トップ > ライブ配信カテゴリ概要 > ゲーム配信のやり方 > 【YouTube Live】OBS Studioで高画質配信するための設定 / 2019年04月03日 (水) 08時18分03秒



YouTube LiveでOBSを使うときのお薦め設定

  • YouTube LiveOBS Studioを使って配信する場合、どのように設定すればよいのでしょうか。また、高画質な配信をするためには、どの部分の設定を変更すればよいのでしょうか。この2点について見ていきましょう。


▲ゲーム画面は『スーパーマリオ オデッセイ』(任天堂)より

  • YouTube Liveには、「今すぐ配信」「イベント」、および「カメラ」という3種類の配信方法があります。これをクリエイターツールといい、当サイトでは「今すぐ配信」について解説しています。


  • 2019年4月3日現在、YouTube Studioという新しい管理画面もあります。2019年前半までにはクリエイターツールは廃止され、YouTube Studioに置き換わる予定ですが、現在のところは記事のとおりにやれば配信できます。心配いりません。


  • YouTube Studioについては、上記記事にまとめました。しかし、いきなり読んでも意味がわからないはずです。このまま記事を読み進めてください。

目次


ダウンロード・インストール


  • OBSのインストール方法は以下のとおりです。

  1. 公式サイトにアクセスし、「Windows」をクリックする。
  2. ダウンロードしたファイルをダブルクリックして実行する。
  3. 画面を順に進めていく。
  4. 「自動構成ウィザード」を実行するかどうかの質問は、「はい」と「いいえ」のどちらでもよい。よくわからない場合は後者がお薦め*1
  5. OBSのインストールが完了する。


▲OBSの公式サイト


ゲーム画面をPCに映す方法について


  • ゲーム配信では、あらかじめゲーム画面をPCに映す方法を理解しておきましょう。据え置き型ゲーム機(例 : PS4、Switch)の場合は、キャプチャーボードが必要です。ゲーム機をキャプチャーボードに接続し、ゲーム画面をPCに表示するかたちになります。このページでは、ゲーム画面をPCに映したことがあることを前提に解説を進めています。


GV-USB3/HD GC550 PLUS C988
価格
商品画像のリンク先
PCとの接続 USB 3.0 USB 3.0 PCI Express x1
対応ゲーム機
(接続できるゲーム機)
・PS4
・Switch、Wii U
・Xbox One、Xbox 360
・PS4
・Switch、Wii U
・Xbox One、Xbox 360
・PS4
・Switch、Wii U
・Xbox One、Xbox 360
こちら こちら こちら
特徴 編集ソフトが付属 YouTube Liveに標準対応 YouTube Liveに標準対応

  • 3DS用ゲーム、およびスマホ用ゲームの場合については、どちらもキャプチャーボードは必要ありません。ゲーム画面をPCに映す方法については、下表のリンク先のページで解説しています。

名称 説明 解説ページ
携帯型ゲーム機 3DS ・キャプチャーボードとは接続できない
・代行業者に改造してもらう
こちら
スマホ iOS端末 ・ミラーリング機能を使う
・PCにアプリをインストールする
こちら
Android端末 ・ミラーリング機能を使う
・PCにアプリをインストールする
こちら


視聴者に見せる画面の設定をする


  • まず、配信者のPCに映っているゲーム画面を視聴者に見せるための設定をOBSで行います。

「ソース」のところにある「+」をクリックします。


任意の項目を選択して、ゲーム画面を取り込みます。よくわからない場合は、「ウィンドウキャプチャ」を選ぶとよいでしょう。

ソース 説明 備考
ウィンドウキャプチャ ウィンドウ画面を配信したいときに 無難
ゲームキャプチャ PCゲーム配信の場合に
映像キャプチャデバイス Webカメラ、キャプチャーボードの映像配信に 中・上級者向け
画面キャプチャー デスクトップ画面を見せたいときに


OBSにゲーム画面が映ったことを確認してください。もし画面が映らなかった場合は、以下のページをご覧ください。




画質・音質などの設定をする


  • つぎに、画質・音質などの設定をします。

「設定」をクリックします。


左メニューの「出力」をクリックし、「出力モード」で「詳細」を選択します。


「配信」タブで各種設定をします。「ビットレート」の設定は、高画質な配信をするうえで重要な部分です(詳細は後述)。下記画像は、あくまでも参考程度にしてください。画質に不満がある場合は、3,000~5,000kbpsに設定してもかまいません。ただし、上りの回線速度が遅いとカクカクします。


▲「レート制御」を「CBR」、「ビットレート」を2000kbps、「キーフレーム間隔」を2秒、「CPU使用のプリセット」を「medium」にしています。ビットレートは数字が大きいほど高画質になります。プリセットは「slow」にすればさらに画質を上げることもできますが、PCの動作が重くなってカクカクするかもしれません。

左メニューの「映像」をクリックし、各種設定を行います。「解像度」の設定も画質に大きく関係する部分です。参考までに、下記画像のように設定します。


▲HD画質で配信したいので、「出力(スケーリング)解像度」を「1280x 720」にしています。

自分の声も配信で流したい場合は、マイクをPCに接続した状態で左メニューの「音声」をクリックし、使用するマイクを「マイク音声デバイス」で選択しましょう。


▲ここに表示される項目は、PC環境によって異なります。

PCの音が出ないという場合は、下記ページをご覧ください。



YouTubeに接続するための設定をする


  • つぎは、YouTubeに接続するための設定を行います。この部分の設定をまちがえると、配信を開始できません。

左メニューの「配信」をクリックし、以下のように設定します。


▲OBS 23.0以降では、「サービス」を「YouTube / YouTube Gaming」、「サーバー」を「Primary Youtube ingest server」にします。

ライブ ダッシュボードを開き、「ストリーム名 / キー」をコピーします。ストリームキーは「Ctrl」+「C」でコピー可能です。


コピーしたストリームキーを、OBSの「ストリームキー」にペーストしましょう。正確にコピー&ペーストしないと配信できません。次回以降、この部分の設定変更は不要です。突然配信できなくなったときは、再度ストリームキーを設定してください。


「OK」をクリックして設定画面を閉じます。


配信を開始する


  • あとは配信を開始するだけです。

ライブ ダッシュボードを開き、「基本情報」タブで配信のタイトル、説明文、およびゲームタイトルを入力します。「次のストリームをスケジュール」は、すぐに配信を始めたいならチェックを外しておきましょう。


「プライバシー」では、「非公開」または「限定公開」を選ぶことができます。後者は、特定の人(配信URLを教えた人)に対して配信を見せたい場合に設定します。ふつうに配信するのであれば、「公開」のままにしておきましょう。


準備が整ったら「配信開始」ボタンをクリックします。しばらく待つと、配信が始まります。


実際の配信画面を確認したい場合は、ライブ ダッシュボードを開いてください。放送画面は10秒以上遅れて表示されるかもしれませんが、この映像・音声の遅れのことを遅延といいます。詳細は後述します。

ライブ ダッシュボードを開いているときは、放送画面内のスピーカーをミュートにするのを忘れないようにしましょう。スピーカーをミュートにしないと、音が繰り返し取り込まれてハウリングします(エコーがかかる、音が響く)。


▲画像は、『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)より

視聴者のコメントは、ライブ ダッシュボードで確認できます。


▲コメントはチャット欄に表示されます。ゲーム画面は、『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)より。

PCが重い場合は、設定を変更して軽くしましょう。詳細は、下記ページをご覧ください。


配信を終了する場合は、「配信終了」ボタンをクリックします。


OBSの実践的で便利な機能については、下記ページをご覧ください。たとえば、画面を瞬時に切り替えられるシーン機能、複数の設定を切り替えられるプロファイル機能、マイクのノイズを低減できる機能などがあります。



ビットレートの目安


  • 高画質な配信がしたいなら、「設定」→「出力」の「ビットレート」を高くするのがもっとも重要です。YouTube Liveでは、ビットレートに上限が設けられていません。したがって、配信者側で自由にビットレートの設定をして、高画質な配信ができるようになっています。ただ、YouTube ヘルプにはビットレートの目安が掲載されています。

解像度 フレームレート ビットレート 備考
1280x720 30fps 1,500~4,000kbps バランスよし、お薦め
60fps 2,250~6,000kbps
1920x1080 30fps 3,000~6,000kbps
60fps 4,500~9,000kbps 高負荷・高画質

  • 表の見方ですが、解像度・フレームレートの設定からビットレートを決めてもよいですし、逆にビットレートの設定から解像度・フレームレートの設定を決めてもかまいません。解像度の設定は、「設定」→「映像」→「出力(スケーリング)解像度」で行います。また、フレームレートの設定は、「FPS 共通値」で行います。


  • 必ずしも表のとおりに設定する必要はありません。たとえば、PCのスペックが不足している場合は、解像度を640x360、フレームレートを30fpsにします。解像度を低くすると画質は悪くなりますが、PCにかかる負荷は軽減できます。


  • PCの負荷が大きすぎたり、あるいは上りの回線速度が遅すぎると、結果的に画面がカクカクし、滑らかに動きません。このような場合は、PCの負荷が原因なのか、それとも回線速度が原因なのか、見きわめる必要があります。


遅延を短くしたいなら超低遅延モードに


  • YouTube Liveにアクセスして超低遅延モードをONにすれば、遅延は約4~5秒まで短縮できます。ただし、同モードするとDVRが自動的にOFFになります。DVRを有効にしたいなら、基本的には低遅延モードにしておきましょう。

  1. ライブ ダッシュボードを開く。
  2. 「ストリーム オプション」タブを開く。
  3. 「低遅延」、または「超低遅延」を選択する。
  4. 設定を変更できない場合は、少し時間をおく。


  • 遅延を完全に解消することはできません。しかし、たとえばOBSの設定を変更することで、現在よりも遅延を少なくすることはできます。詳細については、下記ページをご覧ください。



関連ページ










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コメント:

  • ゲームの音が鳴らないのですがどうすればいいでしょうか -- 名無しさん (2018-04-12 22:08:56)

  • 親切にありがとうございます!では、基本、落としておいた方がいいかも
    ですね!いつもこのHPにお世話になっています!これからも、素晴らしい
    HPをお願いします!失礼します -- ライラ (2018-04-02 23:41:40)

  • ↓スマホのYouTubeアプリですと、
    視聴者さんは画面右上の縦に並んだ3点リーダから画質を落とせます。
    ですので、視聴者さん側で対処してもらえば大丈夫だと思います。
    ただ、中にはそのことを知らない視聴者さんもいるかもしれないですね。


    -- 名無しさん (2018-04-02 20:14:21)

  • お仕事でお忙し中かと思われますが、失礼します。OBSのビットレートに
    関しての質問なのですが、ビットレートを15000など上げ過ぎると、デメ
    リットがあるのでしょうか?1秒当たりの情報量ですから、例えば、パケ
    ット通信料が上がり、スマートフォンから観られてる方から敬遠されてし
    まうなど・・5Gなど上限があるようなので。スマートフォンからライブ
    等を観られる方が多いようなので、気になっています。もしお時間がござい
    ましたら、大変お手数ですが、よろしくお願い致します。 -- ライラ (2018-04-02 12:34:49)