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Windows Vistaのサウンドコントロール / 2009年12月05日 (土) 22時50分55秒
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目次
総説
- このページでは、Windows Vistaでのサウンドコントロールについて簡単に解説します。
マイク音声の録音
- マイク音声のみを録音・配信する場合についての解説です。
マイク音声を有効にする
1. タスクトレイにあるスピーカーのマークを右クリックして、「
録音デバイス」を選択します。
2. 空白で右クリックします。
3. 「
無効なデバイスの表示」と「
切断されているデバイスの表示」の両方にチェックを入れます。
4. 「
マイク」の項目上で右クリックして、「
有効」を選択します。マイクを接続していないときは、「マイク」の項目に「接続されていません」と表示されます。マイクを接続すると「動作中」または「無効」に変化します。
5. 再度「マイク」の項目上で右クリックして、「
既定のデバイスとして設定」を選択します。
不要な項目をミュートにする
1. 上の画面から引き続き「再生」タブを選択して、「
スピーカー」上で右クリックし、 「
プロパティ」を選択します。または、「スピーカー」上でダブルクリックしてもかまいません。
2. 「レベル」タブで「マイク」のスピーカーアイコンに赤い丸印がなければ、これをクリックします(あればそのまま)。PCによっては「マイク」の項目がないかもしれません。たんにマイクの音だけを録音ないし配信する場合は、同項目がなくても問題ありません。
マイク音量の調整
- 「録音」タブにある「マイク」上で右クリック→「プロパティ」を選択→「レベル」タブで、「マイク」のスライダーを左右に移動させることによってマイク音量を調整できます。マイクブーストを使えばマイク音量を上げることができますが、ノイズも大きくなります。また、PCによってはマイクブーストがない場合もあります。
- マイク音量は「録音」タブにある緑色のレベルメーターで確認することができます。メーターがいちばん上までいくくらいの音量だと、音が割れてしまいます。メーターがその手前を前後する程度に音量を調整しましょう。
▲画面の上へ
音楽とマイク音声の同時録音
- 音楽とマイク音声を、ひとつのソフトウェアでまとめて同時に録音・配信する場合についての設定方法です。
ステレオミキサー
1. タスクトレイにあるスピーカーのマークを右クリックして、「
録音デバイス」を選択します。
2. 空白で右クリックします。
3. 「
無効なデバイスの表示」と「
切断されているデバイスの表示」の両方にチェックを入れます。
4. 「
ステレオミキサー」の項目上で右クリックして、「
有効」を選択します。
PC(サウンドーカード)によっては、このステレオミキサーという項目がありません。ステレオミキサーについては、
ステレオミキサーの基礎および
ステレオミキサーの追加をご覧ください。
5. 再度「ステレオミキサー」の項目上で右クリックして、「
既定のデバイスとして設定」を選択します。
6.「ステレオミキサー」の項目上でダブルクリックして、
「レベル」タブでステレオミキサーの音量を最大にしておきます。
マイクのミュートを解除
1. 上の画面から引き続き「再生」タブを選択して、「
スピーカー」上で右クリックし、 「
プロパティ」を選択します。または、「スピーカー」上でダブルクリックしてもかまいません。
2. 「レベル」タブで「マイク」のスピーカーアイコンに赤い丸印があれば、アイコンをクリックします(なければそのまま)。赤い丸印がある状態はミュートを意味しているので(消音状態)、これを解除してやるわけです。ご使用の
PC(サウンドーカード)によっては「マイク」の項目がないかもしれません(例:「Pc Beep」しかない)。この場合、音楽を録音・配信することはできても、音楽+マイクの同時録音・配信は不可能です。
ステレオミキサーの追加を参考に、オーディオデバイスを導入してみてください。そうすれば「マイク」の項目が追加されます。
3.マイク音量は最大か、または最大の少し手前にしておきます。
音量調整の方法
- 「再生」タブの「スピーカー」で全体の音量調整をすることができます。具体的には、タスクバーにあるスピーカーのマークを右クリック→「再生デバイス」→「スピーカー」上で右クリック→「プロパティ」を選択→「レベル」タブで、録音中にスピーカーのアイコンをクリックしてミュートにすると、すべての音声がミュートになります。ただし、PCにもよりますが、あくまでもスピーカーやヘッドフォンから音が聞こえなくなるだけです。
- この全体音量の調整ですが、タスクバーにあるスピーカーのアイコンを右クリックして、「音量ミキサを開く」を選択することでも同様のことができます。「音量ミキサ」ウィンドウの「デバイス」にある「スピーカー」でスライダーを動かして、全体音量を調整します。
- ゲームや音楽の音量は、音量ミキサの「アプリケーション」で個別に調整することができますし、ソフトウェア側でも調整することができます。「Windowsのサウンド」をミュートにすると、エラー音や警告音を鳴らさないようにすることが可能です。
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既定のデバイス変更についての注意点
- Windows Vistaの場合、既定のデバイスを変更するさいに気をつけるべきことがあります。それは、録音・配信するために使うソフトウェアを使用中に既定のデバイスを変更しても、変更が反映されない場合があるということです。
- たとえば、Audacityを使用してマイク音声を録音しているとします。このとき、録音中に音楽を録音したくなってステレオミキサーを既定のデバイスに変更しても、変更が反映されません。既定のデバイスの変更を反映させるためには、いったん録音を停止する必要があります。
- また、Windows Media エンコーダを使用してゲーム実況配信をしている場合も同様です。かりに、配信の最初だけ既定のデバイスをマイクにしてマイク音声を流し、途中からゲーム音声とマイク音声を流そうと思っても、それを実現するためにはいったん配信を停止して、それから既定のデバイスをステレオミキサーに変更しなくてはいけません。
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Windows Vistaのサウンドコントロール / 2009年12月05日 (土) 22時50分55秒
最終更新:2009年12月05日 22:50