最新情報はTwitterで

トップ > キャプチャーボード1カテゴリ > キャプチャーボードのラグを回避する方法 / 2017年04月17日 (月) 20時33分27秒



キャプチャーボードで必ず発生する遅延。その回避方法を紹介

  • このページでは、 キャプチャーボードが原因で発生するラグ(遅延)を回避する方法 について解説しています。 TVまたはPCディスプレイを用意して対策 します。


  • TV画面を見ながらゲームをプレイしつつ録画・配信する方法 を知りたい場合も、このページを読んでください。

目次


ラグとは


  • まずはラグについて意味を確認しておきましょう。 ラグ (タイムラグ、遅延)とは、コントローラーで操作をしてから、その 操作を反映した映像が表示されるまでの時間差 のことをいいます。キャプチャーボードにゲーム機を接続してPCでプレイする場合、ラグが必ず発生します。


  • キャプチャーボードでラグが発生すると、 思いどおりにゲームをプレイできなくなることがあります 。たとえば、シューティングゲームで敵からの攻撃を避ける操作をしたとしましょう。しかし、攻撃を避ける映像が実際に表示されまでに時間がかかるわけです。また逆にいえば、現在見ている映像は少しまえに操作したときの、過去の映像なのです。そうするとリアルタイムでゲームを操作するのが困難になります。

  • ラグ対策するメリットは、 キャプチャーボードによるラグの影響をなくしてゲーム操作をしやすくする ことにあります。また、 TVを用いてラグ対策をする わけですから、 TV画面を見ながらゲームをプレイするためPC画面よりも大きな画面でプレイできる というメリットもあります。


ラグ対策が必要か調べておく


  • ラグ対策の必要性があるのは、(1) キャプチャーボードがハードウェアエンコードである 、(2) すばやい操作が必要なゲームである 、のいずれかに該当する場合です。下表をご覧ください。

エンコード方式 遅延の程度
AVT-C875 ハードウェアエンコード 大きい
AVT-C878 ハードウェアエンコード 大きい
CV710 ソフトウェアエンコード 小さい
DC-HC3PLUS ソフトウェアエンコード 小さい
DC-HC4FSPEC ソフトウェアエンコード 小さい
DC-HE1U ハードウェアエンコード 大きい
Elgato Game Capture HD ハードウェアエンコード 大きい
Elgato Game Capture HD60 ハードウェアエンコード 大きい
Elgato Game Capture HD60 S ハードウェアエンコード 小さい *1
Elgato Game Capture HD60 Pro ハードウェアエンコード 小さい *2
GC550 ソフトウェアエンコード 小さい
GV-USB2 ソフトウェアエンコード 小さい
HD PVR Rocket ハードウェアエンコード 大きい
HD PVR 2 ハードウェアエンコード 大きい
Intensity Shuttle ソフトウェアエンコード 小さい
MonsterX U3.0R ソフトウェアエンコード 小さい
MonsterXX2 ソフトウェアエンコード 小さい
XCAPTURE-1 ソフトウェアエンコード 小さい

ハードウェアエンコードの製品の場合


  • ハードウェアエンコードの製品はラグ対策が必須ですが、そのキャプチャーボードが パススルー出力(後述)という機能に対応していれば簡単に対処できます

ソフトウェアエンコードの製品の場合


  • ソフトウェアエンコードのキャプチャーボードの場合、 ラグを妥協できるかどうかは最終的に人それぞれ です。ソフトウェアエンコードの製品を使用する場合は、必ずしも以下の解説を読まなくてもかまいません。いったん自分でキャプチャーボードにゲーム機をつないでプレイしてみて、ラグがあると感じた場合に解説を読んでみてください。

  • 参考までに、下記動画はソフトウェアエンコードであるCV710のラグについて検証したものです。



TVまたはPCディスプレイが別途必要


  • このページではいくつかのラグ対策の方法を掲載していますが、共通して最低限用意するものは TV または PCディスプレイ です。ノートPCの場合であれば、TVまたはPCディスプレイを用意しましょう。デスクトップPCの場合は、TVを用意するか、または現在使用しているPCディスプレイとは別に、もう1台PCディスプレイを用意します。


TVの種類


  • 用意するTVは、液晶TV、プラズマTV、ブラウン管TVのどれでもかまいません。ただ、 液晶TVやプラズマTVの場合、TV内部の映像処理によりキャプチャーボードとは無関係に遅延が発生しています *3 。遅延のなさという観点からいえば、ブラウン管TVを使用するのがベストではあります。ブラウン管TVの場合、遅延は事実上0だからです。とはいえ、もはやブラウン管TVを持っている人は少ないでしょう。

  • かりに 液晶TVを使用する場合は、TV側で「ゲームモード」「ゲームダイレクトモード」「スルーモード」などのモードに設定 します。そうすれば、TV側の遅延を減少させることができます。ただ、そのようなモードが搭載されていないTVであっても、ふだん違和感なくゲームをできているのであれば問題ありません。

TVの代わりにPCディスプレイでも可能


  • TVの代わりに PCディスプレイ (PCモニター)を使用できるケースがあります。PCディスプレイの遅延は、液晶TVやプラズマTVよりも小さいため、少しでも遅延の少ない環境でゲームをしたいならPCディスプレイを使うのもありです。


パススルー出力機能を使う方法


  • ラグ対策の方法は複数ありますが、もっとも無難なのは キャプチャーボードのパススルー出力機能を使う方法 です。簡単にラグ対策できるうえに、よけいな費用がかかりません。


  • そこで、 これから購入しようとしている製品、あるいは自分が購入した製品に、同機能があるか最初に確認 してください。同機能を搭載したキャプチャーボードを購入するのが、もっとも合理的な方法となります。詳しい使い方については、下記ページをご覧ください。

        パススルー出力機能の使い方を参照

パススルー出力機能
AVT-C875
AVT-C878
CV710 ×
DC-HC3PLUS ×
DC-HC4FSPEC ×
DC-HE1U
Elgato Game Capture HD
Elgato Game Capture HD60
Elgato Game Capture HD60 S
Elgato Game Capture HD60 Pro
GC550
GV-USB2 ×
HD PVR Rocket
HD PVR 2
Intensity Shuttle
MonsterX U3.0R
MonsterXX2 ×
XCAPTURE-1


パススルー出力機能がない場合の方法


  • では、キャプチャーボードにパススルー出力機能が搭載されていない場合、どのようにしてラグ対策すればよいのでしょうか。結論から書くと、 ゲーム画面・ゲーム音声を、キャプチャーボードとTVの双方に分配出力 させればよいのです。具体的には3通りあります。

分配器を使用するやり方


  • 分配器 (スプリッタ)とよばれるものを使用して、 ゲーム機の映像・音声をPCとTVの双方に分配 する方法です。 キャプチャーボードが搭載する入力端子の種類を問わず採用できる方法 です。たとえば、ゲーム機とキャプチャーボードをHDMIで接続しているのであれば、HDMI分配器を購入します。


▲ここでは 「KanaaN 1入力2出力 対応HDMI 分配器 スプリッター 」(リンク先 : Amazon)を使用しています。

        こちらを参照

分配ケーブルを使用するやり方


  • 分配ケーブル とよばれるものを使用して、 ゲーム機の映像・音声をPCとTVの双方に分配 する方法です。キャプチャーボードがコンポジット端子またはS端子を搭載している場合に採用できる方法です。たとえば、GV-USB2などHDMI端子を搭載していない製品の場合です。


  • この方法のメリットは、とてもシンプルにラグ対策できる点です。デメリットは映像・音声信号をそれぞれ分岐させるので、画質・音質が劣化する(画面は少し暗くなる)点です。

        こちらを参照

S端子+コンポジットケーブルを使用するやり方


  • S端子とコンポジット端子の両方を備えているケーブル を使用する方法です。キャプチャーボードがコンポジット端子またはS端子を搭載している場合に採用できる方法です。


  • この方法のメリットは、簡単で金銭的な負担が少なくすむ点です。他方デメリットは、TVからはゲーム音を聞くことができず、PCから音を聞くことになる点です。かりにTVからゲーム音を聞こうとすれば、分配ケーブルなどを追加する必要があります。

        こちらを参照


こんなときは


ライブ配信でマイクの音がゲーム音とずれる


  • たとえば、ニコニコ生放送などのライブ配信では、視聴者からすると マイク音声のほうがゲーム映像・音声よりもほんの少しだけ早く聞こえてくる ことになります。なぜなら、マイク音声はキャプチャーボードが入力したゲーム映像・音声と比較すると、PCでの処理が遅れていないからです。とはいえ、 ソフトウェアエンコードタイプのキャプチャーボードの場合は零コンマ何秒のずれ ですので、重要な問題ではありません。


ゲームの音が二重に聞こえる


  • ゲーム機の音はPCとTVのそれぞれから出力されているので、ゲームの音が二重に聞こえます。そこで、ヘッドフォンまたはイヤフォンをTVに接続しましょう。

ライブ配信で棒読みちゃんを使用したい


  • ラグ対策をした状態で、ライブ配信で棒読みちゃんを使う場合については、下記ページをご覧ください。


  • ほかの対処法としては、アマレコTVというキャプチャーソフトのライブ機能(ミキサー機能)を使用する方法があります。たとえば、同機能でゲーム機の音声を配信し、アマレコTVのプレビュー画面上で右クリックして「ボリューム」を0にすれば、ゲーム音を自分に聞こえない状態にすることができます。ただ、アマレコTVはソフトウェアエンコードのキャプチャーボードでないと基本的に使用できません。

ライブ配信でラグがある


  • キャプチャーボードのラグ対策をしても、ライブ配信時に 自分が視聴している映像・音声が他人のPCで視聴可能な状態になるまでには、時間がかかります *4 。ライブ配信といっても、完全なリアルタイムではありません。




関連ページ












| 新しいページ | 編集 | 差分 | 編集履歴 | ページ名変更 | アップロード | 検索 | ページ一覧 | タグ | RSS | ご利用ガイド | 管理者に問合せ |
@wiki - 無料レンタルウィキサービス | プライバシーポリシー