命中や回避は高いに越したことはないけれど、一体いくつまで上げればいいのか、基準を考える。

命中 〔武勇〕+命中修正が8以上
回避 対ザコ:〔探索〕+回避修正が10以上
対支配者:〔探索〕+回避修正が12以上
捜索 〔探索〕か〔才覚〕+捜索修正が宮廷人数+2以上
取引(勧誘) 対ザコ:〔魅力〕+取引修正が7以上
対支配者:〔魅力〕+取引修正が12以上
神官の〔魅力〕 対【信仰】:〔魅力〕6以上
対【憑依】:〔魅力〕+修正が対象の《民》のLV+2以上

命中

命中は〔武勇〕+命中修正+ダイス目で決定され、相手の回避以上なら命中する。
逆に言えば、相手の回避とダイス目が決まれば、必要な〔武勇〕+命中修正が算出できる。
結論から言えば、〔武勇〕6に命中修正+2(【乱舞】や【突撃】等)くらいあれば、まあ満足に命中するといえる。

  • ダイス目
2D6の期待値は7だが、常に7がでるわけではない。7以上が出る確率は6割弱しかないのだ。
命中しないことにはダメージが入らないのだから、6割じゃ心許ない、8割欲しい。
2D6で8割以上期待できる値は5となる。よって、ここでは2D6の期待値は5とする。
同様に1D6の期待値は2、3D6の期待値は7、以降1D6増えるごとに期待値+1となる。

  • 命中修正
ざっと命中修正のかかるスキルを列挙してみる。
【突撃】 [乗騎]込みで命中+2、2ラウンド目からは後退⇒前進を繰り返すため命中+1
【乱舞】 8割期待値でいくと2D6⇒3D6は5⇒7、つまり命中+2
【怪物学】 命中+1
【星戦】 上昇値は1D6なので命中+2、それ以上は判定値的にも厳しい
【迷宮全席】 ターン内に1回は食事するとして命中+1、2回食事できれば命中+2
【連携攻撃】 最低2人として8割期待値でいくとダイス2D6⇒4D6は5⇒8なので命中+3、3人なら命中+5
【ほんわか】 減少値は1D6なので命中+2
【不思議な薬】 相手によるが、相手のLVは10程度、1D6は2とすると回避12以下にすると考えられる
【武器習熟】【相棒】 [石弓][拳銃]なら【武器習熟】で命中+2、【相棒】なら最終的に命中+5
【爆気】 命中+2

  • 相手の回避
新迷宮ブックの範囲で、モンスターの回避を考える。
回避20のアバオ様はいいとして、現実的に出会うLV10程度の高回避モンスターは以下があげられる。(☆は【跳ぶ】もち)
回避17 蚊の王(LV4)
回避16 抜け忍(LV6)☆
回避15 ワイヴァーン(LV8)☆
回避14 星霊(LV8)、マッハペンギン(LV2)、雲神(LV8)、羽兜の乙女(LV10)、天使魚(LV10)
回避13 鬼婆(LV7)、小人さん(LV2)、ハイエルフ(LV6)、ドモヴォーイ(LV4)、ヴォーパルバニー(LV7)、茸ドラゴン(LV7)、大目玉(LV4)、魔剣(LV7)☆
回避12 眠りの精(LV5)、妖精騎士(LV10)、どろぼう猫(LV2)、霧妾(LV4)、蛇人間(LV7)、ヴァララカール(LV8)、ダイナマイト騎士団(LV7)、三羽ガラス(LV7)、護国天使(LV9)、鮫人(LV8)

注目すべき点は回避15以上は3種しかおらず、回避14もマッハペンギン以外はLVが高く出しづらいこと。
つまり蚊の王、抜け忍、ワイヴァーン、マッハペンギンの4種を高回避モンスターとして、
【不思議な薬】や回避無視の【流れ星】【理力の一撃】【地裂】に任せた場合、安定して命中させたい相手の回避は13となる。

  • 必要な命中
相手の回避13、2D6の8割期待値5とすると、〔武勇〕+命中修正は8必要となる。
つまり〔武勇〕6に命中修正+2(【乱舞】や【突撃】等)くらいあれば、まあ満足に命中すると考えてよいだろう。

回避

回避は〔探索〕+回避修正+7で決定され、相手の命中が回避未満なら命中する。
逆に言えば、相手の命中とダイス目が決まれば、必要な〔探索〕+回避修正が算出できる。
結論から言えば、〔探索〕6に回避修正+6(【影朧】+[バカには見えない鎧]等)くらいあれば、支配者の攻撃もそれなりに回避できるといえる。
また、〔探索〕6に回避修正+4(【影朧】+[盾]等)くらいあれば、雑魚の攻撃は気にしなくてもよいといえる。
  • ダイス目
回避は命中と違い、相手のダイス目を高く見積もる必要がある。
8割回避したいのであれば、ダイス目を2割期待値に設定しなければならない。
2割期待値は2D6で10、3D6で11となる。9割避けたいなら2D6でも11、3D6以上は12(絶対成功以外回避)を設定せざるを得ない。
よって、回避の場合、相手のダイス目は10として考える。

  • 回避修正
ざっと回避修正のかかるスキルやアイテムを列挙してみる。
【跳ぶ】 修正値は1D6なので8割期待値で回避+2
[盾] 回避+1
[バカには見えない鎧] 回避+3
[しゃべる剣] 回避+〔武勇〕
【武器習熟】【相棒】 [盾][バカには見えない鎧]なら【武器習熟】で回避+2、【相棒】なら最終的に回避+5
【灯り星】 回避+1
【影朧】 回避+3

  • 相手の命中
新迷宮ブックの範囲で、モンスターの命中を考える。
武勇20のアバオ様はいいとして、現実的に出会うLV10程度の高武勇モンスターは以下があげられる。
命中13 妖精騎士(LV10)
命中12
命中11 単眼鬼(LV8)、羽根兜の乙女(LV10)、天使魚(LV10)
命中10 ダイナマイト騎士団(LV7)
命中9 一角獣(LV9)、首なし騎士(LV6)、メトロ獣騎兵(LV7)、護国天使(LV9)
命中8 ヴァララカール(LV8)、英霊(LV9)、メジャー大名(LV8)、魔剣(LV7)、イカロス(LV6)
命中7 星霊(LV8)、ノコギリ猪(LV5)、洞窟熊(LV7)、ワイヴァーン(LV8)、双頭の蛇(LV9)、吸血鬼(LV8)、暴帝(LV7)、鮫人(LV8)、淫魔(LV9)
命中6以下は山ほどいるので省略する。
上記より、支配者やその部屋の目玉モンスターなら命中8までは結構数がいることから、命中8を対支配者の場合の命中とする。
そうすれば命中9も7割回避できる。
また、対ザコの場合、命中6を相手の命中とする。

  • 必要な回避
相手の命中8、2D6の2割期待値10とすると、必要な回避は19、つまり〔探索〕+回避修正は12必要となる。
相手の命中6、2D6の2割期待値10とすると、必要な回避は17、つまり〔探索〕+回避修正は10必要となる。
つまり〔探索〕6に回避修正+6(【影朧】+[バカには見えない鎧]等)くらいあれば、支配者の攻撃もそれなりに回避できると考えてよいだろう。
〔探索〕6に回避修正+4(【影朧】+[盾]等)くらいあれば、雑魚の攻撃は気にしなくてもよいといえる。
命中と比較して、回避の難易度はかなり高く、本気で避けたいならかなり特化せざるを得ないだろう。

捜索

捜索は(〔探索〕か〔才覚〕)+捜索修正+2D6で決定され、宮廷人数+7以上なら成功する。
逆に言えば、宮廷人数とダイス目が決まれば、必要な(〔探索〕か〔才覚〕)+捜索修正が算出できる。
結論から言えば、(〔探索〕か〔才覚〕)+捜索修正が宮廷人数+2くらいあれば、捜索は十分といえる。

  • ダイス目
命中と同様に2D6の8割期待値は5となる。

  • 捜索修正
ざっと捜索修正のかかるスキルやアイテムを列挙してみる。
【罠師】 2D6⇒3D6になるので8割期待値で捜索+2
【冒険心】 捜索+2
【目利き】 捜索+2
[使い魔] 捜索+1

  • 宮廷人数
何人が適正かと言われても困るが、3人~5人程度が多い。
最高で8人宮廷でプレイしたことはあるが、捜索目標値は15に達し、【覇権】国王以外は捜索不可能だった。

  • 必要な捜索
ダイス目5とすると、捜索目標値は宮廷人数+7だから(〔探索〕か〔才覚〕)+捜索修正は宮廷人数+2となる。
宮廷人数が4人なら、〔探索〕5に[使い魔]か、〔探索〕6くらいで問題ない。
〔探索〕の高いニンジャ、〔才覚〕の高い大臣等はあえて[使い魔]を使用せず、
別の捜索要員(〔探索〕3の従者とか)に渡してあげよう。
[使い魔]2つくらい使用させれば、通路の捜索を任せることはできるだろう。

取引(勧誘)

取引(勧誘)は〔魅力〕+取引修正+2D6で決定され、相手のLV+9以上なら成功する。
逆に言えば、相手のLVとダイス目が決まれば、必要な〔魅力〕+取引修正が算出できる。
結論から言えば、〔魅力〕+取引修正が相手のLV+2あれば、取引(勧誘)は十分といえる。

  • ダイス目
命中と同様に2D6の8割期待値は5となる。
ただし、こと判定が〔魅力〕であるために、ほぼ100%[衣装]を使用する。
3D6の8割期待値は7である。

  • 取引修正
ざっと取引修正のかかるスキルやアイテムを列挙してみる。
取引の修正は目標値にかかるものが多いが、ここでは修正を反転して達成値につくように記載している。
【策士】 取引-2
【人類の敵】 取引-2
降伏した 取引+2
【啓発】 取引+〔魅力〕+1
モンスターからの《好意》 取引+《好意》
モンスターからの《敵意》 取引-《敵意》
取引のロールプレイ 取引+1~+3
見てわかるとおり、ロールプレイによってペナルティはないのだから必ずすべき。+1もらったらもうけもの。
降伏のボーナスは手加減で気絶させたモンスターにはつかないので注意。

  • 相手のLV
勧誘する最大のメリットは【憑依】のネタ元になることである。
できれば、【憑依】用お勧めモンスターに出てくるような便利スキルもちが望ましい。
そのため【憑依】が成功する程度の低LVモンスターか、{異民街}狙いの支配者クラスが勧誘の目標値となる。
【憑依】は判定値の関係で5LV以上のモンスターは対象にし辛いため、ここでは相手のLVを対ザコは5、
対支配者は10とする。

  • 必要な取引(勧誘)
[衣装]使用でダイス目7とすると、〔魅力〕+取引修正は相手のLV+2必要となる。
対ザコなら〔魅力〕+取引修正が7、対支配者なら〔魅力〕+取引修正は12となる。
対ザコなら神官がロールプレイすれば大体OK、対支配者は皆で協調行動しまくるほうがいいだろう。

神官の〔魅力〕

超重要なようで、実は意外と参照しない〔魅力〕。神官にとっては悩みの種だろう。
ここでは【信仰】【憑依】の2大スキルの判定値から必要な〔魅力〕を考える。
結論は【信仰】のために〔魅力〕6、【憑依】は〔魅力〕が対象モンスターの《民》のLV+2必要となる。
【信仰】のために〔魅力〕6にしたなら【憑依】はLV4まで、Lv5モンスターからスキル付与したいなら〔魅力〕7か
{図書館:召喚}が必要になる。

  • ダイス目
【憑依】については2D6の8割期待値は5だが、ほぼ100%[衣装]を使用するため3D6の8割期待値7を使用する。
【信仰】については失敗即全滅もあることから、3といいたいのを我慢して3D6の9割8分期待値の4を使用する。

  • 修正
〔魅力〕判定に修正がつくのは[衣装]を除けば【災禍の血統】の+2くらいである。
【憑依】は召喚スキルであるため、{図書館:召喚}の恩恵を受けられる。

  • 目標値
【信仰】の目標値は10固定である。
【憑依】の目標値はモンスターの《民》のLVによって変動するが、7LV以上のモンスターを《民》にできる機会は
そうそうないため考えなくてもよいだろう。通常は【憑依】再修得時の獲得モンスターのLV制限により、
LV5程度が限界となる。そのため10~14とする。

  • 必要な〔魅力〕
3D6のダイス目4で【信仰】を発動させるためには〔魅力〕6が必要となる。【災禍の血統】で水増ししてもよいが、
【信仰】は《配下》で回復量にボーナスがあるため、素の〔魅力〕6で「ダイス目4でも7点回復」と言えたほうがよいだろう。
【憑依】は〔魅力〕+修正が対象モンスターの《民》のLV+2あればOK。もっというなら〔魅力〕+2LVまでなら【憑依】可能。
二面人の【不思議な薬】目当てなら〔魅力〕+修正が5あれば問題ない。


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最終更新:2011年12月04日 04:36