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Ryzen 7搭載!New Inspiron ゲーミングデスクトップの性能をゲーム実況で検証」(2018/02/21 (水) 00:49:19) の最新版変更点

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#settitle(Ryzen 7搭載!New Inspiron ゲーミングデスクトップの性能をゲーム実況で検証 - VIPで初心者がゲーム実況するには) [[トップ>https://www18.atwiki.jp/live2ch/]] > PC・機材 > &font(#0080FF){Ryzen 7搭載!New Inspiron ゲーミングデスクトップの性能をゲーム実況で検証} / &lastmod() ---- #center(){{{ &size(20px){Ryzen 7 1700X + GTX 1060 6GBの組み合わせは超強力} }}} -Dellから発売中の&html(<a target='new' href="https://click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=mX3rtTrEKec&offerid=39250.10006497&type=3&subid=0" >New Inspiron ゲーミングデスクトップ スプレマシーVR</a><IMG border=0 width=1 height=1 src="https://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=mX3rtTrEKec&bids=39250.10006497&type=3&subid=0" >)は、&font(#0080FF){CPUにRyzen 7 1700X、GPUにGTX 1060 6GB}という、値段のわりに強力なスペックのマシンです。このゲーミングPCの実力は、どのようなものでしょうか。貸出しを受けたPCを使い、実際のゲーム実況を想定して検証します。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig01a.jpg)&br()&size(small){▲&html(<a target='new' href="https://click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=mX3rtTrEKec&offerid=39250.10006497&type=3&subid=0" >New Inspiron ゲーミングデスクトップ スプレマシーVR</a><IMG border=0 width=1 height=1 src="https://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=mX3rtTrEKec&bids=39250.10006497&type=3&subid=0" >)} >目次 #contents() *今回使用したマシンの構成 |BGCOLOR(#f8f8ff):|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):説明| |BGCOLOR(#E1F0FF):CPU|AMD Ryzen 7 1700X | |BGCOLOR(#E1F0FF):グラフィックス|NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB| |BGCOLOR(#E1F0FF):メモリー|16GB| |BGCOLOR(#E1F0FF):ストレージ|256GB SSD + 1TB HDD| |BGCOLOR(#E1F0FF):拡張スロット|PCIe x1、PCIe x16がそれぞれ2基ずつ| |BGCOLOR(#E1F0FF):電源|460W(80PLUS認証はなし)| |BGCOLOR(#E1F0FF):OS|Windows 10 Home(64bit)| |BGCOLOR(#E1F0FF):価格・Dell公式サイト|BGCOLOR(#F0F8FF):&html(<a target='new' href="https://click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=mX3rtTrEKec&offerid=39250.10006497&type=3&subid=0" >こちら</a><IMG border=0 width=1 height=1 src="https://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=mX3rtTrEKec&bids=39250.10006497&type=3&subid=0" >)(無料クーポンの有無によって価格が変動)| |BGCOLOR(#E1F0FF):備考|無線LANも搭載| &br()&size(small){▲2018年2月現在の構成} **CPUはRyzen 7 1700X -今回使うPCのポイントは、CPUが&font(#0080FF){Ryzen 7 1700X}という点です。同モデルはハイエンドクラスの性能を有しており、AMDの主力モデルとなっています。CPUというと、IntelのCore iシリーズ(例 : Core i7)が有名ですが、それに対抗してリリースされたのがRyzenシリーズです。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig02.jpg) -では、Ryzen 7はCore i7と比較してどこが優れているのでしょうか。端的にいうと、&font(#0080FF){いろいろな作業を同時に行うのに向いている、ゲーム実況で威力を発揮する}という点です。たとえば、PCゲームの実況では、ゲームをプレイしながら同時に録画・ライブ配信します。とても強力な性能が必要となる場面ですが、Ryzen 7であればどうということはありません。&font(#0080FF){マルチコア・スレッド性能}に優れたCPUだからです(8コア16スレッド)。つまり、ゲーム実況が余裕でできる性能というわけです。 **GPUはGTX 1060 6GB -New Inspiron ゲーミングデスクトップは、その名のとおりゲーミングPCです。したがって、当然のごとく[[グラフィックボード>グラフィックボードの役割と、賢い選び方]]を搭載しています。GTX 1060 6GBはミドルクラスの性能のGPUで、フルHDのPCゲームをプレイしたい人向けの製品です。一般的なPCゲーマーには、じゅうぶんな性能です。VRにも対応できるほどです。 **SSD+ HDDのデュアルストレージ -ストレージは、近年よく見かけるようになったSSD + HDDの組み合わせです。SSDなので、PCの起動時間(デスクトップ画面を表示するまで)は約20秒と高速です。録画した動画は、容量の多いHDDに保存しましょう。 &link_up(▲画面の上へ) *外観・インターフェイス **大きく斜めに入ったスリットと、青いLEDが目を引く -外観でいちばん目を引くのが、ケースに施された大きなスリットです。スリットは通気口を兼ねており、エアフローを考慮したデザインになっています。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig03.jpg) -スリットから見える青いLEDライトも大きな特長です。ゲーミングPCでは、LEDライトはもはやおなじみです。ただ暗闇で、かつ机の上にPCを設置した場合は、少し眩しいかもしれません。その場合は、LEDライトはOFFにしてもかまいません。設定画面(Dell Light Bar Controller)でライトを消せます。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig04.png) **USBポートは計11個と充実 -USBポートは、USB 3.0が6個、USB 2.0が4個、USB Type-Cが1個となっています。近年の[[キャプチャーボード]]はUSB 3.0接続が多いのですが、安心して接続できます。これだけUSBポートがあれば不足することもないでしょう。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig05.jpg) -前面には、ヘッドホン(ヘッドセット)を接続するための端子や、SDカードリーダー、光学ドライブも搭載されています。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig08.jpg) -背面には、HDMI端子が1個、DVI端子が1個、DisplayPort端子が3個搭載されています。PCモニターと接続する部分です。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig09.jpg) &link_up(▲画面の上へ) *内部 -筐体の内部にアクセスするには、正面から見て左側面のパネルを取り外します。具体的には、背面にある上下2本のネジをドライバーで外し、パネルを後方にスライドさせてください。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig06.jpg)&br()&size(small){▲サイドパネルを取り外したところです。} -ストレージ用のベイについては、いちばん上に2.5インチドライブベイが1基、その下に3.5インチドライブベイが2基あります。M.2スロットは2基で、そのうち1基はSSDで使用されています。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig07a.jpg)&br()&size(small){▲内部のスペースは、それなりに余裕があります。} -拡張スロットについては、空きがPCI Express x16とPCI Express x1がそれぞれ1基ずつあります。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig10.jpg)&br()&size(small){▲筐体を横から見たところです。向かって右側が前面、左側が背面です。} &link_up(▲画面の上へ) *録画のテスト結果 -ゲーム画面を録画し、どの程度PCに負荷がかかるのか検証しました。 **GC550 + RECentral 4 -まず、PS4のゲーム画面を録画する場合を想定し、[[キャプチャーボード]]の[[GC550]]を使用します。GC550をPCにUSB接続したあと、[[RECentral 4>RECentral 4の使い方]]にPS4の画面を映し、同ソフトの録画ボタンをクリックしました。 #html2(){ <div class="kaerebalink-box" style="text-align:left;padding-bottom:20px;font-size:small;/zoom: 1;overflow: hidden;"><div class="kaerebalink-image" style="float:left;margin:0 15px 10px 0;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00ZOXYQ26/vipdshosgemuj-22/" target="_blank" rel="nofollow" ><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51zKW0MzmsL._SL160_.jpg" style="border: none;" /></a></div><div class="kaerebalink-info" style="line-height:120%;/zoom: 1;overflow: hidden;"><div class="kaerebalink-name" style="margin-bottom:10px;line-height:120%"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00ZOXYQ26/vipdshosgemuj-22/" target="_blank" rel="nofollow" >AVerMedia Live Gamer EXTREME GC550 USB3.0対応HDMIキャプチャーデバイス 1080p/60fps DV399 GC550</a><div class="kaerebalink-powered-date" style="font-size:8pt;margin-top:5px;font-family:verdana;line-height:120%">posted with <a href="http://kaereba.com" rel="nofollow" target="_blank">カエレバ</a></div></div><div class="kaerebalink-detail" style="margin-bottom:5px;"> AVERMEDIA 2015-07-09 </div><div class="kaerebalink-link1" style="margin-top:10px;"><div class="shoplinkamazon" style="display:inline;margin-right:5px"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/search?keywords=GC550&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&tag=vipdshosgemuj-22" target="_blank" rel="nofollow" >Amazon</a></div><div class="shoplinkrakuten" style="display:inline;margin-right:5px"><a href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0cc0f91d.e9f0462c.0cc0f91e.5349b83a/?pc=http%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2FGC550%2F-%2Ff.1-p.1-s.1-sf.0-st.A-v.2%3Fx%3D0%26scid%3Daf_ich_link_urltxt%26m%3Dhttp%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2F" target="_blank" rel="nofollow" >楽天市場</a></div></div></div><div class="booklink-footer" style="clear: left"></div></div> } -解像度の設定は、PS4およびRECentral 4ともに1080p/60fpsです。また、RECentral 4のその他の設定については、シングルモード(つまりライブ編集機能OFF)、コーデックは「NVIDIA」です。細かい設定紹介は省きますが、基本的に初期設定と考えてください。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/recentral/recentral01a.jpg)&br()&size(small){▲GC550 + [[RECentral 4>RECentral 4の使い方]]でPS4のゲーム画面を映したところ。録画もできます。} -その結果、プレビューした状態(ゲーム画面を映すだけで録画していない状態)だと、CPU使用率は5~8%でした。録画しても11~12%で、おおむね11%で安定していました。もはや、負荷はほぼないようなものです。 -なお、コーデックを「H.264」にしたうえでライブ編集機能をONにしても、30%前後でした。これは一般的なPCだと重い設定ですが、New Inspiron ゲーミングデスクトップであれば余裕です。 **GC550 + アマレコTV4 -つぎに、RECentral 4の代わりに[[アマレコTV4]]を使って録画しました。解像度の設定は、PS4およびアマレコTV4ともに1080p/60fpsです。また、アマレコTV4の設定、およびコーデックの設定も、やはり初期設定のまま変更していません。 -結果ですが、プレビューは4~5%、録画は6~8%のCPU使用率でした。RECentral 4よりもさらに低い負荷となっています。 **PUBG + Bandicam -今度は、PCゲームであるPUBGを[[Bandicam]]で録画しました。PUBGについては、解像度は1920x1080、「全体クオリティ」は「高」です。また、Bandicamの設定は、ファイルフォーマットがMP4、コーデックが「H.264(CPU)」、画質が90で、解像度・フレームレートは1080p/60fpsです。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig15.jpg) -PUBGは重量級のゲームということもあり、録画中マップを散策しているときのCPU使用率は45%くらいでした。ゲームプレイで、常時60fpsを維持するのは厳しいといったところです。ただ、Bandicamのコーデックの設定を「NVENC」にして録画すると、CPU使用率は26~28%で劇的に軽くなり、60fps以上を維持しながらのプレイも可能でした。 &link_up(▲画面の上へ) *ライブ配信のテスト結果 -今度はライブ配信を想定し、配信ソフトの[[OBS Studio>OBS Studioの詳しい使い方(1)]](以下OBS)を使用したさいのCPU使用率を見ていきましょう。 -OBSは基本的に初期設定のままで、「エンコーダ」は「x264」、「CPU使用のプリセット」は「veryfast」です。解像度・フレームレートは、一般的なゲーム配信で多い720p/30fpsです。 **GC550 + OBS Studio -さきほどと同様に[[GC550]]を使い、OBSで「映像キャプチャデバイス」からPS4の画面を取り込みました。PS4の出力解像度は1080p/60fpsです。 -その結果、CPU使用率は9~12%で推移しました。これだけ余裕があると、もっと高画質な設定にすることも可能です。たとえば、上の設定のまま1080p/60fpsにし、ビットレートを6,000kbpsにして配信したとしても、CPU使用率は20~30%程度でしかありません。プリセットを「slow」に変更してもよいでしょう。 **PUBG + OBS Studio -では、PUBGはどうでしょうか。PUBGの設定は上述したとおりで、OBSについては「ゲームキャプチャー」からゲーム画面を取り込みました。 -すると、28~36%のCPU使用率でした。とくに重いということはありません。スペック的にまだ余裕があるので、各種設定を変更してもよいでしょう。OBS側で 720p/60fpsにしたり、プリセットをslowにすることもできます。ただ、1080p/60fps、かつslowだと、CPU使用率が70%を超えてカクつきました。ふつうの一般的な設定なら問題ありません。 &link_up(▲画面の上へ) *ベンチマークテストの結果 -最後に、ベンチマークのスコアを参考程度に掲載しておきます。 **Cinebench R15 -Cinebench R15は、CPUのスコアを計測することができます。マルチコアのスコアは1386と、ひじょうに優秀な結果が出ました。Core i7-8700などと比較すると、圧倒的な性能です。シングルコアについては128で、こちらのほうはCore i7-8700と比較すると劣ります。ゲームを録画・ライブ配信する場面では、マルチ性能が高いRyzen 7 1700Xが有利です。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig11.jpg) **3DMark -3DMarkは、3Dグラフィック能力を測定することができます。測定条件を「Fire Strike」と「Time Spy」にしてそれぞれ計測しました。結果、前者は11,180、後者は4,341でした。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig12.jpg) **CrystalDiskMark -CrystalDiskMarkは、ストレージのベンチマークソフトです。SSDとHDDの速度は、下記画像のとおりです。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig13.jpg)&br()&size(small){▲左の画像がSSD、右の画像がHDDです。} **ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク -「グラフィック設定のプリセット」は「最高品質」、「スクリーンモード設定」は「フルスクリーンモード」、「画面解像度プリセット」は「1920 x 1080」で計測しました。結果は、10287(「非常に快適」)となりました。オンラインゲーム全般で余裕を持ってゲーム実況ができます。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig14.jpg) &link_up(▲画面の上へ) *筆者が使用した感想まとめ -ゲーム実況で不自由しない性能。IntelのCPUに拘りがないなら、Ryzen7 1700X + GTX 1060 6GBの組み合わせは値段的にお得。Dellのサイトにあるクーポン券を使ったほうがよい。電源については少し寂しい。 -今回、騒音計は使用しなかったが、アイドリング時の動作音は静かだった。カナル型のイヤホンをしていると、動作していることに気づかないほど。動画のエンコード中はそこそこ大きな音になるが、それでも気になるような音ではなかった。 -DellのPCに搭載されている「WAVES MaxxAudio Pro」については、好みが別れるかもしれない。バーチャルサウンドで響いたような音になる。ヘッドホンだけでなく、マイクについても同様。 -今回使用したPC --&html(<a target='new' href="https://click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=mX3rtTrEKec&offerid=39250.10006497&type=3&subid=0" >New Inspiron ゲーミングデスクトップ スプレマシーVR</a><IMG border=0 width=1 height=1 src="https://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=mX3rtTrEKec&bids=39250.10006497&type=3&subid=0" >) &link_up(▲画面の上へ) *関連ページ -[[【YouTube・ニコ動】ゲーム実況のやり方・実況動画の作り方まとめ]] --ゲーム実況者、YouTuberになるための方法 -[[OBS Studioの詳しい使い方(1)]] --配信初心者にもわかる!無料配信ソフトOBS Studioの詳しい使い方 -[[OBS Studioで、PCの動作が重くてカクカクするときの対処法]] --設定を変更してCPU使用率を下げよう! &link_up(▲画面の上へ) #comment(size=60,vsize=5,disableurl,below)
#settitle(Ryzen 7搭載!New Inspiron ゲーミングデスクトップの性能をゲーム実況で検証 - VIPで初心者がゲーム実況するには) [[トップ>https://www18.atwiki.jp/live2ch/]] > PC・機材 > &font(#0080FF){Ryzen 7搭載!New Inspiron ゲーミングデスクトップの性能をゲーム実況で検証} / &lastmod() ---- #center(){{{ &size(20px){Ryzen 7 1700X + GTX 1060 6GBの組み合わせは超強力} }}} -Dellから発売中の&html(<a target='new' href="https://click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=mX3rtTrEKec&offerid=39250.10006497&type=3&subid=0" >New Inspiron ゲーミングデスクトップ スプレマシーVR</a><IMG border=0 width=1 height=1 src="https://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=mX3rtTrEKec&bids=39250.10006497&type=3&subid=0" >)は、&font(#0080FF){CPUにRyzen 7 1700X、GPUにGTX 1060 6GB}という、値段のわりに強力なスペックのマシンです。このゲーミングPCの実力は、どのようなものでしょうか。貸出しを受けたPCを使い、実際のゲーム実況を想定して検証します。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig01a.jpg)&br()&size(small){▲&html(<a target='new' href="https://click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=mX3rtTrEKec&offerid=39250.10006497&type=3&subid=0" >New Inspiron ゲーミングデスクトップ スプレマシーVR</a><IMG border=0 width=1 height=1 src="https://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=mX3rtTrEKec&bids=39250.10006497&type=3&subid=0" >)} >目次 #contents() *今回使用したマシンの構成 |BGCOLOR(#f8f8ff):|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):説明| |BGCOLOR(#E1F0FF):CPU|AMD Ryzen 7 1700X | |BGCOLOR(#E1F0FF):グラフィックス|NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB| |BGCOLOR(#E1F0FF):メモリー|16GB| |BGCOLOR(#E1F0FF):ストレージ|256GB SSD + 1TB HDD| |BGCOLOR(#E1F0FF):拡張スロット|PCIe x1、PCIe x16がそれぞれ2基ずつ| |BGCOLOR(#E1F0FF):電源|460W(80PLUS認証はなし)| |BGCOLOR(#E1F0FF):OS|Windows 10 Home(64bit)| |BGCOLOR(#E1F0FF):価格・Dell公式サイト|BGCOLOR(#F0F8FF):&html(<a target='new' href="https://click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=mX3rtTrEKec&offerid=39250.10006497&type=3&subid=0" >こちら</a><IMG border=0 width=1 height=1 src="https://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=mX3rtTrEKec&bids=39250.10006497&type=3&subid=0" >)(無料クーポンの有無によって価格が変動)| |BGCOLOR(#E1F0FF):備考|無線LANも搭載| &br()&size(small){▲2018年2月現在の構成} **CPUはRyzen 7 1700X -今回使うPCのポイントは、CPUが&font(#0080FF){Ryzen 7 1700X}という点です。同モデルはハイエンドクラスの性能を有しており、AMDの主力モデルとなっています。CPUというと、IntelのCore iシリーズ(例 : Core i7)が有名ですが、それに対抗してリリースされたのがRyzenシリーズです。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig02.jpg) -では、Ryzen 7はCore i7と比較してどこが優れているのでしょうか。端的にいうと、&font(#0080FF){いろいろな作業を同時に行うのに向いている、ゲーム実況で威力を発揮する}という点です。たとえば、PCゲームの実況では、ゲームをプレイしながら同時に録画・ライブ配信します。とても強力な性能が必要となる場面ですが、Ryzen 7であればどうということはありません。&font(#0080FF){マルチコア・スレッド性能}に優れたCPUだからです(8コア16スレッド)。つまり、ゲーム実況が余裕でできる性能というわけです。 **GPUはGTX 1060 6GB -New Inspiron ゲーミングデスクトップは、その名のとおりゲーミングPCです。したがって、当然のごとく[[グラフィックボード>グラフィックボードの役割と、賢い選び方]]を搭載しています。GTX 1060 6GBはミドルクラスの性能のGPUで、フルHDのPCゲームをプレイしたい人向けの製品です。一般的なPCゲーマーには、じゅうぶんな性能です。VRにも対応できるほどです。 **SSD+ HDDのデュアルストレージ -ストレージは、近年よく見かけるようになったSSD + HDDの組み合わせです。SSDなので、PCの起動時間(デスクトップ画面を表示するまで)は約20秒と高速です。録画した動画は、容量の多いHDDに保存しましょう。 &link_up(▲画面の上へ) *外観・インターフェイス **大きく斜めに入ったスリットと、青いLEDが目を引く -外観でいちばん目を引くのが、ケースに施された大きなスリットです。スリットは通気口を兼ねており、エアフローを考慮したデザインになっています。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig03.jpg) -スリットから見える青いLEDライトも大きな特長です。ゲーミングPCでは、LEDライトはもはやおなじみです。ただ暗闇で、かつ机の上にPCを設置した場合は、少し眩しいかもしれません。その場合は、LEDライトはOFFにしてもかまいません。設定画面(Dell Light Bar Controller)でライトを消せます。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig04.png) **USBポートは計11個と充実 -USBポートは、USB 3.0が6個、USB 2.0が4個、USB Type-Cが1個となっています。近年の[[キャプチャーボード]]はUSB 3.0接続が多いのですが、安心して接続できます。これだけUSBポートがあれば不足することもないでしょう。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig05.jpg) -前面には、ヘッドホン(ヘッドセット)を接続するための端子や、SDカードリーダー、光学ドライブも搭載されています。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig08.jpg) -背面には、HDMI端子が1個、DVI端子が1個、DisplayPort端子が3個搭載されています。PCモニターと接続する部分です。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig09.jpg) &link_up(▲画面の上へ) *内部 -筐体の内部にアクセスするには、正面から見て左側面のパネルを取り外します。具体的には、背面にある上下2本のネジをドライバーで外し、パネルを後方にスライドさせてください。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig06.jpg)&br()&size(small){▲サイドパネルを取り外したところです。} -ストレージ用のベイについては、いちばん上に2.5インチドライブベイが1基、その下に3.5インチドライブベイが2基あります。M.2スロットは2基で、そのうち1基はSSDで使用されています。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig07a.jpg)&br()&size(small){▲内部のスペースは、それなりに余裕があります。} -拡張スロットについては、空きがPCI Express x16とPCI Express x1がそれぞれ1基ずつあります。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig10.jpg)&br()&size(small){▲筐体を横から見たところです。向かって右側が前面、左側が背面です。} &link_up(▲画面の上へ) *録画のテスト結果 -ゲーム画面を録画し、どの程度PCに負荷がかかるのか検証しました。 **GC550 + RECentral 4 -まず、PS4のゲーム画面を録画する場合を想定し、[[キャプチャーボード]]の[[GC550]]を使用します。GC550をPCにUSB接続したあと、[[RECentral 4>RECentral 4の使い方]]にPS4の画面を映し、同ソフトの録画ボタンをクリックしました。 #html2(){ <div class="kaerebalink-box" style="text-align:left;padding-bottom:20px;font-size:small;/zoom: 1;overflow: hidden;"><div class="kaerebalink-image" style="float:left;margin:0 15px 10px 0;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00ZOXYQ26/vipdshosgemuj-22/" target="_blank" rel="nofollow" ><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51zKW0MzmsL._SL160_.jpg" style="border: none;" /></a></div><div class="kaerebalink-info" style="line-height:120%;/zoom: 1;overflow: hidden;"><div class="kaerebalink-name" style="margin-bottom:10px;line-height:120%"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00ZOXYQ26/vipdshosgemuj-22/" target="_blank" rel="nofollow" >AVerMedia Live Gamer EXTREME GC550 USB3.0対応HDMIキャプチャーデバイス 1080p/60fps DV399 GC550</a><div class="kaerebalink-powered-date" style="font-size:8pt;margin-top:5px;font-family:verdana;line-height:120%">posted with <a href="http://kaereba.com" rel="nofollow" target="_blank">カエレバ</a></div></div><div class="kaerebalink-detail" style="margin-bottom:5px;"> AVERMEDIA 2015-07-09 </div><div class="kaerebalink-link1" style="margin-top:10px;"><div class="shoplinkamazon" style="display:inline;margin-right:5px"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/search?keywords=GC550&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&tag=vipdshosgemuj-22" target="_blank" rel="nofollow" >Amazon</a></div><div class="shoplinkrakuten" style="display:inline;margin-right:5px"><a href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0cc0f91d.e9f0462c.0cc0f91e.5349b83a/?pc=http%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2FGC550%2F-%2Ff.1-p.1-s.1-sf.0-st.A-v.2%3Fx%3D0%26scid%3Daf_ich_link_urltxt%26m%3Dhttp%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2F" target="_blank" rel="nofollow" >楽天市場</a></div></div></div><div class="booklink-footer" style="clear: left"></div></div> } -解像度の設定は、PS4およびRECentral 4ともに1080p/60fpsです。また、RECentral 4のその他の設定については、シングルモード(つまりライブ編集機能OFF)、コーデックは「NVIDIA」です。細かい設定紹介は省きますが、基本的に初期設定と考えてください。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/recentral/recentral01a.jpg)&br()&size(small){▲GC550 + [[RECentral 4>RECentral 4の使い方]]でPS4のゲーム画面を映したところ。録画もできます。} -その結果、プレビューした状態(ゲーム画面を映すだけで録画していない状態)だと、CPU使用率は5~8%でした。録画しても11~12%で、おおむね11%で安定していました。負荷はほぼないようなものです。 -なお、コーデックを「H.264」にしたうえでライブ編集機能をONにしても、30%前後でした。これは一般的なPCだと重い設定ですが、New Inspiron ゲーミングデスクトップであれば余裕です。 **GC550 + アマレコTV4 -つぎに、RECentral 4の代わりに[[アマレコTV4]]を使って録画しました。解像度の設定は、PS4およびアマレコTV4ともに1080p/60fpsです。また、アマレコTV4の設定、およびコーデックの設定も、やはり初期設定のまま変更していません。 -結果ですが、プレビューは4~5%、録画は6~8%のCPU使用率でした。RECentral 4よりもさらに低い負荷となっています。 **PUBG + Bandicam -今度は、PCゲームであるPUBGを[[Bandicam]]で録画しました。PUBGについては、解像度は1920x1080、「全体クオリティ」は「高」です。また、Bandicamの設定は、ファイルフォーマットがMP4、コーデックが「H.264(CPU)」、画質が90で、解像度・フレームレートは1080p/60fpsです。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig15.jpg) -PUBGは重量級のゲームということもあり、録画中マップを散策しているときのCPU使用率は45%くらいでした。ゲームプレイで、常時60fpsを維持するのは厳しいといったところです。ただ、Bandicamのコーデックの設定を「NVENC」にして録画すると、CPU使用率は26~28%で劇的に軽くなり、60fps以上を維持しながらのプレイも可能でした。 &link_up(▲画面の上へ) *ライブ配信のテスト結果 -今度はライブ配信を想定し、配信ソフトの[[OBS Studio>OBS Studioの詳しい使い方(1)]](以下OBS)を使用したさいのCPU使用率を見ていきましょう。 -OBSは基本的に初期設定のままで、「エンコーダ」は「x264」、「CPU使用のプリセット」は「veryfast」です。解像度・フレームレートは、一般的なゲーム配信で多い720p/30fpsです。 **GC550 + OBS Studio -さきほどと同様に[[GC550]]を使い、OBSで「映像キャプチャデバイス」からPS4の画面を取り込みました。PS4の出力解像度は1080p/60fpsです。 -その結果、CPU使用率は9~12%で推移しました。これだけ余裕があると、もっと高画質な設定にすることも可能です。たとえば、上の設定のまま1080p/60fpsにし、ビットレートを6,000kbpsにして配信したとしても、CPU使用率は20~30%程度でしかありません。プリセットを「slow」に変更してもよいでしょう。 **PUBG + OBS Studio -では、PUBGはどうでしょうか。PUBGの設定は上述したとおりで、OBSについては「ゲームキャプチャー」からゲーム画面を取り込みました。 -すると、28~36%のCPU使用率でした。とくに重いということはありません。スペック的にまだ余裕があるので、各種設定を変更してもよいでしょう。OBS側で 720p/60fpsにしたり、プリセットをslowにすることもできます。ただ、1080p/60fps、かつslowだと、CPU使用率が70%を超えてカクつきました。ふつうの一般的な設定なら問題ありません。 &link_up(▲画面の上へ) *ベンチマークテストの結果 -最後に、ベンチマークのスコアを参考程度に掲載しておきます。 **Cinebench R15 -Cinebench R15は、CPUのスコアを計測することができます。マルチコアのスコアは1386と、ひじょうに優秀な結果が出ました。Core i7-8700などと比較すると、圧倒的な性能です。シングルコアについては128で、こちらのほうはCore i7-8700と比較すると劣ります。ゲームを録画・ライブ配信する場面では、マルチ性能が高いRyzen 7 1700Xが有利です。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig11.jpg) **3DMark -3DMarkは、3Dグラフィック能力を測定することができます。測定条件を「Fire Strike」と「Time Spy」にしてそれぞれ計測しました。結果、前者は11,180、後者は4,341でした。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig12.jpg) **CrystalDiskMark -CrystalDiskMarkは、ストレージのベンチマークソフトです。SSDとHDDの速度は、下記画像のとおりです。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig13.jpg)&br()&size(small){▲左の画像がSSD、右の画像がHDDです。} **ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク -「グラフィック設定のプリセット」は「最高品質」、「スクリーンモード設定」は「フルスクリーンモード」、「画面解像度プリセット」は「1920 x 1080」で計測しました。結果は、10287(「非常に快適」)となりました。オンラインゲーム全般で余裕を持ってゲーム実況ができます。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig14.jpg) &link_up(▲画面の上へ) *筆者が使用した感想まとめ -ゲーム実況で不自由しない性能。IntelのCPUに拘りがないなら、Ryzen7 1700X + GTX 1060 6GBの組み合わせは値段的にお得。Dellのサイトにあるクーポン券を使ったほうがよい。電源については少し寂しい。 -今回、騒音計は使用しなかったが、アイドリング時の動作音は静かだった。カナル型のイヤホンをしていると、動作していることに気づかないほど。動画のエンコード中はそこそこ大きな音になるが、それでも気になるような音ではなかった。 -DellのPCに搭載されている「WAVES MaxxAudio Pro」については、好みが別れるかもしれない。バーチャルサウンドで響いたような音になる。ヘッドホンだけでなく、マイクについても同様。 -今回使用したPC --&html(<a target='new' href="https://click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=mX3rtTrEKec&offerid=39250.10006497&type=3&subid=0" >New Inspiron ゲーミングデスクトップ スプレマシーVR</a><IMG border=0 width=1 height=1 src="https://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=mX3rtTrEKec&bids=39250.10006497&type=3&subid=0" >) &link_up(▲画面の上へ) *関連ページ -[[【YouTube・ニコ動】ゲーム実況のやり方・実況動画の作り方まとめ]] --ゲーム実況者、YouTuberになるための方法 -[[OBS Studioの詳しい使い方(1)]] --配信初心者にもわかる!無料配信ソフトOBS Studioの詳しい使い方 -[[OBS Studioで、PCの動作が重くてカクカクするときの対処法]] --設定を変更してCPU使用率を下げよう! &link_up(▲画面の上へ) #comment(size=60,vsize=5,disableurl,below)

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