トップ > マイクカテゴリ > マイクの音が小さいときの対処法 / 2017年05月10日 (水) 22時47分45秒



マイクが声を拾ってくれない!というときに試すべき方法

  • PC用マイクの音量が小さい 場合、どのようにして対処すればよいのでしょうか。じつは、 声が小さくしか入らない、まともに声を拾ってくれないというのは、マイクでよくあるトラブルのひとつ です。マイクが悪いと考える人も多いのですが、必ずしもそうとは限りません。 PC環境、設定、使い方が原因になっている場合があり 、対処法はおおよそパターンが決まっています。


  • ひとつ注意したいのは、 マイクの音量と音質、コストの関係 についてです。ほとんどの人は、「マイクの音を大きくしたい。でもノイズが大きくなるのは避けたいし、お金をかけたくない」と考えることでしょう。気持ちはわかるのですが、それは不可能です。かりに、無料でマイクの音を大きくしたいなら、音質が悪くなるのは妥協しましょう。完璧な対処法はありません。

目次


ほんとうにマイクの音が小さいのか確認する


  • 最初に、 マイクの音がほんとうに小さいのか確認しましょう 。誤解の可能性もあります。

  1. デスクトップ画面右下にあるを右クリックし、「 録音デバイス 」を選択する。
  2. 「マイク」右横のレベルメーターに注目しながら、マイクに声を入れる。
  3. レベルメーターがあまり動かないか、または反応していない場合は、マイクの音が小さい。


▲マイクの音が小さい状態


マイクを別の端子に接続する


  • 3.5mmステレオミニプラグのマイクの場合、製品が マイク入力端子に接続されていることを確認 してください。ライン入力端子ではマイクの音が増幅されないため、マイクを接続しても音が小さいということになります。マイク入力端子とライン入力端子は使用目的が異なります。

名称 マーク 場所・数
マイク入力端子 ノートPC : 側面に1個
デスクトップPC : 前後に1個ずつ
ヘッドフォン/スピーカー出力端子 ノートPC : 側面に1個
デスクトップPC : 前後に1個ずつ
ライン入力端子 ノートPC : 側面に1個(または0個)
デスクトップPC : 背面に1個

  • また、マイク入力端子が2個あるデスクトップPCの場合は、 もう片方のマイク入力端子にマイクを接続 します。たとえば、PCの前面にマイクを接続しているのであれば、今度は背面に接続してください。同じように見えるマイク入力端子でも、前面と背面でマイク音量に差がある場合があります。

  • USBマイクを使用している場合は、 別のUSB端子に接続 します。すべてのUSB端子を試しましょう。USBハブやUSB延長ケーブルを使用しているのであれば外し、 マイクを直接USBに接続 します。ほかにUSB機器を使用している場合も、可能なかぎり外してください。USBからの電力供給が不足し、音量に影響が出ることがあります。



Windowsの設定画面でマイク音量を最大にする


  • 以下のようにして、 録音デバイスの「マイク」の音量を最大にします 。ここのマイク音量を最大にしたあとは、通常は設定を変更する必要はありません。 「100」が基本 です。

  1. デスクトップ画面右下にあるを右クリックし、「 録音デバイス 」を選択する。
  2. 「マイク」をダブルクリックする。
  3. 「レベル」タブを開き、「マイク」の音量を最大にする。



マイクと口の距離を近づける、大きな声を出す、BGMを下げる


  • マイクと口の距離が近いほど、マイクが拾える音も大きくなります。スタンドマイクを使用している場合は、マイクと口の距離が遠くなりがちです。 適度な距離は保ちつつ、意識的にマイクに接近 しましょう。ゲーム実況で自分の声を入れる場合、マイクから1m離れていては声を正常に拾えません。指向性があるマイクの場合は、 角度にも気をつけます

  • 大きな声を出しましょう。夜中であったり、近くに家族がいる、壁が薄いなどの事情があるかもしれませんが、ボソボソと独り言を話すレベルだと、どうしてもマイクが拾える音は小さくなります。自分で大きな声を出しているつもりでも、目のまえに人がいないと声が小さくなりがちということがあるかもしれません。

  • BGMでマイクの音がかき消されて、結果的にマイクの音が聞こえづらくなっている可能性もあります。この場合は、 かりに「自分にはちょうどよい音量でBGMが聞こえているのだから、下げたくない」というときでも、必ずBGMを下げてください 。BGMとマイクの音量バランスがとれているかどうかは、事後的に動画で確認するか、または視聴者に直接確認しましょう。


マイク、またはマイク入力端子を変える


  • マイクと、PCのマイク入力端子の組み合わせによっては、じゅうぶんなマイク音量を確保できない ことがあります。たとえば、以前使っていたPCでは問題なかったのに、同じマイクを新しいPCに接続すると、なぜか声を拾わないというようなケースです。マイクとPCを複数所有している人なら、いちどは経験したことがあるかもしれません。


  • 対処法としては、(1)マイクを変えるか、または(2)PCのマイク入力端子を変えるか、ということになります。マイクを変えるというのは文字どおりの意味です。ただ、 どのマイクなら問題ないのかというのは、実際にPCで使ってみないとわかりません 。Amazonで「声を拾う、拾わない」というレビューを見かけると思いますが、それが自分にも当てはまるとは限りません。

  • (2)の対処法は、たとえば PL-US35AP (リンク先 : Amazon)のようなUSBオーディオ(またはサウンドカード)を購入し、本製品のマイク入力端子にマイクを接続するというものです。ただ、この方法も実際にやってみないと効果はわかりません。出費が無駄になる可能性はあります。PCを複数所有しているのであれば、もう1台のPCにマイクを接続して音量を検証してみてください。


マイクブースト機能をONにする


  • マイクブースト 機能は、マイクの音を増幅させる機能です。同機能を使うと「ザー」というノイズも大きくなります。 マイクの音質が悪くなるので、可能なかぎり使わないほうがよい でしょう。なお、同機能がない場合もあります。

  1. デスクトップ画面右下にあるを右クリックして、「録音デバイス」を選択する。
  2. 「マイク」をダブルクリックする。
  3. 「レベル」タブを開き、「マイク ブースト」の音量を上げる。
  4. 必要に応じて「マイク」の音量を下げる。



マイクアンプを導入する


  • マイクアンプ (マイクプリアンプ)は、マイク音量を大きくするための機材です。マイクの音を増幅するという点ではマイクブーストと同じですが、 音質を悪くせずにマイクの音を大きくできる 点が決定的に異なります。ノイズの多い「PC内」で音量を増幅するマイクブーストに対して、マイクアンプは「PCの外」で音量を増幅するため、音質が悪くなりづらいのです。結果的にマイクの音質が向上します。

        AT-MA2の使い方を参照

  • 安価で購入できるマイクアンプとして、 AT-MA2 を覚えておくとよいでしょう。定番の製品です。AT-MA2をPCで使用するためには、PCに ライン入力端子 が搭載されている必要があります。この端子でAT-MA2とPCを接続するからです。ライン入力端子がないPCもあるので、事前に上記ページで確認しておきましょう。


AT-MA2 (リンク先 : Amazon)にマイクを接続して使用します。


オーディオインターフェースを導入する


  • 近年、宅録(歌ってみた)や、ライブ配信、ゲーム実況をする人が増えてきましたが、それとともに使用者が増えているのが オーディオインターフェースコンデンサーマイク です。どちらも本格的な機材であり、 正しい使い方をすればマイクの音が小さくて困るということがありません 。しかも、上述したAT-MA2を使用する場合よりも、さらに高音質になります。


  • コンデンサーマイク は、MV(PV)のレコーディング風景で見かけたことがあるでしょう。 ダイナミックマイク でもよいのですが、一般的にはコンデンサーマイクのほうが感度が高いとされています。感度が高いほどマイクの音量も大きくなります(参考 : Shure公式サイト)。コンデンサーマイクやダイナミックマイクは、下表に掲載したような オーディオインターフェースに接続 して使用します。

UR12 US-32 AG03-MIKU US-366
価格
SteinbergUR12

US-32

AG03-MIKU

US-366
特長 ・コスパがよい ・効果音を一発再生
・ボイチェン機能
・リバーブ機能
・直感的な操作
・リバーブ機能
・ゲーム実況にも
・エフェクトが充実
・リバーブ機能
PCとの接続 USB 2.0
接続可能なマイク ・コンデンサーマイク
・ダイナミックマイク
・コンデンサーマイク
・ダイナミックマイク
・PCマイク
・コンデンサーマイク
・ダイナミックマイク
・PCマイク
・コンデンサーマイク
・ダイナミックマイク
こちら こちら こちら

  • ただ、この方法だと価格がネックになるかもしれません。オーディオインターフェースは安いものでも10,000円前後します。また、コンデンサーマイクは当然のように10,000円以上します。さらに、マイクケーブルが付属していないことも珍しくありません(別途購入)。マイクスタンドも必要です。オーディオインターフェース、およびマイクについての詳細は、下記ページをご覧ください。

        オーディオインターフェースを参照

  • もし出費を抑えたいのであれば、 オーディオインターフェースがなくても使えるコンデンサーマイク 、たとえば Yeti (リンク先 : Amazon)を購入するとよいでしょう。 YetiはUSBでPCに接続でき 、ゲーム実況で使用する人もいます。



アプリ側で音量を大きくする


  • アプリによっては、 マイク音量を大きくできる機能を搭載しているものがあります 。目的ごとにアプリを使い分けましょう。あくまでもソフトウェアでの処理なので、 音質に過度の期待はしないでください 。機材の性能の悪さを補うことはできません。

ライブ配信でマイクの音を入れる場合


  • 定番の配信ソフトである OBS Studio では、 ゲイン および コンプレッサー を使うことができます。前者はシンプルに音を大きくしたり小さくできる機能で、後者は音の粒をそろえる(音量を整える)機能です。細かい違いはありますが、 どちらもマイクの音を大きくできるという点では変わりません 。無料でできます。


        OBS Studioの詳しい使い方を参照

  • XSplit の場合は、以下の方法でマイクの音量を上げることができます。

  1. 「ツール」→「設定」の順にクリックする。
  2. 「オーディオ」タブを開く。
  3. 「マイク」のところにある「ボリューム範囲」を300にする。
  4. 「OK」をクリックする。
  5. XSplitのプレビュー画面下にあるマイクのレベルメーターを最大にする。


録画でマイクの音を入れる場合


  • ゲームを録画する場合、キャプチャーソフトを使用しますが、 アマレコTV であれば設定画面からマイク音量を上げることができます。アマレコTVは、TVゲーム・PCゲームの録画に対応しています。


  • では、マイク音量を大きくする機能がないアプリの場合は、どうすればよいのでしょうか。この場合、 マイクの音を別録りし(動画とは別に保存)、後述するAudacityなどの波形編集ソフトでマイクの音を大きくする方法 があります。多少手間が増えますが、念のために覚えておくとよいでしょう。別録りについては、下記ページをご覧ください。


録音でマイクの音を入れる場合


  • 波形編集ソフト で、マイク音量を大きくすることもできます。つまり、 編集によって音を大きくする方法 です。無料の波形編集ソフトとしては、 AudacitySoundEngine があります。どちらかを使いましょう。

        Audacityの使い方を参照

  • たとえばAudacityの場合、 正規化 (ノーマライズ)、または コンプレッサー を使います。やり方は以下のとおりです。

  1. Audacityでマイクを録音するか、またはマイクの音声ファイルをAudacityで読み込む。
  2. 「エフェクト」から「正規化」または「コンプレッサー」を選択する。
  3. 任意に設定して「OK」をクリックする。
  4. 詳細は、こちらを参照のこと。


▲コンプレッサーをかけるまえ(上)と、かけたあと(下)


その他


  • アプリ側で「ステレオ ミキサー」などを選択している場合は、録音デバイスの「ステレオミキサー」の音量と、再生デバイスの「スピーカー」にある「マイク」の音量を両方とも最大にします。よくわからないのであれば、設定する必要はありません。

        ステレオミキサーの基礎を参照


関連ページ









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