トップ > ボツ編 > MonsterX-i / 2012年01月28日 (土) 05時41分39秒

  MonsterX-iは生産を終了しています。現在は、 Monster X3(リンク先 : Amazon)が発売されています。2012.5.15

目次




注意


  • 現在、MonsterX-iはすでに生産を終了しています。後継モデルとしてMonster X2があります。同製品の使い方についてはMonster X2をご覧ください。

総説


  • MonsterX-iは、D端子を搭載したHDキャプチャーボードです。PS3やX-box 360といったHD対応ゲーム機と接続することにより、HD(ハイビジョン)画質で映像を取り込むことが可能です。高画質・高精細な映像を録画できるので、画質にこだわりたい場合に適した製品です。


  • MonsterX-iは、現段階でもっとも手軽なHDキャプチャーボードのひとつといえるでしょう。MPEG-2形式またはAVI形式で録画でき、価格的にも導入しやすい製品だからです。高画質な実況プレイ動画を作成する用途に向いています。ただし、ニコニコ生放送のためだけなら、MonsterX-iを使用する必要はありません*1

  • MonsterX-iにはさまざまなゲーム機を接続してゲーム映像をPCに表示することができますが、HD画質でプレイ・録画できるゲーム機はPS3とXbox 360です。HD画質でなくSD(標準)画質でよいなら、WiiやPS2、さらにはPSP-3000とも接続して映像を表示することが可能です(PSPにつきPSP実況参照)。

ゲーム機 MonX-iとの接続・表示 HD画質での取込み
PS3
PS2 ×
Xbox 360
Wii ×
PSP-3000 ×
PSP-2000 ×

▲画面の上へ

動作環境・製品仕様


  • MonsterX-iの動作環境および仕様は以下のとおりです。意味がわからない用語については、キャプチャーボードおよびキャプチャーボードの選び方をご覧ください。PCI Expressスロットに接続するので、ノートPC用ではなくデスクトップPC用の製品です。

製品名 MonsterX-i
接続方式 PCI Express x1
エンコードタイプ ソフトウェアエンコード
ビデオ入力端子 D端子
対応OS Windows Vista / 7(32 / 64bit)、Windows XP(SP2以降)
CPU Core 2 Duo 2.0GHz以上
公式サイト SKNET
備考 RCAオーディオ端子ほか光デジタル端子(角型)も装備

  • 対応しているOSはWindows XPおよびWindows Vistaですが、32bit版Windows 7でも使用可能です(公式サイト参照)。また、2010年6月18日に64bit版対応ドライバが発表されました。同ドライバを導入することにより、64bit版Windows Vista / 7でもMonsterX-iを使用できるようになります。導入手順は公式サイトに書いてあるとおりです。

  • CPUがCore 2 Duo 2.0GHz以上というのは、たとえばPentium 4などのシングルコアでは正常に動作しないということです。自分のPCのCPUの種類・性能は確認しておきましょう。

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MonsterX-iの取り付け


  • ここからは順にMonsterX-iの使い方を見ていきましょう。まずは製品をPCに取り付ける作業から行います。以下のようにしてPCI ExpressスロットにMonsterX-iを取り付けます。簡単にできます。詳細は、PCI Express接続をご覧ください。

  1. PCの電源をOFFにする。
  2. PCの電源ケーブルをコンセントから抜く。
  3. PCのカバーを取り外す。
  4. PCI Expressスロットのカバー(ダミーブラケット)を、ネジを緩めて取り外す。
  5. MonsterX-iをスロットの奥まで挿入する。
  6. 先ほど外したネジを締めてMonsterX-iを固定する。
  7. PCのカバーを元に戻す。


▲PCの中身を側面から見たところ(左)と、MonsterX-iを取り付け後に後面から見たところ(右)。

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ソフトウェアのインストール


ドライバ


  • MonsterX-iの取り付けが完了したら、つぎはドライバ(デバイスドライバ)をインストールしましょう。PC起動後、インストールウィザードが表示されます。付属のCD-ROMをセットし、画面を順に進めていきます。詳細は取扱説明書(7~12頁)に書いてあるとおりです。すぐにできます。

  • ドライバを正常にインストールできた場合、デバイスマネージャに「MonsterX, BDA and Analog Capture Dvice」と表示されます。デバイスマネージャは、「スタート」→「コンピュータ」を右クリック→「プロパティ」→「デバイス マネージャ」で開けます。


キャプチャーソフト


  • ドライバのつぎは、キャプチャーソフト(アプリケーション)のインストールです。CD-ROM内にある「MonsterX.exe」をダブルクリックして、画面を進めていきましょう(取扱説明書13~15頁)。最後にPCを再起動します。

  • キャプチャーソフトのインストールが完了すると、デスクトップ画面に「Monster-X」というショートカットアイコンが作成されます。キャプチャーソフトを起動するとWindows Aeroが無効になり(Windows Vista / 7)、以下のような画面が表示されます。

▲キャプチャーソフトは、プレビューウィンドウコントロールパネルから構成されています。プレビューウィンドウに映像が表示され、コントロールパネルで各種設定・操作を行います。

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ゲーム機との接続


  • ゲーム機とMonsterX-iとはゲーム機用のD端子ケーブルで接続します。D端子ケーブルはゲーム機に付属されていないので、別に用意する必要があります。そして、ゲーム機用のD端子ケーブルはゲーム機ごとに用意しなくてはいけません。つまり、PS3ならPS3用のD端子ケーブルが、Xbox 360ならばXbox 360用のD端子ケーブルが必要です*2



  • 音声ケーブル(白・赤)については、ゲーム機用のD端子ケーブルとセットになっています。したがって、音声ケーブルを単体で購入する必要はありません。ただ、MonsterX-iには光デジタル端子(角型)も搭載されています。同端子を使用してゲーム機(PS3・Xbox 360)とMonsterX-iを 光デジタルケーブル(角型)で接続することで、より高品質なキャプチャーが可能となります*3

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ゲーム機の出力設定


ゲーム機の出力設定を変更する意義


  • ここでゲーム機の出力設定を変更しましょう。これをしないと、たとえばゲーム映像が表示されない、ゲーム映像は表示されるのだけれども低画質という症状、あるいは音声が聞こえないといったことが起こる場合があります。詳細は、ゲーム機の出力設定をご覧ください。

▲PS3の映像出力設定

キャプチャーソフトによる解像度検出


  • 付属のキャプチャーソフトを起動している場合、以上の設定を完了した時点で映像が映し出されているはずです。そして、検出された映像信号の解像度がコントロールパネルに表示されます。たとえば、PS3の映像出力を720pにした場合は、コントロールパネルに「720p」と表示されます。


  • このように、映像信号を検出して適切な解像度を設定する機能を自動解像度検出機能といいます。かりに映像信号の検出に失敗した場合は、コントロールパネルに「映像信号が検出されません」と表示されて映像が表示されません。しかし映像信号の検出に成功すると、「映像信号が検出されました。適切な解像度を設定中。。。」と表示され、しばらくして映像が映し出されます。

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キャプチャーソフトの使い方


  • コントロールパネルにあるをクリックして設定を行っていきます。特に難しい設定はありません。


▲RCAオーディオ端子ケーブルを接続している場合は、が選択された状態であることを確認しておきましょう。光デジタルケーブルを接続してMonsterX-iとゲーム機を接続している場合は、をクリックします。この設定が適切でないと音声をプレビュー・録音できません。

保存先の設定


  • 左メニューから「保存場所」をクリックしてください。「録画」の「...」ボタンをクリックすると、録画ファイルの保存先を設定できます。同じようにして「静止画キャプチャ」の「...」ボタンをクリックすると、スクリーンショットの保存先を設定できます。わかりやすい場所に設定しておきましょう。


表示映像の設定


  • 引き続き、左メニューから「一般」をクリックします。「映像設定」で明るさとコントラストを変更できます*4。必要に応じて変更してください。「ビデオレンダリング」と「オーディオレンダリング」では、「プレビュー」がそれぞれ「Overlay」および「あり」になっていることを確認しておきます*5


  • 「常に前面に表示する」にチェックを入れておくと、デスクトップの最前面に常時ウィンドウを表示するようにします。

キャプチャーの詳細設定


MPEG-2


  • 最後に左メニューから「キャプチャー」をクリックします。ここでは録画ファイルの画質・音質を決定します。「MPEG2」が選択されていることを確認しましょう。

  • 「480i」「480p」「720p」「1080i」とあるので、ゲーム機が出力している映像信号(上述)に合わせて設定していきます。たとえば、ゲーム機が出力している映像信号が720pであるなら「720p」を設定します。ゲーム機が出力している映像信号が720pであるときに「1080i」の設定をしても意味がありません。

  • ビデオ」と「オーディオ」に表示されている数値は、ビットレートを表しています。高画質を狙うならできるだけ大きな数値を選択しておきましょう*6。ただし、ビットレートが大きいほどファイルサイズも増えます。ニコニコ動画に動画を投稿する場合、録画後(実況プレイ動画完成後)にファイルサイズを小さくします(詳細は動画の容量を小さくする方法参照)。


  • 品質」についても数値が高いほうが高画質となりますが、CPU負荷が上昇するため、場合によっては映像がカクカクするかもしれません。実際に録画して品質を設定してください。

その他


  • MPEG-2の画質に満足できない場合は、PCにインストールされているコーデックを使用することもできます。たとえば、可逆圧縮コーデックであるHuffyuvを使用するのであれば、「その他」を選択したうえで「ビデオ」を「Huffyuv v2.1.1」、「オーディオ」を「PCM」、「ミキサー」を「AVI Mux」、「録画ファイル形式」を「AVI」にしましょう*7

  • なお、Huffyuvを使用すると高画質なままキャプチャーできますが、ファイルサイズが大きくなるので注意してください。HDDの速度が重要になってきますし、再エンコード必須です。AVIファイルの容量制限についても覚えておきましょう。

プレビューウィンドウの操作


  • プレビューウィンドウの四隅をドラッグすると画面の大きさを変更できます。また、プレビューウィンドウをダブルクリックすると全画面表示となります。再度ダブルクリックすれば元に戻ります。をクリックすることで50%表示、をクリックすることで100%表示となります。

  • コントロールパネルを非表示にしたい場合は、コントロールパネル左端にあるをクリックしましょう。元に戻すにはキーボードの「Esc」キーを押します。

録画


  • 録画を開始するには、コントロールパネルのをクリックします。録画中はコントロールパネルに経過時間が表示され、「録画中」の文字が点滅します。をクリックすると録画を停止します。

  • 録画ファイルを再生して動画の品質が適切かどうか、不具合がないかなどを確認してください。録画ファイルは、をクリックして視聴したいファイルをダブルクリックすることで確認できます。この場合、付属のキャプチャーソフト上で動画が再生されます*8

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ラグの対処法


  • MonsterX-iでラグが気になることはあまりないかもしれませんが、プレイするゲームによっては違和感があるという人もいるでしょう。この場合、D端子入力を備えたTV*9D端子出力を2系統以上備えたAVセレクター(分配器)を使用することによって対策可能です。ゲーム機の映像・音声を、TVとMonsterX-iの双方に分配出力するという方法です。

▲通常、ゲーム機は出力した映像・音声をMonsterX-iにのみ出力します。しかし、ゲーム機の映像・音声をMonsterX-iだけではなくTVにも同時に出力すれば、TVを見ながらゲームをプレイできるようになります。そうすると、プレイするうえでMonsterX-iのラグの影響を受けません。

  • 用意する物としては、ほかにD端子ケーブルを2本用意する必要があります。すなわち、MonsterX-iとゲーム機を接続するさいに用意したゲーム機専用のD端子ケーブルのほかに、ゲーム機専用ではない通常のD端子ケーブルが2本必要となります。2本のD端子ケーブルのうち1本は、AVセレクターとTVを接続するために使います。そしてもう1本は、AVセレクターとMonsterX-iを接続するために使います。



  • この方法は、費用がかなりかさむのが欠点といえるでしょう。しかし、映像・音声を分配可能なAVセレクターを使用する以外にMonsterX-iのラグを回避する方法はありません。したがって、AVセレクターを使用せずにプレイしてラグを我慢するか、それともAVセレクターを使用してラグを回避するかという選択になります。ただ、MonsterX-iのラグは妥協できる範囲ともいえるので、最初は前者をお薦めしておきます。

  • ラグ対策についてよくある勘違いとしては、たとえば「PS3とMonsterX-iとをD端子ケーブルで接続し、かつPS3とTVとをHDMIケーブルで接続すれば、AVセレクターは不要ではないか」というのがあります。つまり、PS3の映像・音声をMonsterX-iとTVに同時出力できるという誤解です。しかし、PS3は解像度の異なる映像信号を同時出力できないのです。注意しましょう。


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ゲーム音とマイク音の同時録音


  • 勘違いする人が多いのですが、動画共有サイトに投稿する実況プレイ動画を作成するさい、PCにマイクを接続して付属のキャプチャーソフトで録画すると、ゲーム映像とゲーム音声からなる動画ファイルができあがります。マイク音声は入りません。

  • これは付属のキャプチャーソフトが、音声に関してMonsterX-iに接続されている機器の音だけを録音しているためです。つまり、付属のキャプチャーソフトはどのような音声を録音するのかというと、ゲーム機の音声だけを録音するわけです。マイク音声については付属のキャプチャーソフトで録音してくれません。

  • では、どのようにしてマイク音声を録音するのかということになりますが、これについてはニコニコでゲーム実況 / 実況音声の録音(TVゲーム)を併せてご覧ください。一般的には、マイク音声を録音ソフトで別に録音して、録画した動画ファイルとあとで合成するという手法が使われています。

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配信の場合の注意点


  • さきほど表示映像の設定で、「ビデオレンダリング」の「プレビュー」を「Overlay」にしました。ゲームを録画する場合はこのままでよいのですが、実況配信する場合は注意が必要です。なぜなら、「Ovelay」のままだとゲーム画面だけが真っ黒に塗りつぶされた状態の映像を配信することになってしまうからです。

  • 対処法としては、「プレビュー」を「VMR7」または「VMR9」にするという方法があります*10。ただ、この設定では付属のキャプチャーソフトだとプレビュー映像がカクカクするはずです。そこで、実況配信の場合は別のキャプチャーソフトを使用するとよいでしょう。

  • キャプチャーソフトの例としては、アマレコTVMonXTesterなどがあげられます。アマレコTVの場合は、同ソフトウェアの「高度な設定」タブの「ビデオレンダラー」で「自動」を選択します。MonXTesterの場合は、メニューバーにある「設定」で「VMR7」または「VMR9」を選択してください*11

  • 録画目的でMonsterX用のMxCaptureというキャプチャーソフトもよく使用されています。しかし、同ソフトウェアで「Overlay」以外の描画方法にすると、付属のキャプチャーソフトと同様の症状が発生します。

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Tips


  • MonsterX用キャプチャーソフトであるMxCaptureを使用し、ビデオコーデックにHuffyuv、マルチプレクサにAVI Muxではなくhunuaa AVI Mux、という組み合わせでキャプチャーする人もいます。PCのスペックに余裕があるかぎり高画質でコマ落ちのないキャプチャーが可能です。hunuaa AVI Muxは、ふぬああというキャプチャーソフトをインストールすることで使用できるようになります*12。詳細はげーむもんをご覧ください。

  • PS2をMonsterX-iに接続してPS2上でPS1のゲームをプレイすると、MonsterX-iでは映像が表示されません。しかし、PS3をMonsterX-iに接続してPS3上でPS1のゲームをプレイすれば、映像が表示されます。

  • 付属のキャプチャーソフトでは音量調整することはできません。

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関連ページ


  • このページと関連性の強いページは以下のとおりです。

ページ名 内容 重要度
キャプチャーボード キャプチャーボードの意義、役割 A
キャプチャーボードの選び方 キャプチャー機器を選択するさいのポイント A
キャプチャーボードのラグを回避する方法 TVゲームキャプチャー時の遅延対策 B+
HDキャプチャーボード HD画質でのキャプチャーについて B
キャプチャーボードの映像・音声が出ないときは 映像・音声が出ないときの対処法 B

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コメント:

  • 録画のさいに画面が少し薄い紫色になるのですがどうすればいいのですか? -- 西郷 (2012-01-28 05:41:39)

  • ビエラのモニター出力はD端子に対応してないのでは。
    なので無理です。 -- 名無しさん (2011-05-18 18:31:48)

  • ラグ対策の1つとしてビエラのモニタ出力を使ってもいいのでしょうか?
    -- ブラビア人 (2011-05-18 17:45:08)
最終更新:2012年01月28日 05:41

*1 ニコニコ生放送の仕様だとMonsterX-iの画質を活かしきれないからです。

*2 PS3とPS2は共通のD端子ケーブルです。したがって、PS2用に買ったD端子ケーブルはPS3でも使えますし、PS3用に買ったD端子ケーブルはPS2でも使うことができます。

*3 ちなみに、白と赤のRCAオーディオ端子での接続をアナログ接続、光デジタル端子での接続をデジタル接続(SPDIF)ともいいます。

*4 「映像設定」の変更は録画ファイルに影響します。

*5 プレビューなしの状態だと、映像・音声がキャプチャーソフト上で視聴できません。

*6 720pの場合は「ビデオ」を「18 Mbps VMR」にしたときに、1080iの場合は「ビデオ」を「28 Mbps VMR」にしたときにもっとも高画質になります。他方、「オーディオ」は「非圧縮」がもっとも高音質となります。

*7 Huffyuvをインストールするには、上記Webサイトにアクセスして画面右にある「Download」をクリックして「huffyuv-2.1.1.zip」をダウンロードします。解凍後、「huffyuv.inf」上で右クリックし、「インストール」を選択します。

*8 ふだん使用している動画プレイヤーでも再生可能です。付属のキャプチャーソフトは最低限の機能しかないので、動画プレイヤーとして使う必要性はほとんどありません。

*9 最近のTVならばD端子入力を装備しているはずです。TVの後ろ側に「D4映像」などと書かれてある端子があれば、それがD端子入力です。

*10 Windows XPの場合は「VMR7」ではなく「VMR9」にします。

*11 VMR9はVMR7よりも高負荷となりますが、Windows XPの場合はVMR7だと基本的にオーバーレイ表示してしまうので、配信時はVMR9を選ぶことになります。また、MonXTesterには録画機能はありません。MonXTesterを使うときは最初に音声の設定をします。そうしないと音声が再生されないからです。まず、同ソフトウェアで「設定」→「クロスバー」の順にクリックします。つぎに、「Output」の「0:Video Decoder Out」の横にあるプルダウンをクリックして「1:Audio Decoder Out」を選択してください。すると「Input」の「1:Video Conmposite In」が「4:Audio Line In」に切り替わります。最後に、「4:Audio Line In」の横にあるプルダウンをクリックし、「5:Audio Line In」を選択しましょう。これで音が出るようになります。ただし、以上の設定はMonXTesterを起動するたびにリセットされてしまうので、毎回やり直す必要があります。

*12 ふぬああ自体を起動する必要はありません。あくまでもふぬああのインストールが必要というだけです。