、&font(#0080FF){OBSが古くなったわけでもありません}。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)&blanklink(Streamlabs OBSの詳しい使い方・設定方法){https://vip-jikkyo.net/how-to-use-slobs} &link_up(▲画面の上へ) *OBS使用時における全体の流れ -最初に、配信する場合の&font(#0080FF){全体的な流れ}を確認しておきましょう。 **視聴者に見せたい画面を決める -まず、&font(#0080FF){視聴者に見せたい画面を決めます}。たとえば、ゲーム画面、Webカメラで映している映像、Webサイト、PCに保存してある画像・動画など、視聴者に見せたいものをOBSで設定するわけです。これを&font(#0080FF){ソースの追加}といいます。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss02.png) **画質・音質を設定する -ソースを追加したら、つぎは&font(#0080FF){画質・音質を設定}します。可能なかぎり高画質・高音質にしたいところですが、&font(#0080FF){配信サイトの仕様や、配信者の回線速度、および配信者のPCスペックを考慮しつつ、柔軟に設定}していかなくてはいけません。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss03.png) **放送設定をする -&font(#0080FF){放送設定}というのは、OBSから配信サイトに接続するための設定のことです。たとえば、ニコ生ならニコ生、ツイキャスならツイキャスに接続するための設定を行います。配信者側でこれができていないと、配信を開始できません。&font(#0080FF){配信サイトごとに設定}します。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss04.png) **配信を開始する -あとは&font(#0080FF){配信を開始}するだけです。OBSの配信開始ボタンをクリックしましょう。するとライブ配信が始まり、映像・音声が世界中に公開されます。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss05.png) &link_up(▲画面の上へ) *OBSに対応している周辺機器の例 **キャプチャーボード -SwitchやPS4など&font(#0080FF){TVゲーム配信}の場合は、[[キャプチャーボード]]が必要です。例として、下表に掲載しているキャプチャーボードはOBSで使用できることを筆者が確認しています。もちろん、表中に掲載していないキャプチャーボードでもOBSで使用できるので、心配いりません。 |BGCOLOR(#f8f8ff):|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):Game Capture HD60 S|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):GV-USB3/HD|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):GC550 PLUS| |BGCOLOR(#E1F0FF):価格&br()商品画像のリンク先&br()&image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap02/assocbutt_or_amz._V371070157_.png,https://www.amazon.co.jp/,blank)|CENTER:&html(<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01DRWCOGA/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B01DRWCOGA&linkCode=as2&tag=vipdshosgemuj-22&linkId=4e84a6fcb41e12f12fe33b540a45e230"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&MarketPlace=JP&ASIN=B01DRWCOGA&ServiceVersion=20070822&ID=AsinImage&WS=1&Format=_SL110_&tag=vipdshosgemuj-22" ></a><img src="//ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=vipdshosgemuj-22&l=am2&o=9&a=B01DRWCOGA" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />)|CENTER:&html(<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/gp/product/B075KHQ5GF/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B075KHQ5GF&linkCode=as2&tag=vipdshosgemuj-22&linkId=169aeabd5a92ee4c6ee6510fb5d1b58b"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&MarketPlace=JP&ASIN=B075KHQ5GF&ServiceVersion=20070822&ID=AsinImage&WS=1&Format=_SL110_&tag=vipdshosgemuj-22" ></a><img src="//ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=vipdshosgemuj-22&l=am2&o=9&a=B075KHQ5GF" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />)|CENTER:&html(<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07DFR38WG/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B07DFR38WG&linkCode=as2&tag=vipdshosgemuj-22&linkId=d16ada29a4f796dcffd16c2ec089ca3b"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&MarketPlace=JP&ASIN=B07DFR38WG&ServiceVersion=20070822&ID=AsinImage&WS=1&Format=_SL110_&tag=vipdshosgemuj-22" ></a><img src="//ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=vipdshosgemuj-22&l=am2&o=9&a=B07DFR38WG" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />)| |BGCOLOR(#E1F0FF):PCとの接続|USB 3.0|USB 3.0|USB 3.0| |BGCOLOR(#E1F0FF):対応ゲーム機&br()(接続できるゲーム機)|・PS5、PS4&br()・Switch、Wii U&br()・Xbox One、Xbox 360|・PS5、PS4&br()・Switch、Wii U&br()・Xbox One、Xbox 360|・PS5、PS4&br()・Switch、Wii U&br()・Xbox One、Xbox 360| |BGCOLOR(#EDF8FE):&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/doc08.png)|BGCOLOR(#EDF8FE):[[こちら>Elgato Game Capture HD60 S]]&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/spacer04.png)|BGCOLOR(#EDF8FE):[[こちら>GV-USB3-HDの使い方]]&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/spacer04.png)|BGCOLOR(#EDF8FE):[[こちら>GC550]]&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/spacer04.png)| |BGCOLOR(#E1F0FF):備考|OBSなしでも配信可能||OBSなしでも配信可能| -&font(#0080FF){PCゲーム配信}の場合は、キャプチャーボードは不要です。 **マイク -[[マイク>実況用PCマイク]]は、配信で自分の声を流したいときに使用します。OBSでは、どのようなマイクにも対応しています。[[USBマイク]]でもかまいません。もちろん、[[オーディオインターフェース]]に接続したマイクも使用できます。 &link_up(▲画面の上へ) *ソースとは -ゲーム画面、画像、動画、Webカメラの映像を視聴者に見せるためには、&font(#0080FF){ソースを追加}する必要があります。ここでいう&font(#0080FF){ソース}とは、&font(#0080FF){視聴者に見せたい画面・映像}であるとイメージしておくとわかりやすいでしょう。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss94.png) -ソースを追加しないと、真っ暗な画面を配信することになります。&font(#0080FF){配信時は、必ずソースを追加}しなくてはいけません。「+」をクリックして設定していきます。 -OBSで選択できるソースは、OBSのバージョンやPC環境によって少し異なりますが、おおよそ下表のとおりです。ざっと確認しておいてください。ゲーム配信でよく使うのは、「&font(#0080FF){ウィンドウキャプチャ}」と「&font(#0080FF){ゲームキャプチャ}」、および「&font(#0080FF){映像キャプチャデバイス}」の3種類です。 |CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):ソース|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):重要度|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):説明|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):備考| |BGCOLOR(#E1F0FF):ブラウザ|B-|[[Streamlabs>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/493.html#id_31b37f92]]などを利用したいときに|| |BGCOLOR(#E1F0FF):ウィンドウキャプチャ|A|ウィンドウ画面を配信したいときに|ゲーム配信で使う| |BGCOLOR(#E1F0FF):ゲームキャプチャ|A|PCゲームなどのプレイを配信したいときに|ゲーム配信で使う| |BGCOLOR(#E1F0FF):シーン|C||| |BGCOLOR(#E1F0FF):テキスト|B|文字(字幕)を表示したいときに|| |BGCOLOR(#E1F0FF):メディアソース|B|PCに保存してある動画を見せたいときに|| |BGCOLOR(#E1F0FF):映像キャプチャデバイス|A|Webカメラ、キャプチャーボードの映像配信に|ゲーム配信で使う| |BGCOLOR(#E1F0FF):画像|B+|PCに保存してある画像を見せたいときに|雑談配信に| |BGCOLOR(#E1F0FF):画像スライドショー|B|画像をスライドショーで見せたいときに|雑談配信に| |BGCOLOR(#E1F0FF):画面キャプチャ|B+|デスクトップ画面を配信したいときに|| |BGCOLOR(#E1F0FF):色ソース|C|背景の色を変えたり、画面を隠したいときに|| |BGCOLOR(#E1F0FF):音声入力キャプチャ|C||| |BGCOLOR(#E1F0FF):音声出力キャプチャ|C||| -念のため書いておきますが、OBSを使ううえで多いトラブルとのひとつとして、「&font(#0080FF){画面が映らない、真っ暗、真っ黒}」というのがあります。そのせいでイライラする人もいるのですが、対処法があります。あらかじめ覚悟だけしておきましょう。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[OBS Studioで、画面が映らないときの対処法>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/562.html#id_34badb41]] &link_up(▲画面の上へ) *ソースを追加する -では、実際にソースを追加してみましょう。わかりやすい例として、PCに保存してある静止画像を追加してみます。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num01.gif)「ソース」のところにある「+」をクリックします。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss06.png) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num02.gif)「画像」を選択します。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss08.png) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num03.gif)ソースに任意の名前をつけて「OK」をクリックします。そのままの名前でもかまいません。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss07.png) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num04.gif)「参照」をクリックし、視聴者に見せる画像を選択します。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss09.png) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num05.gif)画像が表示されたら「OK」をクリックします。画像が表示されない場合は、フォルダ名およびファイル名を半角英数字にして再度選択しましょう。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss10.jpg) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num06.gif)選択した画像がOBSのプレビュー画面に表示されます。この&font(#0080FF){プレビュー画面に表示されているレイアウトで配信}されます。場合によっては、つぎに述べるとおり&font(#0080FF){画像のサイズ・位置を変更}する必要があるでしょう。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss11.jpg) &link_up(▲画面の上へ) *ソースを操作する -ソースを追加できたら、今度はソースを&font(#0080FF){移動}し、&font(#0080FF){サイズを変更}してみましょう。見栄えをよくします。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num01.gif)OBSのプレビュー画面上で、&font(#0080FF){移動・サイズ変更したいソースをクリック}します。ソースが&font(#0080FF){赤い線で囲われていることを確認}してください。それが操作可能なソースということです。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss12.jpg) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num02.gif)ソースを移動するには、&font(#0080FF){プレビュー画面上のソースをドラッグ}します((ソースを移動したときの吸着(スナップ)が気にいらない場合は、「Ctrl」キーを押しながら行います。))。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss13.jpg) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num03.gif)ソースを拡大・縮小するには、&font(#0080FF){プレビュー画面上のソースの辺・角をドラッグ}します((このとき、「Shift」キーを押しつつソースの辺・角をドラッグすると、ソースの縦横比(アスペクト比)を無視して大きさを変更することができます。ソースの縦横比がおかしくなったら、プレビュー画面のソース上で右クリックして「変換」から「変換をリセット」を選択してください。))。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss14.jpg) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num04.gif)より簡単な方法で&font(#0080FF){ソースを画面に合わせて表示}することもできます。ソースが赤い枠で囲われた状態であることを確認し、右クリック後「変換」から「&font(#0080FF){画面に合わせる}」を選択してください((または、ソース一覧にあるソース上で右クリックし、「変換」から「画面に合わせる」を選択します。なお、「画面に引き延ばして置く」は選択しないようにしましょう。アスペクト比(縦横比)を無視するので、画像が縦または横方向に伸びることがあります。))。これは頻繁に使います。「Ctrl」キー + 「F」キーでもかまいません。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss15.jpg) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num05.gif)もし画面が見切れている場合は、ソースを右クリックして「変換」→「画面に合わせる」の順にクリックします。それでも直らない場合は、ソースを右クリックして「プレビュースケーリング」→「ウィンドウサイズにスケーリング表示」の順にクリックしてください((まだ直らないという場合は、「設定」→「映像」で「基本(キャンバス)解像度」をモニターの解像度にし(つまり初期設定にする)、そのうえで「出力(スケーリング)解像度」を「基本(キャンバス)解像度」の設定と同じにします。))。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num06.gif)&font(#0080FF){ひとつの画面内に複数の画面を配置}したい場合は、ソースを複数追加しましょう。すると、&font(#0080FF){PinP}(Picture in Picture)、&font(#0080FF){ワイプ}とよばれる画面構成にできます。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss16.jpg) &br()&size(small){▲&font(#0080FF){ソース一覧で上にあるソースのほうが、プレビュー画面では手前(前面)に表示}されます。前面・背面を入れかえるには、&font(#0080FF){ソース一覧にあるソースを上下にドラッグ}してください。画像は、PS4版『ストリートファイターV』(カプコン)より。} &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num07.gif)もしソースのサイズ・位置を固定したい、事故を防ぎたいという場合は、鍵のアイコンをクリックしてソースを&font(#0080FF){ロック}します。ロックしたあとは、&font(#0080FF){ソースを選択してもプレビュー画面で赤色の枠は表示されません}。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss100.png) &br()&size(small){▲ソースをロックした状態(上)と、ロックしていない状態(下)} &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num08.gif)また、ここまでの説明で&font(#0080FF){わからないことがある場合}は、新サイトの記事をご覧ください。かなり詳しく解説しています。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)&blanklink(OBS Studioでソースを追加・設定する方法){https://vip-jikkyo.net/obs-studio-sources#size-and-position}(新サイト) &link_up(▲画面の上へ) *ソースを編集する **非表示・削除 -ソースを&font(#0080FF){非表示}にしたい場合は、ソース横にある目のアイコンをクリックします。たとえば、画像を追加しているのであれば、その横にある目のアイコンをクリックすることで画像を非表示にできます。ゲーム配信の場合は、ゲーム画面中の&font(#0080FF){個人情報を隠したいときにソースを非表示にしてください}。視聴者には画面が見えなくなります。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss19.png) &br()&size(small){▲ソースを非表示にした状態(上)と、表示した状態(下)} -不要なソースは&font(#0080FF){削除}しましょう。そのほうがPCの負担を軽減できます。ソースを削除するには、ソースを選択して「-」アイコンをクリックするか、または「Delete」キーを押します((「Ctrl」キーや「Shift」キーで、まとめてソースを選択して削除することも可能です。))。&font(#0080FF){なにか不具合が起きたときは、いったんソースを削除する}ようにしてください。 **フィルタ -OBSでは、&font(#0080FF){フィルター}機能を使ってソースを加工することができます。加工というのは、たとえば&font(#0080FF){画像を明るくしたり、背景を透明にしたり}ということです。&font(#0080FF){通常はあまり使わない}ので、不要であれば読み飛ばしてください。 |CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):映像フィルター|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):重要度|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):説明| |BGCOLOR(#E1F0FF):イメージ マスク/ブレンド|B|画像を合成する| |BGCOLOR(#E1F0FF):クロップ/パッド|B+|不要な部分を取り除く| |BGCOLOR(#E1F0FF):色補正|B|ガンマ・コントラスト・輝度を変更する、明るくする| |BGCOLOR(#E1F0FF):スケーリング/アスペクト比|B|きれいに縮小する(文字潰れ対策に)| |BGCOLOR(#E1F0FF):スクロール|B|スクロール移動して表示する| |BGCOLOR(#E1F0FF):カラーキー|B|背景を透明にする| |BGCOLOR(#E1F0FF):シャープ|B|精細感を出す| |BGCOLOR(#E1F0FF):クロマキー|B|背景を透明にする| -フィルター機能の使い方は以下のとおりです。 +OBSのプレビュー画面で、ソースが赤い枠で囲われた状態であることを確認する。 +プレビュー画面のソース上で右クリック後、「フィルタ」を選択する((または、ソース一覧にあるソース上で右クリックし、「フィルタ」を選択する方法でもかまいません。この方法の場合、1の作業を省けるメリットがあります。))。 +「エフェクトフィルタ」の「+」アイコンをクリックする。 +任意のフィルターを選択する。 +名前をつけて「OK」をクリックする。 +フィルターの設定をする。 +追加したフィルターは、「-」アイコンで削除できる。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss18.jpg) &link_up(▲画面の上へ) *ウィンドウキャプチャーで画面を視聴者に見せる方法 -ゲーム配信では、配信者のPCに映っているゲーム画面を視聴者に見てもらう必要があります。そこで使うのが、OBSの&font(#0080FF){ウィンドウキャプチャー}です。ウィンドウ表示されているゲーム画面を配信できます。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss26.jpg) -ウィンドウキャプチャーの方法は以下のとおりです。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num01.gif)視聴者に見せたい画面をウィンドウで表示しておきます。ウィンドウ画面を取り込む方法であるため、&font(#0080FF){フルスクリーンには対応していません}((PCゲームをフルスクリーンの状態で配信したい場合は、後述するゲームキャプチャーを使用します。))。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num02.gif)TVゲームの場合は、[[キャプチャーボード]]にゲーム機を接続し、[[キャプチャーソフト>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/29.html#id_9eed3a53]]にゲーム画面を表示します。PCゲームの場合は、ウィンドウモードでゲームを起動します。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num03.gif)「+」アイコンをクリックし、「ウィンドウキャプチャ」を選択します。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss20.png) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num04.gif)適当な名前をつけて「OK」をクリックします。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss21.png) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num05.gif)視聴者に見せたい画面を「ウィンドウ」で選択します。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss22.jpg) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num06.gif)「OK」をクリックします。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss23.jpg) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num07.gif)もし画面が映らない場合は、以下のページをご覧ください。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[OBS Studioで、画面が映らないときの対処法>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/562.html#id_34badb41]]を参照する &link_up(▲画面の上へ) *ゲームキャプチャーの方法 -&font(#0080FF){PCゲーム}配信の場合に役立つのが&font(#0080FF){ゲームキャプチャー}です。すべてのPCゲームに対応しているわけではありませんが、実際にやってみましょう。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss27.jpg) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num01.gif)PCゲームを起動しておきます。&font(#0080FF){ウィンドウモード、フルスクリーンモード、どちらでもかまいません。} &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num02.gif)「+」アイコンをクリックし、「ゲームキャプチャ」を選択します。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss28.png) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num03.gif)適当な名前をつけて「OK」をクリックします。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss29.png) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num04.gif)PCゲームをフルスクリーンで起動している場合は、「&font(#0080FF){フルスクリーンアプリケーションをキャプチャ}」を選択して「OK」をクリックします。その後、画面をPCゲームに切り替えれば(「Alt」 + 「Tab」キー)、OBSのプレビュー画面に映像が映ります。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss30b.png) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num05.gif)PCゲームをウィンドウモードで起動している場合や、「フルスクリーンアプリケーションをキャプチャ」でうまく映像が映らない場合は、「モード」を「&font(#0080FF){特定のウィンドウをキャプチャ}」にし、「ウィンドウ」でPCゲームを選択します((なお、「ホットキーで前面のウィンドウをキャプチャ」は、ホットキーを使用して前面にあるウィンドウを指定し、キャプチャーする方法です。この方法の場合、キャプチャーしたいウィンドウをクリックしてキーボードのボタンを押すだけで、キャプチャーすることができます。ホットキーの設定は、「設定」→「ホットキー」の「前面のウィンドウをキャプチャ」で行います。))。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss30a.png) &br()&size(small){▲画像は、PC版『Battlefield 4』(エレクトロニック・アーツ)より} &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num06.gif)「OK」をクリックします。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num07.gif)もし画面が映らない場合は、以下のページをご覧ください。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[OBS Studioで、画面が映らないときの対処法>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/562.html#id_6d8c3bcc]]を参照する &link_up(▲画面の上へ) *画面キャプチャーの方法 -&font(#0080FF){画面キャプチャー}は、PCのデスクトップ画面を視聴者に見せたいときに使用します。&font(#0080FF){ウィンドウキャプチャーがうまくできない場合に使うとよい}でしょう。 +「ソース」のところにある「+」アイコンをクリックする。 +「画面キャプチャ」を選択する。 +適当な名前をつけて「OK」をクリックする。 +デスクトップ画面が合わせ鏡のように表示される。 +「OK」をクリックする -OBSの画面キャプチャーでは、&font(#0080FF){任意の範囲を選択することはできません}。デスクトップ画面全体を取り込むことになります。よけいな部分は、後述する[[クロップ>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/491.html#id_8c2d814d]]を使って削ります。 -うまく画面キャプチャーできない場合は、新サイトの記事をご覧ください。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)&blanklink(OBSの正しい画面キャプチャーのやり方。「範囲指定できないの?」という人へ){https://vip-jikkyo.net/obs-studio-display-capture}を参照する &link_up(▲画面の上へ) *クロップでよけいな部分を削る方法 -&font(#0080FF){よけいな部分が映っている場合}は、フィルターの&font(#0080FF){クロップ}を使用して取り除くことができます。クロップは、画面端を削る機能と考えればわかりやすいでしょう。 +OBSの画面上で赤丸部分にカーソルを合わせる。 +&font(#0080FF){「Alt」キーを押しながら辺または角をドラッグ}する((Macの場合は、「Alt」キーの代わりに「Option」キーを押します。))。 +その部分が緑色の境界線で表示され、クロップされる。 +&font(#0080FF){クロップできない場合}は、プレビュー画面のソース上で右クリックして「変換」から「変換をリセット」を選択し、「Alt」キーでクロップする。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss25.jpg) -うまくクロップできない場合は、新サイトの記事をご覧ください。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)&blanklink(OBSの正しい画面キャプチャーのやり方。「範囲指定できないの?」という人へ){https://vip-jikkyo.net/obs-studio-display-capture}を参照する &link_up(▲画面の上へ) *キャプチャーボードの映像を直接取り込む方法 -中・上級者向けの方法になりますが、[[キャプチャーボード]]をPCに接続している場合は、キャプチャーボードが入力しているゲーム機の映像・音声を直接取り込むことができます。[[キャプチャーソフト>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/29.html#id_9eed3a53]]を起動する必要はありません。 +キャプチャーソフトを終了させる(重要)。 +「+」アイコンをクリックする。 +「&font(#0080FF){映像キャプチャデバイス}」をクリックする。 +わかりやすい名前をつけて「OK」をクリックする。 +設定画面の&font(#0080FF){「デバイス」でキャプチャーボードを選択}する。 +その他、必要な設定をして「OK」をクリックする。 +ゲーム画面がOBSに映る。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/youtube_live/youtube_live20.jpg) -&font(#0080FF){ゲーム画面が映らない、ゲーム音が聞こえない}など、設定方法がわからない場合は、下記ページをご覧ください。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[OBS Studioの映像キャプチャーデバイスの設定方法]]を参照する &link_up(▲画面の上へ) *Webカメラの映像を直接取り込む方法 -[[Webカメラ]](例 : [[C920]])をPCに接続している場合は、以下の方法で映像を配信できます。 +「ソース」のところにある「+」アイコンをクリックする。 +「&font(#0080FF){映像キャプチャデバイス}」を選択する。 +適当な名前をつけて「OK」をクリックする。 +「デバイス」でWebカメラを選択する。 +「OK」をクリックする。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/webcam/webcam09b.jpg) -初期設定では、Webカメラのアスペクト比(縦横比)は4:3になっています。&font(#0080FF){16:9}にしたい場合は、設定で変更することができます。 +いま追加した「映像キャプチャデバイス」をダブルクリックする。 +「解像度/FPS タイプ」で「カスタム」を選択する。 +「解像度」を「1280x 720」や「640x 360」にする。 +「OK」をクリックする。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss109.png) &link_up(▲画面の上へ) *次ページの目次 -このページは、[[OBS Studioの詳しい使い方(2)]]へ続きます。目次は以下のとおりです。 #contents(page=OBS Studioの詳しい使い方(2)) &link_up(▲画面の上へ) ---- &meta_description(OBSには、StudioとClassicという2種類のバージョンがあります。このページでは、新しいバージョンであるStudioについて、踏み込んだ使い方を見ていきましょう。解説は、ニコ生、ツイキャス、Twitch、YouTube Live、OPENREC、Mixerなど、あらゆる配信サイトに対応しています。)
#settitle(OBS Studioの詳しい使い方(1/2) - VIPで初心者がゲーム実況するには) [[トップ>https://www18.atwiki.jp/live2ch/]] > [[ライブ配信カテゴリ概要]] > [[配信ソフトの使い方]] > &font(#0080FF){OBS Studioの詳しい使い方(1)} / &lastmod() ---- #center(){{{ &size(20px){配信初心者にもわかる!無料配信ソフトOBS Studioの詳しい使い方} }}} -&font(#0080FF){OBS Studio}は、各種ライブ配信サイトで使用できる無料の配信ソフトです。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss64.jpg) :便利で豊富な機能を搭載| -&font(#0080FF){ライブ配信で必要な機能をすべて搭載}しています。 :さまざまなライブ配信サイトに対応| -&font(#0080FF){各種ライブ配信サイトに対応}しています。ニコニコ生放送(以下ニコ生)、ツイキャス、Twitch、YouTube Liveなど、あらゆるサイトで配信できます。 :マルチプラットフォームに対応| -Windowsはもちろん、MacやLinuxにも対応しています。当サイトの解説は、基本的に&font(#0080FF){Windows版}を対象としています。 :無料| -OBS Studioは&font(#0080FF){完全に無料}です。 >目次 #contents() *ダウンロード・インストール -OBSのインストール方法は以下のとおりです。 +&blanklink(公式サイト){https://obsproject.com/ja}にアクセスし、「Windows」をクリックする。 +ダウンロードしたファイルをダブルクリックして実行する。 +画面を順に進めていく。 +「自動構成ウィザード」を実行するかどうか質問されたら、「いいえ」がお薦め((この自動構成ウィザードというのは、自動で設定を行ってくれる機能です。ここで「いいえ」を選択しても、あとで「ツール」→「自動構成ウィザード」の順にクリックすれば設定画面を再度呼び出せます。))。 +OBSのインストールが完了する。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/youtube_live/youtube_live22.jpg,https://obsproject.com/ja,blank) &br()&size(small){▲OBSの公式サイト} -OBSをベースに開発された&font(#0080FF){Streamlabs OBS}もありますが、これと&font(#0080FF){OBSを混同しないように注意}しましょう。Streamlabs OBSは「新しいOBS」といわれることがありますが、OBSと完全に同じものというわけではありません。また、&font(#0080FF){OBSが古くなったわけでもありません}。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)&blanklink(Streamlabs OBSの詳しい使い方・設定方法){https://vip-jikkyo.net/how-to-use-slobs} &link_up(▲画面の上へ) *OBS使用時における全体の流れ -最初に、配信する場合の&font(#0080FF){全体的な流れ}を確認しておきましょう。 **視聴者に見せたい画面を決める -まず、&font(#0080FF){視聴者に見せたい画面を決めます}。たとえば、ゲーム画面、Webカメラで映している映像、Webサイト、PCに保存してある画像・動画など、視聴者に見せたいものをOBSで設定するわけです。これを&font(#0080FF){ソースの追加}といいます。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss02.png) **画質・音質を設定する -ソースを追加したら、つぎは&font(#0080FF){画質・音質を設定}します。可能なかぎり高画質・高音質にしたいところですが、&font(#0080FF){配信サイトの仕様や、配信者の回線速度、および配信者のPCスペックを考慮しつつ、柔軟に設定}していかなくてはいけません。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss03.png) **放送設定をする -&font(#0080FF){放送設定}というのは、OBSから配信サイトのサーバーに接続するための設定のことです。たとえば、ニコ生ならニコ生、ツイキャスならツイキャスに接続するための設定を行います。配信者側でこれができていないと、配信を開始できません。&font(#0080FF){配信サイトごとに設定}します。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss04.png) **配信を開始する -あとは&font(#0080FF){配信を開始}するだけです。OBSの配信開始ボタンをクリックしましょう。するとライブ配信が始まり、映像・音声が世界中に公開されます。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss05.png) &link_up(▲画面の上へ) *OBSに対応している周辺機器の例 **キャプチャーボード -SwitchやPS4など&font(#0080FF){TVゲーム配信}の場合は、[[キャプチャーボード]]が必要です。例として、下表に掲載しているキャプチャーボードはOBSで使用できることを筆者が確認しています。もちろん、表中に掲載していないキャプチャーボードでもOBSで使用できるので、心配いりません。 |BGCOLOR(#f8f8ff):|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):Game Capture HD60 S|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):GV-USB3/HD|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):GC550 PLUS| |BGCOLOR(#E1F0FF):価格&br()商品画像のリンク先&br()&image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap02/assocbutt_or_amz._V371070157_.png,https://www.amazon.co.jp/,blank)|CENTER:&html(<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01DRWCOGA/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B01DRWCOGA&linkCode=as2&tag=vipdshosgemuj-22&linkId=4e84a6fcb41e12f12fe33b540a45e230"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&MarketPlace=JP&ASIN=B01DRWCOGA&ServiceVersion=20070822&ID=AsinImage&WS=1&Format=_SL110_&tag=vipdshosgemuj-22" ></a><img src="//ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=vipdshosgemuj-22&l=am2&o=9&a=B01DRWCOGA" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />)|CENTER:&html(<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/gp/product/B075KHQ5GF/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B075KHQ5GF&linkCode=as2&tag=vipdshosgemuj-22&linkId=169aeabd5a92ee4c6ee6510fb5d1b58b"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&MarketPlace=JP&ASIN=B075KHQ5GF&ServiceVersion=20070822&ID=AsinImage&WS=1&Format=_SL110_&tag=vipdshosgemuj-22" ></a><img src="//ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=vipdshosgemuj-22&l=am2&o=9&a=B075KHQ5GF" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />)|CENTER:&html(<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07DFR38WG/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B07DFR38WG&linkCode=as2&tag=vipdshosgemuj-22&linkId=d16ada29a4f796dcffd16c2ec089ca3b"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&MarketPlace=JP&ASIN=B07DFR38WG&ServiceVersion=20070822&ID=AsinImage&WS=1&Format=_SL110_&tag=vipdshosgemuj-22" ></a><img src="//ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=vipdshosgemuj-22&l=am2&o=9&a=B07DFR38WG" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />)| |BGCOLOR(#E1F0FF):PCとの接続|USB 3.0|USB 3.0|USB 3.0| |BGCOLOR(#E1F0FF):対応ゲーム機&br()(接続できるゲーム機)|・PS5、PS4&br()・Switch、Wii U&br()・Xbox One、Xbox 360|・PS5、PS4&br()・Switch、Wii U&br()・Xbox One、Xbox 360|・PS5、PS4&br()・Switch、Wii U&br()・Xbox One、Xbox 360| |BGCOLOR(#EDF8FE):&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/doc08.png)|BGCOLOR(#EDF8FE):[[こちら>Elgato Game Capture HD60 S]]&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/spacer04.png)|BGCOLOR(#EDF8FE):[[こちら>GV-USB3-HDの使い方]]&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/spacer04.png)|BGCOLOR(#EDF8FE):[[こちら>GC550]]&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/spacer04.png)| |BGCOLOR(#E1F0FF):備考|OBSなしでも配信可能||OBSなしでも配信可能| -&font(#0080FF){PCゲーム配信}の場合は、キャプチャーボードは不要です。 **マイク -[[マイク>実況用PCマイク]]は、配信で自分の声を流したいときに使用します。[[USBマイク]]でもかまいません。[[オーディオインターフェース]]に接続したマイクも使用できます。 &link_up(▲画面の上へ) *ソースとは -ゲーム画面、画像、動画、Webカメラの映像を視聴者に見せるためには、&font(#0080FF){ソースを追加}する必要があります。ここでいう&font(#0080FF){ソース}とは、&font(#0080FF){視聴者に見せたい画面・映像}であるとイメージしておくとわかりやすいでしょう。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss94.png) -ソースを追加しないと、真っ暗な画面を配信することになります。&font(#0080FF){配信時は、必ずソースを追加}しなくてはいけません。「+」をクリックして設定していきます。 -OBSで選択できるソースは、OBSのバージョンやPC環境によって少し異なりますが、おおよそ下表のとおりです。ざっと確認しておいてください。ゲーム配信でよく使うのは、「&font(#0080FF){ウィンドウキャプチャ}」と「&font(#0080FF){ゲームキャプチャ}」、および「&font(#0080FF){映像キャプチャデバイス}」の3種類です。 |CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):ソース|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):重要度|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):説明|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):備考| |BGCOLOR(#E1F0FF):ブラウザ|B-|[[Streamlabs>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/493.html#id_31b37f92]]などを利用したいときに|| |BGCOLOR(#E1F0FF):ウィンドウキャプチャ|A|ウィンドウ画面を配信したいときに|ゲーム配信で使う| |BGCOLOR(#E1F0FF):ゲームキャプチャ|A|PCゲームなどのプレイを配信したいときに|ゲーム配信で使う| |BGCOLOR(#E1F0FF):シーン|C||| |BGCOLOR(#E1F0FF):テキスト|B|文字(字幕)を表示したいときに|| |BGCOLOR(#E1F0FF):メディアソース|B|PCに保存してある動画を見せたいときに|| |BGCOLOR(#E1F0FF):映像キャプチャデバイス|A|Webカメラ、キャプチャーボードの映像配信に|ゲーム配信で使う| |BGCOLOR(#E1F0FF):画像|B+|PCに保存してある画像を見せたいときに|雑談配信に| |BGCOLOR(#E1F0FF):画像スライドショー|B|画像をスライドショーで見せたいときに|雑談配信に| |BGCOLOR(#E1F0FF):画面キャプチャ|B+|デスクトップ画面を配信したいときに|| |BGCOLOR(#E1F0FF):色ソース|C|背景の色を変えたり、画面を隠したいときに|| |BGCOLOR(#E1F0FF):音声入力キャプチャ|C||| |BGCOLOR(#E1F0FF):音声出力キャプチャ|C||| -念のため書いておきますが、OBSを使ううえで多いトラブルとのひとつとして、「&font(#0080FF){画面が映らない、真っ暗、真っ黒}」というのがあります。そのせいでイライラする人もいるのですが、対処法があります。あらかじめ覚悟だけしておきましょう。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[OBS Studioで、画面が映らないときの対処法>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/562.html#id_34badb41]] &link_up(▲画面の上へ) *ソースを追加する -では、実際にソースを追加してみましょう。わかりやすい例として、PCに保存してある静止画像を追加してみます。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num01.gif)「ソース」のところにある「+」をクリックします。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss06.png) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num02.gif)「画像」を選択します。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss08.png) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num03.gif)ソースに任意の名前をつけて「OK」をクリックします。そのままの名前でもかまいません。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss07.png) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num04.gif)「参照」をクリックし、視聴者に見せる画像を選択します。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss09.png) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num05.gif)画像が表示されたら「OK」をクリックします。画像が表示されない場合は、フォルダ名およびファイル名を半角英数字にして再度選択しましょう。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss10.jpg) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num06.gif)選択した画像がOBSのプレビュー画面に表示されます。この&font(#0080FF){プレビュー画面に表示されているレイアウトで配信}されます。場合によっては、つぎに述べるとおり&font(#0080FF){画像のサイズ・位置を変更}する必要があるでしょう。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss11.jpg) &link_up(▲画面の上へ) *ソースを操作する -ソースを追加できたら、今度はソースを&font(#0080FF){移動}し、&font(#0080FF){サイズを変更}してみましょう。見栄えをよくします。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num01.gif)OBSのプレビュー画面上で、&font(#0080FF){移動・サイズ変更したいソースをクリック}します。ソースが&font(#0080FF){赤い線で囲われていることを確認}してください。それが操作可能なソースということです。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss12.jpg) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num02.gif)ソースを移動するには、&font(#0080FF){プレビュー画面上のソースをドラッグ}します((ソースを移動したときの吸着(スナップ)が気にいらない場合は、「Ctrl」キーを押しながら行います。))。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss13.jpg) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num03.gif)ソースを拡大・縮小するには、&font(#0080FF){プレビュー画面上のソースの辺・角をドラッグ}します((このとき、「Shift」キーを押しつつソースの辺・角をドラッグすると、ソースの縦横比(アスペクト比)を無視して大きさを変更することができます。ソースの縦横比がおかしくなったら、プレビュー画面のソース上で右クリックして「変換」から「変換をリセット」を選択してください。))。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss14.jpg) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num04.gif)より簡単な方法で&font(#0080FF){ソースを画面に合わせて表示}することもできます。ソースが赤い枠で囲われた状態であることを確認し、右クリック後「変換」から「&font(#0080FF){画面に合わせる}」を選択してください((または、ソース一覧にあるソース上で右クリックし、「変換」から「画面に合わせる」を選択します。なお、「画面に引き延ばして置く」は選択しないようにしましょう。アスペクト比(縦横比)を無視するので、画像が縦または横方向に伸びることがあります。))。これは頻繁に使います。「Ctrl」キー + 「F」キーでもかまいません。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss15.jpg) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num05.gif)もし画面が見切れている場合は、ソースを右クリックして「変換」→「画面に合わせる」の順にクリックします。それでも直らない場合は、ソースを右クリックして「プレビュースケーリング」→「ウィンドウサイズにスケーリング表示」の順にクリックしてください((まだ直らないという場合は、「設定」→「映像」で「基本(キャンバス)解像度」をモニターの解像度にし(つまり初期設定にする)、そのうえで「出力(スケーリング)解像度」を「基本(キャンバス)解像度」の設定と同じにします。))。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num06.gif)&font(#0080FF){ひとつの画面内に複数の画面を配置}したい場合は、ソースを複数追加しましょう。すると、&font(#0080FF){PinP}(Picture in Picture)、&font(#0080FF){ワイプ}とよばれる画面構成にできます。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss16.jpg) &br()&size(small){▲&font(#0080FF){ソース一覧で上にあるソースのほうが、プレビュー画面では手前(前面)に表示}されます。前面・背面を入れかえるには、&font(#0080FF){ソース一覧にあるソースを上下にドラッグ}してください。画像は、PS4版『ストリートファイターV』(カプコン)より。} &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num07.gif)もしソースのサイズ・位置を固定したい、事故を防ぎたいという場合は、鍵のアイコンをクリックしてソースを&font(#0080FF){ロック}します。ロックしたあとは、&font(#0080FF){ソースを選択してもプレビュー画面で赤色の枠は表示されません}。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss100.png) &br()&size(small){▲ソースをロックした状態(上)と、ロックしていない状態(下)} &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num08.gif)また、ここまでの説明で&font(#0080FF){わからないことがある場合}は、新サイトの記事をご覧ください。かなり詳しく解説しています。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)&blanklink(OBS Studioでソースを追加・設定する方法){https://vip-jikkyo.net/obs-studio-sources#size-and-position}(新サイト) &link_up(▲画面の上へ) *ソースを編集する **非表示・削除 -ソースを&font(#0080FF){非表示}にしたい場合は、ソース横にある目のアイコンをクリックします。たとえば、画像を追加しているのであれば、その横にある目のアイコンをクリックすることで画像を非表示にできます。ゲーム配信の場合は、ゲーム画面中の&font(#0080FF){個人情報を隠したいときにソースを非表示にしてください}。視聴者には画面が見えなくなります。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss19.png) &br()&size(small){▲ソースを非表示にした状態(上)と、表示した状態(下)} -不要なソースは&font(#0080FF){削除}しましょう。そのほうがPCの負担を軽減できます。ソースを削除するには、ソースを選択して「-」アイコンをクリックするか、または「Delete」キーを押します((「Ctrl」キーや「Shift」キーで、まとめてソースを選択して削除することも可能です。))。&font(#0080FF){なにか不具合が起きたときは、いったんソースを削除する}ようにしてください。 **フィルタ -OBSでは、&font(#0080FF){フィルター}機能を使ってソースを加工することができます。加工というのは、たとえば&font(#0080FF){画像を明るくしたり、背景を透明にしたり}ということです。&font(#0080FF){通常はあまり使わない}ので、不要であれば読み飛ばしてください。 |CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):映像フィルター|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):重要度|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):説明| |BGCOLOR(#E1F0FF):イメージ マスク/ブレンド|B|画像を合成する| |BGCOLOR(#E1F0FF):クロップ/パッド|B+|不要な部分を取り除く| |BGCOLOR(#E1F0FF):色補正|B|ガンマ・コントラスト・輝度を変更する、明るくする| |BGCOLOR(#E1F0FF):スケーリング/アスペクト比|B|きれいに縮小する(文字潰れ対策に)| |BGCOLOR(#E1F0FF):スクロール|B|スクロール移動して表示する| |BGCOLOR(#E1F0FF):カラーキー|B|背景を透明にする| |BGCOLOR(#E1F0FF):シャープ|B|精細感を出す| |BGCOLOR(#E1F0FF):クロマキー|B|背景を透明にする| -フィルター機能の使い方は以下のとおりです。 +OBSのプレビュー画面で、ソースが赤い枠で囲われた状態であることを確認する。 +プレビュー画面のソース上で右クリック後、「フィルタ」を選択する((または、ソース一覧にあるソース上で右クリックし、「フィルタ」を選択する方法でもかまいません。この方法の場合、1の作業を省けるメリットがあります。))。 +「エフェクトフィルタ」の「+」アイコンをクリックする。 +任意のフィルターを選択する。 +名前をつけて「OK」をクリックする。 +フィルターの設定をする。 +追加したフィルターは、「-」アイコンで削除できる。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss18.jpg) &link_up(▲画面の上へ) *ウィンドウキャプチャーで画面を視聴者に見せる方法 -ゲーム配信では、配信者のPCに映っているゲーム画面を視聴者に見てもらう必要があります。そこで使うのが、OBSの&font(#0080FF){ウィンドウキャプチャー}です。ウィンドウ表示されているゲーム画面を配信できます。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss26.jpg) -ウィンドウキャプチャーの方法は以下のとおりです。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num01.gif)視聴者に見せたい画面をウィンドウで表示しておきます。ウィンドウ画面を取り込む方法であるため、&font(#0080FF){フルスクリーンには対応していません}((PCゲームをフルスクリーンの状態で配信したい場合は、後述するゲームキャプチャーを使用します。))。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num02.gif)TVゲームの場合は、[[キャプチャーボード]]にゲーム機を接続し、[[キャプチャーソフト>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/29.html#id_9eed3a53]]にゲーム画面を表示します。PCゲームの場合は、ウィンドウモードでゲームを起動します。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num03.gif)「+」アイコンをクリックし、「ウィンドウキャプチャ」を選択します。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss20.png) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num04.gif)適当な名前をつけて「OK」をクリックします。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss21.png) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num05.gif)視聴者に見せたい画面を「ウィンドウ」で選択します。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss22.jpg) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num06.gif)「OK」をクリックします。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss23.jpg) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num07.gif)もし画面が映らない場合は、以下のページをご覧ください。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[OBS Studioで、画面が映らないときの対処法>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/562.html#id_34badb41]]を参照する &link_up(▲画面の上へ) *ゲームキャプチャーの方法 -&font(#0080FF){PCゲーム}配信の場合に役立つのが&font(#0080FF){ゲームキャプチャー}です。すべてのPCゲームに対応しているわけではありませんが、実際にやってみましょう。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss27.jpg) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num01.gif)PCゲームを起動しておきます。&font(#0080FF){ウィンドウモード、フルスクリーンモード、どちらでもかまいません。} &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num02.gif)「+」アイコンをクリックし、「ゲームキャプチャ」を選択します。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss28.png) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num03.gif)適当な名前をつけて「OK」をクリックします。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss29.png) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num04.gif)PCゲームをフルスクリーンで起動している場合は、「&font(#0080FF){フルスクリーンアプリケーションをキャプチャ}」を選択して「OK」をクリックします。その後、画面をPCゲームに切り替えれば(「Alt」 + 「Tab」キー)、OBSのプレビュー画面に映像が映ります。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss30b.png) &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num05.gif)PCゲームをウィンドウモードで起動している場合や、「フルスクリーンアプリケーションをキャプチャ」でうまく映像が映らない場合は、「モード」を「&font(#0080FF){特定のウィンドウをキャプチャ}」にし、「ウィンドウ」でPCゲームを選択します((なお、「ホットキーで前面のウィンドウをキャプチャ」は、ホットキーを使用して前面にあるウィンドウを指定し、キャプチャーする方法です。この方法の場合、キャプチャーしたいウィンドウをクリックしてキーボードのボタンを押すだけで、キャプチャーすることができます。ホットキーの設定は、「設定」→「ホットキー」の「前面のウィンドウをキャプチャ」で行います。))。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss30a.png) &br()&size(small){▲画像は、PC版『Battlefield 4』(エレクトロニック・アーツ)より} &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num06.gif)「OK」をクリックします。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/num/num07.gif)もし画面が映らない場合は、以下のページをご覧ください。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[OBS Studioで、画面が映らないときの対処法>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/562.html#id_6d8c3bcc]]を参照する &link_up(▲画面の上へ) *画面キャプチャーの方法 -&font(#0080FF){画面キャプチャー}は、PCのデスクトップ画面を視聴者に見せたいときに使用します。&font(#0080FF){ウィンドウキャプチャーがうまくできない場合に使うとよい}でしょう。 +「ソース」のところにある「+」アイコンをクリックする。 +「画面キャプチャ」を選択する。 +適当な名前をつけて「OK」をクリックする。 +デスクトップ画面が合わせ鏡のように表示される。 +「OK」をクリックする -OBSの画面キャプチャーでは、&font(#0080FF){任意の範囲を選択することはできません}。デスクトップ画面全体を取り込むことになります。よけいな部分は、後述する[[クロップ>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/491.html#id_8c2d814d]]を使って削ります。 -うまく画面キャプチャーできない場合は、新サイトの記事をご覧ください。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)&blanklink(OBSの正しい画面キャプチャーのやり方。「範囲指定できないの?」という人へ){https://vip-jikkyo.net/obs-studio-display-capture}を参照する &link_up(▲画面の上へ) *クロップでよけいな部分を削る方法 -&font(#0080FF){よけいな部分が映っている場合}は、フィルターの&font(#0080FF){クロップ}を使用して取り除くことができます。クロップは、画面端を削る機能と考えればわかりやすいでしょう。 +OBSの画面上で赤丸部分にカーソルを合わせる。 +&font(#0080FF){「Alt」キーを押しながら辺または角をドラッグ}する((Macの場合は、「Alt」キーの代わりに「Option」キーを押します。))。 +その部分が緑色の境界線で表示され、クロップされる。 +&font(#0080FF){クロップできない場合}は、プレビュー画面のソース上で右クリックして「変換」から「変換をリセット」を選択し、「Alt」キーでクロップする。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss25.jpg) -うまくクロップできない場合は、新サイトの記事をご覧ください。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)&blanklink(OBSの正しい画面キャプチャーのやり方。「範囲指定できないの?」という人へ){https://vip-jikkyo.net/obs-studio-display-capture}を参照する &link_up(▲画面の上へ) *キャプチャーボードの映像を直接取り込む方法 -中・上級者向けの方法になりますが、[[キャプチャーボード]]をPCに接続している場合は、キャプチャーボードが入力しているゲーム機の映像・音声を直接取り込むことができます。[[キャプチャーソフト>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/29.html#id_9eed3a53]]を起動する必要はありません。 +キャプチャーソフトを終了させる(重要)。 +「+」アイコンをクリックする。 +「&font(#0080FF){映像キャプチャデバイス}」をクリックする。 +わかりやすい名前をつけて「OK」をクリックする。 +設定画面の&font(#0080FF){「デバイス」でキャプチャーボードを選択}する。 +その他、必要な設定をして「OK」をクリックする。 +ゲーム画面がOBSに映る。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/youtube_live/youtube_live20.jpg) -&font(#0080FF){ゲーム画面が映らない、ゲーム音が聞こえない}など、設定方法がわからない場合は、下記ページをご覧ください。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[OBS Studioの映像キャプチャーデバイスの設定方法]]を参照する &link_up(▲画面の上へ) *Webカメラの映像を直接取り込む方法 -[[Webカメラ]](例 : [[C920]])をPCに接続している場合は、以下の方法で映像を配信できます。 +「ソース」のところにある「+」アイコンをクリックする。 +「&font(#0080FF){映像キャプチャデバイス}」を選択する。 +適当な名前をつけて「OK」をクリックする。 +「デバイス」でWebカメラを選択する。 +「OK」をクリックする。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/webcam/webcam09b.jpg) -初期設定では、Webカメラのアスペクト比(縦横比)は4:3になっています。&font(#0080FF){16:9}にしたい場合は、設定で変更することができます。 +いま追加した「映像キャプチャデバイス」をダブルクリックする。 +「解像度/FPS タイプ」で「カスタム」を選択する。 +「解像度」を「1280x 720」や「640x 360」にする。 +「OK」をクリックする。 &ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss109.png) &link_up(▲画面の上へ) *次ページの目次 -このページは、[[OBS Studioの詳しい使い方(2)]]へ続きます。目次は以下のとおりです。 #contents(page=OBS Studioの詳しい使い方(2)) &link_up(▲画面の上へ) ---- &meta_description(OBSには、StudioとClassicという2種類のバージョンがあります。このページでは、新しいバージョンであるStudioについて、踏み込んだ使い方を見ていきましょう。解説は、ニコ生、ツイキャス、Twitch、YouTube Live、OPENREC、Mixerなど、あらゆる配信サイトに対応しています。)

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