敵本陣のモンスターと拠点を守る拠点。脆弱なモンスターを宮廷の猛攻から防ぐために使われる。 ただし「攻撃できない」であり、ダメージは受けるため「{要塞}に[爆弾]or{大砲}」での範囲ダメージは受けてしまう。 (【剣劇】【範囲攻撃】では攻撃対象にとれない) 3LV以上の宮廷は一撃で{要塞}を吹き飛ばすため、HPの低いモンスターをいくら守ろうとしても無駄なことも多い。 結局は「攻撃役の宮廷メンバを近寄らせない」のが最善手になる。 『愚か』なモンスターがうっかり{要塞}から出て行ってしまわないよう注意すること。 接近防止と『愚か』対策で敵後衛に{決闘場}を置くとよいかもしれない。
後からモンスターにアイテムを持たせる拠点。最初からアイテムを持たせると配置制限に引っかかるため、非常に便利。 モンスターの種類を意識して揃えておくと更に効果が高い。 よくあるのは大量の前葉体に[戦斧]や兵士に[ポーション]蚊の王に[盾]小鬼に[鉄砲]など。 価格の高い[復活薬]や[大砲]は、《生産力》がもったいないので素直にダンジョンオタクに頼むか配置時に持たせよう。
2つの能力がどちらも強力な拠点。 追加生産力目的で配置することが多いが、全判定に+1D6も全員に【乱舞】と考えれば圧倒的な戦力上昇になる。 ぜひ支配者の部屋に配置して《生産力》をがっつり稼ぎつつボス戦を強化しよう。 【乱舞】もちの傭兵沢山と【人間指揮】の暴帝と組み合わせたりすると、傭兵が4D6振って11で絶対成功の強敵となる。 更に【受け流し】も3D6振るため、防御面も強化され相性が良い。
モンスターに【死ねない体】を付与して復活させる拠点。コンボ好きGMに人気。 コストさえ足りればどんなモンスターにも【死ねない体】を付与できるため、モンスターによっては非常に厄介なことになる。 LV1のキンギョに【死ねない体】が付いただけで、延々【かばう】されて全滅なんてこともあり得る。【抗魔式】が最優先な理由の1つ。 また、アイテムやジョブを持たせて強化したモンスターを復活させて使いまわす手もある。 対策としては、死亡していなくては対象にできないのを逆手にとって「手加減」して倒す方法がある。
モンスターと《生産力》を移動させる拠点。よく「好きなモンスターを追加で配置できる拠点」と勘違いされる。 支配者の部屋に生き残ったモンスターを集結させ、配置制限以上のモンスターでお出迎えするのに使用する。 補助なので、倒されるそばから取り替え子やキンギョを呼んできたりすると便利。 全部屋掃除されてから支配者に向かう慎重派の宮廷には、どこともつながっていない部屋に{補給線}{結界}{ブレーメン}と モンスターを配置し、{補給線}で適宜送り込むなんて反則スレスレの技もある。 これならシナリオ作成時にモンスターの数も種類も決めずに置き、欲しいモンスターをその場で考えて送り込める(外道)。 支配者の位置を変えちゃうなどの大技を使う場合は《生産力》の確保に全力を尽くそう。 配置エリアに関する記述が無いので使う際はあらかじめPLにどのエリアにおくのか伝えてもいいかも。
宮廷か王国にダメージを与える拠点。判定難易度はこの拠点に宮廷が近づくごとに高くなる。 《生産力》3も消費して判定に失敗したメンバに1D6ダメージでは、{巨大岩石}と大差なく残念。 わざわざ《気力》稼ぎのチャンスを与えるようなもの。 そのため、メインの用法は王国の《民》減少のほうになる。 判定難易度が高いため、《民》も《民の声》も結構削れるはずだ。 しかし現在の宮廷への攻撃力は無いに等しいため、ついつい{指令室}{補給線}が優先されやすい。 《民》合計が190人とかの、王国LVが上がりそうなシナリオで出してぜひ連打してあげよう。
支配者や目玉モンスターを2回行動させる拠点。 ダイナマイト騎士団や死神、茸ドラゴンなどの武闘派を再行動させてもよいし、迷宮病患者や貧乏神を再行動させるのも面白い。 恋のぼりで2回【合体攻撃】なんて即死級の技もある。 効果が強力な分、コストも重い。使う際には使用タイミングをよく吟味しよう。大抵は支配者戦の1ラウンド目になると思うが。
ラウンド終了時に指定エリアにダメージを与える拠点。 当然そのエリアから逃げ出そうとするため、逃がさないよう追い込む仕掛けが必要になる。 味方本陣を指定して、他のエリアは全て{竜巻}とか味方後衛に{決闘場}、味方本陣に{底なし沼}、 取り替え子で【足止め】、お化けシーツやメイクイーン、[クラッカー]で押し込むなどが考えられる。 コストが重く、2回目の使用は厳しいので、なんとかして当ててやろう。
宮廷全員にダメージと《配下》減少をしてくる拠点。最大の特徴は移動すること。 宮廷を後ろから追いかけたり、逆に逃げてみたりシナリオギミックとして使用できる。 かなり丈夫なため、ノーガードでも1ラウンドくらいは耐えてくれるが、過信は禁物。基本は寄せ付けないこと。 ダメージはそれなりにあるので、[強壮剤]持ってない神官や大臣はキャーキャー言わせられるだろう。 移動に《生産力》を消費するため、毎クォータ移動していると《生産力》が貯まらないことに注意。{巣穴}との併用を考慮しよう。
R&R102 距離や通路の有無を全部無視して移動できるのが便利。
R&R114掲載 自軍本陣にいるモンスター以外に対する攻撃には射程減の効果は無い。宮廷メンバーや重要NPCを攻撃の対象にする際は注意が必要。
R&R115掲載 作戦判定前からあらゆる判定の達成値を2点減少させる効果は強力。
R&R116掲載 妖精カテゴリモンスターと指定されていない。モンスター以外の妖精(《配下》やモンスターPC等)も数に含まれるかで強さが変わる。
【鍋】 【がまぐち】 【マント】 【カード】 【エプロン】【住民台帳】 【魔道書】 【担架】 【チョコレート】 【救急箱】 【お守り】 【拷問具】 【罠百科】 【小鬼の襟巻】 【隠れ兜】 【剥製】 【香水】 【藁人形】 【操りロープ】 【盗賊の7つ道具】 【鞍】 【琵琶】 【消火器】 【釣竿】 【工具】 【守りの指輪】 【携帯算術機】
R&R117掲載 それなりな効果はあるが、起動コスト3点を支払ったうえで《生産力》の合計が5点以上ないと拠点の効果が発揮されないのが辛い。
R&R118掲載。{補給線}と同じく配置するモンスターを戦闘エリアのどこに置くのかが不明。 特にこの拠点のある部屋での戦闘中に発動すると困る。
R&R119掲載 死霊カテゴリモンスターの数が物をいう。ゾンビモンスターなどと併用すると効果抜群。
R&R120掲載 再配置するエリアに制限がないので宮廷側本陣に再配置したりもできる。 タイミング補助の【電撃作戦】に対しては割り込み処理のため、先に再配置してしまうため、【電撃作戦】は天敵。
R&R121掲載 ダメージ3点減少は便利。発動コストを下げるために、是非人間カテゴリモンスターを配置したい。
R&R122掲載 《HP》が0以下になっても行動不能や死亡にならないため、無茶苦茶な量の《HP》コストを支払った凄いコンボができる。 例としては《HP》1億点支払った【強化術式】で【流れ星】を撃ったり。やめておいた方がいいと思う。
R&R124 ダメージ軽減でないほうの効果を受けられるモンスターは魔天子を含む全7種類。 個人名で「雪」「冬」「氷」をつければどんなモンスターにも効果はある。 報酬が空欄なので残しておいても何も良いことがない。溶けてなくなってしまうのだろうか?
【雪男(鬼族)】 【フエタール翁(鬼族 氷の鞭 所持)】 【雪うさぎ(魔獣)】 【雪印(天使)】 【雪だるま(天使)】 【冬将軍(天使 吹雪 所持)】 【チェラヴィーン(魔天子 迷宮雪崩 所持)】
R&R125掲載 強制移動が面白い。{巣穴}以外で追加生産力を持つ貴重な拠点でもある。