トップ > ボツカテゴリ > Flashコメントジェネレーター / 2019年11月03日 (日) 17時46分52秒



  • 現在は、Flashコメントジェネレーターではなく、HTML5コメントジェネーレーターを使います。やり方については、以下の解説記事をご覧ください。2019.11.3

        コメジェネ + マルチコメビュでコメントを表示する方法。ニコ生以外もOKを参照する

















  • ここから下は古い情報です。
















見た目で差をつける!コメントをニョキニョキ表示するソフト

  • Flashコメントジェネレーター(以下コメジェネ)は、ニコニコ生放送の画面上にコメントをニョキニョキと表示させることのできるアプリです。見た目が華やかで楽しくなるような画面にしたい場合に最適です。コテハンまたは生IDのコメントだけを表示することも可能です。


  • 以下の解説は、コメントビューアおよび配信ソフトについて最低限の知識があることを前提にしています。配信したことがない場合、このページの解説を読む必要はありません。ニコニコ生放送およびニコ生で必要なものを参考にして、配信に慣れることから始めましょう。

目次


必要なもの


  • コメジェネを使用するには、コメントビューア配信ソフトが必要です。コメジェネとこれらのアプリを連携するかたちになります。とはいえ、複雑な作業はなにも必要ありません。

コメントビューア


  • コメジェネは、コメントビューアからコメントを受信し、そのコメントを表示します。そこでコメントビューアが必要になります。ニコ生コメントビューアやります!アンコちゃんNwayなどと連携できます。いずれかのコメントビューアを用意しましょう。

説明
ニコ生コメントビューア 定番のコメントビューア
やります!アンコちゃん 多機能なコメントビューア
Nway コメジェネと連携するためにNwayで設定が必要だが、すぐにできる(後述)

配信ソフト


  • 配信ソフトで映像とコメントを重ねあわせ、その映像を動画として配信します。そこで配信ソフトが必要になります。配信ソフトは、NLEまたはXSplitを使うと簡単でしょう。

説明
NLE コメジェネとの連携が簡単
XSplit NLEより多機能な配信ソフト。基本的に有料。コメジェネとの連携は簡単。
OBS Classic コメジェネと連携するためには、多少手間がかかる
OBS Studio コメジェネと連携するためには、多少手間がかかる
FME 古い。非推奨


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ダウンロード・インストール


  • コメジェネのダウンロードおよびインストール方法は以下のとおりです。

コメントビューアを起動している場合は終了します。

公式wikiこちらのページにアクセスします。使用する配信ソフトに合わせてコメジェネをダウンロードしてください。ダウンロード後、ZIPファイルを解凍します。


解凍してできたフォルダを開きます。

「Setup.exe」上で右クリックして「管理者として実行」を選択します。コメントビューアも終了しておきましょう。


「次へ」をクリックして画面を進めていきます。


ふだん使用しているコメントビューアを選択します。


各コメントビューアの実行ファイルを指定します。たとえば、NCVは「NiconamaCommentViewer.exe」を、やります!アンコちゃんは「nicoView2.exe」をそれぞれ指定しましょう。


任意のスキンを選択します。ここでいうスキンは、コメントの外観を意味しています。あとでスキンを変更できるため、適当でかまいません。デフォルトは「ソフト」です。


「次へ」をクリックします。


セットアップオプションが表示されます。「次へ」をクリックします。

インストールが完了します。互換性のメッセージが表示された場合は、「正しくインストールできました」をクリックしてウィンドウを閉じてください。それで問題ありません。

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簡単な使い方(NLE、XSplit)


  • コメジェネの簡単な使い方は以下のとおりです。

コメントビューアを起動し、ニコニコ生放送に接続します。Nwayの場合は、さらにコメジェネと連携するための設定が必要です*1


NLEまたはXSplitを起動します。FMEおよびOBSについては後述します。

NLEの場合は、「追加」→「メディアファイル」の順にクリックし、「C:\Program Files\fcg」にある「Flashコメジェネ2.swf」を開きます。


XSplitの場合は、「Add」→「メディアを追加」の順にクリックし、「C:\Program Files\fcg」にある「Flashコメジェネ2.swf」を開きます。

配信ソフトで「Flashコメジェネ2.swf」を追加できなかった場合は、最新版のFlash Player(Internet Explorer用)をインストールしてください。ChromeやFirefoxを使用している場合でもIE用のFlash Playerが必要です。

「Flashコメジェネ2.swf」を追加するとコメントが表示されます。


コメントが表示されない場合は、最新版のFlash Player(Internet Explorer用)をインストールし、配信ソフトを再起動しましょう。またはWindows Updateします。

ゲーム画面や静止画像などの映像ソースを追加します。こうすることでコメントと映像が合成されます。


「Flashコメジェネ2.swf」がほかの映像ソースより手前に表示されるように、配信ソフトで映像ソースの優先順位を下げましょう。ソースの優先順位をまちがえるとコメントが隠れてしまいます。

配信ソフトのプレビュー画面上で、コメントの位置・大きさを調整します。

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OBSの場合




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FMEの場合


  • コメジェネを使用するためには、Flashファイルというものを読み込むために配信ソフトが必要です。NLEやXSplitはFlashファイルを読み込めるのですが、FMEはそれができません。そこで、FMEの場合はFlashファイルを読み込むためにDoracastVisualMixer(以下DVM)というアプリが別途必要となります。

  • FMEとDVMを使用する場合のおおよその流れは以下のとおりです。詳細は公式wikiをご覧ください。筆者としては、NLEの使用をお勧めします。

  1. コメントビューアを起動して配信に接続する。
  2. DVMで「Flashコメジェネ2.swf」を読み込む。
  3. DVMで映像とコメントを合成する。
  4. DVMの画面をSCFH DSFまたはNDCで取り込む。
  5. FMEの「Video」「Device」でSCFH DSFまたはNDCを選択する。
  6. FMEで配信を開始する。

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細かな設定-コントロールツール-


  • 各種設定をすることによって、コメントの見た目などを変更することができます。設定変更は、コントロールツールを起動して行います。コントロールツールを起動するには、「C:\Program Files\fcg」にある「setting.exe」上で右クリックし、「管理者として実行」を選択します。Windows Vista/7の場合は、このようにしないと設定が反映されません


  • 設定変更のたびに管理者として実行するのが手間である場合は、以下のようにしてください。

  1. 「setting.exe」上で右クリックし、「プロパティ」を選択する。
  2. 「互換性」タブを開く。
  3. 「すべてのユーザーの設定を変更」をクリックする。
  4. 「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れる。
  5. 「OK」をクリックする。


  • コメジェネをインストールしたときにショートカットを作成した場合は、各コメントビューアのフォルダのなかに「Flashコメジェネ設定」というショートカットがあります。こちらからもコントロールツールを起動できます。

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細かな設定-各種設定-


  • コントロールツールを起動すると各種設定を変更できます。設定を反映させるためには、管理者としてコメジェネを実行する必要があるほか(上述)、コントロールツールで「適用」または「OK」をクリックする必要があります。設定項目の内容について、公式wikiも参考になるでしょう。

スキン


  • スキンを変更することによって、コメントバーの外観を変えることができます。スキンを変更するには、「メッセージバー」タブの「カスタムスキン」で「参照」ボタンをクリックし、「C:\Program Files\fcg」にある「skins」フォルダを開きます。そして任意のスキンを選択します。


  • 初期設定では、13種類のスキンが用意されています。好みのものを使用してください。また、オリジナルのスキンを作成することも可能です。幅510px、高さ32pxのPNGファイルを画像編集ソフトで作成し、「カスタムスキン」から選択します。

コテハン・生IDの優遇


  • 初期設定ではすべてのコメントを表示する設定になっています。しかし、「コメント」タブの「コメント表示スタイル」を変更することで、コテハンまたは生IDによるコメントのみを表示したり、運営コメントのみを表示することができます。


  • コテハンや生IDによるコメントを促したい場合は、「コメント表示スタイル」を「コテハンだけ表示」にするとよいかもしれません。すると、コメントビューアでコテハン登録されている人のコメント、および生IDによるコメントのみが表示されます。184コメントおよび運営コメントは表示されません。

  • そこまでしたくないけれど、コテハンや生IDによるコメントをほかのコメントと区別したいという場合は、「コメント表示スタイル」を「全てのコメント表示」にし、「184IDのカラー設定」をOFFにしておくとよいでしょう。

文字の色・大きさ・装飾


  • 文字の色・大きさは、「コメント」タブで変更できます。「文字の色」「文字サイズ」「フォント」で設定してください。「フォントフィルター」で文字の装飾を変更することもできます。装飾の色は「高度な設定」タブで変更可能です。


コメントバーの色


  • コメントバーの色はすべて同じにできます。まず「メッセージバー」タブで「背景」を「使用する(固定)」にします。つぎに、「背景色」および「184IDの背景色」で任意の色を選択します。「背景色」は、コテハン登録されている人のコメント、および生IDによるコメントの背景色をさしています。


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その他


  • 視聴者がコメントを書きこむさい、コメントの後ろに「{カラーコード」と書くと、コメントバーの色を視聴者側で指定できます(例 : こんにちは{ff1493)。コテハン登録されている視聴者の場合は、コメントバーの色が指定した色に固定されます。カラーコードは6桁の英数字です(詳細)。

  • 解説では省きましたが、コメジェネは棒読みちゃんとも連携することができます。詳細は、「fcg2_5_setup」フォルダにある「棒読みreadme.txt」をご覧ください*2

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関連ページ




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最終更新:2019年11月03日 17:46

*1 まず、「nway」フォルダのなかにある「fcg_nway.exe」をダブルクリックします。つぎに、Nwayで「設定を開く」→「その他」タブを開き、「外部プログラムへソケット通信でコメントを送る」にチェックを入れます。これでコメジェネとNwayが連携できるようになります。

*2 「fcg2_5_setup」フォルダというのは、ダウンロードしたZIPファイルを解凍後にできたフォルダのことをさしています。