ギャレス

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ギャレス


正義のアークエンジェル

銀河に広がる邪悪を打ち破る正義のアークエンジェル、それがギャレス ヴァカリアンだ。
彼はどうしてそんな正義感の強いトゥーリアンになったのか。それは、父親の影響でC-Secの
職員になったことが切っ掛けだ。

ギャレスの父親は、プライマークの友人でもあり、後にタスクフォースを作ることになる
トゥーリアンの有力者の一人である。

ギャレスは、タリゾラと同様に、Mass Effect1、2、3を通じて、シェパード チームの
クルーになったトゥーリアンである。
BioWareによると、ギャレスが使われた回数はトップクラスで、味方にしたい筆頭に輝いた。

彼は、スナイパーライフルなどの長距離射撃を得意とするが、これはC-Secアカデミー時代に父親から
直接、その撃ち方を教わったことに由来する。

ギャレスの母親は交通事故に遭い、ギャレスは研修を中断して母親を見舞うが、母親はその後亡くなる。

彼にはもう一人、妹がいた。ギャレスは家族思いで、C-Secになる前は、ことさら家族の心配を欠かさない。

そんな心優しいトゥーリアンのギャレスには、多くの艱難辛苦が待ち構えていた。
そして、パラヴェンや銀河系にいるあらゆるトゥーリアンの運命が彼の肩にのしかかろうとしていた。



正義への道

2183年、ギャレスは、シェパード少佐と共にソヴリンによるシタデル襲撃を防衛した。

シタデル評議会はソヴリン撃退後、シェパード少佐が言い残したリーパー襲来説をあまり信じなかったために、
銀河系で起こっている数々の事件を放置するに至った。

ギャレスは、ソヴリン撃退の功勲をもって、彼の念願であったC-Secの職員になった。
だが、ギャレスにとってC-Secという仕事は、正義を貫くどころではなく、不満を募らせる毎日が続いた。

シタデルにおいて、C-Secが裁くことのできる権限は限られていたので、犯罪行為が行われても
手が出せない場合が多々あった。
この事は、リーパーとの紛争以後も改善されることはなかった。

ギャレスは、キッシュパウというレッドサンド密輸業者を取り締まることができないでいた。
これは父親の時代からあるもので、どうすることもできないこの状況下で、彼は自分の手で正義の
鉄槌を下すべきだと考えた。

犯罪行為をのさばらせるC-Secの現状に不満を持った彼は、C-Secを辞職した。

父親には申し訳ないと思ったが、こうすることが自分の道だと思ったからだ。

そう、ここから、彼は正義のアークエンジェルになっていった。

C-SEC捜査官チェリックからベイリー捜査官へ

C-SECの士官にチェリックというトゥーリアンがいたが、彼はMassEffect1でアサインメントで登場するが、ギャレスがC-SECに入ってからは彼と対立していた。サレンへの調査を中止させたのもチェリックだった。ウディナはシタデル評議会においての地位向上を図って進めたのがC-SEC捜査官の交代で、人間を嫌うチェリックを降ろして、アルマンド ベイリー捜査官を赴任させることにしたが、家族を地球に置いてくることになったことは、コミック「MassEffect Inquisition」でも描かれてある。

30年間C-SECを務めたチェリックだったが、彼はMassEffect1ではずっと行政区にいたが、小説では数多く出演していた。アンダーソン、セイン クリオス 、リアラ ティッソーニ、アリア ティロークなどだ。ウディナがC-SECが調査している事を知って動こうとした時、チェリックは罠にはまり、ベイリーが彼を逮捕、ウディナの命令でC-SECの一人が彼を射殺し、その後ベイリーがそのまま彼の地位に就いた。ウディナはC-SECを人間の手に収めたかったが、評議会にはトゥーリアンの評議員がいるためにC-SECにおけるトゥーリアンの強い権限はウディナにはどうすることもできなかった。なので大使館の女性アニタ ゴイル大使の権限を強化させるのが精いっぱいだった。


オメガを斬る

キッシュパウを捕まえるには、その元をたどるしかなかった。
レッドサンドの密輸が行われているその足元とは、アリア ティロークの支配地域であるオメガだった。

オメガは無法地帯であり、アリアの配下である傭兵部隊が幅を利かせ、多数の無法者がしたい放題で、
ギャレス一人では敵があまりに多すぎる。
ギャレスは、一人で悪に立ち向かうのではなく、優秀なメンバーを集めることにした。

その一人がランタル シドニスである。彼を含めて12人の部隊を編成した。
バタリアンのテックスペシャリストに、歴戦の傭兵、また、セキュリティ コンサルタントに、C-Secのエージェント。

この怒れる12人の男達は、キッシュパウを追い詰めて、レッドサンド密輸業者に正義の鉄槌を下して
その脅威を取り払った。
シャドウブローカーの船のビデオアーカイブにも、ギャレスの活躍の映像を見ることが出来る。

ギャレス チームは、こうした悪の断罪によって多額のクレジットを稼ぎ、多額の資産を増やすことができた。

一部のメンバーは、この資産で気ままに暮らそうという者もいたが、ギャレスは、このオメガには
まだまだ正義の浄化が必要だ、と言ってチームの継続を促した。


裏切り

ギャレス チームは、さらに横行する犯罪者やテロリストを排除したりして大成功を収めたが、
その反面で多くの敵を作ってしまった。

アリア ティロークに「悪を断罪しようなどお笑い種だ」と言わせるほど、オメガでは、正義という
言葉は似つかわしくなかった。

オメガには、多数の傭兵部隊がいて、アリア ティロークがそれを統括していた。

ブルーサンズ傭兵部隊、ブロッドパック傭兵部隊、エクリプス傭兵部隊と3つの傭兵部隊があったが、
どの傭兵部隊も、機会があればアリアに反抗しようとするような連中ばかりだった。

他に、タロンというトゥーリアンの部隊がいて、彼らはアリアの支配下ではないため、
民衆の側についていた。

そんな中、ブルーサンズは、最近のギャレス チームの活動をよく思っていなかった。
レッドサンド密輸業者が片付けられて、稼ぎが減ってしまった彼らは、何とかギャレス チームとその中心で
あるアークエンジェルを葬ろうと考えた。

ギャレス チームのメンバーの一人、ランタル シドニスが、まずブルーサンズに捕まった。
シドニスは、アークエンジェルを誘き出す作戦にまんまと使われてしまう。

シドニスは、ギャレスに通信を送り、「捕まったので助けに来て欲しい」と救援を請う。
ギャレスは直ちに、彼を救うべくその地点へ向かう。

ギャレス チームの隠れ家には、ブロッドパック傭兵部隊が向かっていた。

ギャレスは、シドニスから受けた地点に向かったが、そこはもぬけの空で、誰もいなかった。
ただ、その周囲にヴォーチャがたむろしているだけ。

これは罠だと気づいた時には既に遅く、ギャレスが隠れ家に戻った時には、ギャレス チームは全員殺されていた。


アークエンジェル

ブルーサンズや、ブロッドパックにしてやられたギャレス。
シドニスは救援を連絡してきたが、結局、彼の姿はどこにもないことに、ギャレスは強い疑念を抱いた。

ギャレス「まさか奴が裏切ったのか?!」と、それに気づいて壁を拳で叩いた。

ギャレス チームはシドニスを除いて全員殺されてしまったことに悔しさと、自責の念が襲う。

彼は、父親の教えに逆らったことに後悔の念を禁じえなかった。

だがしかし、彼はこのオメガにおいてこそ、正義のアークエンジェルが活躍する場だと思えてならなかった。

こうしてギャレスはただ一人、シェパード少佐が迎えに来るまでの間、横行する犯罪者共をを排除し、
傭兵部隊を相手にして日々戦い続ける。



コミック「ホームワールド3」


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