依頼者:
クベ・イジューラ(Kubhe Ijyuhla)
/ アルザビ辺民街区・蛇王広場
依頼内容:
義勇兵のフーディール(Foudeel)と
ワジャーム樹林に行ってきてほしい。
Kubhe Ijyuhla : んもぅ、
なんなの、あのオンナ!!
もう絶対に、あんな会社やめてやる!!
Kubhe Ijyuhla : あ~もう、
この忙しいときにあの3人はうるさいし。
Kubhe Ijyuhla : ふだんは
仲がいいのに、ああやっていちど火がつくと
手におえないのよね~。
Bashraf : だいたい、
ワーブードは無駄な戦いが多いんだよ!!
Bashraf : この間だって
1人でどんどん先に行っちゃって、
気がついたら蛮族に囲まれてたじゃないか!!
Wahboud : 俺が悪いって言うのか!!
フーディールが理屈ばっかり言ってて
戦おうとしないから、
俺が先導してやったんだろ!!
Foudeel : バシュラーフが
頼りなさすぎるから、安全な方法はないかと
考えてたんだよ!!
Bashraf : なんだよ、
人のせいにするなよな!!
Foudeel : それはお前だろ!!
Kubhe Ijyuhla : 責任を
なすりつけ合ってるなんて、最悪ね~。
傭兵の頃とホント変わってないわ。
Kubhe Ijyuhla : おまけに
やる気もなくてさぁ。
いっつもアタシが手伝うハメになって
迷惑してたのよ。
Kubhe Ijyuhla : だから、
アイツらが義勇兵に志願したときは驚いたわ。
Kubhe Ijyuhla : 国のために
戦いたいって言ってたから、
少しはまともになったと思ってたんだけど……。
Bashraf : 俺は頼りないわけじゃない!!
Bashraf : 慎重なだけ……
Tehf Kimasnahya : あ、ごめんなさい!
Tehf Kimasnahya : !!
Tehf Kimasnahya : ご、ごめんなさい!!!
Wahboud : おい、平気か?
Bashraf : ああ、大丈夫だ……。
Foudeel : で? 話の続きは?
Bashraf : ……いや、もういいんだ。
俺が悪かったよ。
Wahboud : なんだよ、急に。
言いたいことがあるなら、言えよ。
Bashraf : よく考えたら、
やっぱり俺は頼りないところがあるし……
うまい戦い方が、まだよくわかってないんだ。
Bashraf : ワーブード、
よかったら教えてくれないか?
Wahboud : やけに素直だな。
よし、じゃあ今からワジャーム樹林にでも行くか!
Foudeel : あそこなら
なんども行ってるし、
何かあってもすぐに戻ってこれるだろう。
Bashraf : 待ってくれ。
今回は俺とワーブードで行かないか?
この際だから、みっちり練習したいんだ。
Wahboud : え?
別にいいけどよ、フーディールの知恵も
借りたほうがいいんじゃないか?
Bashraf : でも、いちどに
いろんなことを教えられたら
俺、混乱しちゃうと思うんだ。
フーディールには、また今度頼んでいいか?
Foudeel : ん、ああ。
それなら、2人で行ってこいよ。
Bashraf : 悪いな。
Kubhe Ijyuhla : いつも3人で行動するのに、
珍しいこともあるもんね。
Foudeel : 俺達だって
別々に行動することくらいあるさ。
Foudeel : でも、
あいつらに差をつけられたら困るな。
お前、一緒にワジャーム樹林に行かないか?
Kubhe Ijyuhla : 悪いけど、
アタシは自分の仕事で手がいっぱいなの。
Kubhe Ijyuhla : キミ、
一緒に行ってあげてくれない?
Foudeel : 俺はフーディール。
俺の頭脳で、どんなに不利な戦いも
有利にしてみせるぜ。
Foudeel : 一緒に来る気があるなら、
「埋門」から出たところで待っていてくれ。
Kubhe Ijyuhla : あんなこと言ってるけど、
ホントは2人のことが気になってるのね。
Kubhe Ijyuhla : どうしようもないヤツだけど、
今回だけ付き合ってあげてくれない?
よろしく頼むわ。
Kubhe Ijyuhla : 私のかわりに
フーディールとワジャーム樹林に
行ってあげてくれる?
Foudeel : 待たせたな。
Foudeel : (バシュラーフと
ワーブード以外の奴と行動を共にするのは、
久しぶりだな……。)
Foudeel : (あいつらとは
傭兵になって初めて一緒にアサルトの任務を
受けてから、ずっと一緒だったもんな……。)
Foudeel : (ナジャ社長にも
ずっと3人で一括りにされてたし……。)
Foudeel : (……こいつ、
強いから一緒にいても楽しくない……。)
Bashraf : すごいな、ワーブード!!
もういちど、見せてくれよ!!
Foudeel : (この声は……バシュラーフ!?)
Wahboud : なぁ……
やっぱり、フーディールも呼んだほうが
よくないか?
Bashraf : えっ……?
Wahboud : あいつ、
きっと今ごろ暇してるぜ。
Bashraf : ……いいじゃないか、
2人でも楽しいだろ?
Foudeel : (……なんだよ、それ……。)
Foudeel : ……悪い。
疲れたから、先に帰らせてもらう。
Wahboud : 何言ってんだよ。
俺達、いつも3人一緒だったじゃないか。
それがいちばん俺達にとって自然だろ?
Bashraf : ……そうだな……。
ごめん……。
Wahboud : さ、とっとと
あいつのところに戻ろうぜ。
Kubhe Ijyuhla : 思ったより早かったわね。
[彼女/彼]と行動してみてどうだった?
Foudeel : べつに。
Kubhe Ijyuhla : なによ、
せっかく気をきかしてあげたのに。
Wahboud : よう、フーディール。
やっぱりお前も来ないか?
Foudeel : 遠慮しておく。
Wahboud : なんだよ、ノリ悪いな。
来いって。
Foudeel : 気分じゃない。
Bashraf : 無理に誘うことないだろ。
もう行こうぜ。
Wahboud : ったく、調子狂うぜ。
Kubhe Ijyuhla : アイツら、
また喧嘩でもしたの?
Kubhe Ijyuhla : なーんだ、
それでフーディールが拗ねてるってわけか。
Kubhe Ijyuhla : まぁ、アイツらのことだから
どうせすぐに仲直りするでしょ。
Kubhe Ijyuhla : ……でも、
フーディールは頭でっかちだから、
ちょっと心配だわ。
Kubhe Ijyuhla : キミ、
一緒に戦ったよしみで
お茶に付き合ってあげてくれない?
Kubhe Ijyuhla : アイツは
なにかおもしろくないことがあったときに、
よくシャララトでチャイを飲んでるの。
よろしく頼むわ。
Kubhe Ijyuhla : フーディールは
茶屋シャララトにいると思うの。
よろしく頼むわ。
Ratihb : いらっしゃい。
Ratihb : フーディールさん?
ああ、彼ならあそこにいるよ。
Ratihb : いつもとどこか様子が違うんだ。
いったい、何があったんだか……。
Foudeel : ああ、なんだ。
またあんたか。
Foudeel : クベに言われて来たのか?
俺のことは、もうほっといてくれ。
Foudeel : ……バシュラーフのやつ、
ワーブードと楽しそうにしやがって。
そんなに2人っきりがいいのかよ……。
Foudeel : ……俺達3人は
兄弟みたいなもんだよな、
とか言ってたくせに……。
Foudeel : 俺のことは
もうどうでもいいっていうのかよ……。
Wahboud : フーディール、
さっきはすまなかっ……
Wahboud : ……こいつ、
さっきも一緒にいたよな? 誰なんだ?
Foudeel : べつに誰だっていいだろう?
Wahboud : どうして隠すんだよ。
お前、俺の誘い断ってこいつと何してるんだ?
Foudeel : だから、何してたっていいだろう?
いちいちお前に報告しなきゃいけないのか?
Wahboud : !!
Wahboud : ……そうだな。
お前が何しようと、俺には関係ないもんな。
俺……どうかしてたよ。
Wahboud : お前のことが
心配になって来てみたけど、
そんな必要なかったみたいだな……。
Wahboud : 邪魔したぜ。
Foudeel : あいつ、
バシュラーフをどこに置いてきたんだ?
Foudeel : バシュラーフのやつ、
寂しがってないといいが……。
Ratihb : フーディールさんたちのことを
ずっと見ていたミスラがいたけど、
何か用でもあったのかなぁ……?
Kubhe Ijyuhla : フーディールったら、
シャララトでずっと拗ねたままだったの?
困ったヤツねぇ。
Kubhe Ijyuhla : ん?
アタシは、別にシャララトには行ってないわ。
なんでそんなこと聞くの?
Tehf Kimasnahya : シャララトで
あなたたちを見ていたかですって?
Tehf Kimasnahya : さ、さあ……。
言い合いをしていたようだから、そりゃ……
少しくらいはそっちを見たかもしれないけど。
Tehf Kimasnahya : えっ?
さ、3人の様子がおかしい?
Tehf Kimasnahya : そんなこと、
わ、私に言われても困るわ。
Tehf Kimasnahya : 私、あれから
誰にもおねだりなんかしてないし、
もうあの人たちとは、なーんにも
関係ないんだからっ。
選択肢:どうしますか?
>>あきらめる
Tehf Kimasnahya : 私、忙しいの。
用がないなら、あっちへ行ってちょうだい。
>>おだてる
Tehf Kimasnahya : えっ、私ってかわいい?
あら嫌だ、そんなことわかってるわよ♪
Tehf Kimasnahya : えっ、私ってキレイ?
そりゃそうよ、かわいさと美しさの両方を
兼ね備えているのが、私の魅力ですもの♪
Tehf Kimasnahya : ……あーもう、
わかったわよ! 私が悪いんだってば!
Tehf Kimasnahya : ……前にあなたに
持ってきてもらった、煌きの水を覚えてる?
Tehf Kimasnahya : ほら、
エクが持っていた惚れ薬よ。
Tehf Kimasnahya : 性格を治す薬を
おばあさんに作ってもらうために
あなたに持ってきてもらったけど、
結局インチキだったじゃない?
Tehf Kimasnahya : おばあさんに
渡す必要もなくなったから、
私、エクに返しに行こうとしてたのよ……。
Tehf Kimasnahya : その途中で、
あの3人のうちの1人にぶつかって……。
Tehf Kimasnahya : 煌きの水を
こぼしちゃったの!!
Tehf Kimasnahya : ……煌きの水を
かけられた人は、いちばん最初に目に映った人に
好意をよせるらしいの。
Tehf Kimasnahya : きっと、あの人は
運悪くあの2人のうちのどちらかを
見ちゃったのね……。
Tehf Kimasnahya : ……考えたくもないけど。
Tehf Kimasnahya : え?
どうしたら元に戻るかですって?
Tehf Kimasnahya : エクに聞いてみたけど、
わからなかったわ……。
Tehf Kimasnahya : と、とにかく、
あれは事故だったんだから!
わ、私のせいなんかじゃ、ないわ……!
Bashraf : ここにもいない……。
Bashraf : ……クベにでも聞いてみるか。
Tehf Kimasnahya : ……あれは、
事故だったんだから……。
わ、私のせいなんかじゃ、ないんだから……。
Bashraf : なあ、
ワーブードを見かけなかったか?
Kubhe Ijyuhla : さぁ……見かけてないけど。
大通りにはいなかったの?
Bashraf : ああ。
どこに行っちゃったんだろう……。
Kubhe Ijyuhla : 暇さえあれば
あそこで筋トレしてるのに、変ねぇ。
まぁ、そのうちひょっこり現れるでしょ。
Bashraf : ……俺、
嫌われちゃったのかな……。
Kubhe Ijyuhla : (嫌われた……?
何か変なかんじがするのは
気のせいかしら……?)
Kubhe Ijyuhla : (どうして隠れるの!?)
Wahboud : フーディールのやつ、
あんなわけのわかんないやつと
お茶しやがって……。
Wahboud : 俺といるより、
あいつといたほうがいいって言うのかよ。
Kubhe Ijyuhla : (こっちも
なんだかおかしくない!?)
Wahboud : フーディール……!!
Wahboud : おい……
Foudeel : バシュラーフ、ここにいたのか。
やっと見つけた。
Foudeel : 俺、
お前に言わなきゃいけないことがあるんだ。
Bashraf : えっ……?
Kubhe Ijyuhla : (言わなきゃいけないこと!?)
Foudeel : 俺、
なんでお前のことがこんなに気になるんだろうって
ずっと考えてた……。
Wahboud : フーディール、お前……
Kubhe Ijyuhla : (なんなの、これ!?)
Foudeel : それで、
やっとわかったんだ。
Kubhe Ijyuhla : (何が!?)
Foudeel : 俺、お前のこと……
Kubhe Ijyuhla : (えーっ、えーーっ!!)
Bashraf : ま、待ってくれ!!
Bashraf : そんなこと言われても
俺、困るよ……。
Kubhe Ijyuhla : (そうよねぇ……。)
Bashraf : だって、
お、俺はワーブードのことが……
Kubhe Ijyuhla : !!
Bashraf : ……ん?
Foudeel : なんだよ、途中で止めるなよ。
お前の口から、はっきりお前の気持ちを
聞きたいんだ。
Bashraf : ……あれ?
俺、いま何て言おうとしたんだっけ?
Foudeel : !!
Bashraf : う~ん……。
Foudeel : (おいおい、そんなのアリかよ……。)
Bashraf : ……ま、いいか。
思い出したら言うよ。
Bashraf : で、フーディール、
俺のことがなんだって?
Foudeel : えっ!?
えっと……そ、それは……。
Foudeel : ん、あれ……なんだったっけ?
Foudeel : ……なあ、
お前も、何か言いかけなかったか?
Wahboud : えっ、俺!?
Wahboud : …………。
俺、何か言いかけたっけ……?
Wahboud : ……俺達、
何やってたんだろうな。
Foudeel : まったくだ。
どうかしてたぜ。
Bashraf : ん? 何の話だ?
Wahboud : とぼけるなよ。
だいたい、お前がいけないんだぞ。
いきなり2人で行動しようとするからよ。
Bashraf : なんだよ、
また俺のせいにするのか?
Kubhe Ijyuhla : いったい、
これはどういうことなの!?
さっきのぎこちなさはなんだったのよ!?
Kubhe Ijyuhla : 惚れ薬ぃ!?
Kubhe Ijyuhla : じゃあ、
さっきのは気のせいなんかじゃなかったのね!!
うわ~……。
Kubhe Ijyuhla : 自然に
効果がきれたみたいで、ほんとによかったわ……。
Kubhe Ijyuhla : でも、ちょっと待って。
煌きの水がかかったのは、
バシュラーフだけでしょ?
Kubhe Ijyuhla : じゃあ、
どうしてフーディールとワーブードまで……。
Kubhe Ijyuhla : ……き、きっと
近くにいたから、あの2人にも少し
かかっちゃたのかもしれないわね。
Kubhe Ijyuhla : そうよね、
そうに決まってるわ!
Kubhe Ijyuhla : キミには、
アイツらの馬鹿に付き合せちゃって悪かったわね。
Kubhe Ijyuhla : これは、お詫びよ。
受け取ってちょうだい。
アトルガン青銅貨を手にいれた!
アトルガン青銅貨
青銅で鋳造されたアトルガンの通貨。
皇国のシンボル蛇王ザッハークが刻印されている。
Kubhe Ijyuhla : キミには、
アイツらの馬鹿に付き合せちゃって悪かったわね。
■関連項目
アトルガン白門
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最終更新:2015年06月02日 22:57