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キャプチャーソフトについて録画・ライブ配信で知らないと損すること」(2020/05/18 (月) 14:46:39) の最新版変更点

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#settitle(キャプチャーソフトについて録画・ライブ配信で知らないと損すること - VIPで初心者がゲーム実況するには) [[トップ>https://www18.atwiki.jp/live2ch/]] > [[動画カテゴリ概要]] > &font(#0080FF){キャプチャーソフトについて録画・ライブ配信で知らないと損すること} / &lastmod() ---- #center(){{{ &size(20px){キャプチャーソフトを横断的に理解しよう!おすすめも紹介} }}} -&font(#0080FF){キャプチャーソフト}は、どのような目的で使うのでしょうか。また、どのようなキャプチャーソフト使えばよいのでしょうか。このページでは、&font(#0080FF){キャプチャーソフトについて知っておかなくてはいけない事項}を、わかりやすく解説します。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap02/cap07.jpg)&br()&size(small){▲『スーパーマリオ オデッセイ』(任天堂)と『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(PUBG Corporation)} >目次 #contents() *目的を3パターンに分けて考えよう -「キャプチャー」(capture)という用語は、「捕獲する」「保存する」という意味です。PCの世界では、キャプチャーは「&font(#0080FF){画面を録画して動画にする}」「&font(#0080FF){画面をスクリーンショット撮影する}」「&font(#0080FF){なんらかの画面をPCの画面内に映す、見られる状態にする}」というように、かなり広い意味で使われます。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss02.png)&br()&size(small){▲録画用のソフトだけでなく、ライブ配信用のソフトでも「キャプチャー」という用語は登場します。} -今回は、キャプチャーソフトの用途を&font(#0080FF){3パターンに分けて}考えていきましょう。近年はキャプチャーソフトの多機能化に伴い、初心者にはわかりづらい状況になっています。 +TVゲームの画面をPCに映したり、&font(#0080FF){録画}するために使う([[キャプチャーボード]]も必要)。 +PCゲームを&font(#0080FF){録画}するために使う(キャプチャーボードは不要)。 +&font(#0080FF){ライブ配信}で、配信者のPCに映っている画面を視聴者に見せるために使う。 &link_up(▲画面の上へ) *TVゲームの画面をPCに映したり、録画する場合 -まず、SwitchやPS4など、&font(#0080FF){ゲーム機の画面をPCに映して録画するときに使う}キャプチャーソフトについて見ていきます。 **キャプチャーボードが必要 -前提として、&font(#0080FF){キャプチャーソフトだけではゲーム機の画面をPCに映したり、録画することはできません}。[[キャプチャーボード]]が必要になります。というのも、キャプチャーボードがないとゲーム画面をPCに取り込めないからです。もっといえば、&font(#0080FF){ゲーム機の映像をPCに入力できない(入れられない)}、ゲーム画面をPCに出せないということです。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap02/cap06.png) -最初はキャプチャーボードの必要性をイメージしづらいかもしれません。しかし、そういうものだと思ってもらったほうが早いです((よくある誤解としては、ゲーム機を液晶一体型PCにHDMI接続し、「ゲーム画面が映っているのだからキャプチャーボードは不要なのでは?」というものがあります。しかし、これはPCにゲーム画面が映っているわけではなく、PCのモニターにゲーム画面が映っているだけです。また、ゲーム機をノートPCやデスクトップPCのHDMI端子(HDMI出力)に接続し、「これでゲーム画面を録画できるのでは?」というのもよくある誤解です。PCのHDMI出力は、PCの画面を大型TVなどに映したいときに使います。ゲーム機をつなげても、なにも起こりません。))。もしSwitchのゲーム画面をPCで録画するなら、&font(#0080FF){SwitchとキャプチャーボードをHDMIでつなぐ}ことになります。SwitchとPCをつなぐわけではありませんし、SwitchとPCモニターを接続するわけでもありません。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[キャプチャーボード]]、および[[キャプチャーボードの選び方]]を参照する -では、なぜキャプチャーソフトが必要なのかというと、&font(#0080FF){これがないとゲーム画面をPCで見られない}からです。キャプチャーソフトを起動して、はじめてSwitchやPS4などのゲーム画面を実際に確認できるようになります。また、&font(#0080FF){キャプチャーソフトには録画ボタンがあり}、同ボタンをクリックすることで動画として保存できるようになっています。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap02/cap08a.jpg)&br()&size(small){▲キャプチャーソフトがないと、ゲーム画面をPCで見られません。録画するためにもキャプチャーソフトが必要です。&font(#0080FF){キャプチャーボードとキャプチャーソフトは、つねにセットで考える}ようにしましょう。} -なお、キャプチャーボードが必要ない場合としては、たとえば[[PS4リモートプレイ]]を利用する場合があげられます。しかし、あくまでも例外です。 **キャプチャーソフトはキャプチャーボードに付いてくる -キャプチャーソフトは、&font(#0080FF){キャプチャーボードに付属}されています。具体的には、&font(#0080FF){各メーカーのWebサイトからキャプチャーソフトをダウンロード}するか、あるいは付属のCD-ROMから入手しましょう。近年は、前者による入手方法が一般的になっています。別途購入するわけではありません。 -たとえば、AVerMediaのキャプチャーボード(例 : [[GC550]])であれば[[RECentral 4>RECentral 4の使い方]]を、Elgatoのキャプチャーボード(例 : [[Game Capture HD60 S>Elgato Game Capture HD60 S]])であれば[[Game Capture>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/466.html#id_deee5410]]を、それぞれ公式サイトでダウンロードします。使い方については、当サイトで詳しく解説しているので参考にしてください。 |BGCOLOR(#f8f8ff):|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):GC550|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):Game Capture HD60 S|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):GV-USB3/HD| |BGCOLOR(#E1F0FF):価格&br()(Amazon)|CENTER:&html(<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07DFR38WG/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B07DFR38WG&linkCode=as2&tag=vipdshosgemuj-22&linkId=d16ada29a4f796dcffd16c2ec089ca3b"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&MarketPlace=JP&ASIN=B07DFR38WG&ServiceVersion=20070822&ID=AsinImage&WS=1&Format=_SL75_&tag=vipdshosgemuj-22" ></a><img src="//ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=vipdshosgemuj-22&l=am2&o=9&a=B07DFR38WG" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />)|CENTER:&html(<a href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01DRWCOGA/vipdshosgemuj-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71kPImad6yL._SL75_.jpg" alt="Game Capture HD60 S" /></a><br /><a href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01DRWCOGA/vipdshosgemuj-22/ref=nosim/" target="_blank">Game Capture HD60 S</a>)|CENTER:&html(<a href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B075KHQ5GF/vipdshosgemuj-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61LYMaM0MyL._SL75_.jpg" alt="GV-USB3/HD" /></a><br /><a href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B075KHQ5GF/vipdshosgemuj-22/ref=nosim/" target="_blank">GV-USB3/HD</a>)| |BGCOLOR(#E1F0FF):PCとの接続|USB 3.0|USB 3.0|USB 3.0| |BGCOLOR(#E1F0FF):対応ゲーム機&br()(接続できるゲーム機)|・PS4、PS3、PS2&br()・Switch、Wii U、Wii&br()・Xbox One、Xbox 360&br()・PSP|・PS4&br()・Switch、Wii U&br()・Xbox One、Xbox 360|・PS4&br()・Switch、Wii U&br()・Xbox One、Xbox 360| |BGCOLOR(#E1F0FF):付属キャプチャーソフト|RECentral|Game Capture|HD Mix Capture| |BGCOLOR(#E1F0FF):1080p/60fps対応|○|○|○| |BGCOLOR(#E1F0FF):TV出力対応|○|○|○| |BGCOLOR(#E1F0FF):特徴|対応ゲーム機が多い|低遅延が売り|動画編集ソフト付属| |BGCOLOR(#EDF8FE):&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/doc08.png)|BGCOLOR(#EDF8FE):[[こちら>GC550]]&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/spacer04.png)|BGCOLOR(#EDF8FE):[[こちら>Elgato Game Capture HD60 S]]&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/spacer04.png)|BGCOLOR(#EDF8FE):[[こちら>GV-USB3-HDの使い方]]&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/spacer04.png)| **サードパーティー製のキャプチャーソフトを使える場合もある -キャプチャーボード付属のものでなくとも、代わりに別のキャプチャーソフトを使うこともできます。たとえば、[[アマレコTV]]が有名です。また、基本的にPCゲームを録画するために使うアプリですが、[[Bandicam]]も使用可能です。さらに、後述する配信ソフトでも、キャプチャーボードに接続しているゲーム機の画面を録画できます。 -ただし、このへんも細かい話になります。各製品によって対応・非対応、有料・無料、設定方法といったことが重要になってくるからです。もし&font(#0080FF){話が難しいのであれば、キャプチャーソフトはキャプチャーボード付属のものを使ってください}。 &link_up(▲画面の上へ) *PCゲームを録画する場合 -つぎに、&font(#0080FF){PCゲームを録画する場合}について見ていきましょう。 **キャプチャーソフトがあれば録画できる -PCゲームを録画したいなら、基本的には&font(#0080FF){キャプチャーソフト}をインストールします。ここでいうキャプチャーソフトは、&font(#0080FF){録画機能を搭載したアプリ}のことです。たとえば、Steamのゲームを録画したい、あるいはなんらかのソフト(例 : Photoshop)の作業風景を録画したいというときに使うアプリのことを、キャプチャーソフトとよんでいます。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig15.jpg)&br()&size(small){▲PUBGなどのゲーム画面は、キャプチャーソフトがあれば録画できます。画像は、『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(PUBG Corporation)より。} -キャプチャーソフトにはさまざまな種類があるので、迷うかもしれません。有料のものもあれば、無料のものもあります。また、PCゲームに特化したタイプもありますし、デスクトップ画面を録画するタイプもあります。さらに、Windows 10には[[Game DVR>Windows 10のゲーム録画機能]]という機能が標準搭載されており、そもそもキャプチャーソフトすら必要ない場合もあります。詳細は下記ページをご覧ください。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[PCゲームの録画]]を参照する **TVゲームを録画するためのキャプチャーソフトと、どう違うのか -(1)&font(#0080FF){PCゲームを録画するためのキャプチャーソフト}と、(2)&font(#0080FF){TVゲームを録画するためのキャプチャーソフト}(上述)は、分けて考えましょう。そのほうがわかりやすいはずです。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap02/cap11.jpg) -(1)は、単純に録画機能を搭載しています。他方、(2)はキャプチャーボードとつながっているゲーム機の映像をPCに映す機能(プレビュー機能)があり、さらに「そのゲーム画面」を録画する機能もあります(((2)については、どのような画面でも録画できるというわけではありません。あくまでも、キャプチャーボードと接続しているゲーム機の映像を録画できる機能という意味です。(1)と比較すると、録画できるものが限定的です。))。つまり(1)と(2)では、搭載されている機能が微妙に異なっているわけです。 -したがって、PCゲームを録画したいなら(1)を使い、TVゲームを録画したいなら(2)を使う、というように&font(#0080FF){目的別に使い分けるのが基本}となります。ただ、近年は少数ながら、(1)と(2)の両方の機能を搭載したキャプチャーソフトも登場しており、複雑になってきています。 -たとえば、[[アマレコTV]]は当初、TVゲームを録画するためのキャプチャーソフトとして登場しました。しかし、バージョンアップで[[デスクトップキャプチャー機能>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/391.html]]が追加されています。また、[[Bandicam]]は当初、PCゲームを録画するためのキャプチャーソフトでしたが、バージョンアップにより[[デバイス録画モード>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/249.html#id_e3ce77b4]]が追加され、TVゲームを録画できるようになりました。とはいえ、あまり詳しく覚えておく必要はありません。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/dc-hc3plus/dc-hc3plus14.jpg)&br()&size(small){▲アマレコTVはTVゲームも録画できますし、PCゲームも録画できます。} **キャプチャーボードでPCゲームを録画できるか -たまにある質問として、「キャプチャーボードでPCゲームを録画できますか?」というものがあります。できることはできるのですが、メリットは薄いというのが筆者の結論です。理由は、まずキャプチャーボードが高いからです。また、もしキャプチャーボードをすでに持っているとしても、&font(#0080FF){方法が複雑になる}というのも大きな理由です。基本的にはPCを2台用意しないといけません((PC1はPCゲームをプレイするために使い、PC2はPCゲームの画面を映して録画するために使います。まず、PC2にキャプチャーボードを接続し、PC1のHDMI端子(出力)と、PC2のキャプチャーボードのHDMI端子(入力)をHDMIケーブルで接続します。そして、PC1でクローンモードにし、PC2でキャプチャーソフトを起動すると、PC1の画面がPC2に映るというイメージです。詳しい手順は省いています。))。 -ただ、いちおうキャプチャーボードによっては、1台のPCで録画できます。たとえば、[[RECentral 4>RECentral 4の使い方]]を使う場合です。同ソフトは、AVerMedia製のキャプチャーボードがないと使えません。対応製品については、当サイトの解説記事をご覧ください。 +キャプチャーボードをPCに接続する +PCゲームを起動する。 +RECentral 4を起動し、「マルチモード」に切り替える。 +「ソース」の「+」アイコンから「Screen Capture」を選択する。 +RECentral 4の録画ボタンをクリックする。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/recentral/recentral02.jpg)&br()&size(small){▲左がマルチモードです。} &link_up(▲画面の上へ) *ライブ配信で画面を視聴者に見せる場合 -ここまで録画について見てきました。では、ライブ配信(生放送)でいうところの「キャプチャーソフト」は、どのような意味を持っているのでしょうか。 **視聴者に画面を見せたいならキャプチャー機能が必要 -ライブ配信では、&font(#0080FF){配信者がなんらかの画面を視聴者に見せるのが基本}となります。たとえば、ゲーム配信であれば配信者のPCに映っているゲーム画面を視聴者にも見せる必要があります。また、顔出しありの雑談配信であれば、[[Webカメラ]]の映像を視聴者に見せる必要があります。お絵かき配信の場合は、絵を描いている作業風景(PCの画面)を視聴者に見せなくてはいけません。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/youtube_live/youtube_live65.jpg)&br()&size(small){▲ゲーム画面は『スーパーマリオ オデッセイ』(任天堂)より} -そこで必要になってくるのが、キャプチャーソフト、キャプチャー機能です。ここでいうキャプチャー機能には、録画するという意味合いは通常ありません。&font(#0080FF){配信者が見せたい画面を視聴者にも見てもらうための機能}をさして、キャプチャー機能とよんでいるわけです。録画という発想は、いったん置いてください。 **配信ソフトを使えば簡単にできる -では、どうすれば画面を視聴者に見せられるのかというと、&font(#0080FF){配信ソフト}を使います。配信ソフトがあれば、&font(#0080FF){どのような画面でも視聴者に見せることができます}。たとえば、ゲーム画面、Webカメラの映像、PCに保存してある画像・動画、Webサイトのページ、デスクトップ画面など、ありとあらゆるものが対象です。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/overlay/overlay01.jpg)&br()&size(small){▲配信ソフトの例} -配信ソフトはとても多機能で、キャプチャー機能のほかにも、PCの音や[[マイク>実況用PCマイク]]の音を配信に乗せるための機能もあります。画質・音質の設定もできますし、ライブ配信の開始・終了もすべて配信ソフトで行います。したがって、&font(#0080FF){基本的にライブ配信といえば配信ソフト必須}と考えておきましょう((細かいことをいうと、例外はあります。配信ソフトがなくても配信できるケースが数パターンあるからです。たとえば、キャプチャーボードに付属されているキャプチャーソフトのなかには、ライブ配信機能を搭載しているものがあります。また、PCゲームを録画するためのキャプチャーソフトのなかにも同様に、ライブ配信機能を搭載しているものがあります。))。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[OBS Studioの詳しい使い方>OBS Studioの詳しい使い方(1)]]を参照する &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[XSplitの詳しい使い方>XSplitの詳しい使い方(1)]]を参照する **TVゲーム配信ではキャプチャーボードが必要 -配信ソフトがキャプチャー機能を搭載しているといっても、TVゲーム配信では基本的に[[キャプチャーボード]]が必要です。理由は上で述べたとおり、キャプチャーボードがないとゲーム画面をPCに出せないからです。たとえば、Switchのゲーム配信がしたいのであれば、配信ソフトだけ用意しても意味がありません。ゲーム画面はPCに映らないわけです。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[ゲーム配信で必要になるもの]]を参照する -つまり、TVゲーム配信をするためには、まずキャプチャーボードを購入します。そして、(1)自分のPCにゲーム画面を映し、(2)そのゲーム画面を配信ソフトを使って視聴者に見せるかたちになります。(1)と(2)をゴチャゴチャにしないようにしましょう。2段構えで考えるとわかりやすいはずです。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/live/live03.png) -では、PCゲーム配信の場合はどうかというと、キャプチャーボードは不要です。なぜなら、キャプチャーボードがなくてもゲーム画面をPCに映せるからです。当然ですが、PCゲームを起動すればゲーム画面は映ります。あとは、配信ソフトでゲーム画面をキャプチャーすることで、視聴者にゲーム画面を見せることができます。 &link_up(▲画面の上へ) *おすすめキャプチャーソフトまとめ -最後に、筆者がお薦めするキャプチャーソフトをまとめておきます。 **TVゲーム録画 -TVゲームを録画する場合、あまりキャプチャーソフトに注目する人は多くないでしょう。なぜなら、キャプチャーソフトはキャプチャーボードに付属されており、ふつうはキャプチャーボードのほうに注目が行くからです。しかし、あえてお薦めを書くとしたら、下記ページで紹介している&font(#0080FF){RECentral}と&font(#0080FF){Game Capture}の2つです。付属ソフト以外でいえば、&font(#0080FF){アマレコTV}です。 **PCゲーム録画 -PCゲームの録画は、無料でできる時代です。[[ShadowPlay>新しいShadowPlay(Share)の使い方]]や[[ロイロ ゲーム レコーダー]]など、すばらしいソフトがたくさんあることに気づくでしょう。しかし、有料ソフトでも、それら以上にほぼ完璧な完成度のキャプチャーソフトとして、&font(#0080FF){Bandicam}があります。Bandicamで録画できないものはありません。PCゲーム、デスクトップ画面、なんでも録画できます。PCにかかる負荷は軽く、しかも画質・ファイルサイズを自由にコントロールできます。設定はとても簡単です。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/bandicam/bandicam118a.jpg,http://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/249.html)&br()&size(small){▲初心者にも使いやすい[[Bandicam]]} -BandicamでもTVゲームを録画できますが(キャプチャーボードが必要)、通常使う必要はありません。PCゲーム、PCの画面を録画したい、という用途でお薦めという意味です。そこは念のため書いておきます。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[Bandicam]]を参照する **ライブ配信 -ライブ配信では、配信ソフトを用意します(上述)。押さえておきたい配信ソフトは、&font(#0080FF){OBS Studio}と&font(#0080FF){XSplit}の2つです。XSplitは有料ですが、制限付きでもよければ無料でも使えます(ステレオ音声で配信できない)。 -OBS Studioについては、無料でここまでできる配信ソフトは存在しないといっても過言ではありません。ゲーム配信でも雑談配信でも、どんな種類の配信にも対応できます。しかも、フィルター(プラグイン)というものを使って、マイク音声のノイズを低減させる設定もできます。無料に拘るならOBS Studio一択です。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap02/cap09.png)&br()&size(small){▲OBS Studioのフィルター機能} -XSplitもOBS Studioと同じくらい、あるいはそれ以上に使いやすい配信ソフトです。とくにキャプチャー機能に着目した場合は、顕著かもしれません。たとえば、Webサイトの画面を視聴者に見せたいときは、画面の任意の部分をドラッグするだけです。ドラッグした範囲が視聴者に配信されます。あるいは、視聴者に見せたいウィンドウをクリックするだけでもかまいません。本格的な配信をしたいなら、XSplitは手放せなくなるでしょう。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap02/cap10a.jpg)&br()&size(small){▲XSplitの画面キャプチャー機能では、画面をドラッグすると赤い枠が表示されます。この枠内にあるものを視聴者に見せることができます。ほかにもいろいろなキャプチャー機能があり、ゲーム配信も簡単です。} -なお、OBS Studio、およびXSplitは、TVゲームやPCゲームを録画できます。どちらの配信ソフトにも録画機能が搭載されているので、それを使えばよいわけです。ただし繰り返しますが、TVゲームの場合はキャプチャーボードが必要です。 &link_up(▲画面の上へ) *関連ページ -[[ゲーム実況で必要なPCスペックと、おすすめPCの選び方]] --ゲーム実況で使うPCについて理解しよう! -[[【YouTube・ニコ動】ゲーム実況のやり方・実況動画の作り方まとめ]] --ゲーム実況者、YouTuberになるための方法 -[[TVゲームの録画]] --いろいろある!TVゲームの録画方法 -[[ゲーム配信で必要になるもの]] --あらゆる配信サイトに対応!ゲーム配信で必要なものを準備しよう &link_up(▲画面の上へ) #comment(size=60,vsize=5,disableurl,below)
#settitle(キャプチャーソフトについて録画・ライブ配信で知らないと損すること - VIPで初心者がゲーム実況するには) [[トップ>https://www18.atwiki.jp/live2ch/]] > [[動画カテゴリ概要]] > &font(#0080FF){キャプチャーソフトについて録画・ライブ配信で知らないと損すること} / &lastmod() ---- #center(){{{ &size(20px){キャプチャーソフトを横断的に理解しよう!おすすめも紹介} }}} -&font(#0080FF){キャプチャーソフト}は、どのような目的で使うのでしょうか。また、どのようなキャプチャーソフト使えばよいのでしょうか。このページでは、&font(#0080FF){キャプチャーソフトについて知っておかなくてはいけない事項}を、わかりやすく解説します。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap02/cap07.jpg)&br()&size(small){▲『スーパーマリオ オデッセイ』(任天堂)と『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(PUBG Corporation)} >目次 #contents() *目的を3パターンに分けて考えよう -「キャプチャー」(capture)という用語は、「捕獲する」「保存する」という意味です。PCの世界では、キャプチャーは「&font(#0080FF){画面を録画して動画にする}」「&font(#0080FF){画面をスクリーンショット撮影する}」「&font(#0080FF){なんらかの画面をPCの画面内に映す、見られる状態にする}」というように、かなり広い意味で使われます。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/obss/obss02.png)&br()&size(small){▲録画用のソフトだけでなく、ライブ配信用のソフトでも「キャプチャー」という用語は登場します。} -今回は、キャプチャーソフトの用途を&font(#0080FF){3パターンに分けて}考えていきましょう。近年はキャプチャーソフトの多機能化に伴い、初心者にはわかりづらい状況になっています。 +TVゲームの画面をPCに映したり、&font(#0080FF){録画}するために使う([[キャプチャーボード]]も必要)。 +PCゲームを&font(#0080FF){録画}するために使う(キャプチャーボードは不要)。 +&font(#0080FF){ライブ配信}で、配信者のPCに映っている画面を視聴者に見せるために使う。 &link_up(▲画面の上へ) *TVゲームの画面をPCに映したり、録画する場合 -まず、SwitchやPS4など、&font(#0080FF){ゲーム機の画面をPCに映して録画するときに使う}キャプチャーソフトについて見ていきます。 **キャプチャーボードが必要 -前提として、&font(#0080FF){キャプチャーソフトだけではゲーム機の画面をPCに映したり、録画することはできません}。[[キャプチャーボード]]が必要になります。というのも、キャプチャーボードがないとゲーム画面をPCに取り込めないからです。もっといえば、&font(#0080FF){ゲーム機の映像をPCに入力できない(入れられない)}、ゲーム画面をPCに出せないということです。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap02/cap06.png) -最初はキャプチャーボードの必要性をイメージしづらいかもしれません。しかし、そういうものだと思ってもらったほうが早いです((よくある誤解としては、ゲーム機を液晶一体型PCにHDMI接続し、「ゲーム画面が映っているのだからキャプチャーボードは不要なのでは?」というものがあります。しかし、これはPCにゲーム画面が映っているわけではなく、PCのモニターにゲーム画面が映っているだけです。また、ゲーム機をノートPCやデスクトップPCのHDMI端子(HDMI出力)に接続し、「これでゲーム画面を録画できるのでは?」というのもよくある誤解です。PCのHDMI出力は、PCの画面を大型TVなどに映したいときに使います。ゲーム機をつなげても、なにも起こりません。))。もしSwitchのゲーム画面をPCで録画するなら、&font(#0080FF){SwitchとキャプチャーボードをHDMIでつなぐ}ことになります。SwitchとPCをつなぐわけではありませんし、SwitchとPCモニターを接続するわけでもありません。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[キャプチャーボード]]、および[[キャプチャーボードの選び方]]を参照する -では、なぜキャプチャーソフトが必要なのかというと、&font(#0080FF){これがないとゲーム画面をPCで見られない}からです。キャプチャーソフトを起動して、はじめてSwitchやPS4などのゲーム画面を実際に確認できるようになります。また、&font(#0080FF){キャプチャーソフトには録画ボタンがあり}、同ボタンをクリックすることで動画として保存できるようになっています。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap02/cap08a.jpg)&br()&size(small){▲キャプチャーソフトがないと、ゲーム画面をPCで見られません。録画するためにもキャプチャーソフトが必要です。&font(#0080FF){キャプチャーボードとキャプチャーソフトは、つねにセットで考える}ようにしましょう。} -なお、キャプチャーボードが必要ない場合としては、たとえば[[PS4リモートプレイ]]を利用する場合があげられます。しかし、あくまでも例外です。 **キャプチャーソフトはキャプチャーボードに付いてくる -キャプチャーソフトは、&font(#0080FF){キャプチャーボードに付属}されています。具体的には、&font(#0080FF){各メーカーのWebサイトからキャプチャーソフトをダウンロード}するか、あるいは付属のCD-ROMから入手しましょう。近年は、前者による入手方法が一般的になっています。別途購入するわけではありません。 -たとえば、AVerMediaのキャプチャーボード(例 : [[GC550]])であれば[[RECentral 4>RECentral 4の使い方]]を、Elgatoのキャプチャーボード(例 : [[Game Capture HD60 S>Elgato Game Capture HD60 S]])であれば[[Game Capture>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/466.html#id_deee5410]]を、それぞれ公式サイトでダウンロードします。使い方については、当サイトで詳しく解説しているので参考にしてください。 |BGCOLOR(#f8f8ff):|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):GC550|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):Game Capture HD60 S|CENTER:BGCOLOR(#f8f8ff):GV-USB3/HD| |BGCOLOR(#E1F0FF):価格&br()(Amazon)|CENTER:&html(<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07DFR38WG/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B07DFR38WG&linkCode=as2&tag=vipdshosgemuj-22&linkId=d16ada29a4f796dcffd16c2ec089ca3b"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&MarketPlace=JP&ASIN=B07DFR38WG&ServiceVersion=20070822&ID=AsinImage&WS=1&Format=_SL75_&tag=vipdshosgemuj-22" ></a><img src="//ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=vipdshosgemuj-22&l=am2&o=9&a=B07DFR38WG" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />)|CENTER:&html(<a href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01DRWCOGA/vipdshosgemuj-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71kPImad6yL._SL75_.jpg" alt="Game Capture HD60 S" /></a><br /><a href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01DRWCOGA/vipdshosgemuj-22/ref=nosim/" target="_blank">Game Capture HD60 S</a>)|CENTER:&html(<a href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B075KHQ5GF/vipdshosgemuj-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61LYMaM0MyL._SL75_.jpg" alt="GV-USB3/HD" /></a><br /><a href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B075KHQ5GF/vipdshosgemuj-22/ref=nosim/" target="_blank">GV-USB3/HD</a>)| |BGCOLOR(#E1F0FF):PCとの接続|USB 3.0|USB 3.0|USB 3.0| |BGCOLOR(#E1F0FF):対応ゲーム機&br()(接続できるゲーム機)|・PS4、PS3、PS2&br()・Switch、Wii U、Wii&br()・Xbox One、Xbox 360&br()・PSP|・PS4&br()・Switch、Wii U&br()・Xbox One、Xbox 360|・PS4&br()・Switch、Wii U&br()・Xbox One、Xbox 360| |BGCOLOR(#E1F0FF):付属キャプチャーソフト|RECentral|Game Capture|HD Mix Capture| |BGCOLOR(#E1F0FF):1080p/60fps対応|○|○|○| |BGCOLOR(#E1F0FF):TV出力対応|○|○|○| |BGCOLOR(#E1F0FF):特徴|対応ゲーム機が多い|低遅延が売り|動画編集ソフト付属| |BGCOLOR(#EDF8FE):&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/doc08.png)|BGCOLOR(#EDF8FE):[[こちら>GC550]]&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/spacer04.png)|BGCOLOR(#EDF8FE):[[こちら>Elgato Game Capture HD60 S]]&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/spacer04.png)|BGCOLOR(#EDF8FE):[[こちら>GV-USB3-HDの使い方]]&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/spacer04.png)| **サードパーティー製のキャプチャーソフトを使える場合もある -キャプチャーボード付属のものでなくとも、代わりに別のキャプチャーソフトを使うこともできます。たとえば、[[アマレコTV]]が有名です。また、基本的にPCゲームを録画するために使うアプリですが、[[Bandicam]]も使用可能です。さらに、後述する配信ソフトでも、キャプチャーボードに接続しているゲーム機の画面を録画できます。 -ただし、このへんも細かい話になります。各製品によって対応・非対応、有料・無料、設定方法といったことが重要になってくるからです。もし&font(#0080FF){話が難しいのであれば、キャプチャーソフトはキャプチャーボード付属のものを使ってください}。 &link_up(▲画面の上へ) *PCゲームを録画する場合 -つぎに、&font(#0080FF){PCゲームを録画する場合}について見ていきましょう。 **キャプチャーソフトがあれば録画できる -PCゲームを録画したいなら、基本的には&font(#0080FF){キャプチャーソフト}をインストールします。ここでいうキャプチャーソフトは、&font(#0080FF){録画機能を搭載したアプリ}のことです。たとえば、Steamのゲームを録画したい、あるいはなんらかのソフト(例 : Photoshop)の作業風景を録画したいというときに使うアプリのことを、キャプチャーソフトとよんでいます。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/nig/nig15.jpg)&br()&size(small){▲PUBGなどのゲーム画面は、キャプチャーソフトがあれば録画できます。画像は、『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(PUBG Corporation)より。} -キャプチャーソフトにはさまざまな種類があるので、迷うかもしれません。有料のものもあれば、無料のものもあります。また、PCゲームに特化したタイプもありますし、デスクトップ画面を録画するタイプもあります。さらに、Windows 10には[[Game DVR>Windows 10のゲーム録画機能]]という機能が標準搭載されており、そもそもキャプチャーソフトすら必要ない場合もあります。詳細は下記ページをご覧ください。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[PCゲームの録画]]を参照する **TVゲームを録画するためのキャプチャーソフトと、どう違うのか -(1)&font(#0080FF){PCゲームを録画するためのキャプチャーソフト}と、(2)&font(#0080FF){TVゲームを録画するためのキャプチャーソフト}(上述)は、分けて考えましょう。そのほうがわかりやすいはずです。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap02/cap11.jpg) -(1)は、単純に録画機能を搭載しています。他方、(2)はキャプチャーボードとつながっているゲーム機の映像をPCに映す機能(プレビュー機能)があり、さらに「そのゲーム画面」を録画する機能もあります(((2)については、どのような画面でも録画できるというわけではありません。あくまでも、キャプチャーボードと接続しているゲーム機の映像を録画できる機能という意味です。(1)と比較すると、録画できるものが限定的です。))。つまり(1)と(2)では、搭載されている機能が微妙に異なっているわけです。 -したがって、PCゲームを録画したいなら(1)を使い、TVゲームを録画したいなら(2)を使う、というように&font(#0080FF){目的別に使い分けるのが基本}となります。ただ、近年は少数ながら、(1)と(2)の両方の機能を搭載したキャプチャーソフトも登場しており、複雑になってきています。 -たとえば、[[アマレコTV]]は当初、TVゲームを録画するためのキャプチャーソフトとして登場しました。しかし、バージョンアップで[[デスクトップキャプチャー機能>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/391.html]]が追加されています。また、[[Bandicam]]は当初、PCゲームを録画するためのキャプチャーソフトでしたが、バージョンアップにより[[デバイス録画モード>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/249.html#id_e3ce77b4]]が追加され、TVゲームを録画できるようになりました。とはいえ、あまり詳しく覚えておく必要はありません。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/dc-hc3plus/dc-hc3plus14.jpg)&br()&size(small){▲アマレコTVはTVゲームも録画できますし、PCゲームも録画できます。} **キャプチャーボードでPCゲームを録画できるか -たまにある質問として、「キャプチャーボードでPCゲームを録画できますか?」というものがあります。できることはできるのですが、メリットは薄いというのが筆者の結論です。理由は、まずキャプチャーボードが高いからです。また、もしキャプチャーボードをすでに持っているとしても、&font(#0080FF){方法が複雑になる}というのも大きな理由です。基本的にはPCを2台用意しないといけません((PC1はPCゲームをプレイするために使い、PC2はPCゲームの画面を映して録画するために使います。まず、PC2にキャプチャーボードを接続し、PC1のHDMI端子(出力)と、PC2のキャプチャーボードのHDMI端子(入力)をHDMIケーブルで接続します。そして、PC1でクローンモードにし、PC2でキャプチャーソフトを起動すると、PC1の画面がPC2に映るというイメージです。詳しい手順は省いています。))。 -ただ、いちおうキャプチャーボードによっては、1台のPCで録画できます。たとえば、[[RECentral 4>RECentral 4の使い方]]を使う場合です。同ソフトは、AVerMedia製のキャプチャーボードがないと使えません。対応製品については、当サイトの解説記事をご覧ください。 +キャプチャーボードをPCに接続する +PCゲームを起動する。 +RECentral 4を起動し、「マルチモード」に切り替える。 +「ソース」の「+」アイコンから「Screen Capture」を選択する。 +RECentral 4の録画ボタンをクリックする。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/recentral/recentral02.jpg)&br()&size(small){▲左がマルチモードです。} &link_up(▲画面の上へ) *ライブ配信で画面を視聴者に見せる場合 -ここまで録画について見てきました。では、ライブ配信(生放送)でいうところの「キャプチャーソフト」は、どのような意味を持っているのでしょうか。 **視聴者に画面を見せたいならキャプチャー機能が必要 -ライブ配信では、&font(#0080FF){配信者がなんらかの画面を視聴者に見せるのが基本}となります。たとえば、ゲーム配信であれば配信者のPCに映っているゲーム画面を視聴者にも見せる必要があります。また、顔出しありの雑談配信であれば、[[Webカメラ]]の映像を視聴者に見せる必要があります。お絵かき配信の場合は、絵を描いている作業風景(PCの画面)を視聴者に見せなくてはいけません。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/youtube_live/youtube_live65.jpg)&br()&size(small){▲ゲーム画面は『スーパーマリオ オデッセイ』(任天堂)より} -そこで必要になってくるのが、キャプチャーソフト、キャプチャー機能です。ここでいうキャプチャー機能には、録画するという意味合いは通常ありません。&font(#0080FF){配信者が見せたい画面を視聴者にも見てもらうための機能}をさして、キャプチャー機能とよんでいるわけです。録画という発想は、いったん置いてください。 **配信ソフトを使えば簡単にできる -では、どうすれば画面を視聴者に見せられるのかというと、&font(#0080FF){配信ソフト}を使います。配信ソフトがあれば、&font(#0080FF){どのような画面でも視聴者に見せることができます}。たとえば、ゲーム画面、Webカメラの映像、PCに保存してある画像・動画、Webサイトのページ、デスクトップ画面など、ありとあらゆるものが対象です。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/overlay/overlay01.jpg)&br()&size(small){▲配信ソフトの例} -配信ソフトはとても多機能で、キャプチャー機能のほかにも、PCの音や[[マイク>実況用PCマイク]]の音を配信に乗せるための機能もあります。画質・音質の設定もできますし、ライブ配信の開始・終了もすべて配信ソフトで行います。したがって、&font(#0080FF){基本的にライブ配信といえば配信ソフト必須}と考えておきましょう((細かいことをいうと、例外はあります。配信ソフトがなくても配信できるケースが数パターンあるからです。たとえば、キャプチャーボードに付属されているキャプチャーソフトのなかには、ライブ配信機能を搭載しているものがあります。また、PCゲームを録画するためのキャプチャーソフトのなかにも同様に、ライブ配信機能を搭載しているものがあります。))。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[OBS Studioの詳しい使い方>OBS Studioの詳しい使い方(1)]]を参照する &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[XSplitの詳しい使い方>XSplitの詳しい使い方(1)]]を参照する **TVゲーム配信ではキャプチャーボードが必要 -配信ソフトがキャプチャー機能を搭載しているといっても、TVゲーム配信では基本的に[[キャプチャーボード]]が必要です。理由は上で述べたとおり、キャプチャーボードがないとゲーム画面をPCに出せないからです。たとえば、Switchのゲーム配信がしたいのであれば、配信ソフトだけ用意しても意味がありません。ゲーム画面はPCに映らないわけです。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[ゲーム配信で必要になるもの]]を参照する -では、PCゲーム配信の場合はどうかというと、キャプチャーボードは不要です。なぜなら、キャプチャーボードがなくてもゲーム画面をPCに映せるからです。当然ですが、PCゲームを起動すればゲーム画面は映ります。あとは、配信ソフトでゲーム画面をキャプチャーすることで、視聴者にゲーム画面を見せることができます。 &link_up(▲画面の上へ) *おすすめキャプチャーソフトまとめ -最後に、筆者がお薦めするキャプチャーソフトをまとめておきます。 **TVゲーム録画 -TVゲームを録画する場合、あまりキャプチャーソフトに注目する人は多くないでしょう。なぜなら、キャプチャーソフトはキャプチャーボードに付属されており、ふつうはキャプチャーボードのほうに注目が行くからです。しかし、あえてお薦めを書くとしたら、下記ページで紹介している&font(#0080FF){RECentral}と&font(#0080FF){Game Capture}の2つです。付属ソフト以外でいえば、&font(#0080FF){アマレコTV}です。 **PCゲーム録画 -PCゲームの録画は、無料でできる時代です。[[ShadowPlay>新しいShadowPlay(Share)の使い方]]や[[ロイロ ゲーム レコーダー]]など、すばらしいソフトがたくさんあることに気づくでしょう。しかし、有料ソフトでも、それら以上にほぼ完璧な完成度のキャプチャーソフトとして、&font(#0080FF){Bandicam}があります。Bandicamで録画できないものはありません。PCゲーム、デスクトップ画面、なんでも録画できます。PCにかかる負荷は軽く、しかも画質・ファイルサイズを自由にコントロールできます。設定はとても簡単です。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/bandicam/bandicam118a.jpg,http://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/249.html)&br()&size(small){▲初心者にも使いやすい[[Bandicam]]} -BandicamでもTVゲームを録画できますが(キャプチャーボードが必要)、通常使う必要はありません。PCゲーム、PCの画面を録画したい、という用途でお薦めという意味です。そこは念のため書いておきます。 &space(8)&ref(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap/lupe03a.png)[[Bandicam]]を参照する **ライブ配信 -ライブ配信では、配信ソフトを用意します(上述)。押さえておきたい配信ソフトは、&font(#0080FF){OBS Studio}と&font(#0080FF){XSplit}の2つです。XSplitは有料ですが、制限付きでもよければ無料でも使えます(ステレオ音声で配信できない)。 -OBS Studioについては、無料でここまでできる配信ソフトは存在しないといっても過言ではありません。ゲーム配信でも雑談配信でも、どんな種類の配信にも対応できます。しかも、フィルター(プラグイン)というものを使って、マイク音声のノイズを低減させる設定もできます。無料に拘るならOBS Studio一択です。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap02/cap09.png)&br()&size(small){▲OBS Studioのフィルター機能} -XSplitもOBS Studioと同じくらい、あるいはそれ以上に使いやすい配信ソフトです。とくにキャプチャー機能に着目した場合は、顕著かもしれません。たとえば、Webサイトの画面を視聴者に見せたいときは、画面の任意の部分をドラッグするだけです。ドラッグした範囲が視聴者に配信されます。あるいは、視聴者に見せたいウィンドウをクリックするだけでもかまいません。本格的な配信をしたいなら、XSplitは手放せなくなるでしょう。 #image(https://img.atwikiimg.com/www18.atwiki.jp/live2ch/pub/cap02/cap10a.jpg)&br()&size(small){▲XSplitの画面キャプチャー機能では、画面をドラッグすると赤い枠が表示されます。この枠内にあるものを視聴者に見せることができます。ほかにもいろいろなキャプチャー機能があり、ゲーム配信も簡単です。} -なお、OBS Studio、およびXSplitは、TVゲームやPCゲームを録画できます。どちらの配信ソフトにも録画機能が搭載されているので、それを使えばよいわけです。ただし繰り返しますが、TVゲームの場合はキャプチャーボードが必要です。 &link_up(▲画面の上へ) *関連ページ -[[ゲーム実況で必要なPCスペックと、おすすめPCの選び方]] --ゲーム実況で使うPCについて理解しよう! -[[【YouTube・ニコ動】ゲーム実況のやり方・実況動画の作り方まとめ]] --ゲーム実況者、YouTuberになるための方法 -[[TVゲームの録画]] --いろいろある!TVゲームの録画方法 -[[ゲーム配信で必要になるもの]] --あらゆる配信サイトに対応!ゲーム配信で必要なものを準備しよう &link_up(▲画面の上へ) #comment(size=60,vsize=5,disableurl,below)

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