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トップ > マイクカテゴリ > USBマイク / 2017年03月25日 (土) 22時30分09秒



USBマイクの基本的な知識と製品例

  • USBマイク は、USB接続して使うマイクのことです。このページでは、USBマイクの メリット・デメリット、使い方、製品例 について、詳しく見ていきます。


目次



USBマイクのメリット


音質的に有利な場合がある


  • USBマイクは、3.5mmステレオミニプラグのマイクよりも高音質になる傾向があります。製品にもよるのですが、(1)USBマイクをPCに接続した場合と、(2)3.5mmステレオミニプラグのマイクをPCに「直接」接続した場合、一般的には前者のほうが ノイズの少ない音質 になることが多いでしょう *1


  • USBマイクのなかには、 コンデンサーマイク というレコーディング用の製品があります。このようなマイクをPCにUSB接続すると、音質面では3.5mmステレオミニプラグのマイクよりも圧倒的に有利になります。繊細な音になり、小さな音も拾うことができます。音質を重視する人は、USB接続のコンデンサーマイクもよいかもしれません。


複数人で複数のマイクを使える


  • だれかの家に集まってゲーム実況をやりたい という場合、問題になるのがどのようにして全員の声をマイクに入れるのかということでしょう。一般的には、1本のスタンドマイクを用意してそこに全員の声を入れるのですが、USBマイクであればもっとよい方法があります。

  • 具体的には、たとえば3人いるなら3本のUSBマイク(スタンドマイク)を用意し、1台のPCに接続します。そして、それぞれがマイクに声を入れるというやり方です。PCにはUSB端子が複数あるので、 一人一本というかたちでUSBマイクを使用する わけです。この方法であれば、しっかりと各人の声が入るでしょう。ただし、複数のマイク音声の入力に対応したアプリが必要です。


▲ライブ配信なら、OBS Studioを使うことで 最大3本のUSBマイクの音声を配信 できます。

PS4用に使える


  • 「PS4対応」と書かれたUSBマイクであれば 、PS4のシェア機能でゲーム実況をしたい場合に使用できます。PS4本体のUSB端子にそのままUSBマイクを接続してください。

        PS4の配信機能、またはPS4の録画・編集機能を参照


  • 「PS4対応」と書かれていない製品でも使える場合がありますが、認識しない、あるいは認識しても不具合が起きるということがあります。また、PS4に対応しているか否かに関係なく、後述する バーチャルサラウンドの効果を得られない製品が多い ので注意しましょう。


USBマイクのデメリット


接続できる機器が限られる


  • USBマイクを接続できるのは、 USB端子を搭載したPCやゲーム機に限られます 。たとえば、オーディオインターフェースなどの周辺機器には接続できません。

ステレオミキサー機能を使えない


  • 現在では 基本的に気にする必要はない のですが、USBマイクだとステレオミキサー機能を使えません。ステレオミキサーというのは、PCの音(例 : BGM、ゲーム音)をライブ配信やSkypeで流したいときに使用する機能です。問題になりそうなケースとしては、たとえばニコ生の「かんたん配信」や、ツイキャスの通常配信を行う場合があります。

  • この場合、USBマイクだとステレオミキサー機能を使えないので、PCの音をライブ配信で流しても視聴者には聞こえません。ただし、NLEOBS StudioXSplitといった 配信ソフトを使用すれば、USBマイクでも対応できます *2 。この場合、ステレオミキサー機能は使用しないため、USBマイクでも問題ありません。


▲OBS Studioの設定例。このように設定すると、配信者のPCから出ている音はすべて視聴者に聞こえます。また、配信者自身の声も視聴者に聞こえています。

  • ほかには、USBマイクだと Skypeで通話相手に音楽を聞かせるというようなことができません 。こちらのPCで音楽を流したとしても、通話相手には聞こえていないのです。対応策はあるのですが、アプリを複数用意して設定する必要があります。


ヘッドセットとスタンドマイク


それぞれのメリット・デメリット


  • USBマイクは、 ヘッドセットスタンドマイク に分類できます。前者はヘッドフォンとマイクが一体で頭に装着するタイプ、後者は机に設置して使用するマイクのことです。


  • ヘッドセットとスタンドマイクは、それぞれメリット・デメリットがあります。注意して選びましょう。 どちらのほうがマイクの音質がよい、ということはありません。 マイクの仕様や環境、使い方によって音質は変わります。

説明
ヘッドセット ・口元にマイクがあるので、声を入れやすい
・マイクの設置場所に困らない
・ヘッドフォンの音質は悪い
・装着感が悪いせいで、頭や耳が痛くなることがある
スタンドマイク ・自分の好きなヘッドフォン・スピーカーを使える
・どうしてもヘアースタイルが気になる場合によい
・場合によっては周囲の音を拾いやすい
・口元とマイクの距離をつねに気にする必要がある

USB接続のゲーミングヘッドセットについて


  • ヘッドセットのなかには、 ゲーミングヘッドセット とよばれるジャンルの製品があります。これは、FPSなどのゲームをプレイする人のために、 ゲーム中の足音や爆発音がよく聞こえるようなチューニングが施されています 。たとえば、敵の足音が聞き取りやすくなる、音の方向が明確になる、銃声や爆発音に迫力が出るといった効果があります。一般的には音楽・映画鑑賞に向きません。しかし、ゲーマー向けの製品として愛用する人たちが数多くいます。



  • ゲーミングヘッドセットには、(1)USBで接続する製品と、(2)3.5mmステレオミニプラグで接続する製品の2種類があります。では、前者の特長はどこにあるのでしょうか。それは、 付属されているアプリをPCにインストールすることで、特殊な効果をかけられる 場合があるという点です *3

  • たとえば、 バーチャルサラウンド(5.1/7.1ch) を楽しんだり、 イコライザー を設定してヘッドフォン部の音質を変えることができます。立体音響である バーチャルサラウンドは、FPSなどで利用する人もいれば、そうでない人もいます 。ただ、USB接続のゲーミングヘッドセットでは、多くの製品が対応している機能であるため、覚えておきましょう。


G430 という製品の場合は、7.1chサラウンドサウンドを利用するためには「Logicool ゲームソフトウェア」をインストールする必要があります。

  • ほかにも、 LEDイルミネーション でヘッドフォンのイヤーカップ(耳を覆う部分)をカラフルに光らせることができる製品もあります。通常、自分自身ではヘッドフォンが光っているところを見ることはありませんが、カメラを用意して自身を映すことがある場合は効果的かもしれません。


PCでの設定方法-Windows側の設定-


  • USBマイクをPCで使用するためには、まずは Windows側の設定 をしていきます。そのつぎに アプリ側の設定 をします(後述)。どちらかの設定がまちがっていると、マイクの音が出ません。


マイクをPCのUSB端子に接続します。可能なかぎり USBハブは使用せず、PC本体のUSB端子に直接接続 してください *4


画面右下の上で 右クリック します *5 。通常のクリックではなく、右クリックのほうです。


「録音デバイス」を選択します。


使用するUSBマイク上に(既定のデバイス)が表示されていることを確認してください。そうなっていない場合は、USBマイク上で右クリックし、「既定のデバイスとして設定」を選択します *6


USBマイクをダブルクリックし、「レベル」タブで「マイク」がになっていることを確認します。マイクの音量スライダーは最大にしてください。


「レベル」タブの隣りにある「聴く」タブをクリックます。 「このデバイスを聴く」がOFFになっていることを確認 しましょう *7 。確認後、「OK」をクリックします。


マイクに声を入れて、 USBマイクのレベルメーターが上下に動いていることを確認 してください。もしレベルメーターが動いていない場合は、マイクに入れた音が小さすぎるか(マイクの入力感度が悪い)、またはマイクのミュートスイッチ(物理ボタン)がONになっています。



PCでの設定方法-アプリ側の設定-


  • Windows側の設定が完了したら、つぎは アプリ側で設定 していきましょう。アプリというのは、たとえば録画ソフト(キャプチャーソフト)、配信ソフト、録音ソフト、Skypeなどのことです。逆に アプリ側で適切に設定しなければ、自分の声を入れることはできません

  • アプリの設定画面を開くと、「 マイク 」という箇所があります。 使用するUSBマイクを選択 してください。そうすれば、マイクを使って自分の声を録音(録画)したり、ライブ配信で流すことができます。もしUSBマイクが表示されない場合は、まずWindows側でUSBマイクを有効にしたうえで、アプリを再起動してください *8


▲配信ソフトであるNLEの例。使用するマイクを選択することで、自分の声を入れることができます。

  • Skypeでも同様です。「通話」→「オーディオ設定」の順にクリックし、「マイク」でUSBマイクを選択します。この設定の場合、音楽などを流しても通話相手には聞こえませんが、それで正常です(上述)。



製品例-ゲーミングヘッドセット-


  • USBヘッドセットを購入する予定なら、 ゲーミングヘッドセット がお薦めです。 一般的なUSBヘッドセットよりも品質と利便性が高い からです。

G430


  • ヘッドフォンの音質は低音が効いている。
  • 7.1chバーチャルサラウンド対応(PS4では非対応)。過度の期待さえしなければ、使うかどうかは好みで。ただ、7.1chサラウンドを使わない場合は、3.5mmステレオミニプラグ接続のG230のほうがコスパがよい。
  • 軽量。重さを感じない。
  • イヤーパッドはメッシュで快適。丸洗いできるので、清潔に保てる。
  • 耳がすっぽりと覆われ、耳が痛くなりづらい。
  • 付属のUSBアダプターを外すと、3.5mmステレオミニプラグ接続も可能。USBでトラブルが起きたときに試すとよいかもしれない。
  • 3.5mmステレオミニプラグで接続しているときは、7.1chサラウンドは機能しない。
  • ヘッドフォンの音は、それなりに漏れる。ただ、通常の音量であればマイクが拾うほどではない。
  • ゲーミングヘッドセットのエントリーモデルとしてお薦め。

G633


  • ヘッドフォンはフラットで自然な音質。音場が広い。
  • 7.1chバーチャルサラウンド対応(PS4では非対応)。
  • バーチャルサラウンドヘッドフォン技術「DTS Headphone:X」では、「First Person Shooterルームプロファイル」がゲームに向いている。残響音が少なく、音の方向(定位)がわかりやすい。
  • LEDイルミネーションでヘッドフォンが光る(カスタマイズ可能)。ゲーム実況で自分の姿をカメラで映す場合、見映えがよくなる。
  • イヤーパッドに耳がすっぽりと覆われるタイプ。耳は痛くならない。
  • イヤーパッドはメッシュで蒸れにくい。
  • マイクブームは、左耳のエンクロージャー部分に収納可能。収納時はヘッドフォンと変わらない外観になる。
  • インラインリモコンにはマイクが内蔵されており、G633のマイクと同時に使用できる *9
  • マイクミュートのオン/オフ時、「ピピッ」という音が鳴るので、わかりやすい。

HyperX Cloud II


  • 7.1chバーチャルサラウンド対応(PS4では非対応)。あくまでも、それっぽく7.1chに聞こえるようにするための機能と思ったほうがよい。
  • 高音域がよく聞こえる(やや強め)。
  • イヤーパッドは、合皮製と布製の2種類が付属されている。イヤーパッドの種類によってヘッドフォンの音質が変わるので、好みで使い分ける。
  • イコライザーの設定はできない。
  • マイクの音質は、ノイズキャンセリング機能の影響で鼻が詰まったような音になる。ノイズは聞こえない。
  • マイクブームは自由に曲げることができ、狙った位置にマイクを設置しやすい。マイクブームを取り外すことも可能。
  • USBオーディオコントロールボックスは、USBサウンドデバイスを内蔵しており、大きめのサイズ。
  • USBオーディオコントロールボックス使用時は、マイク音量の調整はWindows側ではできない。同コントロールボックスから行うことになる。
  • PS4接続時は、USBオーディオコントロールボックスで音量調整できない。PS4で使いたいなら、マイクを同コントロールボックスから取り外し、PS4のコントローラーに直接接続すること。


製品例-コンデンサーマイク-


  • マイクの音質そのものをよくしたい場合は、 USB接続のコンデンサーマイク にしましょう。ゲーミングヘッドセットよりもクリアーな音質です。 きめ細やかで艶のある音にしたいときや、空気感を再現したいときに使うと効果的 です。

Yeti


  • USB接続用のコンデンサーマイクとして定番。ゲーム実況で使用する人もいる。
  • シックでレトロなデザイン。
  • マイクの音質については、非の打ち所がない。
  • 集音性がとても高い。周囲の音がノイズにならないように注意。キーボードの打鍵音や、机の振動、PCのファンなど。
  • ショックマウントホルダー(サスペンションホルダー)を使ってノイズ対策するのがお薦め。Yeti本体の両脇にあるスクリューを緩めることで、マイクをスタンドから外すことができる。
  • 指向性を切り替えることができ、ひとりで声を入れたいときや、複数人の声を入れたいときに使い分けるとよい。
  • ステレオ音声で音を入れることが可能 *10 。ただし、一般的にゲーム実況ではモノラル音声で声を入れる。
  • サイズは大きめ。設置場所を確保し、ゲームプレイ時に視界を遮られないようにする必要がある。

Snowball


  • 雪球のような球体のデザイン。
  • Yetiと同様、指向性を切り替えられる。
  • マイクの位置が気になるときは、スタンドの高さを変更できる。
  • スタンドは三脚になっていて安定性がある。
  • 球体のサイズ(マイク部)は意外と大きいので注意。手のひらくらいある。
  • Yetiのほうがお薦めだが、価格で妥協したい場合にSnowballを購入するとよいかもしれない。

GM310


  • 複数人で一箇所に集まって、声を入れたいときに向いている。
  • ボリュームダイヤルでマイクの音量操作、ミュートボタンでマイクの音をミュートにできる。一般的なマイク製品と異なり、ダイヤルとボタンが製品の真上にあるので、操作性がよい。
  • 音量を視覚的に表示するランプがあり、色を見ればマイク音量が適切かどうかを判別できる(緑色、オレンジ色、赤色、赤色点滅)。
  • DSP機能により、マイクにスピーカーの音が入らないように低減できるが、不自然な音になりやすい。
  • マイクの音質は、DSP機能をオンにしているかオフにしているか、またスピーカーから音を出しているのか否かによって大きく変わる(DSPオフ、ヘッドフォン使用がベスト)。
  • 製品の形状が平べったいので、設置しても違和感がない。その代わり、口元とマイクの距離が離れがちになる。マイクの音質に影響が出ることも。
  • マイクの設置場所が低いため、キーボードの打鍵音を拾いやすい。
  • PS4には非対応。


こんなときは


USBマイクが認識されない


  • USBマイクをPCに接続したのに認識されない という場合は、以下のような対処法があります。いずれかの方法で認識されるはずです。

  1. 何回かUSBマイクを抜き差しする。
  2. 別のUSB端子にマイクを接続する。
  3. USBハブを使用せず、マイクをPCのUSB端子に直接接続する。

  • それでもUSBマイクが認識されない場合は、以下のようにしましょう。

  1. デバイスマネージャーを開く *11
  2. 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」にあるUSBマイク上で右クリックし、「削除」をクリックする。
  3. USBマイクをUSB端子から外し、PCを再起動する。
  4. USBマイクをPCに接続する。

USBマイクの音が出ない


  • このページの解説のとおりにやっているのに マイクの音が出ない のであれば、マイクのミュートボタン(物理スイッチ)がONになっていないか確認してください(OFFにする)。また、アプリ側でマイクを適切に選択できていない、アプリ側でマイク音がミュートになっているという可能性もあるでしょう。

        実況用PCマイク/こんなときはを参照

PCの音が出ない


  • USBマイク接続後にPCから音が出なくなった場合、Windowsの再生デバイスの設定が不適切である可能性があります。

  1. を右クリックする(クリックではない)。
  2. 「再生デバイス」をクリックする。
  3. PCの音を出したいデバイス上で右クリックし、「既定のデバイスとして設定」をクリックする。
  4. そのデバイス上にが表示される。


  • さらに、ヘッドセット、またはスピーカーがミュートになっていないか確認しましょう。


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*1 (2)は、PCに直接3.5mmステレオミニプラグのマイクを接続している場合の一般的な話を前提としています。サウンドカードやUSBオーディオなどのPC周辺機器にマイクを接続している場合は、実際に比較してみないと音質の善し悪しはわかりません。ケース・バイ・ケースだからです。また、USBマイクであってもノイズが多い製品はあります。

*2 ライブ配信、とくにゲーム配信をする場合は、一般的に配信ソフトを使って配信します。配信ソフトを使うことで、USBマイクであってもBGMやゲームの音をふつうに視聴者に聞かせることができます。したがって、もしステレオミキサー機能のことがわからなくても心配いりません。

*3 製品または機能によっては、付属アプリのインストールが不要な場合もあります。

*4 USBハブを使用していると、たとえばUSBマイクが認識されないなど、正常に動作しないことがあります。

*5 サウンド設定の画面は、コントロールパネルからも開くことができます。スタートボタン上で右クリックし、「コントロール パネル」→「ハードウェアとサウンド」→「サウンド」の順にクリックします。

*6 もし「無効」と表示されている場合は、右クリックして「有効」を選択します。また、そもそもUSBマイクが表示されていない場合は、空白部分を右クリックして「無効なデバイスの表示」にチェックを入れてください。

*7 ここの部分にチェックが入っていると、自分の声がヘッドフォンまたはスピーカーから聞こえてきます。必要ないので、チェックは外しておきます。

*8 デバイスを有効にするには、USBマイク上で右クリックして「有効」をクリックします。

*9 つまり、USB接続しているときでも、同時に4極3.5mmステレオミニプラグで接続可能です。たとえば、G633をPCにUSB接続し、かつG633をPS4に4極3.5mmステレオミニプラグで接続することができます。

*10 たとえば、マイクの左から声を入れれば左から、右から声を入れれば右から声が聞こえるようにできる。

*11 デバイスマネージャーを開くには、「スタート」→「コンピューター」上で右クリックし、「プロパティ」をクリックします。Windows 8.1/10の場合は、スタートボタン上で右クリックして「デバイス マネージャー」をクリックしてください。




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