Top > ボツ > URL / 2009年05月30日 (土) 13時40分35秒








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  • URLを人に教えることで、その人はあなたのPCに接続して動画を視聴できるようになります。URLをまちがえると、だれも実況配信を見ることができません。たとえていうなら、メールアドレスをまちがえるとメールが届かないのと同じです。したがって、URLは正確に伝えましょう。

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URLの仕組み


  • URLは、http://グローバルIPアドレス(後述):(半角コロン)ポート番号/で成り立っています。たとえば、http://211.11.238.5:8080/の場合は、グローバルIPアドレスが211.11.238.5で、ポート番号が8080ということです。

グローバルIPアドレス


グローバルIPアドレスとは


  • グローバルIPアドレスとは、インターネットに接続しているコンピュータに割り当てられる、コンピュータの識別番号のことです。たんにIPアドレスということもあります。

  • インターネットの世界というのは、無数のコンピュータがネットワークを形成したものです。そして、これら無数のコンピュータが情報のやり取りをしています。情報というのは、具体的にはテキスト、画像、動画、音楽などのことです。みなさんがいま、このwikiの文字を見ることができるのは、情報を蓄えているコンピュータ(サーバー)を特定したうえで接続して、「情報をください」と要求した結果なのです。

  • では、無数にあるコンピュータからどのようにして、wikiの情報を蓄えているコンピュータを特定したのかというと、グローバルIPアドレスを使ったのです。グローバルIPアドレスは、インターネットに接続しているコンピュータに割り当てられた番号で、世界で唯一のものです。つまり、同じグローバルIPアドレスはほかにありません。そのため、インターネット上でネットワークを形成しているコンピュータが何台あろうと、自分の探しているコンピュータを特定することが可能というわけです。私たちが使用しているPCにも、グローバルIPアドレスが割り当てられています。グローバルIPアドレスは、いわば住所のようなものといえるでしょう。

ゲームの実況配信におけるグローバルIPアドレス


  • ゲームの実況配信の場合も同じです。配信者がグローバルIPアドレスを教えるのは、視聴者に自分を特定してもらうためです。つまり配信者は、「私の識別番号はこれです。ここに接続してください。そうすれば実況配信を視聴できますよ」と視聴者に教えているわけです。そして、実際に接続してきた人に対して動画を配信することになります。

  • 動画を配信するさい、配信者は視聴者のPCを特定しなくてはいけません。そうでなければ、動画を見たいという人に動画を配信できないからです。しかし、わざわざ視聴者にグローバルIPアドレスを教えてもらう必要はありません。なぜなら、視聴者のPCが自動的に、配信者のPCにグローバルIPアドレスを教えてくれているからです。WMEを使っていれば、下のパネルに視聴者のグローバルIPアドレスが表示されているはずです。

  • ふだんは意識することのないものですが、実況配信やをするときだけは意識する必要があります。ご自分のグローバルIPアドレスIPアドレスチェッカーか、確認くんでわかります。グローバルIPアドレスは、通常は変化するので、実況配信のたびに確認しましょう。

プライベートIPアドレス


  • プライベートIPアドレスとは、家庭や学校内のLAN内で使われるIPアドレスのことです。グローバルIPアドレスは既述したとおり、インターネットに接続しているコンピュータを識別するためのものですが、すべてのPCに識別番号を割り振ってしまうと、いずれ識別番号がなくなってしまいます。識別番号は限られた数しか存在しないからです。そこで考え出されたのがプライベートIPアドレス(ローカルIPアドレス)です。

  • たとえば、家庭内に2台のPCがあるとします。そして、2台のPCはルーターを介してインターネットに接続しているとしましょう。このとき、2台のPCに1個ずつグローバルIPアドレスを割り当てるのではなくて、ルーターに1個のグローバルIPアドレスを割り当てて、2台のPCにはグローバルIPアドレスとは異なった識別番号をそれぞれ割り当てるのです。この識別番号がプライベートIPアドレスです。つまり、プライベートIPアドレスというのは、グローバルIPアドレスの枯渇を防止する役割をもった番号といえます。

  • ルーターを使用している方は、プライベートIPアドレスが変動することがあります。この変動に気づかずにいると、実況配信が突然できなくなる可能性があります。そこで、プライベートIPアドレスを固定化しておくことを推奨します。詳細は手順3Aをご覧ください。

  • プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスとまちがえないようにしましょう。プライベートIPアドレスを教えても意味がありません。「10.」「172.」「192.」などで始まっていたら、それはプライベートIPアドレスです。

ポート番号


  • 上で述べたとおり、URLは、グローバルIPアドレスポート番号によって成り立っています。グローバルIPアドレスは特定のコンピューターを識別するために必要だと書きましたが、では、配信するうえでなぜポート番号が必要なのでしょう。それは、使用するソフトウェアを特定するためです。

  • ポート番号は、役所や銀行などサービスを提供する窓口に似ています。たとえば、役所では住民が受けられるサービスごとに窓口が違います。どのサービスを受けたいかによって、住民が行くべき窓口は違ってきます。ポート番号もそれと同じで、配信者のPCにインストールされている複数のソフトウェアにはそれぞれポート番号が割り当てられています。

  • たとえばWMEのポート番号を8080に設定しておくと、視聴者のPCは配信者のグローバルIPアドレスによって配信者のPCを特定し、そして配信者のPCにある複数のソフトウェアのなかで、WMEによるサービスを受けたいと要求してくるわけです。このとき、WMEに割り当てられているポート番号である8080が必要になってくるのです。


DDNS


  • DDNS(ダイナミック・ドメインネームシステム)を利用すると、IPアドレスを数字ではなく文字にすることができます。詳細は、ホラーゲーム実況wikiをご覧ください。

補足


  • WMEの「モニタ」パネルにおける、「接続」タブの「直接接続URL」は、実況配信するときのURLとはなんら関係がありません。無視しましょう。

  • まれにグローバルIPアドレスが付与されていないという場合もあります。詳細は、ポートの開放の「補足」をご覧ください。

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最終更新:2009年05月30日 13:40